ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2068184
全員に公開
ハイキング
大山・蒜山

幻想と現実の狭間で(弥山-三鈷峰)

2019年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:03
距離
12.3km
登り
1,632m
下り
1,620m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:39
休憩
1:22
合計
9:01
4:54
4:54
15
5:09
5:11
3
5:14
5:15
10
5:25
5:27
23
5:50
5:51
6
5:57
5:59
9
6:08
6:29
20
6:49
6:52
4
6:56
6:57
14
7:11
7:11
24
7:35
7:36
8
7:44
7:45
31
8:16
8:16
12
8:28
8:29
26
8:55
9:04
19
9:23
9:23
42
10:05
10:06
16
10:22
10:22
5
10:27
10:27
11
10:38
10:45
9
10:54
10:55
4
10:59
11:00
18
11:18
11:20
37
11:57
11:59
18
12:17
12:19
21
12:40
12:40
6
12:46
12:47
8
12:55
12:55
5
13:00
13:20
1
13:22
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場。登山口まで数分。無料。お手洗いあり。ただ、すぐに満車になるようです。
2019年10月20日 04:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 4:05
南光河原駐車場。登山口まで数分。無料。お手洗いあり。ただ、すぐに満車になるようです。
この時点では月も(星も)見えていました。
2019年10月20日 04:06撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 4:06
この時点では月も(星も)見えていました。
登山口。ヘッデンをつけて登ります。
2019年10月20日 04:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 4:20
登山口。ヘッデンをつけて登ります。
夏山登山道を登ります。
2019年10月20日 04:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 4:20
夏山登山道を登ります。
五合目の所に山の神さんがありました。
2019年10月20日 05:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 5:12
五合目の所に山の神さんがありました。
ここまで下山したら、行者道から下山するつもり。
2019年10月20日 05:14撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 5:14
ここまで下山したら、行者道から下山するつもり。
9合目ですが、頂上もガスガスです。私、ガス男なんだろうか。
2019年10月20日 05:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 5:46
9合目ですが、頂上もガスガスです。私、ガス男なんだろうか。
弥山の頂上小屋は工事中で、入れません。
2019年10月20日 06:08撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:08
弥山の頂上小屋は工事中で、入れません。
ここでフリースとウィンドシェルを羽織ります。
2019年10月20日 06:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 6:16
ここでフリースとウィンドシェルを羽織ります。
頂上の碑が引っ越ししています。
2019年10月20日 06:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 6:18
頂上の碑が引っ越ししています。
仮の頂上だと。
2019年10月20日 06:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:18
仮の頂上だと。
こっちも通行止め。
2019年10月20日 06:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:19
こっちも通行止め。
頂上周回路から帰ります。幻想的はもういらんねん。
2019年10月20日 06:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:31
頂上周回路から帰ります。幻想的はもういらんねん。
キャラボクというそうです。
2019年10月20日 06:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:38
キャラボクというそうです。
2019年10月20日 06:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:40
石室の前にある池。ここを写真に撮っている間に・・・
2019年10月20日 06:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 6:43
石室の前にある池。ここを写真に撮っている間に・・・
あ、頂上付近の霧が晴れてきました。
2019年10月20日 06:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 6:45
あ、頂上付近の霧が晴れてきました。
軽くとは言え、雲海も出てるじゃないですか。
2019年10月20日 06:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 6:47
軽くとは言え、雲海も出てるじゃないですか。
さて、行者道まで降りてきています。
2019年10月20日 07:51撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 7:51
