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Yamareco

記録ID: 2078936
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

紅葉の世界谷地から栗駒山へ

2019年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:44
距離
19.3km
登り
1,100m
下り
1,094m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:33
合計
7:41
9:10
9:12
132
11:24
11:30
44
12:14
12:15
16
12:31
12:44
14
12:58
13:01
28
13:29
13:35
92
15:07
15:08
40
15:48
15:49
15
16:05
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ 稜線付近は爆風
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
世界谷地登山口駐車場 40台ほど トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
「山と高原地図」のコースタイムはかなり厳しい設定です。
このルートの標準コースタイムは7:20ですが、通常のルートならば掛け率0.7ほどで歩く私ですが、このルートではほとんどコースタイム通りでした。

<世界谷地登山口〜御室> 三叉路までは先日の台風による倒木多いが、ルート幅は広く歩きやすい。大地森付近はルート幅狭くなる。駒形根神社の祠から須川分岐まではルートは不明瞭であり、滑りやすい。
<御室〜山頂> 風を遮るものがないので、爆風による転倒転落に注意が必要。
世界谷地の駐車場をスタート。このあたりですでに紅葉は終わりかけのようだ。
2019年10月27日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 8:16
世界谷地の駐車場をスタート。このあたりですでに紅葉は終わりかけのようだ。
駐車場からさらに麓の様子。
2019年10月27日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 8:17
駐車場からさらに麓の様子。
登山口にはトイレ、電話、登山届ポストあり。
2019年10月27日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 8:17
登山口にはトイレ、電話、登山届ポストあり。
しばらくは湿原への広い散策道が続き、紅葉のトンネルを行く。
2019年10月27日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
10/27 8:28
しばらくは湿原への広い散策道が続き、紅葉のトンネルを行く。
高木の紅葉はすでに終わっており、その下に生える低木であるモミジやカエデの紅葉がいピークのようだ。
2019年10月27日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 8:42
高木の紅葉はすでに終わっており、その下に生える低木であるモミジやカエデの紅葉がいピークのようだ。
ブナの森が美しい。他にもカラマツやミズナラが彩りを添える。
2019年10月27日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
6
10/27 9:16
ブナの森が美しい。他にもカラマツやミズナラが彩りを添える。
木立の間から見えた「いわかがみ平」方面の尾根。あちらは結構彩り豊富?
2019年10月27日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 9:38
木立の間から見えた「いわかがみ平」方面の尾根。あちらは結構彩り豊富?
大地森を越え、ようやく見えた栗駒山。高曇りのため、山頂がまだ見えていた。
2019年10月27日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 10:44
大地森を越え、ようやく見えた栗駒山。高曇りのため、山頂がまだ見えていた。
虚空蔵山。紅葉はすでに終わっている。
2019年10月27日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 10:47
虚空蔵山。紅葉はすでに終わっている。
森林限界を抜け、小湿原からの栗駒山。
2019年10月27日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:05
森林限界を抜け、小湿原からの栗駒山。
自撮りをしようと思ったら、山頂がガスってきた〜
2019年10月27日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:11
自撮りをしようと思ったら、山頂がガスってきた〜
ルートはこの湿原を越えて、小さな沢を越え、そこから上方に見える稜線直下の岩壁まで直登するのだが・・・
2019年10月27日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:16
ルートはこの湿原を越えて、小さな沢を越え、そこから上方に見える稜線直下の岩壁まで直登するのだが・・・
このピラミッドが大地森コースと表掛コースとの分岐。
2019年10月27日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:18
このピラミッドが大地森コースと表掛コースとの分岐。
谷筋にわずかに残る紅葉。こんな景色を見ているうちに、ルートをロストしてしまう。元のルートに復帰するのに時間と体力を消耗した。
2019年10月27日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:22
谷筋にわずかに残る紅葉。こんな景色を見ているうちに、ルートをロストしてしまう。元のルートに復帰するのに時間と体力を消耗した。
どんどんとガスってくる天候。
2019年10月27日 11:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 11:50
どんどんとガスってくる天候。
ようやく稜線へと着いた。表掛コースの入り口にはこんな風に安易に下山しないようにテープが張られてある。
2019年10月27日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:02
ようやく稜線へと着いた。表掛コースの入り口にはこんな風に安易に下山しないようにテープが張られてある。
稜線に吹き荒れる爆風。一面真っ白になり、山頂まで行こうかどうか、思い悩む。そして戦意喪失しかける・・・・
2019年10月27日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:24
稜線に吹き荒れる爆風。一面真っ白になり、山頂まで行こうかどうか、思い悩む。そして戦意喪失しかける・・・・
と、その時、いきなりの青空出現!!
昭和湖がくっきりと見えるではないか。
2019年10月27日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:28
と、その時、いきなりの青空出現!!
昭和湖がくっきりと見えるではないか。
厚い雲がどんどんと引いていく。
2019年10月27日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:28
厚い雲がどんどんと引いていく。
山頂付近にも青空〜
この展開に一気にやる気復活!!
2019年10月27日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:28
山頂付近にも青空〜
この展開に一気にやる気復活!!
元気復活で3度目の山頂へ。しかし爆風は相変わらずで、早々に下山だ。
2019年10月27日 12:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:41
元気復活で3度目の山頂へ。しかし爆風は相変わらずで、早々に下山だ。
いわかがみ平方面を見下ろす。1年半前に滑った山スキールートを辿ってみる。
2019年10月27日 12:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:41
いわかがみ平方面を見下ろす。1年半前に滑った山スキールートを辿ってみる。
秣岳方面も歩いてみたいねぇ〜
2019年10月27日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:52
秣岳方面も歩いてみたいねぇ〜
ガスがどんどんと上昇し、視界が開ける。2週間前なら中腹の紅葉が綺麗だったろうなぁ〜
2019年10月27日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:52
ガスがどんどんと上昇し、視界が開ける。2週間前なら中腹の紅葉が綺麗だったろうなぁ〜
須川方面も綺麗に見渡せる。
2019年10月27日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:55
須川方面も綺麗に見渡せる。
下山コースも全部見える。中央の山は大地森。その向こうに世界谷地の湿原が二つあるのがよく見える。あそこまで3時間。まだまだ遠いなぁ〜
2019年10月27日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 12:59
下山コースも全部見える。中央の山は大地森。その向こうに世界谷地の湿原が二つあるのがよく見える。あそこまで3時間。まだまだ遠いなぁ〜
御室付近から山頂を振り返る。
2019年10月27日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 13:11
御室付近から山頂を振り返る。
御室までのルートは草が生えて不明瞭箇所が多い。神社の祠があるところまでは稜線直下の岩壁に近い箇所をトラバースする。
2019年10月27日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 13:14
御室までのルートは草が生えて不明瞭箇所が多い。神社の祠があるところまでは稜線直下の岩壁に近い箇所をトラバースする。
栗駒山に青空が映える。
2019年10月27日 13:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 13:24
栗駒山に青空が映える。
駒形根神社の祠。ここから大地森・表掛との分岐までも不明瞭だが、ピラミッドが見えるのでそれを目印に降りていく。
2019年10月27日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 13:28
駒形根神社の祠。ここから大地森・表掛との分岐までも不明瞭だが、ピラミッドが見えるのでそれを目印に降りていく。
ブナの森の紅葉に癒されながら・・・
でも足取りは早くなる。日没が近いのだ。
2019年10月27日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 15:02
ブナの森の紅葉に癒されながら・・・
でも足取りは早くなる。日没が近いのだ。
モミジの紅葉がブナの幹により浮かび上がる。
2019年10月27日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 15:20
モミジの紅葉がブナの幹により浮かび上がる。
世界谷地第二湿原で最後に栗駒山の姿を捉えた。予定だった2週間前なら近景の山々の紅葉が見事だっただろう。
2019年10月27日 15:45撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 15:45
世界谷地第二湿原で最後に栗駒山の姿を捉えた。予定だった2週間前なら近景の山々の紅葉が見事だっただろう。
今度はここから雪景色を見てみたいもんだ。そして残雪、新緑の時期にもきっと・・・・
2019年10月27日 15:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/27 15:49
今度はここから雪景色を見てみたいもんだ。そして残雪、新緑の時期にもきっと・・・・
撮影機器:

