尾瀬至仏山花に招かれ


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 857m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 鳩待峠から山の鼻まで雨、尾瀬ヶ原小雨、至仏山登山から曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の後で山の鼻から至仏山への登山道は、かなり水が流れている、滑らないように要注意、だんさん雲がとれて 尾瀬ヶ原がだんだん大きく見える、ついに燧ケ岳も顔を出す、高山植物のお花がいっぱいもう百花繚乱で 道草をくうので時間がかかる。 |
写真
感想
早朝、戸倉が近づく頃から雨が本降りになって今日の山行はどうなるのだろうと不安な面持ちの中出発です。今日はlemonberryさん家族と3度目の登山です。
鳩待峠から雨の中大勢の人が歩いています、木道のクマよけ鐘を鳴らして山の鼻へ着きました。
一休みして尾瀬ガ原は初めての人が多いのでニッコウキスゲが咲いていることを願って、少しだけ湿原の入口を歩いてみました。行くと、あった!− キスゲが咲いている。
アヤメ?だと思ったらカキツバタだろうかいっぱい咲いている、やっぱり尾瀬に咲くと花が違う様な気がする。アザミだろうかタムラソウだろうかきれいな紫だ、雨でいっそう色鮮やかだ、今日は花の写真を少し工夫して撮ってみようと思う。
たくさんの花の湿原も気になるが今日は登山が本番なので木道は少しでUターンです。
山の鼻に戻る頃雨が小雨に変わってきました。
水を汲んで出発です、研究見本園の木道を進むと花が見て見てと言ってます、思わず立ち止り写真を撮る、今日は花と会うのが目的だが立ち止りが多くなり過ぎない様にと思うが、この先どうなるか自分ながら少し不安だ。
登山道に入ると雨が降っていたので案の定、道は川状態だ、滑らない様に注意しながら進む、森林限界になる頃ベンチがある、一度歩いて道を知っているので楽だ。
登山道にもキスゲが滴を付け咲いている、きれいだ、水が流れるやっかいな歩きを慰めてくれる。ベンチに着くころはすっかり雨が上がって雨具を脱ぐ、少し上がって下を見ると湿原が見えるガスが段々晴れてくる、気持ちがいい景色だ。
石の階段がなくなり本格的に陀紋岩の道を高度を稼いでいく、道には次々に花が現れるハクサンコザクラかと思ったがどうも少し違う、ユキワリソウだ、始めは1株1株見えていたユキワリソウが団体で咲いている、どうやったらきれいに撮れるだろうかと何枚も同じ花を撮る。23歳のヒデさんは高尾山に続いて2度目の登山だそうだが元気にどんどん先を歩いては待っている。若さってすごいなー。
振り返って下を見ると湿原がまた1段と大きく見えてくる、山の鼻の山小屋も見える、ずっと向こうの竜宮の小屋も赤い屋根が見える。燧ケ岳はガスの中だ。コケモモだろうかアカモノだろうか可愛い小さい花がまた足を止める、息を整え、あっホソバウスユキソウがこっちよーと呼んでいる。あった、思わず山道をまたいで他の花を踏まない様に気を付けて近づくと、早池峰ではまだ小さかったがここでは大きい。
横を見るとヨツバシオガマ、あれこれはシオガマとまた違うハクサンチドリだ、この花はこの先ほとんど見なかったです。チングルマが群生している、もう花がいっぱいです。下から人が登って来たので慌てて登山道に戻る。
陀紋岩の大きな岩を注意深く超え高度を稼いでいきます。
ウチワのようなシオガマがいっぱいタカネシオガマらしいが群生している、あれーシャクナゲが1輪、1輪と咲いているシャクナゲはいっぱい咲くイメージがあったがそうでは無いらしい。きれいな薄ピンクの花だ。もうホソバウスユキソウもいっぱい、いっぱい咲いている。いろんな花が咲き乱れまさに百花繚乱。
山頂で昼食の予定だったが時間を食ってしまい、手前の天ガ原でlemonさんがリゾットを作ってくれて昼食です、これは旨いです。
山では温かい食事が贅沢だ。向こうをみると燧ケ岳がいつのまにか顔を見せてくれた、出だしの雨が嘘の様だ。ラッキーな山行になった。
おなかが一杯になって元気に歩きだすとやっと山頂に立つことが出来てました。みんな頑張りました。万歳です。空もはれて雲間から遠く東北から新潟方面の山がうっすらと見えます。
きれいです、気持ちがいい山頂です。
山頂の晴れはいつ以来だろうか、1か月以上前のような気がする。
下山道もまた歩きにくい道が続く中、花が余計に行く手を阻む、こうなると休んでいるのか歩いているのか、止まっている時間の方が長いような気がする。帰りの時間も少しだけ気になるがゆっくりと下山する。登るときは水が流れて靴がきれいになったが下りはぬかるんでドロドロだ、しかも石が狭く歩きにくい。
遠くを見ると何とも気持ちが良い稜線が続く、振り返ると荒々しい至仏山頂の岩岩。下の方にダムが見える、えーと何処だっけ、山をみて笠が岳を思い出した。そうだ奈良俣ダムで向こうの山が武尊だ、うーん きれいだ気持ちいいーっ。。
小至仏の山頂でそこにいた人にスイカをいただいた、思ってもいない差し入れを頂きそのうまさに感激です。4人のグループだった。lemonさんのマイロ君も新潟の児玉すいかに満足したようだ??。
またきれいなシャクナゲにあった。雪渓が残っているとヒデさんが雪だるまを作った、うまいなー 後を歩く人が喜ぶだろう。ずっと隠れていた燧ケ岳が再び見えた、堂々としている山だ、近いうちに行くので待っててねと思う。
下りやすく歩きやすくなった頃、段々と最後のバスの時間が気になりだす。下〜の方に鳩待峠が見える、大丈夫と言いながら急ぎ足で下った。4:40分、朝7:40歩きだしたので9時間もいたようだ。天気も良くなって、きれいな花を胸いっぱい味わえてこれ以上ない山行だった。lemonさん家族も満足して貰えただろか。
こんばんは、yumesouf様
いろいろな種類の花があり
写真を撮るのも時間がかかることでしょう。
花の写真は曇天の方がいいですよね。
明るいマクロレンズで
写すともっとはまりますよ。
あ〜私も行きたい。
この土日も拘束時間が多すぎてダメ
明日は・・・・。
でも、畑や庭の草がすごいことになっている。
こんにちは aonumaさん
すみません 幸せすぎて申し訳ない様な
もう花で酔いそうな位いっぱいでした。
花があると登っても疲れを感じないですね。
一眼レフでマクロレンズですか
自由に撮れたら楽しいでしょうねー。
今回は露出を変えたり、シャッタースピードをスローにしたりしましたが、どうもISOを低くしたのですが
逆だったようです。 難しいです。
畑仕事ですか? 行っているかなー?
多分今日は天気がいいので・・・
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