金剛堂山へ 気持ちいい山頂
- GPS
- 05:49
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:48
3:00 安曇野穂高発 白木峰目指す
高山・飛騨市経由 河合471号通行止め
8:00 360号 八尾から杉平キャンプ場 白木峰への林道通行止め
白木峰あきらめ 金剛堂山へ 富山側から
9:10 金剛堂山 栃谷登山口着
<復路>
15:30 登山口発
17:00 南砺市 泊 翌日 医王山へ
天候 | 曇り・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富山県八尾から472・471号と 天竺温泉の郷目指すその先すぐに 栃谷登山口 駐車場 トイレ(快適) 水場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹に覆われているところあるが問題ない 朝早いとずぶ濡れ覚悟 ぬかるみが多いので足下注意 |
その他周辺情報 | 金剛堂山 栃谷登山口近く 天竺温泉(水曜定休日) 富山県南砺市利賀村上百瀬482 目指していくといい |
写真
感想
2019年(令和元年)10月16日(水)
金剛堂山へ 高原のような三つの頂
北陸の3座(白木峰・金剛堂山・医王山)を目指した。
今日の午前中は白木峰へと計画していた。
岐阜・富山の道路状況がよく分からず来たところもあり、
まず471号は調べた限り通れるはずであったが岐阜県から富山県側へは抜けられないとのことで最初のつまずき。
360号に変更して富山県八尾側から大回りで471号へ入り
杉平キャンプ場へようやくたどり着いた。
ところがキャンプ場から白木峰八合目登山口までの林道が通行止め。
登山口まで8km以上歩かなくてはならないと言うことで諦める。
白木峰を登った後に登る予定の金剛堂山、栃谷登山口へ向かう。
土砂が流出したような道も見られ金剛堂山も登れるのだろうかと心配しつつ進む。
天竺温泉の郷の大きな建物群を通り過ぎるとすぐに車が何台か止まっている栃谷登山口へ着いた。
自宅から6時間ほど経っていたので、金剛堂山のスタート地点に立ち、登ってもいないのにほっとする自分がいた。
全部で8台の車が止まっていて富山ナンバーは一台のみ。
金剛堂山の情報のひとつ、背丈ほどの笹の藪漕ぎが念頭にあった。
これだけの人が入り込んでいると考えると笹の藪漕ぎで朝一番は
びしょ濡れになるのが分かっているだけに、何人もが先行していることを思うと少し安心さえした。
鉄の橋を渡り登山道に入る。
沢筋を登り、沢を越えると一気に高度を上げていく。
しばらく歩くと「栃谷登山口から1km地点」の表示が出てきた。
周りは幹の美しいブナ林が広がっていた。
登山口から2km地点の先、1346mピークの先の下りからは、
初めて金剛堂山の山頂方面が見られた。
3km地点辺りは紅葉が盛り、見頃となっていた。
その先視界が開け眼下には営業中止をしているスノーバレー利賀スキー場が見られた。
4km地点では登山道に笹が覆うように出てくる。
藪漕ぎ程ではないが煩わしさはある。
多くの先行者がいるために露は全くないと言っても良く濡れずにすんだ。一番最初に下山して来た方と話をすると、
登るにびしょ濡れになり山頂で着替えたという。
正に露払いをしっかりとしてくださったようだ。
前金剛の山頂へ急坂を登り切ると飛び出す。
まず黒い大きな石造りの山名盤が目に入った。
私の見てきた山名盤の中では多分最大級のものと思う。
石造りの金剛蔵王権現を祀る祠も建ち、前金剛がメイン山頂のように思う。
そこから目の前に見える最高地点の中金剛へ向かう。
途中、富山藩の藩主であった前田利保の金剛堂山登頂の歌碑がある。
1853年に登り、翌年建立したというのでペルリ来航の時期と重なり歴史を感じた。
その先、中金剛は通り過ぎてしまった。
下り始めることで最高地点である中金剛であることが分かった。
山頂表示も引き返してきたときに木の枝に小さな木札があることに気づいたぐらいだ。
気持ちよい高原上の三つ目の頂が奥金剛だ。
広い山頂は展望も良く、北アルプスの壁が剱から槍・穂高まで延びている。さらに乗鞍岳・御嶽山の独立峰が美しい山容を青空に広げていた。
白山方面は残念ながら雲がかかっていたが、
人形山、猿ヶ馬場山が目の前に思っていた以上に迫力ある姿を見せてくれた。
そして登ることができなかった白木峰が、
前金剛に戻ると雲の中から、次はきっと登ってくれと言わんばかりに顔を現した。
ふるちゃん
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