感想

2週間前、大阪から山友を招いての東北ツアーで登る予定だった栗駒山は
台風19号のため中止となった。
その間に紅葉前線はどんどん下がり、今は仙台市内でも
紅葉が始まっているほどだ。

この日、午前中は雨が残り、午後からは急速に晴れ間が広がる予報に、
自身としてはかなり遅い8:30登山口をスタートした。

駐車場には私の車以外には1台のみであったが、
歩きだしてすぐに登山者とすれ違ったので、
おそらく今日はこの先には誰もいない。
ブナの森で紅葉を楽しみながら徐々に標高を稼いでいく。

御室に着いたとたん、山頂がガスに覆われだした。
稜線ではさらに風速20m近い爆風が吹き荒れる。
果たして山頂まで行くべきか・・・
心半ば折れながらも歩いていくと、
いきなり空が明るくなり、ぽっかりと雲の間から青空が覗く。
予報では午後から急速に晴れると云っていただけに
その通りの展開に急に心も晴れやかになってきた。
山頂ではさすがの爆風に行動食を摂ってすぐに折り返すが、
青空展開とあってはシャッターを切るのに忙しいもんだ。

しかし、時間は午後1時前。
今日の日没は16:40頃だが谷筋では16:00過ぎには暗くなるだろう。
あと3時間。
コースタイムも下りは3時間少しだが、
登りで気が付いたのはほぼコースタイム通りだったということ。
通常ならば掛け率0.7くらいで歩く私であるが、
このルートでは大きな誤算であった。

それでもぬかるみ少ないルートとブナの紅葉を楽しみながら、
最後は世界谷地の湿原で斜光を浴びた栗駒山の絶景を堪能して、
今日一日の山行を無事に終えた。

今日で3度目の栗駒山。
またいつか、今度は残雪と新緑の頃に訪れてみたいものである。


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