ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 211136
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

日光白根山(あの登山道、どうにかして〜)

2012年07月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
rainbow その他1人
GPS
08:12
距離
9.5km
登り
1,018m
下り
1,268m

コースタイム

菅沼5:20−7:10弥陀ヶ池−8:30日光白根山山頂−9:50奥白根避難小屋−10:45前白根山
−11:20天狗平−13:00湯元(スキー場)−13:30日光湯元(国民休暇村)
天候 ハレ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:前夜、夜行バス(毎日あるぺん号)に乗車、早朝菅沼キャンプ場下車。
帰り:湯元温泉より日光駅行き乗車、東武日光駅下車。
コース状況/
危険箇所等
菅沼の登山ポストは駐車場にあります。
トイレは茶店の正面向かって右側にあるのをお借りしました。
下山後は国民休暇村の温泉を利用。大人1人あたり850円ナリ。

山行記録のタイトルに入れた「どうにかして」ほしい登山道とは、前白根山から日光湯元側に下りる道を指しています。
他のヤマレコユーザーの記録にも詳しいですが、天狗平・外山鞍部を経由して日光湯元に下りる道は荒れています。
大木が倒れ放題で、赤土はえぐられ、浮石もたくさんあるわで、危険な道です。
足の置き場に困ったり、木の根にぶら下がるようにして下りたりすることは今まで経験していますが、
このような道?が続くので気が抜けません。
天候に不安がある場合や、時間が遅くなる場合は回避したいところです。
大雨になったら登山道が滝になったり、土石流でも起きるんじゃないかしら。
とりあえず、赤土で滑って泥だらけになるでしょう。

なお、前白根山から中ツ曽根を経由して日光湯元に降りるルートもありますが、
ここを下りたパーティから聞いたところによれば、中ツ曽根の荒れっぷりも酷いらしいです。
菅沼キャンプ場向かいの茶店
2012年07月29日 05:15撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 5:15
菅沼キャンプ場向かいの茶店
駐車場の奥から歩き始めます
2012年07月29日 05:18撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 5:18
駐車場の奥から歩き始めます
ゴゼンタチバナ
2012年07月29日 06:27撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 6:27
ゴゼンタチバナ
緑のグラデーションが美しい樹林
2012年07月29日 06:54撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 6:54
緑のグラデーションが美しい樹林
2012年07月29日 06:54撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 6:54
2012年07月29日 07:13撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 7:13
2012年07月29日 07:17撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 7:17
2012年07月29日 07:30撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 7:30
オトギリソウ
2012年07月29日 07:33撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 7:33
オトギリソウ
山頂の気温は20℃ちょっと
2012年07月29日 08:29撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 8:29
山頂の気温は20℃ちょっと
左端に燧ヶ岳が見えます
2012年07月29日 08:29撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
4
7/29 8:29
左端に燧ヶ岳が見えます
スカイ
2012年07月29日 08:56撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 8:56
スカイ
山頂から五色沼
2012年07月29日 09:08撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
2
7/29 9:08
山頂から五色沼
女王様発見。立派な株だけど、これしか見つからず。疑問多々あり。
2012年07月29日 09:13撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 9:13
女王様発見。立派な株だけど、これしか見つからず。疑問多々あり。
2012年07月29日 09:21撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 9:21
ヤマオダマキ
2012年07月29日 09:24撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 9:24
ヤマオダマキ
奥白根を下りきったところ
2012年07月29日 09:46撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 9:46
奥白根を下りきったところ
赤い屋根が見えます
2012年07月29日 09:46撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 9:46
赤い屋根が見えます
五色沼避難小屋でした
2012年07月29日 10:07撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 10:07
五色沼避難小屋でした
登り返して稜線に出たところ。いい感じ。右端に前白根山が見えます。
2012年07月29日 10:24撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 10:24
登り返して稜線に出たところ。いい感じ。右端に前白根山が見えます。
前白根山(五色山寄りピーク)より
2012年07月29日 10:44撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
2
7/29 10:44
前白根山(五色山寄りピーク)より
2012年07月29日 10:45撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 10:45
前白根山頂
2012年07月29日 10:47撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 10:47
前白根山頂
天狗平に向かう途中は石楠花が咲いていました。
2012年07月29日 11:10撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 11:10
天狗平に向かう途中は石楠花が咲いていました。
犯人はクマ?シカ?
2012年07月29日 11:37撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 11:37
犯人はクマ?シカ?
2012年07月29日 11:38撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 11:38
外山鞍部から下りに入ると荒れた急坂になる
2012年07月29日 11:50撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 11:50
外山鞍部から下りに入ると荒れた急坂になる
約1時間、緊張を強いられる下りが続きます。
2012年07月29日 12:08撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 12:08
約1時間、緊張を強いられる下りが続きます。
スキー場のリフトが見える。急坂ともうすぐお別れ(期待)
2012年07月29日 12:53撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 12:53
スキー場のリフトが見える。急坂ともうすぐお別れ(期待)
登山道入口にあるベンチ。急坂がやっと終わってほっとした。
2012年07月29日 13:04撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 13:04
登山道入口にあるベンチ。急坂がやっと終わってほっとした。
スキー場エリアから振り返る。酷く荒れた道だった。
2012年07月29日 13:09撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
7/29 13:09
スキー場エリアから振り返る。酷く荒れた道だった。
湯元温泉スキー場。マーガレットのような花が沢山咲いていますが、鹿の糞もたっくさん落ちています。(鹿はここの花を食べないのでしょうか)
2012年07月29日 13:11撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
1
7/29 13:11
湯元温泉スキー場。マーガレットのような花が沢山咲いていますが、鹿の糞もたっくさん落ちています。(鹿はここの花を食べないのでしょうか)
湯の湖と男体山が見える。足はよろよろ。カメラを持つ手もヨロヨロ。
2012年07月29日 13:26撮影 by  COOLPIX S610, NIKON
3
7/29 13:26
湯の湖と男体山が見える。足はよろよろ。カメラを持つ手もヨロヨロ。
撮影機器:

感想

以前から気になっていた竹橋からの夜行バスに乗って、奥日光は白根山に行きました。
夜が明けてまもなくバスが菅沼に到着。
前夜に買ったコンビニのおにぎりを口の中に押し込んで、アタフタと菅沼を出発しました。
最初の草っ原を過ぎてまもなく、樹林の中の明るい道を弥陀ヶ池まで歩きます。
小さな弥陀ヶ池の先にごつくて美しい白根山が姿を現しました。
ここからは頂上まで急登になりますが、久々のガレに懐かしさを感じたりします。
山頂に着いた時はそこそこ天気が良く、霞んではいましたが燧ヶ岳とか会津駒らしき山が見えました。
後から来る人たちのために山頂を譲り渡し、前白根に向かうこととします。

ここから五色沼避難小屋に下る途中、コマクサを1株発見。
コマクサとしてはそこそこ大きさがある株であり、花もたっぷり咲いていました。
ここまで大きくなるには何年もかかったに違いないと思うと、その健気さに涙を誘われそうになります。
が、ここで疑問。
この周囲では他にコマクサが見当たらなかったのですが、ここまで大きくなる間、
周囲にコマクサは生えなかったのか?
違和感を感じたため後で確認したところ、日光白根にコマクサが群落していることが分かったのですが、
元々、日光白根にコマクサはなかったのだそうです。
日光白根付近はコマクサが好みそうな土地だったからでしょうか。
人間がコマクサを持ち込んだら、よーく根付いちゃったということらしいです。
ところでコマクサは薬草であるだけあって、やはり毒が多少あるようです。
食欲旺盛なシカ達もコマクサは食べられないのか。これもまたコマクサには有利に働いたようです。

このあと避難小屋の脇を通って稜線へ登り返し、前白根山に向かいます。
前白根の山頂は比較的平坦で、風通しが良い場所です。
登山客も多いため、前白根山手前の稜線でお昼にするのもテかなと思いました。

前白根山から日光湯元まで下るに際して2つのルートがあったのですが、天狗平を通る道をチョイス。
結果的にどちらもハズレだったようです。

自分が通ったルートは外山鞍部より急激に高度を落としますが、
土石流でもあったのかと言いたくなるような大荒れの道に、大変疲れました。
木の根もむき出しになって高い段差が数多く出来ており、浮石も多数あることから
1時間程の間、慎重に慎重に登山道を下ります。
日光のあたりは夕立が多いようですが、このルートで夕立に遭遇したら為す術がありません。恐い場所です。

いつになったら急坂が終わるのかと期待しながら歩くうちに、脚は疲れて痛くなりました。
なんとか急坂を降りたところで日光湯元スキー場に到着。
本来ゲレンデである部分に、マーガレットのような白い花がゲレンデいっぱいに咲いていました。
なおも脚を引きずるようにしてゲレンデの脇を歩き続けるうちに、休暇村の立ち寄り湯を発見。
疲れた脚はごく自然に温泉に向かったことは言うまでもありません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:7793人

コメント

rainbowさん、はじめまして
おはようございます。

最近の登山であったかもに出ていたので、
こちらに来てみました。
復路の前白根山で休憩されていましたか?

あの登山道どうにかして、同感です。
厳しい道でしたね。
絶対に怪我をしないようにと
気が張っていました。

登りはそれなりに面白いかもしれませんが、
下りでは使いたくないですね。

またどこかでお会いできることを期待しています。
2012/8/2 10:35
toratora48さん、はじめまして
コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、前白根で休憩していたので自分たちに間違いなさそうですね。
あと避難小屋−奥白根山間でもすれ違っていますね。
それにしても、あの道を往復するなんてお疲れ様です

危険な登山道は他にも色々あったように思いますが、
今回については事前調査をしていなかったこともあり予想外でした。
地元も登山者に警告すべきか微妙でしょうね。
事故が起きなければいいなと思います。

またお会いできるといいですね。
2012/8/2 15:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら