日光白根山(あの登山道、どうにかして〜)


- GPS
- 08:12
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
−11:20天狗平−13:00湯元(スキー場)−13:30日光湯元(国民休暇村)
天候 | ハレ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:湯元温泉より日光駅行き乗車、東武日光駅下車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅沼の登山ポストは駐車場にあります。 トイレは茶店の正面向かって右側にあるのをお借りしました。 下山後は国民休暇村の温泉を利用。大人1人あたり850円ナリ。 山行記録のタイトルに入れた「どうにかして」ほしい登山道とは、前白根山から日光湯元側に下りる道を指しています。 他のヤマレコユーザーの記録にも詳しいですが、天狗平・外山鞍部を経由して日光湯元に下りる道は荒れています。 大木が倒れ放題で、赤土はえぐられ、浮石もたくさんあるわで、危険な道です。 足の置き場に困ったり、木の根にぶら下がるようにして下りたりすることは今まで経験していますが、 このような道?が続くので気が抜けません。 天候に不安がある場合や、時間が遅くなる場合は回避したいところです。 大雨になったら登山道が滝になったり、土石流でも起きるんじゃないかしら。 とりあえず、赤土で滑って泥だらけになるでしょう。 なお、前白根山から中ツ曽根を経由して日光湯元に降りるルートもありますが、 ここを下りたパーティから聞いたところによれば、中ツ曽根の荒れっぷりも酷いらしいです。 |
写真
感想
以前から気になっていた竹橋からの夜行バスに乗って、奥日光は白根山に行きました。
夜が明けてまもなくバスが菅沼に到着。
前夜に買ったコンビニのおにぎりを口の中に押し込んで、アタフタと菅沼を出発しました。
最初の草っ原を過ぎてまもなく、樹林の中の明るい道を弥陀ヶ池まで歩きます。
小さな弥陀ヶ池の先にごつくて美しい白根山が姿を現しました。
ここからは頂上まで急登になりますが、久々のガレに懐かしさを感じたりします。
山頂に着いた時はそこそこ天気が良く、霞んではいましたが燧ヶ岳とか会津駒らしき山が見えました。
後から来る人たちのために山頂を譲り渡し、前白根に向かうこととします。
ここから五色沼避難小屋に下る途中、コマクサを1株発見。
コマクサとしてはそこそこ大きさがある株であり、花もたっぷり咲いていました。
ここまで大きくなるには何年もかかったに違いないと思うと、その健気さに涙を誘われそうになります。
が、ここで疑問。
この周囲では他にコマクサが見当たらなかったのですが、ここまで大きくなる間、
周囲にコマクサは生えなかったのか?
違和感を感じたため後で確認したところ、日光白根にコマクサが群落していることが分かったのですが、
元々、日光白根にコマクサはなかったのだそうです。
日光白根付近はコマクサが好みそうな土地だったからでしょうか。
人間がコマクサを持ち込んだら、よーく根付いちゃったということらしいです。
ところでコマクサは薬草であるだけあって、やはり毒が多少あるようです。
食欲旺盛なシカ達もコマクサは食べられないのか。これもまたコマクサには有利に働いたようです。
このあと避難小屋の脇を通って稜線へ登り返し、前白根山に向かいます。
前白根の山頂は比較的平坦で、風通しが良い場所です。
登山客も多いため、前白根山手前の稜線でお昼にするのもテかなと思いました。
前白根山から日光湯元まで下るに際して2つのルートがあったのですが、天狗平を通る道をチョイス。
結果的にどちらもハズレだったようです。
自分が通ったルートは外山鞍部より急激に高度を落としますが、
土石流でもあったのかと言いたくなるような大荒れの道に、大変疲れました。
木の根もむき出しになって高い段差が数多く出来ており、浮石も多数あることから
1時間程の間、慎重に慎重に登山道を下ります。
日光のあたりは夕立が多いようですが、このルートで夕立に遭遇したら為す術がありません。恐い場所です。
いつになったら急坂が終わるのかと期待しながら歩くうちに、脚は疲れて痛くなりました。
なんとか急坂を降りたところで日光湯元スキー場に到着。
本来ゲレンデである部分に、マーガレットのような白い花がゲレンデいっぱいに咲いていました。
なおも脚を引きずるようにしてゲレンデの脇を歩き続けるうちに、休暇村の立ち寄り湯を発見。
疲れた脚はごく自然に温泉に向かったことは言うまでもありません。
コメント
この記録に関連する登山ルート

おはようございます。
最近の登山であったかもに出ていたので、
こちらに来てみました。
復路の前白根山で休憩されていましたか?
あの登山道どうにかして、同感です。
厳しい道でしたね。
絶対に怪我をしないようにと
気が張っていました。
登りはそれなりに面白いかもしれませんが、
下りでは使いたくないですね。
またどこかでお会いできることを期待しています。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、前白根で休憩していたので自分たちに間違いなさそうですね。
あと避難小屋−奥白根山間でもすれ違っていますね。
それにしても、あの道を往復するなんてお疲れ様です
危険な登山道は他にも色々あったように思いますが、
今回については事前調査をしていなかったこともあり予想外でした。
地元も登山者に警告すべきか微妙でしょうね。
事故が起きなければいいなと思います。
またお会いできるといいですね。
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