さて、行者道まで降りてきています。
弥山の北斜面が見えました。これはきれいだ。
2019年10月20日 07:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 7:57
弥山の北斜面が見えました。これはきれいだ。
2019年10月20日 08:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 8:05
元谷避難小屋付近から。
2019年10月20日 08:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 8:12
元谷避難小屋付近から。
これは北西側を見ています。あれは豪円山?
2019年10月20日 08:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 8:13
これは北西側を見ています。あれは豪円山?
樹林帯の中をしばらく歩いて。ただ、途中にあった林道は「歩くな」と書いてあったから歩かなかったのですが、そちらを通った方が省エネになったと思います。
2019年10月20日 08:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 8:29
樹林帯の中をしばらく歩いて。ただ、途中にあった林道は「歩くな」と書いてあったから歩かなかったのですが、そちらを通った方が省エネになったと思います。
ユートピア道へ。
2019年10月20日 08:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 8:30
ユートピア道へ。
2019年10月20日 09:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 9:25
やっぱりこの斜面は美しい。
2019年10月20日 09:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 9:39
やっぱりこの斜面は美しい。
2019年10月20日 09:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 9:43
あれがユートピア小屋? 絶望に襲われます。
2019年10月20日 09:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 9:53
あれがユートピア小屋? 絶望に襲われます。
ただ、絶望していても仕方ないので、なんとか歩いて三鈷峰に着きました。へとへとです。
2019年10月20日 10:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 10:37
ただ、絶望していても仕方ないので、なんとか歩いて三鈷峰に着きました。へとへとです。
2019年10月20日 10:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 10:38
下山にかかりました。これは三鈷峰の西斜面です。
2019年10月20日 11:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 11:18
下山にかかりました。これは三鈷峰の西斜面です。
何枚も写真を撮ります。
2019年10月20日 11:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 11:20
何枚も写真を撮ります。
2019年10月20日 11:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 11:20
2019年10月20日 11:21撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 11:21
2019年10月20日 11:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 11:38
2019年10月20日 11:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 11:39
急斜面もたくさんあったのですが、最もきつかったのがここ。
2019年10月20日 11:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
10/20 11:47
急斜面もたくさんあったのですが、最もきつかったのがここ。
2019年10月20日 12:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 12:25
大神山神社。
2019年10月20日 12:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 12:45
大神山神社。
モンベルの大山参道市場で大山チキンカレーライス。辛口でした。
2019年10月20日 13:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
10/20 13:05
モンベルの大山参道市場で大山チキンカレーライス。辛口でした。
こことは別に普通のショップもあります。
2019年10月20日 13:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 13:19
こことは別に普通のショップもあります。
大山寺の参道。
2019年10月20日 13:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 13:19
大山寺の参道。
改めて弥山と三鈷峰。
2019年10月20日 13:21撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10/20 13:21
改めて弥山と三鈷峰。
これは蒜山高原SAにて。蒜山もきれいな山ですね。
2019年10月20日 14:09撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/20 14:09
これは蒜山高原SAにて。蒜山もきれいな山ですね。

