奥秩父主脈の続き(甲武信−破風山−雁坂−雁峠−笠取−余分に白沢峠)


- GPS
- 25:01
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,976m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
16日 4:30小屋−5:10水晶山−5:50古札山−6:50雁峠−7:10雁峠分岐−7:30笠取小屋−7:50ヤブ沢峠−8:30鳥小屋分岐−9:30白沢峠−10:40白沢橋−11:00バス停
天候 | 15日 晴れのちガス(下は晴れ、稜線はガス) 16日 ガスのち曇りのち晴れ(西側稜線がガス、南側稜線は曇り、下は晴れ) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
16日 11:30芹沢入口−12:20山梨市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は、はっきりしています。 笠取の雁峠分岐から白沢峠は、軽のトラックだったら、通行可能な林道です。 |
写真
感想
奥秩父主脈の続きを歩きに行って来ました。
前回は、瑞垣−金峰−国師−甲武信、まで来ましたので、今回は甲武信からです。
朝一番のバスで、塩山から西沢渓谷に入ります。お客さんが多く、バスは2台出ました。
基本、曇りですが、晴れたり、小雨がぱらついたりです。西沢山荘まで道路を歩き、そこから登山道です。
みなさんの記録に西沢山荘の写真がよく出て来ましたので、現役かと思っていましたが、廃業して、かなりの期間が経つようで、荒れています。
ここから、1300mの馬鹿登りです。
日本三大急登(ブナ立、黒戸、西黒)黒戸以外は1300m程度ですから、これと変わりません。
そして、ここはすべて森林限界以下ですから、いままで登った中で、一番きつかったような気がします。
奥秩父主脈に到達すると、すでにガスの中です。
ずっと下り、破風山避難小屋に到着です。もう14:30ですから、ここで泊まりましょう。
中に入って、びっくり、床は板敷きで、だるまストーブもあり、立派なのですが、南西向きの大きな扉の立て付けが悪く、ガスが入り込み、板敷きの上は、濡れていると言うより、水がたまっています。これでは寝られません。
遅くなって、迷惑をかけますが、雁坂小屋へ行くことに変更します。
西破風山、東破風山、雁坂嶺、と登り超え、登り超え、して雁坂峠です。
ここを秩父側に少し下ると、雁坂小屋です。17:00です。
尾根の北東側(北)にありますので、ガスもかなり上にあり、曇りのような天気です。
素泊まりのみです。4500円です。気の毒に思ったのか、ズボンを乾かしていただきました。
寝具は、きれいで、完璧に乾燥されていました。
(小屋では、登山口と近くのバス停の、送り迎えもやってくれるそうです。)
朝、4:30出発です。
できれば、飛龍まで行き、丹波に下りたいと思っていましたので、ーーー
小屋では、朝靄の濃いぐらいに思って出てきましたが、尾根筋に上がると、西側からガスが吹き付け、雨のように木から滴が降ってきます。
寒く、冷たく、ずぶぬれで、気が萎えます。
水晶、古札、燕、と来ましたが、ひどい振りです。
ところが、燕の頂上を超え、南側斜面のはいると、いっきにガスは上に上がり、、風もなくなり、穏やかです。
ひとり、登ってきますが、雨具も着けていません。
しかし、ここまで2:30、もう気が萎えていますので、下山しようと決めていました。
ちょっと、雁峠小屋の見学です。(みなさんの写真でもよくありました。)
老朽化はしていますが、いまにも崩れそうと言う感じではありません。
割合きれいですよ。
雁峠の分岐まで来ますと、笠取小屋−水干の道は、自動車も通れるような、林道です。
笠取小屋まで来ますと、小屋の前には、4輪駆動車が止まり、みなさんが、
「雨、ぜんぜん降っていないよ。」
でも、もう気は萎えていますから、
笠取小屋から白沢峠へでて、下り、帰ります。
広い林道を、歩いて下ります。ヤブ沢峠、鳥小屋分岐、白沢峠、
鳥小屋分岐から、しばらく行くと、道の左に、さび付いたトラックがうち捨てられてあります。
また、白沢峠にも、開けた原にもう一台のトラックがうち捨てられてあります。
(みなさんの報告に出てくる、トラックは、ここにあったのですね。!!
ここで、テンが、道をよぎっていきました。毛並みの半分くらいは金色に変わっている個体でしたので、あと一〜二年くらいで、全身金色になるのでしょう。
白沢峠から下る道は、あまり歩かれていませんが、道は明瞭です。
途中に、立派な滝があり、これは、見るに値するものです。
また、そのすぐ下の砂防堰堤の上側の水のたまり部分の30cmを超える魚(イワナかな?)が数匹、遊弋していました。
(ここは、禁漁区ですか?)
作業道を下り、白沢橋にでます。
10:20のバスは通ったばかりです。次のバス停まで歩きます。
次は、アキアカネが飛んで、虫がいなくなる時期に、続きをやりましょうか。
お読みいただき、ありがとうございました。
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