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Yamareco

記録ID: 2068576
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【木曽駒ヶ岳】天上の楽園でのアルプスデビュー戦(同伴)にGo!!!(千畳敷〜木曽駒ヶ岳〜濃ヶ池〜千畳敷)

2019年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:29
距離
7.9km
登り
671m
下り
664m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:33
休憩
1:55
合計
6:28
9:06
39
9:45
10:01
2
10:03
10:05
9
10:14
10:25
5
10:30
10:31
29
11:00
11:47
16
12:03
12:03
59
13:02
13:03
16
13:19
13:34
41
14:15
14:20
30
14:50
14:51
6
14:57
15:08
2
15:10
15:15
19
15:34
・乗越浄土から千畳敷の間は単独行動で先に降りています。あとの二人は15分後に下山してきていますので、そちらを考慮した方が参考になるかと思います。
天候 晴れ♪
日中は陽射しで暑いくらい。袖をまくって7分丈状態。
夕方になると一気に冷え込みました。もう、高所ではダウンなどの出番。
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■行き
前日に菅の台まで移動。
中央道で駒ヶ根ICまで。
台風による土砂崩れの影響で、しばらく八王子〜大月の間が通行止めでしたが、ちょうど移動日の昼に通行止め解除。

駒ヶ根温泉ホテルで入浴後、駒ヶ根IC方面に戻ってコンビニで買い出し。
一番、近くのコンビニは、駒ヶ根ICから菅の台バスセンターに向かう反対側。

そのまま菅の台の駐車場で前泊。
23:00頃の到着で、この時点ではガラガラ。
朝は07:00くらいでほぼ空きなし。

翌朝、2本目(7:40)のバスで移動。
ピークは過ぎている時期だと思いますが、朝一の段階でざっと数えて300人くらいの行列でした(すげ!)。
しらび平でのロープウェイ待ちは、1本だけ。

■帰り
千畳敷駅前で整理券配布。
整理券入手後、300人以上の呼び出し待ち。結果的には1時間10分待ち。
しらび平でのバスはほとんど待たず。
4年前に来たときには、14:30千畳敷に下山でロープウェイ30分待ち程度。
ずいぶんと人が増えてきているのでしょうか。

菅の台バスセンターからは、駒ヶ根ICから中央道で帰宅。

・菅の台バスセンター駐車場:800円/1日
・菅の台バスセンター → しらび平:890円(片道)
・しらび平 → 千畳敷:2,540円(往復)
コース状況/
危険箇所等
・台風による影響を懸念していましたが、倒木もありませんでしたし、特段の影響は残っていませんでした。
・千畳敷→木曽駒ケ岳は人がいっぱい。木曽駒ケ岳を過ぎて濃ヶ池を周るコースはうってかわって人の少ないコース。
 短いながらアルプスっぽい稜線歩きが気持ちよい区間ですので、個人的には往復ルートではなく、周回コースがおすすめ。
・濃ヶ池から宝剣山荘方面に向かうところが川の道。
 以前に来た時も川の道でしたが、今回はかなり水量が多かったです。うっかり踏み外すと、確実に靴の中がびしょ濡れでしょう。
 本当にここを行くのか?という感じで、他のルートを探している方もいました。看板の案内に沿って歩いていくのが正解です。
その他周辺情報 ・駒ヶ根温泉ホテルで入浴。
 22時まで受付。料金は大人500円。
しらび平辺りはちょうど紅葉。が、ガスガス・・・
2019年10月20日 08:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 8:33
しらび平辺りはちょうど紅葉。が、ガスガス・・・
ロープウェイで移動の最中に雲を抜け、青空が広がります!
ロープウェイは結構なスピード(25kmと言っていた)ですので、写真はブレブレです・・・
2019年10月20日 08:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 8:53
ロープウェイで移動の最中に雲を抜け、青空が広がります!
ロープウェイは結構なスピード(25kmと言っていた)ですので、写真はブレブレです・・・
千畳敷の駅から出ると、目の前にこの風景!
「絵にかいたよう」と表現したくなる風景です。
2019年10月20日 09:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:16
千畳敷の駅から出ると、目の前にこの風景!
「絵にかいたよう」と表現したくなる風景です。
雲の上に出てきたわけですので、南アルプス方面は素晴らしい雲海が広がっていました!
2019年10月20日 09:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:10
雲の上に出てきたわけですので、南アルプス方面は素晴らしい雲海が広がっていました!
改めて千畳敷カール方面に戻ります。すっかり秋の空の下の千畳敷カール。
2019年10月20日 09:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:17
改めて千畳敷カール方面に戻ります。すっかり秋の空の下の千畳敷カール。
出発前にちゃんとお参り。
2019年10月20日 09:18撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 9:18
出発前にちゃんとお参り。
山上の楽園にも色々と種類がありますが、ここも間違いなく最上級の山上の楽園のひとつ。
2019年10月20日 09:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:20
山上の楽園にも色々と種類がありますが、ここも間違いなく最上級の山上の楽園のひとつ。
カール内に入って上を見上げると、また違った雰囲気の美しさ。この高さになると、空の色も変わってきます。
2019年10月20日 09:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:28
カール内に入って上を見上げると、また違った雰囲気の美しさ。この高さになると、空の色も変わってきます。
紅葉シーズンは終わっていますが、人はいっぱい(笑
2019年10月20日 09:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:37
紅葉シーズンは終わっていますが、人はいっぱい(笑
どこ見ても絶景ナリ。
2019年10月20日 09:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 9:41
どこ見ても絶景ナリ。
乗越浄土。こちらでひと休憩。
2019年10月20日 10:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:04
乗越浄土。こちらでひと休憩。
ちょうど宝剣山の上で自撮っている方がいました。
2019年10月20日 10:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:17
ちょうど宝剣山の上で自撮っている方がいました。
中岳山頂。
2019年10月20日 10:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 10:30
中岳山頂。
中岳からの木曽駒山頂。
2019年10月20日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:33
中岳からの木曽駒山頂。
御嶽山も天気良さそうでした。
2019年10月20日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:33
御嶽山も天気良さそうでした。
木曽駒ケ岳山頂に向かう最後の登り。やっぱりここも人はいっぱい。こりゃあ帰りの待ち時間がすごそうだ。
2019年10月20日 10:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:43
木曽駒ケ岳山頂に向かう最後の登り。やっぱりここも人はいっぱい。こりゃあ帰りの待ち時間がすごそうだ。
さっくりと山頂登頂!
2019年10月20日 10:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 10:57
さっくりと山頂登頂!
空木岳方面。中央アルプスの一回、歩いてみたい稜線。8月には空木岳からこちらを見ていました。
2019年10月20日 11:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 11:54
空木岳方面。中央アルプスの一回、歩いてみたい稜線。8月には空木岳からこちらを見ていました。
天気がいいので、南アルプス方面はワン・ツー・スリーがそろい踏み♪
2019年10月20日 11:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 11:54
天気がいいので、南アルプス方面はワン・ツー・スリーがそろい踏み♪
山頂神社。
2019年10月20日 11:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 11:57
山頂神社。
御嶽山はだいぶ雲がかかってきましたが、それでも山頂は雲の上。
2019年10月20日 11:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 11:57
御嶽山はだいぶ雲がかかってきましたが、それでも山頂は雲の上。
北アルプスも多少、雲がかかっていましたが、乗鞍岳、笠ヶ岳、焼岳、奥穂高岳、槍ヶ岳と姿を見せてくれました。
2019年10月20日 11:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 11:57
北アルプスも多少、雲がかかっていましたが、乗鞍岳、笠ヶ岳、焼岳、奥穂高岳、槍ヶ岳と姿を見せてくれました。
蓼科山〜八ヶ岳。こちらも天気よかったでしょう。
2019年10月20日 12:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 12:04
蓼科山〜八ヶ岳。こちらも天気よかったでしょう。
山頂を後にして、楽しい稜線歩きに向かいます。
