記録ID: 2073064
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ハイキング
日光・那須・筑波
快晴の日光白根山(湯元より周回)湯元温泉-前白根山-奥白根山-弥陀ヶ池-五色沼-五色山-金精山-中ツ曽根コース
2019年10月23日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:56
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:54
距離 14.3km
登り 1,628m
下り 1,628m
15:31
湯元本通り北駐車場
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータを添付しています。
(今回もトラブルなく全線ログ採りすることができました)
天候 | 天候:快晴☀〜15時ごろから曇り 風:朝から11時ごろまで5m/s〜10m/s程度の風 時折15m程度のやや強風(北よりの風でかなり肌寒かった) 11時以降は無風〜微風となる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅出発:(10月23日、3:05) 高速:圏央道〜八王子JCT〜鶴ヶ島JCT〜久喜白岡JCT〜東北道/宇都宮IC 〜日光宇都宮道路/清滝IC 下道:清滝IC〜R120〜湯元温泉/湯元本通り北駐車場着 (10月23日、6:25着) *途中、コンビニ休憩10分程度含めて自宅から約3時間20分で移動 ■下道の距離と移動時間は以下の通り <日光宇都宮道路/清滝ICから湯元温泉/湯元本通り北駐車場まで> ・距離:約27km ・所要時間:渋滞無しの直行で約40分で移動 ■駐車場について ・湯元温泉にある”湯元本通り北駐車場”を利用しました。 ・駐車料金:無料、駐車場内にトイレ、水道有り。 ・夜間入出庫可(ゲート等なし) *今回利用した湯元本通り北駐車場以外にも、この周辺に数ヶ所の 無料駐車場があります。詳しくはこちら↓ http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html ■湯元温泉への交通案内(アクセス全般、マイカー&公共交通機関) ハイキング&観光案内などの詳細情報はこちら↓ (日光湯元ビジターセンターHP) http://www.nikkoyumoto-vc.com/ ■コンビニについて ・清滝IC〜R120号線のいろは坂手前までの間に数軒あります。 *いろは坂に入ってしまうとそれ以降は無くなりますので 早めに見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。 (いろは坂のかなり手前からなくなりますのでご注意を) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ、山小屋、登山ポストなど】 2019/10/23 現在 1、ルート上のトイレと山小屋ついて ・トイレについては始点の湯元駐車場周辺のみで、 その後のルート上にトイレはありません。 ・山小屋についても上記と同様で、今回の周回ルート上に 有人の営業小屋はありません。 *五色沼避難小屋については無人の避難小屋で水場も無し。 現地で中を確認しましたが特に問題なく利用出来そうな状態でした。 (写真19.20にも載せてあります) *基本的にこのルートは湯元の温泉街を出ると、トイレや水場、 そして有人の山小屋などの施設は一切ない周回ルートです。 不測の事態に備えてそれ相応の装備と計画で臨むようにして下さい。 2、登山ポストについて ・湯元温泉登山口(湯元スキー場の入口付近)にあります。 【ルート状況】 2019/10/23 現在 1)湯元温泉〜白根山登山口(スキー場上部) ・特筆すべき問題はない印象。 湯元の温泉街から湯元スキー場内の砂利道を普通に進んで行けます。 2)白根山登山口〜外山鞍部 ・ここから本格的な登山道になります。むき出しの根っこと ザレガレの急登区間が続き、かなりキツイ印象の区間です。 一部、お助けロープなども出てきますが、踏み跡は明瞭なので 道迷いの可能性は低い印象。