北八ヶ岳ロープウェイ〜北横岳〜三ヶ岳〜雨池山〜雨池峠〜北八ヶ岳ロープウェイ


- GPS
- 03:31
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 346m
- 下り
- 343m
コースタイム
1211北横岳北峰〜1228北横岳三ッ岳分岐〜1258三ッ岳〜1359雨池山〜1411雨池峠1418〜1424縞枯山荘〜1432坪庭分岐〜1435北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
坪庭から北横岳はコースも明瞭で危険箇所はありません。 北横岳三ッ岳分岐より三ヶ岳は大きな岩がゴロゴロしているルートです。注意しないと捻挫をしたり、岩と岩の間に足を滑らせたり、モノを落として取れなくなることもありそうです。後半は特にそれが顕著になっていき、三ッ岳山頂直前のくさり場はしっかりと三点支持を心がけて進まないと危ないです。私は登りでしたが、下りだったらと思うと…。 三ッ岳から雨池山へもしばらくは大きな岩がゴロゴロしているルートです。注意して歩きましょう。 三ッ岳の岩稜地帯最後の小ピークを過ぎると、雨池山までと雨池峠までは森林地帯です。コースは明瞭です。 雨池峠から縞枯山荘まではのほほんとしています。とても素敵なムードです。 |
写真
感想
今夏ロープウェイ登山第二弾で北八ヶ岳です。八ヶ岳でびゅう。
八ヶ岳、いろいろ調べてみると北と南がある。北と南でムードが違うんですよね。八ヶ岳主峰の赤岳は行ってみたいと思っていますが、なかなか手が出ないというか、足が向かないというか。へなちょこな私の夏の登山はロープウェイで高所アプローチしかない、そんなところです。
本当は北横岳から三ッ岳を通って、雨池峠から縞枯山を越えて麦草峠まで行きたかったんです。アウトドアショップで手にしたフリーの八ヶ岳パンフレットに掲載されているマップの所要時間を見ると、日帰りできるギリギリタイムだったのです。
でも昭文社の山と高原地図で確認するととんでもない。明らかに無理ではないですか。もんもんとして朝を迎え、一回は見送ったといういきさつがあります。(一週間前のこと)
当日はほかの登山者との便乗タクシーアプローチで時間を稼ぐことも考えて、スーパーあずさ1号で茅野駅まで行きましたが、当日そのような登山者はいそうになく、普通にバスで北八ヶ岳ロープウェイまで行きました。
けっきょくのところ、結果はタクシーで早めに行っても間に合わないタイムだったわけで。まあ、身の丈にあった山行を心がけよ、ということなのでしょう。(;^_^A アセアセ…
ロープウェイ山頂駅の前に広がる坪庭は、登山目的ではない観光客でいっぱいでした。少し歩くと分岐に辿り着きます。山にとりつくときに、山の中から登山者たちの賑やかな話し声が聞こえてきたのには驚きました。さすがロープウェイアプローチの出来る山です。
北横岳と三ッ岳の分岐直下は急登でした。そのあと北横岳ヒュッテを通り過ぎて、もう一踏ん張りすると、北横岳です。最初は南峰、そして数分で北峰。お昼の場所はどちらが良いでしょうね、なんとなく北峰かなあ。
三ッ岳へ向かうルートはずいぶんとタイヘンでした。最初はそれほどでもないんです、ただ歩きにくいだけ。でも、そのうち大きい岩がドスンドスンと転がっていて、その上を歩いていくというか、飛び渡っていくというか。ちょっと滑ったら痛いぞ間違いなく、みたいな感じです。
三ッ岳山頂手前のくさり場はいままでで(これまでの山行で)一番の危険箇所でした。本当に三点支持を心がけて、登りました。ボルダリングをやっていて良かった、と思った瞬間でもあります。(正確には、もうやめてしまったんだけども)
嗚呼、こんなんで怖がっていたら、槍ヶ岳なんて行けないなあ、なんて。(*^。^*)
三ッ岳を過ぎてしばらくすると、森林の中を下り始め、雨池峠に辿り着きます。その途中、眼前に見える縞枯山、縞枯れの状態、本当は此処を登り返す予定だったんだなあ、と。
そして雨池峠の雰囲気がけっこう壺に来ました。素敵ムードです。四方から交わっている登山道が、其処は峠なんだと思わせます。
そして北八ヶ岳ロープウェイへ戻るルートの途中にある縞枯山荘。これまたフォトジェニックな感じです。広々とした中にのんびりとしていて、ここでゆっくりしたいなあ、そんな気持ちになります。坪庭との分岐で観光客と出くわし、どうしようかと皆さんで悩んでいたので「素敵な雰囲気のところですよ、ぜひ行ってみて下さい。」とオススメしてみました。結果10人くらいでぞろぞろと向かっていきました。w
坪庭に戻り、ロープウェイで下り、待機していたバスに乗り、茅野駅へ。途中の親湯バス停で乗り込んできた若い方たち。小柄な女の子もテント泊装備のでかいザックです。どうやら大学二年生らしい。後輩のことをあれやこれやと云っていました。どこを縦走してきたのでしょう?
茅野駅に到着した特急あずさの自由席の乗車率は140%とのこと!東京までの道中、二時間強ずっとデッキで立ちっぱでした。うぅーん。(>_<)ヽおちかれ〜
今回の山行は、新しく買った55リットルのザック初使用でした。中には日帰りであるにも関わらず、テント、マット、シュラフが入っています。しかしながら、自分には重すぎます。なんか、ちょっと後ろにのけぞるとふらふらする!危険すぎます(汗)。
ちなみに今回は持っていたダブルストックは使わず終い。コンロとクッカーも使いませんでした。この重さはヘビー過ぎますが、いつか決行するテント泊のために、練習練習っと。p(^^)q
bird_playさん、はじめまして。
schunと言います。
記録には書いていないのですが、たまたま「観光客」としてその日北八ヶ岳の坪庭にいました。
結構登られている方、多かったですよね。
この先どうなっているんだろうと、気になっていたので
とても参考になりました。
ありがとうございます。
今度、時間があるときに登ってみようかと思います。
さすがにこの間は子連れだったので・・・。
ときどき覗かせてもらいますね。(@^^)/~~~
コメントありがとうございます。
ヤマレコ初心者です、
どうぞよろしくお願いします。
山行記録を拝見しますと、
かなりの強者とお見受けいたしました!
ぜひ北横岳から三ッ岳へ行ってみて下さい。
北アにはおよびませんが楽しめると思います。
それにしても、
山と高原の地図をよくみると
ルートは岩稜地帯だし、
雨池峠からアプローチしても
同じコースタイム。
たいへんなわけですよね、
私に行程時間短縮は無理でした。
もちろん観光気分の人には
オススメ出来ません(笑)。
bird_playさん、はじめまして。
来週、家族と北横岳に行く予定なので参考にさせていただきました。
大変ありがたい情報です。
三ツ岳は、私がダメそうなので回避することにします^^;
(男3人(夫・息子二人)には物足りなさそうですが)
ぜひ楽しんできて下さい。
もし北横岳まで行って余裕があったら、
三ッ岳のほうへも足をのばされると良いと思います。
慎重に進めばダイジョウブなはず。
三ッ岳は「絶景かな、 絶景かな。」な感じです。(^_^)
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