感想

今年の目標を一応考えていました。「ソロでテント泊する」、「大普賢の周回をする」、「日本アルプスに行く」と並んで、「伯耆大山に行く」があって、これまで実現できていませんでした。一度は、9月の連休に初日に登り、その後キャンプ場でテントを張って星の撮影をし、2日目は鳥取・島根の観光をするという計画を立てたのですが、雨予報で断念。私の装備ではテント泊できる気温ではなくなってきたので、とりあえず日帰りで行ってくることにしました。他の方のレポートで、美しい雲海と御来光の写真を拝見し、自分もあれを見たい、と思ったため、ナイトハイクを計画しました。

1時前に自宅を出ました。Google Mapでは3時間半くらいの時間が提示されており、ちょうどそれくらいで到着。あれ、どうやって計算しているんだろうかと不思議に思います。駐車場は南光河原駐車場に停めることができました。南光河原駐車場は夏道登山口に至近であり、お手洗いも完備していて料金無料なので人気が高いそうで、私が読んだ記事だと6時までに着かないと危ないように書かれていて、ほんまかいなと思っていたら、4時過ぎの段階で7割は埋まっていたように思います。恐るべし大山。

今日から新しい靴をおろしたので、慣らしも兼ねてのスタートです。いろいろ準備に時間がかかって、15分ほどしてから出発しました。「階段多い」とこむやんさんに脅かされていましたが、確かに階段が続くとはいえ、直登の箇所に階段が作られているわけではないので、嫌らしい階段ではありませんでした。暗いので目移りすることもなく、淡々と登ったせいか、頂上までは大休止なく到達することができました。夜登っている人ってどれくらいいるんだろうかと不安でしたが、私が登っている間にお会いした人だけで10人程度おられました。最初は樹林帯の中を登っていきますが、5合目を過ぎたところに元谷への分岐があり、そこからしばらく登ると6合目の標識があって、ここから稜線に出ます。昼間で晴れていたら眺望がいいらしいですが、暗いのと霧が多いので何も見えません。また、風が強くなり、ここまでは気温もほどほどで歩いていると暑いくらいでしたが、ここからは次第に寒くなってきました。

9合目の手前から頂上周回路に入ります。かなり明るんできていますが、眺望はまるでありません。ガスのために、大山の稜線すら見えません。また、頂上小屋などの工事中で、頂上までは行けないことはわかっていましたが、東の空の状態は劣悪で、御来光は見られそうにもありません。残念。停滞すると寒いので、ウェアを羽織り、しばらく様子を見て、改善は期待薄と判断して下山にかかります。ただ、天気は非常に気まぐれで、頂上周回路を歩いている間に一瞬霧が晴れて、稜線が垣間見えたりもします。こういうのを見ると、もうちょっと粘りたくもなるのですが。でも、最近「幻想的な光景」には食傷しています。普通の絶景の方がいいです。

下山中、次々と人が登ってきます。あいにくの空模様なんですが、それを感じさせない凄い人です。ただ、私は途中から元谷への道を辿り、曲がった途端に人が減りました。行者道というそうですが、ここからは弥山の北斜面が見え始めます。荒々しい美しさが感じられます。さて、このまま下山したらなんにもならないので、三鈷峰を目指します。いわゆるユートピア登山道です。ユートピアがきついことは聞いていましたが、確かにしんどかったです。最初は谷筋の登りですが、ガレています。その後しばらくは樹林帯の中をアップダウンした後、ロープ場が連続します。かなり急角度で脚力を消耗します。ユートピア避難小屋の位置を知って絶望した後、こつこつとそこに向けて登ります。稜線に出ても終わりではなくて、三鈷峰に向けて岩場の急登が待っています。山頂に辿り着いた時はふらふらでした。

ここからは下山なんですが、下山も楽ではありません。脚力が弱っていること、かなり急な下りがあること、から登りの時とあまり時間が変わりません(実際ログを見たら、登りの時の方がずっと速かったですね)。ただ、弥山の北斜面や三鈷峰の西斜面が美しく、目を楽しませてくれます。ユートピア道に入った時には、誰もいなくて寂しい思いをしたのが嘘のようで、こちらも次々と人とすれ違います。50人は優に超え、100人近くお越しになっていたかも知れません。かなり苦しみながら大神山神社に下山し、モンベルの大山参道市場でお昼ご飯を食べてゴール。一応お風呂の用意は持ってきていたのですが、その余裕すらなく、さっさと帰宅しました。

なお、この日のレイヤリングは、上がドライナミックメッシュの3/4袖にCW-Xの長袖シャツ+化繊のTシャツ+モンベルのウィックロン長袖シャツ。下はCW-Xにファイントラックのストームゴージュパンツ。6合目から風で寒くはなりますが、頂上まではこのまま到達。ここでフリース(モンベルのトレールアクションパーカ)とウィンドシェル(パタゴニアのフーディニジャケット)を重ねて、9合目まで降りてこれを脱ぎました。ダウンを持って行っていたので、停滞時に着てみるつもりだったのですが、今日については不要でした。ただ、忘れちゃならなかったのがグローブ。既に手がかじかみます。また、帽子も冬用の方がよかったと思いました。以上、ナイトハイクの予行演習でもありました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:493人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山・夏山登山道
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山夏山登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
ユートピアコース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 大山・蒜山 [日帰り]
大山ユートピアルート:行きは正規ルート、帰りは剣谷経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
ハイキング 大山・蒜山 [日帰り]
ユートピアコースから三鈷峰
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山 BC
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら