記録ID: 2104538
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
鈴鹿・裏道から国見岳
2019年11月10日(日) [日帰り]
gack_m
その他2人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:13
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 913m
- 下り
- 127m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 5:14
9:33
9:41
42分
裏道登山口
11:56
12:03
10分
(R)
14:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
近鉄名古屋から近鉄四日市まで、急行で約35分、土日の朝は1時間3本。近鉄四日市から湯の山温泉までは、単線で約30分、土日の朝は1時間3本。 湯の山温泉駅は、交通系ICカード対応、自動券売機あり、近鉄特急の購入窓口あり。待合室、トイレあり。コインロッカーはたぶんない。駅前に地元の店があるが、閉まっていることが多いかも。 ●三重交通バス 湯の山温泉駅より、湯の山温泉・御在所ロープウエイ前まで、バスで約10分。土日の朝は、1時間2本程度。鎌ヶ岳長石尾根登山口、中道登山口、表道登山口、武平峠まではバスが入らないので、タクシーを利用する必要がある。土日だと湯の山温泉駅にタクシーは停まっている。かもしか大橋が開通して、ロープウェイ山麓駅の目の前までバスが入るようになった。(かつての終点、三交湯ノ山にはいかない。) 残念なことに、日帰り入浴可能な希望荘の脇をバスは通るが、停留所はない。 http://www.sanco.co.jp/ ●御在所ロープウェイ 湯の山温泉のある山麓と、御在所岳山上公園を結ぶ8〜10人乗りのゴンドラ。所要時間は15分。営業時間は季節によるため、ホームページで確認する必要あり。山上駅(山上公園)に食堂がある。山上駅から御在所岳の山頂まではリフトの運行もある。上り下りともに1時間くらい待つこともあるほか、強風で運休になることもある。 https://www.gozaisho.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は、裏道から御在所岳を目指したが、思いのほか時間を取ってしまい、以前も行ったことのある御在所岳のピークは行かなかった。今回は国見岳がメインピークとなった。 〔目次〕 1.山麓駅〜裏道登山口 2.裏道登山口〜藤内小屋 3.藤内小屋〜国見峠 4.国見峠〜国見岳 5.国見峠〜山上公園 1.山麓駅〜裏道登山口 下りにロープウェイを使う前提であったため、バスでロープウェイ山麓駅(バス停は、「湯の山温泉・御在所ロープウエイ前」という長い名前)まで入り、コインロッカーにお風呂セットなどを入れて出発した。山麓駅で登山ポストを見つけられなかった。山麓駅には、トイレや売店がある。当然ながら、ドコモは圏内。 山麓駅の建物の南側(山頂に向かって左側)の脇を進むと、湯の山温泉街を見下ろせる展望コーナーがあり、その先を進むと裏道への接続ルートの入口に着く。接続ルートに入らず左へ進むと、温泉街を経て、中道登山口などの方に行ける。接続ルートの入口には「裏道1合目」の看板があり、迷うことはない。青瀧不動を経て裏道登山口に向かうコースなので、青瀧の方向を目指す。登り始めはいきなりの石段である。しばらく分かりやすい道が続くが、ロープウェイの真下を通過する前後では、崖の脇を進むところなどもある。ロープウェイの真下をくぐって、少し登れば青瀧不動の建物の前に着く。青瀧へ降りる道は、この建物脇で分岐している。 青瀧不動を出ると、森の中を整備された道が続いていく。まもなく、青瀧に続く川の間近に出て、すぐ上を通る鈴鹿スカイラインも見えてくる。スカイラインをくぐったあたりから道は不明瞭になった印象である。ルートマークも少なく、あまり整備されておらず、一部はやぶ漕ぎに近いところもあった。岩崖を3mほど下るところでは、ロープも取付いていたが、付け方が中途半端で少し下りにくかった。(でも、子供も通過しているところで、そんなに難しくはないが。) 最後にうっそうとした急登を登り詰めると、裏道登山口の駐車場に着く。ここは鈴鹿スカイラインから100mほど入ったところにある。登山者用の駐車場なのか不明。ロープウェイ山麓駅方面へも、藤内小屋方面へも、それぞれ標識が出ている。また、登山届ポストがある。ただ、今回は藤内小屋方面の入口に「通行止め」の大きなバリケードがあり、進めるのか不安であったため、その場で菰野町観光協会に電話して通れることを確認して、通過した。 2.裏道登山口〜藤内小屋 裏道登山口を入るとしばらくして、鉄製の橋を通るようになるが、台風による倒木のためか、橋の欄干をひん曲げて、這いつくばらないと通れないような状態になっていた。ひょっとして通行止めとは、このことだったのか。河原沿いの道を進むこともできるので、それならそのように表示してほしいところだった。 しばらく進むと、河原沿いの道に合流し、砂防堤防のところに出る。対岸には日向小屋が建っている。ここの砂防堤防は、すべて閉じているダムの形状ではなく、大きな倒木が流れないように組まれたもので、人間はその隙間から十分に通過でき、そこがルートになっている。1〜2cmの水流を踏みながら堤防を通過して上流へ進む。その後は、三滝川を二度三度渡り返す。途中に、中道への接続ルートの分岐がある。マイカーで来た人が、中道と裏道を登り/下りで使い分けても、車を停めたところに戻れるように、という配慮なのだろう。最後は三滝川の南側の支流(国土地理院の地形図でも川のラインはない)に入り、階段を登り詰めると藤内小屋に着く。(三滝川の本流は藤内小屋の北東を流れている。) 藤内小屋は宿泊もできる鈴鹿では珍しい山小屋である。トイレ(有料)があるほか、モンベルハウスがあった。ジュース類なども販売している。ドコモの電波確認はし損ねた。 3.藤内小屋〜国見峠 藤内小屋から国見岳へは、裏道のほかに国見尾根のルートがある。国見岳の山頂やや南に直接取付くルートである。藤内小屋の御主人に聞いたところ、最初は急登で、木々や根っこをつかみながら登る感じだそうだ。ルートの整備も十分ではなく、一部不明瞭であり、下りでは使わない方がいいとのこと。奇岩(ゆるぎ岩、天狗岩)を見たいなら、裏道から国見岳に上がり、国見尾根分岐から少し下ったところに二つの奇岩があるので、分岐から往復することを勧められた。 藤内小屋の玄関向かって左手の方へ(トイレの方へ)進み、半時計回りに小屋の裏手に進むと、すぐに裏道と国見尾根の分岐に着く。そのまま沢を登っていくのが裏道である。しばらくは広い沢を登っていく。まもなく沢の左岸に渡渉し、大きな岩の上へと上がっていく。なお、渡渉したすぐの右手に、ロッククライミングの練習用の岩もある。(この日は誰も登っていなかった。) その先は、沢の左岸に沿って樹林の中を進む感じのコースになる。途中、五合目の看板を過ぎてからはやや傾斜がきつくなる。まもなく藤内壁出合という大きな看板に出る。藤内壁を登るロッククライミングの人はここから入っていくようだ。初心者が間違って入らないように十分に注意喚起された看板だった。 次第に道が細くなり、きつい傾斜も続く。六合目、七合目と登っていく。頑張って登り詰めると、突然道が広く傾斜もほぼなくなり、ゆるやかに右旋回して、国見峠に着く。 国見峠は十字路になっていて、南へ進むと山上公園、北へ進むと国見岳、西へ進むと滋賀県の愛知川の源流、東へ進むと藤内小屋(裏道)となっている。裏道としてはここが八合目である。十字路の西側に広いスペースがあり、椅子として使えそうな天然の岩も多数ある。展望もそこそこある。ドコモは圏内である。 4.国見峠〜国見岳 国見峠から北へ進むと、ゆるやかに登っていく。しばらく登ると、開けた砂礫地に出て、大きな岩が多数ある。ロープが垂らされているので、ついその方向へ進んだら、岩の上の人がこっちだと正規ルートを案内してくれた。大きな岩の東側を回り込んでいくルートになっている。ここは地形図上では国見岳にある南北の二つのピークのうちの南側である。その小ピークを通過して再び樹林に入り緩やかに下ると、国見尾根の分岐の標識が見えてくる。この標識を過ぎてすぐ、次の分岐標識「石門」がある。分岐から20秒ほどで石門と呼ばれるスポットに付ける。二つの壁のような石の上に、蓋のような石がかぶさっている、まさに石でできた門である。石門分岐をすぎて少し登れば、国見岳の山頂に着く。山頂に標識があるが、標識のところは展望がなく、5mほど東側に入ると大きな岩があって、その上からは四日市方面の展望がよい。鈴鹿北部(藤原岳など)や、山上公園も見える。 国見岳の山頂は、ドコモ圏内である。 5.国見峠〜山上公園 国見峠から南へ進むと、ほんのわずかに広い道を登ると、すぐに沢の音が聞こえてくる。裏道のルート沿いに流れる沢の源流は山上公園の方に向かっている。すぐに沢と一緒のルートになり、水の流れを踏みながら登っていく感じになるが、沢とはすぐに分かれる。あとは、ザレた道でそこそこの傾斜を上がっていくと、山上公園エリアの遊歩道に取りつける。裏道の下山口の案内が出ている。 そこから遊歩道(舗装道)を2、3分も進めば、リフト乗り場が見えてきて、建物内に入ると、すぐに山頂駅併設の食堂のところに出る。リフト乗り場の前あたりまで下りロープウェイの列が伸びているのが一般的で、リフト乗り場前からだと約45分待ち、屋根の外から並ぶと1時間以上待ちである。 |
その他周辺情報 | ●ホテル湯の本 https://www.yunomoto.jp/hotspring.html 日帰り入浴800円。営業時間 11:30〜16:00(不定休) 山麓駅の目の前にあるホテル。2階に内湯、5階に露天風呂で、5階には洗い場はない。2階と5階の行き来は一度服を着ないとダメで、時間がなかったので5階には行かなかった。内湯は洗い場10個程度、湯舟も10人少々しか入れない広さだが、空いていた。(日曜の15時半前後に利用) ●アクアイグニス片岡温泉 https://aquaignis.jp/spa_kataoka.php 日帰り入浴は土日800円。営業 6:00〜24:00(無休) いつ行っても混んでいる。ロープウェイ山麓駅から湯の山温泉駅に戻るバスは、アクアイグニスにも寄ってくれる。風呂は、一番奥にある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
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