八幡平と森吉山を結ぶ分水嶺 森吉山〜小池ヶ原〜割沢森東の鞍部(高場森分岐)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 927m
- 下り
- 957m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒバクラ岳登山口から綺麗に整備された登山道が山頂まで続く.最初はブナの樹林の中で登るにつれて針葉樹と低めの広葉樹が目立つようになる.ヒバクラ岳近くから湿原が現れる.木道が整備され歩きやすい.山人平付近は湿原と木道が続く. 割沢森に向かう登山道はヒバクラ岳を登らず南西を巻くが,ここから登山道が整備されていず笹のやぶ漕ぎになる.登山道は残っているが,笹が被さって足元が見えず歩きにくい.笹は細いので通過をためらうほどではない.小池ヶ原近くの北側をトラバースする部分は足元が斜めになっており歩きにくい.小池ヶ原から少し下ったあたりから笹の刈り払いがされ下るにつれて歩きやすい登山道になる. 黒石川林道は途中の沢で林道が崩落し登山口側が荒廃しているが,崩落地まではキノコ採りの車が入っていた. |
写真
感想
最後に残った夏休みをやっと金曜日に取ることができたので土曜日とあわせ2日間で長野の分水嶺歩きを計画したが猛烈な台風19号が来るので中止した.日曜日の後半から天気が回復しそうだが連休後半は私用と仕事があるので延期もできない.そこで天気の良さそうな場所を調べた結果,北東北は金曜日の午前中だけは晴れそうなので森吉山に決めた.今回は森吉山東側の登山道のある部分の分水嶺を歩いた.中央分水嶺の八幡平から森吉山に続く稜線は米代川と雄物川水系の分水嶺になっているが,今回歩いた稜線は米代川水系なので小さな分水嶺と言える.
ヒバクラ岳登山口から森吉山までの登山道は綺麗に整備されおり,またヒバクラ岳近くや山人平付近は湿原と木道が続きとても良い登山コースと思う.ヒバクラ岳分岐から割沢森に向かう登山道の前半は整備されていず笹のやぶ漕ぎになる.道は残っているが荒れており笹がかぶさって足元が見えず歩きにくい.小池ヶ原から少し下ったあたりから笹の刈り払いがされており下るにつれて歩きやすい登山道になる.整備された登山道の脇に刈り払い機が置かれていたので今年中に登山道上部も整備されるかもしれない.黒石川林道は途中の沢で林道が崩落しておりここより登山口(東南)側の林道が荒廃しているが,この崩落部分までは車高の高い車なら入れる.
森吉山は約40年前の夏に森吉ダムが出来て水没した様田のバス停から林道を歩きこめつが山荘と山頂近くの避難小屋に泊まり南側の戸鳥内まで歩いたことがあるが,スキー場や阿仁ゴンドラがない時なのでまだ登山者は少なく誰にも会わなかった.今日も登山中誰にも会わなかったが,戻ってきた時にヒバクラ岳登山口に数台の車があった.森吉山は西側からの登山が一般的だと思うが,東側も平日にも関わらず登山者がいる.森吉山も登山に身近な山になったと思う.
焼山から今回歩いた場所までの分水嶺は道がほとんどないようなので機会があれば残雪期に歩こうと思う.
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