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Yamareco

記録ID: 206026
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

山花が続く旧修験場の「葉山(村山)」

2012年07月09日(月) [日帰り]
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GPS
04:35
距離
5.2km
登り
441m
下り
430m

コースタイム

(登り)登山口 8:40 → 9:38 まっと沼 → 10:07 トンボ沼 → 10:27 葉山神社(奥の院)→ 11:04 山頂
    (所要約2時間20分/休憩・撮影時間を含む)
(下り)山頂 11:28 → 11:59葉山神社 → 13:15 登山口 (所要約1時間50分/同前)
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 山形道 西川IC → 十部一峠(国道458号)→ 葉山林道(終点)
コース状況/
危険箇所等
1 十部一峠までの国道458は細いカーブが続き一部舗装切れがありますが通行可能です。
2 葉山林道は全線オフロードですが終点まで入れます。
3 林道終点200M手前路肩に 4〜5台の駐車が可能です。
4 登山道は良く整備され、危険箇所はありません。

入山口
登山口への入口は国道458号線の十部一峠から東側の「葉山林道」に入る。
入山口
登山口への入口は国道458号線の十部一峠から東側の「葉山林道」に入る。
駐車場
オフロードの林道を5.1キロ、約15分進むと登山口の白い看板が現れた。
駐車場
オフロードの林道を5.1キロ、約15分進むと登山口の白い看板が現れた。
登山口は?
路肩に車を止め、標柱付近の薮を探すがどうにも登山口が見付からない。止むなく林道の先へ200M程進むと・・・
登山口は?
路肩に車を止め、標柱付近の薮を探すがどうにも登山口が見付からない。止むなく林道の先へ200M程進むと・・・
登山口
終点付近に登山口の標柱が。駐車場付近にちょっとした配慮(表示)がなく、登山は自己責任ながら人騒がせなことよ!
登山口
終点付近に登山口の標柱が。駐車場付近にちょっとした配慮(表示)がなく、登山は自己責任ながら人騒がせなことよ!
花発見
登山路で最初に目が止まったのは大振りの「ラショウモンカズラ。
2
花発見
登山路で最初に目が止まったのは大振りの「ラショウモンカズラ。
涸れ沢
すぐさま巨石に埋もれた涸れ沢(「かくるみ沢」と呼ぶらしい)が現れるが、ここも目印なく進行方向が不明。
涸れ沢
すぐさま巨石に埋もれた涸れ沢(「かくるみ沢」と呼ぶらしい)が現れるが、ここも目印なく進行方向が不明。
ブナ美林
涸れ沢を10M程登ると右手に這い上がる道があり、どうやらここが登山路の様子。登り切れば美しい巨木ブナの道が続く。
ブナ美林
涸れ沢を10M程登ると右手に這い上がる道があり、どうやらここが登山路の様子。登り切れば美しい巨木ブナの道が続く。
白装束
ブナの林床には季節の使者、白装束の「ギンリョウソウ」が咲く。山登りを始めて最初に出会った時の驚きが懐かしい。
白装束
ブナの林床には季節の使者、白装束の「ギンリョウソウ」が咲く。山登りを始めて最初に出会った時の驚きが懐かしい。
稜線の沼
九十九折のブナ帯を抜けると標高1,340M付近で稜線に飛び出した。稜線左手には小さな「まっと沼」が。
稜線の沼
九十九折のブナ帯を抜けると標高1,340M付近で稜線に飛び出した。稜線左手には小さな「まっと沼」が。
ぬかるみ
沼から先の稜線は低灌木帯に変わり、なだらかな道が続く。所々ぬかるみも現れ歩き難い。生憎の天気で前方のピークもガスの中だ。
ぬかるみ
沼から先の稜線は低灌木帯に変わり、なだらかな道が続く。所々ぬかるみも現れ歩き難い。生憎の天気で前方のピークもガスの中だ。
花火
こんな日は路傍の花を愛でながら歩くとしよう。花火のような白い「ユキザサ」の花。
1
花火
こんな日は路傍の花を愛でながら歩くとしよう。花火のような白い「ユキザサ」の花。
常連
常連の「ミツバオウレン」の群生もあちこちに。
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常連
常連の「ミツバオウレン」の群生もあちこちに。
稜線台地
前進するも標高は殆ど変わらす。台地は「しゃくなげ平」と呼ぶらしいが、シャクナゲの花は見当たらない。
稜線台地
前進するも標高は殆ど変わらす。台地は「しゃくなげ平」と呼ぶらしいが、シャクナゲの花は見当たらない。
残り花 1
一帯には「タムシバ」の残り花が目立つ。
残り花 1
一帯には「タムシバ」の残り花が目立つ。
急登再開
平坦路が終わると「どうたん坂」(→どうだん坂?)の登りが始まる。
急登再開
平坦路が終わると「どうたん坂」(→どうだん坂?)の登りが始まる。
