裏妙義 丁須の頭登頂成功！

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 7.2km
• 登り: 856m
• 下り: 859m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:03
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:16

距離 7.2km 登り 857m 下り 860m

6:23 国民宿舎裏妙義（閉館）
8:03 9:00 丁須の頭
9:53 10:06 赤岩
10:31 10:32 烏帽子岩
10:42 風穴尾根の頭
10:59 11:01 三方境
12:39 ゴール地点

天候

快晴（風強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

表妙義に負けず劣らず、鎖場の連続でした。ただ、表ほど切り立った山頂の稜線歩きは少なく、その代わり岩壁のトラバースが連続するのでここも手袋必須ルートです。丁須の頭の後に20mの垂直鎖場が出てきます。ここも安全に下降するなら懸垂する事をお勧めします。

写真

11/10 6:23

国民宿舎裏妙義（2016年に閉館）の駐車場からスタート

11/10 6:25

少し分かりづらいですが、宿舎の左横から登山口へと進みます

11/10 6:28

舗装された道を歩く

11/10 6:30

早くも「体力・自信のない人は引き返せ」の立て看板がありました

11/10 6:32

駐車場から10分ほどで林道に入りました

11/10 6:40

大きな岩がゴロゴロ

11/10 6:41

十分承知しております

11/10 6:56

沢沿いを歩く

11/10 7:01

陽が当たらずしっとりした森の中という感じです

11/10 7:05

早速鎖が出てきました

11/10 7:08

木戸

11/10 7:12

大岩に2段8mの鎖場。地図にはこの鎖が困難なら戻ること、と記されています

11/10 7:22

それでもまだ昨日とは違って安心安全の山歩き♪

11/10 7:55

切れ落ちた稜線はないけど結構ハードな岩登りが続き

11/10 7:57

最後はルンゼ内の長い鎖場です

11/10 20:37

地味に疲れました

11/10 8:05

籠沢のコル

11/10 8:14

鎖場が見えたのでここでヘルメット・ハーネスを装着

11/10 8:21

登ってトラバースの鎖場。今日は風があって寒い！

11/10 8:24

本日のメインイベント、丁須の頭が見えました。1パーティーが登攀中です

11/10 8:26

待っている間に準備

11/10 8:40

しもさんがリードであっという間に登頂、後続もいたので私も迷う暇なく「えいや！」と鎖でを掴んであっけなく登頂。正に案ずるより産むが易し、ホールドがしっかりあるので落ち着いて登れば技術的には問題ありませんでした。核心は高度感、己の恐怖心との戦いですね

11/10 8:40

頭の上は畳1畳ほどのスペースで2、3人立つのがやっと、ラッペルリングあり。未だかつて味わった事のない高度感と風が強く飛ばされるかもという恐怖心で座り込む私

11/10 8:47

寒いし順番待ちもあったので懸垂でさっさと降りました。また今度誰も居ない時にゆっくりと堪能したいです

11/10 8:57

頭の横はちょっとした広場で皆さんここに荷物をデポして登頂を試みます。何の装備もない後続の若者2名は「出直します」と無理せず諦めていました。落ちたら確実にアウトなのでとても良い判断だと思いました

11/10 20:37

無事登頂できた充実感に包まれこの場を後にします

11/10 9:03

お向かいの岩峰から見る丁須の頭が1番写真映えします。しもさんに頼んで撮ってもらいました

11/10 20:37

こうやって改めて見るとつくづく奇妙な形…

11/10 20:37

遠くからでも直ぐにそれと分かる形♪

11/10 9:07

あとはのんびり縦走かな？

11/10 9:07

昨日ヒーヒー言わされた表妙義が見えました

11/10 9:18

まだ危険箇所ありました。チムニー内20m鎖の下り

11/10 20:37

ここも安全に懸垂しました

11/10 9:29

三方鏡に向かいます

11/10 9:30

風があるけど今日も良い天気です

11/10 9:32

昨日みたいなキレッキレのヤセ尾根はありません

11/10 9:44

赤岩

11/10 9:46

裏は稜線歩きの代わりに巻いて歩くんですね

11/10 9:48

鎖のトラバースが出てきました

11/10 9:54

下は切れ落ちています。それなりに危険

11/10 9:56

見晴らし最高！

11/10 9:57

いつか崩れ落ちそうな岩峰

11/10 9:57

紅葉と裏から見た表妙義

11/10 9:58

中国の秘境にありそうな絶壁梯子トラバースが出てきました

11/10 20:37

ここもいつ崩れ落ちるか分かりません。素早く通過

11/10 10:01

スラブの鎖場

11/10 10:06

裏も鎖場多かった…

11/10 20:37

何気に片側は落ちたらアウトな道が続きます

11/10 10:08

JR横川駅方面

11/10 10:10

鎖の下りや

11/10 10:26

巻道を通過します

11/10 10:38

遠くにシンボリックな丁須の頭が見えました。大分歩いたね

11/10 10:58

三方鏡

11/10 11:09

今から谷急岳に登るパーティーとすれ違いました。ここからはもう安心・安全の山歩き♪

11/10 11:45

ただひたすら下るだけ

11/10 12:10

大分下りてきました。あ！丁須の頭！こんな所から見えるんだw

11/10 12:10

ズームしてみる。見える見えるw

11/10 12:32

私好みのモフモフの林道

11/10 12:33

舗装道路に合流！

11/10 12:39

無事下山、今日もありがとう！

撮影機器：

iPhone SE Apple

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

ヘルメット・ハーネス・ATC・デイジー・手袋（滑り止め付）

共同装備

50mシングルロープ×1本・ヌンチャク×4本・長ヌン×3本・安環×2個

感想

climb4478

5年程前？に一度来たのですが、その時は余りの高度感に怖くて挑戦すらしなかった丁須の頭。今回は、しもさんにリードしてもらいフォローで登る事ができました。直前まで「取付きまでいってみて怖かったらやめよう」と弱気でしたが、しもさんの力強い登りと励ましのお陰でまた一つ念願の目標を達成する事ができました。感謝！
表・裏と続けて登った感想は、「妙義山は北アルプスや剱のバリエーションルートにも引けを取らない難しい山である」という事です。標高は1100そこそこですが、技術・体力・メンタルの総合力を試される素晴らしい山でした。