しかしキツイ斜度、根っことザレガレの 踏み面なので、特に下りでは躓き転倒に注意が必要です。 3)外山鞍部〜前白根山〜奥白根山 ・特筆すべき問題はない印象。 途中、五色沼避難小屋まで下って、再び奥白根山の山頂まで 急登を登り返しますが、道自体は明瞭で踏み面も一般的な道です。 4)奥白根山〜弥陀ヶ池(菅沼ルート) ・この区間は岩ゴロ石ゴロの区間で斜度もかなりの急傾斜が続きます。 急傾斜のため眺望は最高ですが、特に下りではゴロ石を踏んで 転倒滑落、さらに人工落石などを起こさないよう注意が必要です。 5)弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜金精山 ・踏み跡も明瞭で道自体も特に問題となるような危険箇所は無い印象。 *五色山の山頂から国境平までの間に1箇所だけ大きめの倒木が道を 遮っていましたが、ここもその下をくぐれるようになっていたので 問題ないと思います(写真67) 6)国境平〜湯本温泉(中ツ曽根コース) ・この区間は国境平から下り始めるとすぐに笹藪のルートになります。 スタートからここまで全般的に快適なルートだったこともあり、 その大ギャップに少々惑わされる面もありました。 ・笹藪については、足元の藪はキレイに刈り払いされており、 明瞭でしっかりした踏み跡がついてます。従って笹藪ルートとはいえ ルーファイの必要性はほとんどないルートです。 【要注意事項】 ・しかしその明瞭な踏み跡の上に濃密な笹がどっさり覆い被さっており 実際には足元の踏み跡が殆んど見えない状態。この状態で進むと、 特に下りの場合は、踏み跡に大きな段差や泥濘などがあった時に バランスを崩して転倒しやすく非常に厄介で危険な道だと感じました 今回は下りだったこともあり、ゆっくり笹をかき分けながら、 足元の踏み跡を十分確認しつつ、慎重に下っていきました。 (写真76.77.78にも載せてあります) |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はこちらを利用しました↓ ■R120号線沿い、中禅寺湖畔のお宿 ”日光山水” https://nikko-sansui.com/ ・料金:800円、手拭い付き。 ・浴槽は露天と内湯の計2槽。 ・露天風呂は源泉かけ流しでやや高温。 ・内湯は加水している時とそうでない時がある模様。 (この日はぬるめで個人的にはちょうど良かった) ・湖畔の宿ということで、露天風呂からの中禅寺湖の眺めが良い。 ・洗い場は5ヶ所でキャパは小さめ、シャワーの出は良かった。 ・浴場の全体的な印象は設備も含めてやや古さが否めない印象だった。 |
写真
湯元温泉街には今回利用した”湯元本通り北駐車場”以外にも、
これだけ多くの無料駐車場があります。それでは準備もできたのでスタートです!
まずは白根山の登山口へ、画面中央の”白根通り”を進んで湯元スキー場へ向かいます
これだけ多くの無料駐車場があります。それでは準備もできたのでスタートです!
まずは白根山の登山口へ、画面中央の”白根通り”を進んで湯元スキー場へ向かいます
奥白根山の山頂エリアに到達。あそこに見えるピークが最高所
山頂部はそれなりに広く、起伏に富んだ地形になっています
最高所付近はゴツゴツとした岩場、手前のような落ち着いた平場もあります
山頂部はそれなりに広く、起伏に富んだ地形になっています
最高所付近はゴツゴツとした岩場、手前のような落ち着いた平場もあります
そして実は富士山も見えていたことに今ごろ気付く💦
あちらの最高所の方がより良く見えていたハズなのに全く気付かなかった私…
これも隣のピークにいた方が教えてくれました。本当に感謝です
あちらの最高所の方がより良く見えていたハズなのに全く気付かなかった私…
これも隣のピークにいた方が教えてくれました。本当に感謝です
超ズームで捉えるとやはり一週間前に登ったばかりの筑波山でした
位置と方角的にも間違いないはず。奥日光からも見えるんですね!
(実はこれも隣にいた方に教えてもらって気付いた💦)
何からナニまでありがとうございます<(_ _)>
位置と方角的にも間違いないはず。奥日光からも見えるんですね!
