旧宮之浦歩道(益救参道)、龍神杉、永田岳往復、復路で縄文杉 屋久島 ガイド


- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,510m
- 下り
- 2,510m
天候 | 晴れ、曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
寝袋
サーマレストマット
移住前にダイソーで買ったエマージェンシーシート108円
45kgのゴミ袋2つ
冬用のフリース2つ
ヒートテックの長袖
ヒートテックの股引
雨具上下
|
---|---|
備考 | テントは持参せず。肝心のツェルトは忘れる |
感想
旧宮之浦歩道(益救参道)〜龍神杉〜縄文杉〜永田岳ルート
をガイドします。
ガイド依頼は
https://guideyakushima.amebaownd.com/pages/5224104/page_202108241103
をご覧ください。
8月に続いて、今年2回目の岳参り。
日本で一番好きな永田岳へ。
旧宮之浦歩道(益救参道)を登り、龍神杉を経てからの永田岳。
永田岳山頂から
日没、日の出を拝めたかったので、2度目の永田岳山頂ビバーク。
※屋久島では山小屋やキャンプ地などの指定地以外でのテント泊は禁止されています。
今回、ツェルトを忘れたため、やや寒かった。
日没。永田岳山頂からの夕日は、ガスのため見られず。
夜中。寒さで目がさめたとき、ガスは消えていて、
月、星空を拝むことはできた。
日の出。永田岳山頂から、朝日に照らされた宮之浦岳を見られた。
日々、自宅から眺める山の頂き。
永田岳山頂まで行く機会を作ることも難しい。
日没、日の出の時間を狙って行くことは、さらに困難を極める。
あのとき、
永田岳山頂から見られた風景を死ぬまで忘れない自信がある。
また、龍神杉の素晴らしさも言葉にできない。
もっと有名になってもいいと。
今回は2日目に、龍神杉目当てと思われる登山者1名とすれ違う。
秋の登山しやすい陽気の日曜だというのに、、、。
復路で縄文杉にも寄る。
縄文杉も数年前に見た時よりも感動した。
展望デッキも、その時とは別物に新調されていて、
縄文杉を眺める角度を計算していると思われる。
旧宮之浦歩道の一部区間、前回通った2015年時よりも荒廃。
一般的な通常登山者の経験、通常登山技術での、
初挑戦では通れないレベル。
それでも通る場合は、自己責任で。
ツイッターの方に連絡いただければ、旧宮之浦歩道をガイド・登山同行はします。
こちらは、山行記録を投稿するときぐらいしかログインしませんので。
https://twitter.com/hon52
旧宮之浦歩道についての質問はメリットもないので、
ご返信しません。本当に申し訳ないです。
藪漕ぎあるなし。テープのあるなし。踏み跡のあるなし等の質問。
ガイド・登山同行はしますので。
旧宮之浦歩道の利点は、
宮之浦港から歩いて縄文杉、宮之浦岳、永田岳に行けること。
縄文杉目的での荒川登山口利用時の荒川登山バス代金がかからない。
宮之浦起点の場合、安房までわざわざ移動しなくても良い。
縄文杉目的での白谷雲水峡経由でも車での移動、あるいは
白谷雲水峡までのバス代金もかからない。
屋久島まで飛行機でも来る場合、高速船で安房に来る場合は、
旧宮之浦歩道の利点も若干薄まる。
日頃から訓練している訳でもないので、非常に疲れた。
ただ、永田岳が好きなので、
できれば、11月中か12月頭までに
永田歩道往復での永田岳参りをしておきたい。
ピンボケ写真、重複写真の対応、キャプの対応は、
時間の余裕ができた時にしますので。
本当に申し訳ないです。
写真の一部は、ツイッターでの屋久島の天気にも流用します。
永田岳山頂からの日の出
https://www.youtube.com/watch?v=Bh6f9q1SxfM
永田岳、宮之浦岳
https://www.youtube.com/watch?v=3_6P5hwfui4
縄文杉
https://www.youtube.com/watch?v=z-aV4PYM2bQ
※追記
旧宮之浦歩道というより厳密にいえば、
白谷林道への分岐からの林野庁の事業用歩道沿いの増水した沢にて
2017年6月、2名の方が亡くなる事故が発生している。
http://blog.livedoor.jp/yakushima_post/archives/8817063.html
http://blog.livedoor.jp/yakushima_post/archives/8853889.html
http://blog.livedoor.jp/yakushima_post/archives/8854107.html
2019年時点で、
旧宮之浦歩道は明らかな荒廃した道。現在は龍神杉側・白谷林道への分岐・高杉小屋側の3箇所に「立入禁止」の看板があることで逆に、旧宮之浦歩道の入口はココだと教えてくれている。
2015年通過時は、白谷林道への分岐の旧宮之浦歩道方面に、今のような「立入禁止」の看板がなかった。下山のみのケースだと、ここが道だとすらわかりづらい状況(自分は往路で通っているから、下山時も容易に分かったけれど)。
龍神杉側にも看板なし。高杉小屋側には古い「立入禁止」の看板はあった。そもそもの話が2015年当初は、高杉小屋側に「立入禁止」の看板があるのだから、白谷林道への分岐に人が来る・存在する想定ではなかったのだと思う。
林野庁の事業用歩道は、明らかに人為的に整備されている様子。こちらも現在は「立入禁止」の看板がある。
高杉小屋から白谷林道への分岐までの区間については、全般的に未回答で。
2017年の事故は、旧宮之浦歩道での事故ではないのだが、
関連している事故ではある。
地図を見ない・読めない、コンパスを使わない登山技術の人が、
白谷林道への分岐での判断ミス(明らかに道っぽい林野庁の事業用歩道へ下ってしまう)を繰り返す恐れは非常に高い。
また、2015年時より荒廃した旧宮之浦歩道の一部区間にて
遭難してしまう人もいるかもしれない。
その可能性も高いため、旧宮之浦歩道の一部区間の荒廃内容についても、
この山行記録ではあえて記載していない。
この山行記録を読まれて、それでも
旧宮之浦歩道へ行かれる場合は、自己責任
(迷っても救助を呼ばず自力下山できる装備、食料、技術、体力を備えて)で。
よろしくお願いいたします。
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