上品
やや終期の「サラサドウダンツツジ」が現れる。赤い縞模様が上品で美しい。
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上品
やや終期の「サラサドウダンツツジ」が現れる。赤い縞模様が上品で美しい。
振り返り
どうだん坂から平坦な稜線を振り返る。
振り返り
どうだん坂から平坦な稜線を振り返る。
池塘
坂を登り切ると再び小さな池塘が現れた。「トンボ沼」と呼ぶらしいが、左手からは「肘折コース」が合流する。天候のせいかトンボの姿は見えない。
池塘
坂を登り切ると再び小さな池塘が現れた。「トンボ沼」と呼ぶらしいが、左手からは「肘折コース」が合流する。天候のせいかトンボの姿は見えない。
乱舞
沼の回りには沢山の「ウラジロヨウラク」が今が盛りと咲き乱れる。
乱舞
沼の回りには沢山の「ウラジロヨウラク」が今が盛りと咲き乱れる。
初夏
再び短い登りとなり、ピーク直下で初夏を伝える「ハナニガナ」が迎える。
初夏
再び短い登りとなり、ピーク直下で初夏を伝える「ハナニガナ」が迎える。
神社
そして直ぐさま「葉山神社」(奥の院)の建つピークに到着。本殿の場所は解らないが、比較的新しい。好展望の場所らしいが今日は見えない。
神社
そして直ぐさま「葉山神社」(奥の院)の建つピークに到着。本殿の場所は解らないが、比較的新しい。好展望の場所らしいが今日は見えない。
季花
神社裏手にも季節を語る「マルバシモツケ」が咲く。
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季花
神社裏手にも季節を語る「マルバシモツケ」が咲く。
山頂草原
一息入れ、南方の鞍部越しに見える葉山本峰を目指す。所要10分とある。鞍部には小さな池塘草原が広がり、左手は「山ノ内」コース、右手は「畑・岩野」コースへの分岐点だ。本峰は右手に進む。
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山頂草原
一息入れ、南方の鞍部越しに見える葉山本峰を目指す。所要10分とある。鞍部には小さな池塘草原が広がり、左手は「山ノ内」コース、右手は「畑・岩野」コースへの分岐点だ。本峰は右手に進む。
開花
陽当たりの良い池塘には「ミツガシワ」が開花している。
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開花
陽当たりの良い池塘には「ミツガシワ」が開花している。
残り花 2
「ハクサンチドリ」も残っている。
残り花 2
「ハクサンチドリ」も残っている。
山頂
鞍部を登り返して「葉山」山頂(1,461.7M)に到着。登山口からゆっくり登って所要2時間20分だ。山頂は無人、気温25°、放射線量(地表)は「0.08」μsv/hだった。
山頂
鞍部を登り返して「葉山」山頂(1,461.7M)に到着。登山口からゆっくり登って所要2時間20分だ。山頂は無人、気温25°、放射線量(地表)は「0.08」μsv/hだった。
昼食
山頂は展望なく、「ハクサンシャクナゲ」を愛でながら昼食。
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昼食
山頂は展望なく、「ハクサンシャクナゲ」を愛でながら昼食。
下山開始
山頂東側は富並川源頭部に切れ落ちる谷。残雪も残る谷から雲が湧く。前方ピークに小さく葉山神社が見える。
下山開始
山頂東側は富並川源頭部に切れ落ちる谷。残雪も残る谷から雲が湧く。前方ピークに小さく葉山神社が見える。
岩場の花
可憐な「アカモノ」の花。亜高山帯の岩場に咲いて秋には赤い
実を付ける。
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岩場の花
可憐な「アカモノ」の花。亜高山帯の岩場に咲いて秋には赤い
実を付ける。
月山
帰路西方の雲間から残雪の「月山」が覗く。山容の大きさが解る。登山口まであと僅か、今日も楽しい一日だった。
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月山
帰路西方の雲間から残雪の「月山」が覗く。山容の大きさが解る。登山口まであと僅か、今日も楽しい一日だった。

感想

1 六月は多忙で山に入れず禁断症状が出た?ので、足慣らしに山形県寒河江市から「村山葉山」に登った。
2 名峰月山の陰に隠れヤマレコへの登場も少ないが、此の山も二つのピークを渡り歩く大きな山で、中々の
 存在感がある。
3 稜線までの前半は美しい巨木ブナの道、後半は眺望広がる快適な稜線漫歩(ただし今回は曇天で見られず)
 とコースに変化があり、何より遠来者には登山口が高い安直さが良い。
4 登山路は美しい草花に飾られ、とても快適な一日でした。

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