記録ID: 2112477
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
西丹沢主稜線・紅葉向こうの富士燦探し(#^^#ゞ
2019年11月17日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:19
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:17
距離 12.6km
登り 1,317m
下り 1,315m
15:55
ゴール地点
天候 | 晴れ(一時、西天に雲多い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長柄町(前日の災害ボランティア先)〜茂原長南IC〜(圏央道・アクアライン・湾岸線・K3・保土ヶ谷BP・東名高速)〜大井松田IC〜さくらの湯※1〜道の駅・山北※2〜西丹沢VC 【駐車場】 西丹沢VCの手前の駐車スペース 【復路】 西丹沢VC〜西湘BP〜自宅 ※1:入浴 ※2:前夜車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半は、壊れた一般登山道の様子伺い。 このところ、土日のいずれか1日は台風被災地の復興ボランティアを回っていたが、そっちの目途がついたら、ここの復興もお手伝いしたい。 中盤は、久々の丹沢主稜〜石棚山稜を歩きで秋の雰囲気を楽しむ。 後半は、これまた久々のVR歩き。丹沢バリラーの大先輩であるAYさんに昨年夏に教えていただいた板小屋沢ノ頭から西丹沢VCへ直結するルートで紅葉を楽しむ。 【(a)西丹沢VC〜用木沢出合】 舗装の林道歩き。 用木沢手前の橋は右岸側の橋台の陸地側土台が水で抉られ、その上を通過した車がアスファルトを突き破ってフロントから底に落ちて橋の道路部分には大穴が空いている。上下流側の主桁の上なら歩けるが、通行止めになっているので、ルール遵守のためには下流部から渡渉をする。 【〜犬越路】 登山口の先から落石等で荒れている感がある。 大堰堤下の大橋を渡り用木沢の左岸の少し遡行すると、木橋が流された沢を数回渡渉する。沢沿いは道標が流されており、アルミの桟道は緩んだり浮いたりしている箇所があるので、万一に備えて手摺を掴んで進もう。 犬越路沢へ分岐して峠へ登る谷に道も崩落が多い。右岸の最初は側面のトラバースだが崩落で狭隘〜道消失となるが、消失部は山手のブナからトラロープが下がっているので使って渡る。元々、中くらいのゴーロの道だが、大水で押し流されて道標が倒れている等、東海自然歩道は“倒壊自然放道”になっており、途中の木階段が土台ごと流出して通行止めになっているので左岸側を上から巻く。 【〜△東沢ノ丸〜△小笄〜△大笄〜△熊笹ノ峰〜△檜洞丸】 丹沢主稜線のアップダウン尾根の荒れは無く、小笄・大笄の名物鎖等も健在だが、犬越路ルートが通行止め扱いのためか、元々人気の少ないのに、今回は3人しか会わなかった。 【〜新道・石棚山稜分岐】 ブナに包まれた檜洞丸の肩をゆったり下る。 【〜△テシロノ頭〜△白ザレノ頭〜△新山ノ頭〜△石棚山】 分岐からすぐに木階段が崩落している地点があるので尾根の頭側から巻く。 石棚山稜のゆったりアップダウンの秋色を楽しみながら、3つのピークを越えて少しずつ標高を下げていき、いつもながら「なんでココがピーク?」と言いたくなる石棚山へ至る。 【〜△ヤブ沢ノ頭〜△板小屋沢ノ頭】 石棚山直下の分岐を箒沢へ向かい、そこから長めの急下り・短い急登りのアップダウンが続く。 よく勘違いされるのが「ヤブ沢」と「板小屋」の両頭の中間の無名の頭で、その直下を巻くあたりで大杉山稜尾根への分岐点がある。ちょうど標識が立っているが、檜洞丸と箒沢を示しており、大杉山稜側は険しいバリエーションルートでもあるので、ロープで塞がれている。 バリ分岐から急坂を下り、南側に一気に切れ落込む沢の源頭コルに降りた先の急斜面のピークが板小屋沢ノ頭。一般登山道はピークを巻くが、巻き始めの手前にロープにぶら下がった道標(檜洞丸を示す)がピークに至る尾根口。ロープを跨いで尾根筋を少し登ると森のピークに至る。 【(VR)〜五右衛門沢〜(a)】 板小屋沢ノ頭には山頂標はなく、少しだけ平たいピークを北向けて少し歩き、北北西側の斜面に方向を変えると、右手に五右衛門沢のV字谷が見えてくる。 そこからは木に赤ペイントでルートを示しており、標高960mあたりまでは尾根縛りだが、五右衛門沢左岸縁の切り立ったヤセ尾根上はザレザレ・脆い岩で滑りやすい。 960あたりの水源ポールでやや北北西の尾根へ分岐し、860あたりで北西尾根へ転進するが、このあたりは紅葉が見事な広葉樹の森が続く。720、660あたりで尾根が分岐するが地図を見れば迷うことはない。630あたりで少しの登り返すと東沢側へ下る北東尾根(前回)分岐を北西尾根を下り、植林帯を登り返すと広葉樹の間に西丹沢VCが見え始め、神さまの脇に降りたつ。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 ウェルキャンプ場の売店くらい。 丹沢湖畔の岡部酒店は昨年の火災から再建中のようだ。頑張ってほしい。 最後のコンビニは山北中心部のファミマ。 【温泉】 地元で汗が少ないので自宅風呂。 |
