秘湯赤湯から登る苗場山、そして秋山郷へ

2019年11月02日(土) 〜 2019年11月04日(月)

• GPS: 30:35
• 距離: 27.2km
• 登り: 1,973m
• 下り: 2,011m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:46

距離 4.7km 登り 432m 下り 283m

9:28 小日橋
9:47 赤湯林道ゲート
10:06 10:07 赤湯林道終点
10:21 10:23 棒沢橋
11:05 鷹ノ巣峠
11:31 11:40 見返りの松
12:08 12:09 赤湯一号橋
12:14 赤湯温泉山口館

2日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:29

距離 22.5km 登り 1,489m 下り 1,729m

7:22 赤湯温泉山口館
7:47 7:48 赤倉山分岐
8:19 8:21 桂ノ沢六合目
9:13 9:19 フクベノ平
10:40 10:41 深穴岩
11:22 11:40 昌次新道下降点
12:04 12:05 苗場山自然体験交流センター
12:08 12:43 苗場山
12:46 12:47 苗場山自然体験交流センター
15:08 15:17 小赤沢三合目登山口
15:51 雄川閣駐車場

天候

1日目：晴れ、2日目:曇り時々晴れ、3日目(帰路）：雨

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

往路：新幹線で越後湯沢駅へ、そこからタクシーで登山口へ
復路：登山口から山タクで秋山郷切明温泉へ、切明温泉から越後湯沢駅までは栄村無料送迎バス

コース状況／危険箇所等

登山道自体に危険個所は特になし

その他周辺情報

１日目：赤湯温泉山口館：歩いていくことしかできない野趣あふれる山のいで湯
２日目：切明温泉：秋山郷にある温泉宿

写真

11/2 9:28

林道とドラゴンどらが接近するところ。
タクシーで楽々移動中。
手を振ったら今度らの方々から手を振りかえしてもらえました。笑

11/2 9:55

小日橋に到着。ここまで越後湯沢駅からタクシーは約9000円です。

11/2 9:56

期待を裏切らない秋晴れに吸い込まれそう。

11/2 10:42

鉄橋を渡る。

11/2 10:42

渓流を渡る風はひんやり。
流音がすがすがしい。

11/2 10:45

落ち葉ロード。
道標の頭に落ち葉が。
乗せたんじゃあありませんよ♪

11/2 10:46

足元にも紅葉が。
こんな小さなカエデも紅葉するんですね。

11/2 10:59

それにしてもいい景色。

11/2 11:12

きのこだーとか叫びながら歩く友達。
クマだって逃げちゃいますね。

11/2 11:35

広葉樹の紅葉の中をハイキング。
酒やおでんが詰まったリュックもなんのそのです。

11/2 12:07

頭上はこんな。
どーして紅葉していない広葉樹があるのかな？

11/2 12:32

この崖のような下りを降りればもうすぐ赤湯温泉。
つづら折りにトラバスしながら慎重に下る

11/2 12:39

橋の手前の広場。
ここは毎回テント泊の人がいる。
焚火とかして過ごしたら楽しそうだな

11/2 14:15

赤湯温泉に着。
台風の出水により、真ん中の一番大きな温泉は使用できませんでした。

11/2 15:31

薪ストーブの周りには不思議に人が集まりますね。
暖かく気持ちいい。
すすけたにおいもたまらなくいいですね

11/2 17:22

夕ご飯。
キクの花のおひたしやてんぷら、キノコ汁ととにかくおいしい。
素朴なごはんと味噌汁
お替り3杯もしちゃいました。

11/2 19:15

部屋に戻り、今度はおでんで宴会。
菊水がうまい。
果物も持ってきたので腹いっぱい食べ、温泉に入り、至福の時間。

11/3 7:54

翌朝もしっかりも飯を食って7時半に小屋を出発。
少し予定より遅くなりましたが、まあ何とかなるでしょ

11/3 7:57

この橋を渡りいよいよ登り。
アップダウンの激しい登山道ですが、その分面白さも倍増？？？

11/3 8:00

この辺りはみんなまだ元気。
この先の登りはかなり急登

11/3 8:05

へっちや、おっちら登ります。
ブナの紅葉がみごと

11/3 8:13

あっぱれです

11/3 8:15

ようやくのぼりきったところ。
1229mのピーク。
昌次新道と東尾根の分岐。昌次新道はここから一気に下る

11/3 8:19

下らないでいいから〜。
で、昨日赤湯温泉に行く時に最後に下ったあの崖を降りたところの沢まで下る。

11/3 8:22

これがその沢。
台風の出水がかなりあったことがうかがえます。
沢の両脇の木が倒れている。

11/3 8:25

ここの橋を渡ると本格的な登りになる。

11/3 8:26

どんどん登る。
ぜーぜー、はーはー、言いながら。

