岩手山〜八幡平
- GPS
- 17:51
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,683m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:26
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:16
天候 | 10/21 晴れ 10/22曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
網張分岐から三ツ石山荘までは倒木多い。 |
その他周辺情報 | 藤七温泉前の露天風呂は良いですね。 藤七温泉前からのバスは10/27で終了。(1日1本)15:27発。 三ッ石山は大変きれいでストーブもあり。 大深山荘も同様にきれいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
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感想
レンタカーを返し、東横インにチェックイ、食事を済ませた後に、ラグビーを観戦したが残念ながら負けてしまった。
10/21 駅前で朝食後タクシーで馬返しへ向かう。網張温泉へのバスも今年度から廃止のようで、岩手山へはバスでのアプローチは全くなくなってしまった。唯一残っているのは、松川温泉からのコースとなるが、これは登りにかなりの時間を要する。
馬返しルートが一番のメインルートであるが、この時期はすでに紅葉のピークも過ぎ、駐車台数は少ない。
馬返はキャンプ場でもあり、高原の雰囲気を醸し出す気持ちのいい場所である。
さて、昨日同様標高1,000m辺りまでは紅葉が見事であるが、それ以上は次第に最盛期を過ぎ枯れ模様となる。途中新道、旧道に分岐し、上り下りが分割されているかと気になるが、とりあえず右側の新道を歩くが、大多数は旧道を登るようで、旧道へトラバー路で旧道へ戻る。
登りは独立峰火山ゆえ、勾配はきつくかつ火山砂利が登山道を覆っている箇所ため、結構きついが高さは稼いでくれる。多くの登山客は日帰り軽装備なのに比べ、テント泊ではないものの、山小屋で一泊フル装備であるため、ウサギと亀の歩みとなるが、展望そして天気もよく気持ちよく登れる。急傾斜も鉾立で終わり、ここから眼下に広がる樹林・草原・町並みを眺めての休息をとる。
やがて清流が滾々と湧き出る、八合避難小屋前の御成清水を一口をもらい身を清め頂上を目指す。
まずは外輪山への急登を詰め、そこから外輪山を半周して頂上へと到達した。
頂上からは昨日登った早池峰山、そして今春登った鳥海、焼石岳、明日の行き先である八幡平さらにその脇に森吉山、間近には鬼ヶ城越しに秋田駒ヶ岳、乳頭山と360度の大展望である。
頂上を後に外輪山を一回りし、不動平の分岐点へと戻る。ここからは、御苗代湖or鬼ヶ城経由か悩んだが、展望がよく若干コースタイムが短い後者コースとした。鬼ヶ城コースは岩場のアップダウンが続くコースとあるが、基本的には緩やか下りコースであり、景色も良く、変化のある楽しみなコースだ。
さて、この時期は17:00を過ぎると暗くなるので、ほかの客がいる事も考え、その前には山小屋へ到着したかった。よって、確実に1時間強の歩行+10分以内の休息を守るようにペース配分と現在位置の確認に気を配った。大凡、東北の山はアップダウンが少なく歩きやすいので、無理することはないが、左アキレス腱が先週より若干炎症していたので(先週普段より2倍の距離12kmを走った事が原因)慎重を期したが、予定より30分ほど早く到着した。先客は5人いたが、三ツ石山荘は広く、キレイで、ストーブも備わった避難小屋で、私は2Fに一人場所を構えさせて頂いた。2Fには3.11の災害で被災され、足げく三石山荘にこられた登山者の油絵が飾ってある。その夜は、酒を飲みながら6人で熊談義に花が咲いた。
10/22 朝から生憎の霧模様で視界はきかない。天気予報通りなんとか雨が降らず天気が持って欲しい。
今回の裏岩手縦走路の中で網張温泉〜三ッ石山〜大深山〜松川温泉は今から50年前(小学校4年10歳の時)に歩んだ懐かしい山道だ。いまでも三ッ石山からの栗木ヶ原の眺め、大深山への九十九折の急登は鮮明に覚えている。残念ながらこんな天気となってしまい栗木ヶ原は見えなかったが、大深山への九十九折は雲の切れ目から眺める事ができた。
出発時の雲も大深山を越えるころより薄くなりだし、大深山荘で一服後、険阻森へ向かいだすと、茶臼岳から八幡平の稜線が見渡せるまでに回復しだした。ただ、そのつかの間の景色も1時間ほどしかもたず、険阻森を過ぎる頃には再び雲が低く垂れ込む事となったが、降雨は藤七温泉前までもってくれて助かった。
今回の裏岩手、八幡平縦走路の特徴は高層湿原と点在する大小の湖沼の美しさだ。今回もコース途中で、それらを目にすると、ついつい休息したくなり、そしてほっとする。甲信越の湖沼にも素晴らしい場所が数多くあるが、東北のそれは周囲のなだらかな山容と相まって本当に美しい。
縦走路は最後に畚岳をピストンした後は、八幡平のアスピーテラインに到達した場所で終わり、そこから自動車道路を下り藤七温泉前へ到着する。
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