八経ヶ岳・弥山(大峰山)
- GPS
- 06:51
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあります。 |
その他周辺情報 | 前泊は上北山村の熊野路荘11000円。 あさごはんをおにぎりに変えてくれました! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
地図(地形図)
ヘッドランプ
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
近畿遠征で熊野古道と大峰山へと出掛けてきました。
一日めは那智大社、那智の滝、熊野本宮大社、大斎宮など観光地を巡り、二日目は朝5時半に起きて出発です。
宿泊した熊野路荘さんには宿泊客がわたしたちだけで、朝起きるとおにぎり弁当を用意してくれていました。
朝露に濡れる車を拭きながら、おかみさんが路の途中の谷に紅葉のスポットがあると教えていただきました。ナメゴ谷というところです。
まだうす暗い中、車は林道を登っていきます。
だんだんと山の向こうが明るくなっていきました。
ガードレールに記された番号64番がナメゴ谷ときいていたので、数えながら登っていきます。
63番をすぎると路肩に車が停まっているのが見えました。ナメゴ谷についたようです。
どんなもんかだけ確認したくて、私たちも車を停めて三脚を構えている人たちの方へ行ってみました。
まだ太陽の光が足りず、谷は静かにその時を待っているようでした。
わたしは朝ごはんにもらったおにぎりをひとつ食べて、登山に備えることにしました。
朝の山は冷え込み、外にいると寒く感じたので登山口へと向かいます。
行者環トンネルを抜けるとすぐ右手に駐車場がありました。
係りのひとに料金を支払い、準備をします。
きれいなトイレもあったのでお借りしました。
登山口は駐車場のすぐ横でした。
登山届けを記入して、左手の橋を渡ります。「一人ずつ渡ること」とかかれてあったので、もちろん従いました。
川沿いの道を気持ちよく歩いていると、三角のかわいい橋を渡ります。
そして、ここから急坂がスタート。
短いカーブを繰り返し、登っていきます。
木の根が張り出す道でしたが、乾いていたので歩きづらさは感じませんでした。
仲間の一人が林道で車酔いしてしまったので、ペースはゆっくり目に歩きました。
樹林帯にもだんだんと光が届き始めました。
山の色、空、木が彩られていくのを見るのは早朝ならではです。澄んだ空気を吸い込むのも最高の気分でした。
ひたすら登りが続きますが、だんだんと奥の山が見えてきて高度を感じます。
そして尾根に取りつくと、そこが奥駈路出合でした。
縦走路に合流とのことで、ちょっと感動。石の標識だけでなく木の幹の間にある標識がステキでした。
これから歩くのは奥駈路の一部区間。大きなザックを背負った人とすれ違いましたが、きっと縦走してるんだなあと思いました。
尾根歩きになってからはあまり傾斜もなく、ゆるやかに登ったりおりたりを繰り返します。
途中で目をやると、奥の山の上に弥山小屋が見えました。そして小屋の奥の山がきっと八経ヶ岳。近畿最高峰です!
一旦鞍部に下ると聖宝ノ宿跡がありました。
立派な像が落葉の絨毯の上に立っていました。
そしてここから、弥山小屋まで再び登りです。
青がきれいだなあ、と思い空を見上げて進みます。
白っぽい枯れ木が目立ち、それが空を近く感じさせているのだと気づきました。
大台ヶ原山でも見かけたこの枯れ木の独特な雰囲気。さらに枯れ木の下には、鮮やかなグリーンの苔が広がっています。
時々見晴らしがいい場所があり、景色を楽しみながら登っていったのでつらい登りではありませんでした。
やがて道は、階段で整備されるようになります。
宿のおかみさんから、山頂の手前は整備されてるときいていたので、頂上が近付いていることがわかりました。
少し登ると苔の庭がある、弥山小屋に到着しました。
立派な小屋に、避難小屋とトイレも併設されています。
軽くトイレ休憩とブランチ。残りのおにぎりを食べました。
昨日テン泊したというかたが、朝は富士山が見えていたと教えてくれました。
大阪の方で何度もきているらしく、ここで富士山が見られるなんて年に5、6回しかないから貴重な日だとも。
その言葉に気分をよくして、いざ八経ヶ岳へ向かいます。
枯れ木の道を一旦下り、登り返します。
20分ほどで、近畿最高峰八経ヶ岳に登頂です!
枯れ木の間に挟まれた看板が特徴的でした。
山頂は見晴らしよく、まわりの山々がよく見えていました。ただ、まったくお山がわからないのが残念でした。
写真を撮ったりして過ごしてから下山し、次に向かうのは弥山。来た道を一度弥山小屋まで戻ります。
小屋の前の鳥居をくぐると、左手にはさっきまでいた八経ヶ岳のきれいな三角が見えていました。
もうひとつ鳥居をくぐり少し登ると、神社が祭られていて、弥山山頂です。
しっかりお参りをしました。
広々とした山頂の前にはやはり八経ヶ岳がどーんと見えていました。
そんな景色を前にいつまでもいたかったのですが、わたしたちは今日帰らなければいけないので後ろ髪ひかれながら下山開始。
行者環トンネル駐車場までピストンで戻ります。
聖宝ノ宿跡からの登り返しも思ったほどなく、むしろ奥駈道出合からの下りの方が急で歩きづらく感じました。
駐車場につくと日陰でとても寒くなっていました。
関東まではここから7時間。ロングドライブの始まりです。帰宅は深夜1時となりました。
でも帰り道には大台ヶ原山の帰りにも寄った道の駅で、せんとくんに再会することもできました。
観光と登山の二日間、晴天に恵まれ出掛けた甲斐がある旅、またまた仲間に感謝です♪
yukorikaiさん こんばんは
いつか遠征したいと考えていますが、近畿地方の山のことがわかりません…汗。
熊野古道や奥駆道を歩いてみたいし、百名山にも登ってみたいし…なのですが、
埼玉から行きにくいのがネックですね。でも、いつか…一緒に観光もできたよう
で、羨ましい限りです。
群馬県をうろうろしていた埼玉のchii
chiiさん、こんばんはです\(^^)/
コメントありがとうございます☆ミ
遠征は観光の要素もあり楽しいですね♪
特に気のおけない友との旅は、時間を忘れるほどに楽しいものです。
しかし奈良は埼玉から遠かったですね(笑)。
いつか行きたいところはまだまだあるので、色々考えたいです!
あ、もちろん関東甲信越もありですよ!群馬県にもたくさん行きたいです\(^^)/
よろしくおねがいしまーす!
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