(実はこれも隣にいた方に教えてもらって気付いた💦)
何からナニまでありがとうございます<(_ _)>
この笹藪コース、足元の笹はキレイに刈り払いされており、踏み跡自体は明瞭
しかし腰から胸付近まで濃密な笹が踏み跡の上にビッシリ被っているので、
足元の踏み跡が殆んど見えず、段差や泥濘などがあると転びやすく非常に怖い!(^^;
しかし腰から胸付近まで濃密な笹が踏み跡の上にビッシリ被っているので、
足元の踏み跡が殆んど見えず、段差や泥濘などがあると転びやすく非常に怖い!(^^;
一部ですが、このように顔付近(身の丈)まで覆っている箇所もあります
しかしこうなると顔が笹っ葉の下に入るので、笹で見えなかった足元の踏み跡が
見えるようになり安心して歩ける(但し、少しかがむので姿勢はやや苦しい)
しかしこうなると顔が笹っ葉の下に入るので、笹で見えなかった足元の踏み跡が
見えるようになり安心して歩ける(但し、少しかがむので姿勢はやや苦しい)
最後にトンデモなく鬱陶しい笹藪にヤラレタ感ありありでしたが…(^^;
(まぁ、ちょっとくらいはあると聞いてましたけどネ…(^^ゞ
ま、今日もいろいろありましたけど、湯元まで無事に下山できました
(まぁ、ちょっとくらいはあると聞いてましたけどネ…(^^ゞ
ま、今日もいろいろありましたけど、湯元まで無事に下山できました
結局のところ、10/23時点の紅葉は湯元の温泉街(標高約1500m)から
中禅寺湖周辺(約1400m)くらいが見頃でした
(このレコを出す10月末日は、もう少し下のいろは坂周辺が見頃でしょうか)
中禅寺湖周辺(約1400m)くらいが見頃でした
(このレコを出す10月末日は、もう少し下のいろは坂周辺が見頃でしょうか)
感想
今回の山旅は関東の最高峰で百名山でもある日光白根山へ
以前から気になっていたお山でしたが、今回は平日の晴天日に
運良く都合がついたので、冬を思わせる抜けるような青空の下、
奥日光の景観を楽しみながら登ってきました。
日光連山の最高峰でもある奥白根山では、日光・白根火山群の一峰らしい、
ゴツゴツとした岩と起伏に富んだ山頂部が非常に印象的でした。
また最高所からの360°の展望も素晴らしく、遠くに富士山やアルプスの山並み
南方の遥か先には一週間前に登ったばかりの筑波山まで見えました。
そして高所からは初めて見る、男体山をはじめとした日光表連山の峰々。
山腹から裾野にかけて緩やかに広がりをみせる雄大な景観を眺めていると、
中禅寺湖を起点に男体山から女峰山まで、これらの峰々を自分の足で
歩いてみたいと思いました。
既にアルプスには雪がつき、私の力では厳しい状況になりつつあるので、
これから晩秋にかけてこの辺の山域を縦走してみるのも良いなと感じました。
それにしても、奥日光の自然は本当に素晴らしいですね。
山だけでなく点在する湖沼やそこから流れ出る滝、戦場ヶ原など
山と湖沼の調和が素晴らしい山域だと感じました。
また、豊富な温泉や充実した宿泊施設など観光地としての質も高く、
山に登らなくてもその良さを存分に楽しめるところも良いと思います。
そんなことで今回は平日ソロの静かな奥白根山行でしたが、
次回は年次のルーティーン山行で大本命の頂へ。
今シーズンのアルプス登山の締めくくりに、
誰もいないであろう静かなお山をゆっくり楽しみたいと思います。
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ハイキング
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山周回(湯元〜外山鞍部〜前白根山〜避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜湯元)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
日光って言うところは高校の卒業旅行で行ったことがあるのですが(もちろん、まだ山のやの字も知らない乙女でした)
大人になってからもう一度ちゃんと観光したい!
そしてまた、奥鬼怒温泉郷に行きたい!!
と思ってるところで、白根山は、そこに近いのかな?
あぁうらやましいったらありゃしない。
こんな時期にさらっと行けるなんて、なんてうらやましいんでしょう。
ちゃださんもお若い時に訪れていたんですね。
仰るとおり、ここは山登りナシで観光として訪れても
奥日光の素晴らしい自然を存分に楽しめるのエリアなのでぜひぜひおススメです。
地図で見ると白根山から奥鬼怒温泉はちょっと離れてるけど、
登山道は繋がっているみたいなのでこちらもぜひ!
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