20191111 高千穂峰中断、御鉢まで


- GPS
- 02:39
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 388m
- 下り
- 383m
コースタイム
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:37
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなかった |
その他周辺情報 | 霧島神宮:https://kirishimajingu.or.jp/ がまこう庵:https://gamakoan.jp/ いやしの湯 山翠:http://www.k-sansui.net/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ツエルト
ファーストエイドキット
|
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備考 | 日本二百名山、新日本百名山、九州百名山 |
感想
朝、目が覚めると、地面が濡れていて昨夜雨が降ったようだが、天気はくもり。天気.jpの登山天気予報では、高千穂峰は曇りで降水確率は低いが、山頂の風速は15m/s以上とかなり強いのが心配。8時50分頃に高千穂河原駐車場に到着した。天気はいいが、風が強くて寒くアウターを着る、空を見ると風の動きも早い。ここには火山が噴火した時に備えてシェルターがあります。高千穂河原ビジターセンターの左に九州自然歩道の入り口があり、中岳・新燃岳方向に向かいますが途中から通行止めとなります。鳥居をくぐって霧島神宮古宮址方向に登山開始です。
紅葉の中を霧島神宮古宮址に向かって歩いて行く。この道は以前は表参道であったのだろう。道の右側に秩父宮御登山記念の石碑がある。古宮址の手前に来ると
前方に竜王山、矢岳が見える。初代の霧島神宮は540年に高千穂峰と御鉢の鞍部に建立されたが、788年の御鉢の噴火で焼失 (現在鳥居と石碑あり)、天暦年間にここに再建されたが、1235年の噴火で再び焼失、現在も神籬斎場として祭祀が継続されているらしいです。ここの鳥居はくぐらずに右に折れると、登山道の入り口がある。ここから樹林帯に入り、紅葉に囲まれた敷石や石段を軽く登っていく。よく整備されている。高千穂峰登山道の分岐を左に曲がります。風の音がすごいが、木々に遮られているので風はあまり感じない。次第に道に岩が目立ち始めます。
少し行くと開けた場所にでて、前方に御鉢への急登が見える。道はザレ場になり、靴がもぐって歩きにくく、体力を消耗する。次第に傾斜は増していき、強風だが暑くなり、ここでアウターを脱ぐ。左の中岳、前方にはお鉢から馬の背、そして高千穂峰の絶景に元気をもらう。森林限界に入ったあたりから、ザレ場からガレ場の急登に変わっていく。急ではあるがザレ場よりは登りやすく、更に風は強くなり、飛ばされないように手足を使って進んでいく。ついに御鉢の稜線に到達、迫力のある火口跡が一望できる! 前方には高千穂峰、左側には中岳の奥に韓国岳が見えるが先端は雲に隠れている。外輪山はほぼ平らな赤茶けたザレ場となるがところどころに大きな石が転がっている。風はさらに強くなっていて寒い、時々風に身体が持って行かれそうになるが慎重に進んでいく。歩くことは可能だが写真を撮ったりするのは少し怖い。この先は「馬の背」と呼ばれるさらに狭いガレ場の火口縁となり、両側が切れ落ちている。危険を感じ、残念ながらここで山頂を目指すのはやめて下山することとした。
御鉢からのガレ場を慎重に降る、遠くに高千穂河原が見える。登った時よりも明らかに風が強くなった印象。ここを登ってくる人も何人かいたがなかなか大変そうで、引き返す人もいるようだ。登りの時は気が付かなかったが、ガレ場とザレ場の境界は明瞭であり、新燃岳の噴火の火山灰によるものらしい。ザレ場に入って、走って降りるのが気持ちいい。木が生えているところに入っても、明らかに風は登りの時より強い。樹林帯に入り、帰りは左の自然探究路を行くと紅葉が素晴らしかった。神宮の森展望台付近では、烏帽子岳、中岳の展望がよく、ススキや紅葉とマッチしていた。またここらでは季節外れのミヤマキリシマも所々に咲いていた。道は整備されていたが、苔の生えた敷石は所々滑るので怖かった。高千穂河原に到着して、登山終了。天の逆鉾がある高千穂峰山頂に到達できなかったのは残念だが、またいつか挑戦したい。
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