11/3 8:32

なめこ発見。

11/3 8:35

でも紅葉がきれいなんです。
深呼吸すると空気もなんだかうまいし

11/3 8:58

時折このようなトラバスもある。

11/3 9:32

ブナ林の中を進み、ようやく平らになる。

11/3 9:47

フ0クベノ平に到着。
ここは本当に素晴らしい景色のところでした。
一面ブナ林。クマザサとのコントラストが最高に素敵

11/3 9:47

茶タイムをして、先を急ぐ。

11/3 9:53

ガマズミの花が落ちたのかなあ。
まるで赤サンゴ

11/3 10:10

懐かしい標識。
前橋営林局はいまの関東森林管理局。

11/3 10:34

稜線に出てまた風景は一変。
越後三山も見えた

11/3 10:51

深穴の大岩
あそこまで頑張るとかみんなが言いながら登ってきた。
ここで、バナナやプリンを食べて休憩

11/3 11:19

山壁が見えてきた。
垂直壁、すごい景観だなあ

11/3 11:30

あそこを登りきればテーブルのような山頂に到達できる。
がぜん、気合が入る

11/3 12:06

こんな調子で登る。
遠いようでも、歩き続ければ案外近い

11/3 12:09

ほら。上から見ればこんな。
急勾配だけど、距離はないし

11/3 12:11

テーブルに出たところ。最初の木道。
今年度整備中らしい。

11/3 12:16

でたー。
この景色。どこまでも続く尾瀬のような高層湿原。
尾瀬と違って、登りきった先に広がる湿原は到達感があるね。

11/3 12:18

暖かかったものの、池塘には氷が張っている。

11/3 12:24

木道工事の作業スペースかな。
ここに泊まって木道を整備していたんですね。
感謝に尽きる。

11/3 12:34

湿原の向こうに、まばらな樹林帯。
遠くに連なる山々。奥越後らしい風景。

11/3 12:44

小屋で握ってもらったおにぎり。
塩加減が絶妙にうまい

11/3 13:10

ところどころにある休憩スペースで昼ごはん。
木道沿いにあるテラスの配置がいいね。

11/3 13:18

小赤沢に下る。

11/3 13:20

長野県側の木道はデザインチック

11/3 13:21

格子状のアクセントが何とも言えない。

11/3 13:21

遠くに見えるのは浅間山。
同じ上信越高原国立公園内にある山

11/3 13:40

木道のカーブ具合が絶妙にいいね。
湿原と木道の何とも言えない風景に下りながらも飽きない風景。

11/3 13:40

どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。
木道は歩きやすいし、眼下には素晴らしい風景が広がるし。
絶対に人工では作れない風景

11/3 13:42

ほら。
木道に池塘に。

11/3 13:43

ちょっとした丘まで。

11/3 13:58

木道を下り、樹林帯の中をコンスタントに下る。
ダケカンバの白は映える

11/3 14:08

結構急な下りに入る。

11/3 14:11

慎重に下る。
足が笑うとか、膝が痛いとか、いうやつもいるけど、
それなりに楽しい。

11/3 15:04

この鳥はなんだろう？
クマこそ出会わなかったけど、小鳥や動物の糞はいたるところにあった。

11/3 15:22

急な登山道もこの辺りまで。
比較的平坦な登山道を進む。
この後出現する丸太が敷き詰められた登山道はすべりすい。

11/3 15:36

無事に到着。

11/3 15:37

山タクと呼ばれる、栄村が運行している市町村有償運送事業のタクシー。
宿まで送迎していただき、しかも安くて便利で助かりました。

11/4 10:35

ドライバーさんも気さくな方で、聞けばUターンでタクシー運転手をお手伝いしているとのこと。
路線バスが廃止になり、村民の運転できる方々で協力して維持しているとのことです。
利用させていただき、私たちも本当に助かりました。

11/4 10:37

宿までの道中も紅葉がきれい。
山とは少し違った紅葉。

11/4 10:44

紅葉はいまが真っ盛り。
京都より栄村ですよ、みなさん。笑

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

manzayoitoko

今シーズン2回目の赤湯温泉山口館へ。晩秋の苗場山に昌次新道から登ってみたく、友達を誘って訪ねました。
1日目は静かな秘湯山口館までの山歩き、のんびりとした非日常の時間を楽しみ、翌日は苗場山頂経由で小赤沢に下り、長野県栄村秋山郷に下山しました。
秋山と温泉を堪能する3日間でした。
上信越高原国立公園の名わき役ともいえる苗場山。上り下りの道中と山頂の景観の違いは圧巻です。
景色も、食事も、そしてお世話になった山小屋やタクシードライバーの方々、住んでいる方だからこそのお話に親しみと何とも言えない安心感やたくさんの優しさがありました。
また出かけたい山です。