日帰り富士山(吉田口コース・強風のため剣ヶ峰断念)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,469m
コースタイム
05:50 六合目安全指導センター
06:45 七合目日の出館
08:05 八合目太子館
10:00 本八合目トモエ館
10:25 御来光館
11:30 頂上
16:20 富士スバルライン五合目
天候 | くもり時々晴れ(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コースは良く整備されて危険個所は全くありませんでした。 |
写真
感想
・初めての富士山登山です。吉田口コースか富士宮コースかさんざん悩みましたが、当日の天気予報を見ると静岡側は一日中雨。雨の確率が低い山梨側の吉田口コースに決定しました。富士山と言えばご来光ですが、当日は天気予報からも拝めそうではなく、車中泊の日帰り登山とすることにしました。
・五合目に通じる富士スバルラインは三連休の混雑を緩和するため、7/14・0:00から規制のため一般車は通行することができませんでした。仕事を終えてから出発し、何とか規制の時間前にゲートを通過しましたが、五合目の駐車場は満車。結局、五合目から2km手前の駐車場へ誘導されました。ちなみに、トイレもありません。
・日の出とともに登山を開始するため、早めに就寝することにしましたが、夜半過ぎから台風並みの暴風雨。車をたたく雨音がうるさく、ほとんど寝ていない状態で朝を迎えました。これが後の体調不良(高山病?)の原因かもしれません。
・朝を迎え、いよいよ出発。やはり、五合目までの2kmを歩くのは億劫です。一か八か五合目の駐車場まで走ってみましたが、警備の方に制止されUターン。すると、昨晩は開場していなかったと思われる5合目から800mほど手前の駐車場を見つけ、運良く停めることができました。
・五合目に着くとすでに登山者で混雑していました。その大半が外国人。それもアメリカの方と思しき団体がどんどんバスから降りてきます。たぶん、日本人はほんの一部ではなかったかと思います。
・六合目を越えると砂礫地の斜面が始まりますが、とにかく凄い風。踏ん張っていないと体がもっていかれそうでした。天気予報が悪かったせいもあって思ったより登山者は少なく、七合目から続く岩稜でも渋滞なし。ほぼ予定通りのペースで八合目までは到着することができました。
・ところが八合目を越えた辺りから一気にペースダウン。眠気と脱力感、そして足に力が入りません。目を閉じれば立ったまま眠れそうな感じでした。気休め程度に持ってきた酸素を吸うと、何となく回復したような気になります。これが、高山病?の症状なのかと思いましたが、少し歩いては小休止を繰り返し、何とか吉田口頂上へ到着することができました。
・頂上も凄まじい風です。とにかく座りたくて、山小屋の中へ直行しました。中は満員で座る場所の確保も難しいほどでした。本当は富士山山頂で景色を見ながら食べるラーメンとおにぎりを楽しみにしていたのですが、今日はそんな状況ではありません。山小屋で900円のうどんを食し持ってきたお湯でコーヒー。一息つくと、気分も爽快に。
・さあ。日本最高峰の剣ヶ峰に出発しようとお鉢巡りに向かいましたが、とんでもない突風です。横からの風で体が何メートルか持って行かれそうになり、まともに歩ける状態ではありませんでした。また、回復したとは言え、今日の体調では無理もできないと考え、止む無く剣ヶ峰行きを断念しました。
・吉田口コースの下山道は下山者専用のルートで、途中に山小屋等もなく単調です。ひたすら、ジクザグの砂礫地の斜面を下っていきます。下山する時間帯になると天気も回復し青空も見えてきました。おまけに、風も弱まってきたようです。あと一時間程度、出発を遅らせればと思ったりしましたが、これが登山の難しさだと改めて痛感しました。
・五合目に到着すると団体の登山者で大混雑でした。これから登山を開始、山小屋で仮眠の上、登頂を目指す方々だと思われます。皆さん笑顔で元気でしたが、当方はヘロヘロ。ぜひ、今シーズンのうちに剣ヶ峰登頂のリベンジを果たしたいものです。
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