2019年10月20日 12:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 12:04
山頂を後にして、楽しい稜線歩きに向かいます。
木曽谷方面の木曽駒ケ岳。こっちも大好物の風景。木曽側からも登ってみたいのですよね〜
2019年10月20日 12:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 12:31
木曽谷方面の木曽駒ケ岳。こっちも大好物の風景。木曽側からも登ってみたいのですよね〜
稜線と奥の松本方面にビッシリと広がる雲海。
2019年10月20日 12:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 12:33
稜線と奥の松本方面にビッシリと広がる雲海。
下の方に濃ヶ池も見えてきました。
2019年10月20日 12:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 12:58
下の方に濃ヶ池も見えてきました。
稜線歩きはここで最後。ここからはいったん、森の中に入ります。
2019年10月20日 13:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:12
稜線歩きはここで最後。ここからはいったん、森の中に入ります。
稜線を離れると森林限界の下。っても、葉が散った後なので、見通しはよい。
2019年10月20日 13:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:17
稜線を離れると森林限界の下。っても、葉が散った後なので、見通しはよい。
開けたところでは、下の方に紅葉が広がっているのが見えました。
2019年10月20日 13:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:24
開けたところでは、下の方に紅葉が広がっているのが見えました。
濃ヶ池まで降りてきました。
2019年10月20日 13:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:32
濃ヶ池まで降りてきました。
逆さ宝剣岳。
2019年10月20日 13:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:36
逆さ宝剣岳。
池塘越しのワン・ツー・スリーもいい感じ(^^♪
2019年10月20日 13:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:38
池塘越しのワン・ツー・スリーもいい感じ(^^♪
濃ヶ池から先に進もうとすると、道が立派な川になっとりますな・・・
2019年10月20日 13:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:47
濃ヶ池から先に進もうとすると、道が立派な川になっとりますな・・・
綿毛になったチングルマもかわいい。
2019年10月20日 13:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:49
綿毛になったチングルマもかわいい。
途中で見える景色も、楽園感が半端ない。
2019年10月20日 13:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 13:52
途中で見える景色も、楽園感が半端ない。
徒渉点で見上げたところで、少しだけ紅葉が残っていました。ちょっとうれしい♪
2019年10月20日 14:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 14:00
徒渉点で見上げたところで、少しだけ紅葉が残っていました。ちょっとうれしい♪
ちょっとしたハシゴも2連続。
2019年10月20日 14:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 14:20
ちょっとしたハシゴも2連続。
下に広がる紅葉は、徐々に八ヶ岳をバックに。
2019年10月20日 14:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 14:31
下に広がる紅葉は、徐々に八ヶ岳をバックに。
さてさて、最後は急な登り返し。
2019年10月20日 14:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 14:32
さてさて、最後は急な登り返し。
登り返しの間、後ろを振り返って景色を拝むことで元気をチャージ。
2019年10月20日 14:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 14:49
登り返しの間、後ろを振り返って景色を拝むことで元気をチャージ。
ようやくキツ〜イ登り返しも終わり。
2019年10月20日 15:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 15:03
ようやくキツ〜イ登り返しも終わり。
あれ?浄土乗越からだと、中岳の奥に木曽駒山頂見えてたのね。知らんかった。
2019年10月20日 15:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 15:11
あれ?浄土乗越からだと、中岳の奥に木曽駒山頂見えてたのね。知らんかった。
乗越浄土から見下ろす千畳敷の駅前には、ずいぶんと人がいっぱいいる気が・・・
うへえ、あれロープウェイ待ちだよな???
2019年10月20日 15:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
10/20 15:24
乗越浄土から見下ろす千畳敷の駅前には、ずいぶんと人がいっぱいいる気が・・・
うへえ、あれロープウェイ待ちだよな???
千畳敷カールの下りはあっという間。まずは整理券ゲット!
2019年10月20日 15:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 15:42
千畳敷カールの下りはあっという間。まずは整理券ゲット!
整理券を入手した後は、しばらく外でノンビリと景色を見ながら過ごします。夕方までいい天気が続いてくれました。
2019年10月20日 16:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
10/20 16:09
整理券を入手した後は、しばらく外でノンビリと景色を見ながら過ごします。夕方までいい天気が続いてくれました。
待っているうちにガスがあがってきたと思ったら、一瞬で千畳敷カールは雲の中に・・・
2019年10月20日 16:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
10/20 16:33
待っているうちにガスがあがってきたと思ったら、一瞬で千畳敷カールは雲の中に・・・
反対側の南アルプスは標高の高いところだけ雲上でした。これはこれでまた違った顔で素晴らしい。大満足な1日の締めくくりでした。
2019年10月20日 16:39撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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10/20 16:39
反対側の南アルプスは標高の高いところだけ雲上でした。これはこれでまた違った顔で素晴らしい。大満足な1日の締めくくりでした。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(26L) ザックカバー クッカー ガスボンベ コッヘル 昼ご飯 非常食 レインウェア フリース ライトダウン 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル

感想

仕事仲間と3人での山行予定、元々は、雨飾山に紅葉を見に行く予定でした。
が、金曜までは午前中のうちに晴れてくる予報だったのが、土曜の予報では昼過ぎまで雨が残る感じに・・・
予報を受けて、前日の17:00に集合してから行先変更を検討。
同行者2名にいくつかプランを提示したところ、「3,000m近いところからの景色を見てみたい」と二人が口を揃えたので、木曽駒ケ岳へ。
ここ1年くらい、チョイチョイと一緒に山に行っている二人ですが、これまで登った一番高いところが苗場山。
急遽の3,000m級のアルプスデビュー戦と相成りました。

前日の夜はしっかりとビール、焼酎を飲んで寝て、翌朝に備えます。
起きると菅の台バスセンターは曇りでかなりガスが下まで降りてきています・・・
ロープウェイを登っているうちにガスを抜け、途中からは抜群の天気(^^♪

木曽駒ヶ岳はロープウェイを降りるとすぐに千畳敷カールの大絶景。
やっぱり、いきなり圧倒されますねー
反対側の南アルプスは雲の上。
この景色を見て、興奮しているというより、「はー」っと呆けている感じの二人。
写真でしか見たことがない風景が、写真よりもド迫力で広がっているので、わからなくもない反応。

歩き始めても絶景の連続!
ですが、いきなり千畳敷カールの急登、最初から少しお疲れのご様子ではあり。

ちょっとずつ休み休みも、中岳を経て木曽駒山頂まではあっという間。
待っていたのは文句なしの360度の絶景♪
雨飾山の状態はさすがにわかりませんでしたが、晴れてこれだけの景色が拝めた以上は木曽駒で大正解(^^♪
山頂で景色を眺めながらノンビリと昼メシ&コーヒー。
登っているときに見えた印象よりも人が少ない感じでしたが、休んでいるうちにかなりの混雑具合に。

山頂を後にすると、今度はアルプス感の溢れる稜線。
昼頃になっても天気がよく、北ア、八ヶ岳、南ア、御嶽を見ながらの気持ちのよい稜線歩き。
当然、二人は森林限界の上の稜線歩きも初めてなわけで、不思議な気分と申しておりました。
そして、何回もアルプスの稜線を歩いているはずの私が一番、大好物の稜線に興奮していた模様(笑

濃ヶ池に下るところで稜線を離れて森林限界の下の世界へ。
濃ヶ池で逆さ宝剣岳の写真を撮っていると、近くでは(おそらく)ライチョウが鳴いていました。
たった一羽の中央アルプスのライチョウ。無事に冬を越して、来年には仲間が増えるとよいですね。

濃ヶ池を過ぎてしばらく軽いアップダウンを繰り返すと、最後には宝剣山荘に向かって200mの登り返し。
同行者の一人は慣れない岩場歩きもあったためか、距離と累積標高差以上に足にきていた模様。もっとも、一番の原因は体(幹)力不足でしょうが。
もう一人はやたらとサクサク前に行くなあ、と思っていたら、トイレに行きたかった模様。
数年前、小学生だったころの次男が同じ行動を取っていたので、子供と一緒に歩いているような懐かしい感覚(笑
そういうときに限って手袋を落として、後ろからの我々がそれを拾って、渡すのを待っていたり。
で、宝剣山荘まで着くと、トイレに駆け込む一人と、寒くなってきた中でそれを待っている二人・・・

浄土乗越からは私は先に千畳敷駅まで下山して、二人には後から下りてきてもらいました(早めに整理券ゲットのためだったというのはナイショ・・・)。
下山時まで天気も持ってくれて、非常に充実&満足の山行と相成りました。

ロープウェイで2,600mの世界まで連れていってくれるため、歩く距離もそれほどでもなく、標高差もそれほどでもなく。
難易度的にもさほどでもなく(当然、気を抜いたらケガをする)。
降りたときから絶景続きでアルプスの雰囲気も楽しむことができる。
アルプスのデビュー戦にはもってこいの山だと思います。

同行者二人は、アルプスにも、山小屋泊の歩き(正確には、山小屋でノンビリと景色を眺めながら飲むビール)にも興味を持ってくれたようなので、来年には小屋泊 or テント泊での縦走ですかね。
まずはその前に体力つけてもらって(笑

しかし、数年にわたって雨飾山の紅葉を狙っているのですが、まったくタイミング合わず。
かなり相性の悪い山となってしまっています。
来年には行けるかなあ・・・

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