写真
【用木沢の手前】
先月の台風で橋台の陸地側土台が水で抉られ、その上を通過しようとした車がアスファルトを突き破ってフロントから底に落ちたらしい・・・
(+_+)
運転手さんは救出されたらしい。
先月の台風で橋台の陸地側土台が水で抉られ、その上を通過しようとした車がアスファルトを突き破ってフロントから底に落ちたらしい・・・
(+_+)
運転手さんは救出されたらしい。
【熊笹ノ峰〜檜洞丸】
ここは、富士ビュースポットの穴場
(^_^)ゞ
バーンと広がる枯山水のような景観は、西丹沢の山波の対岸に南アルプスの上にドンと浮かぶ日本一
(^○^)
ここは、富士ビュースポットの穴場
(^_^)ゞ
バーンと広がる枯山水のような景観は、西丹沢の山波の対岸に南アルプスの上にドンと浮かぶ日本一
(^○^)
【熊笹ノ峰〜檜洞丸】
雲の波が流れ去ったら、薄い秋霞の中にライトブルーな日本のノッポさんワン・ツー・スリーたち
(^○^)
太陽が燦燦と降ってきて、目がいたいよう〜
(^^;
雲の波が流れ去ったら、薄い秋霞の中にライトブルーな日本のノッポさんワン・ツー・スリーたち
(^○^)
太陽が燦燦と降ってきて、目がいたいよう〜
(^^;
【ヤブ沢ノ頭〜大杉山稜分岐】
無名のピークが分岐点。
VRなので大杉方向を示していないが、ロープを越えた向こうは春にツツジが咲き乱れる秘密のスポット
(^^)
注)読図スキル必須です。
無名のピークが分岐点。
VRなので大杉方向を示していないが、ロープを越えた向こうは春にツツジが咲き乱れる秘密のスポット
(^^)
注)読図スキル必須です。
【板小屋沢ノ頭〜西丹沢VC(VR)】
ザレザレの急斜面なのに枯れ木が多くて手掛かりが少ない。
チェーンスパイクを忘れてたことに気が付いたけどフェスティバル・アフター
( ̄▽ ̄;
ビビり祭りの始まりでした
(^^;
ザレザレの急斜面なのに枯れ木が多くて手掛かりが少ない。
チェーンスパイクを忘れてたことに気が付いたけどフェスティバル・アフター
( ̄▽ ̄;
ビビり祭りの始まりでした
(^^;
【板小屋沢ノ頭〜西丹沢VC(VR)】
だーれもいないバリ尾根は、紅葉の色と音を独り占めする空間
(^^)
パラパラは、落葉・落石・落枝の音か?
バブル時代の踊りの音♪ではあるまいな・・・
(^^;
だーれもいないバリ尾根は、紅葉の色と音を独り占めする空間
(^^)
パラパラは、落葉・落石・落枝の音か?
バブル時代の踊りの音♪ではあるまいな・・・
(^^;
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミー3
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---|
感想
11/17(日)は、西丹沢の檜洞丸を周回し、燦々と秋の陽光が富士山をライトブルー染める空の下、静かな静かな尾根道でひっそりとした紅葉の中で佇む時間を楽しみました(^^ゞ
沢沿いの東海自然歩道は、先月の台風の猛威でボロボロの倒壊自然放道の状態。被災地ボランティアの目途がついたら、ココもお手伝いしなくてはね。
その影響か元々静かな主稜線で出会ったのは3人だけ。
檜洞丸ピークは富士山展望を楽しむ人々がチラホラと談笑中(^^)
秋色美しい石棚山稜からは再び静寂の空間で、バリルートに入ったら聴こえてきたのは紅葉の音だけ(*^^*)
7月以来の西丹沢だったけど、静けさの森の中は、やっぱりステキすぎるね(^^)
【山行記】
静かな静かな西丹沢
立ち止まれば聴こえてくる
パラパラパラ
誰かさんが伺う音と思ったら
大きな葉っぱたちが降っていった
パラパラパラ
誰かさんが踏む音と思ったら
尾根から小石たちが走っていった
パラパラパラ
誰かさんが揺らす音と思ったら
秋の森を微風たちが泳いでいった
静かな静かな西丹沢
聴こえてくるのは僕が落ち葉を歩く音
山の波の向こうに富士山が燦々と笑っていた
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