高妻山（すでに雪山）

2019年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,474m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:38

6:47 戸隠キャンプ場バス停
6:51 6:52 戸隠キャンプ場
6:57 6:57 戸隠牧場入口
7:06 7:06 弥勒尾根コース分岐
7:14 7:14 ゲート
8:23 8:28 帯岩
8:34 8:35 一杯清水
8:51 8:58 一不動（避難小屋）
9:05 9:06 一不動
10:05 10:07 五地蔵山
10:35 10:41 八観音
11:49 12:18 高妻山
13:18 13:25 八観音
13:57 13:58 五地蔵山
14:28 14:28 弥勒尾根1596ｍ点
14:56 14:57 弥勒尾根入口
15:18 15:19 戸隠牧場入口
15:25 15:25 戸隠キャンプ場
15:25 ゴール地点

天候

午前は曇りのち雪で強風。午後は曇りのち時々晴れで風はやわらぐ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠キャンプ場入り口P

コース状況／危険箇所等

前夜および当日朝の雪により、稜線は深いところで15センチ程度の積雪。
戸隠遭対協によれば、11月11日の閉山祭以降は、帯岩の鎖も取り外すとのこと。
今回はまだ鎖はありましたが、滑滝上部はベルグラでツルツルだったので、クライムダウンして右岸を巻きました。帯岩の鎖場は幸い鎖も足元も凍ってなかったので通過できましたが、これ以降は、ここを通るなら、前爪付きアイゼンに確保用のロープを出す案件になると思います。
高妻山山頂直下（九勢至と十阿弥陀の間）の急登の連続は、積雪が深く今回は凍結していなかったのでラッキーにも登れましたが、今後はこちらも冬山フル装備（前爪付きアイゼン＋ピッケル）＋場合によってはロープ案件になるかと。
下山に使った弥勒尾根は取り立てて危険な箇所はなし。

写真

11/17 6:51

早朝起きたものの、寒いし予報は悪いし外はすごい風で行く気になれず車中でgdgd。が、行ってみよう！の一言でようやく重い腰をあげてキャンプ場から出発。

11/17 6:58

戸隠山と月。

11/17 7:01

こちらが高妻山方面。帰りはあの尾根ですね。

11/17 7:06

登山口入り口になんとこんな表示が！帯岩の鎖は取り外します、と。先週閉山祭ということは、もしかしたらまだ鎖はあるかもしれない、ということで、とりあえず行って見ることにしました。

11/17 7:56

滑滝に到着する頃には雪が結構降っていましたが、とりあえず鎖は大丈夫そう。

11/17 7:57

巻くならこっちだな。

11/17 8:03

鎖のてっぺんまで行った同行者、最後の1ステップの着地ポイントにベルグラが張っていて怖いらしく、クライムダウンしてきました。

11/17 8:03

ということで、右岸巻き。沢登りみたいなルートだねえと言いながら来ましたが、まさかほんとに滝を巻いてヤブコギするとはw

11/17 8:19

そしてついに不動滝が見えてきた。

11/17 8:24

その横の帯岩到着。だいぶ積もってきてますが、鎖は出てて、凍ってなさそう。あとは足元が凍ってないかですが、大丈夫でした。

11/17 8:24

この先を行きます。

おっかなびっくり。腰が引けてるw

11/17 8:26

これ、凍ってないからいいようなものの、凍ってたら、ロープ出して確保しながら行く案件です。ていうか凍ってたら登りませんよね普通。

11/17 8:26

だいぶ降ってきました。

トラバース終了しました。足場が安定してるせいか、思ったより怖くなかった。

11/17 8:28

ただ、問題はこっちでした。身軽な同行者は楽勝で登っていきましたが、私は苦戦。登山靴で細かいステップに乗るのが難しく、また手袋で鎖が滑って怖いので、お助けスリング出してもらいました。

11/17 8:35

登った先には氷清水。水場だそうです。

11/17 8:43

そこから稜線までまた少し登ります。ほんとに沢のツメだなぁ。

11/17 8:43

後ろを振り返ると雲の後ろから淡い日差しが。

11/17 8:50

ようやく登山道に出ました。

11/17 8:50

避難小屋へ。

11/17 8:51

まずはトイレを拝見。とてもきれいな携帯トイレです。感心しました。

11/17 8:51

100円とは良心的な。アサヒビールさんいい仕事しますねえ。たしか雨飾山もアサヒビールがいい仕事してたような記憶が。

11/17 8:51

手に持ったらそりゃ危険だけどザックに入れたくないっていう人多そう(；・∀・)

11/17 8:51

トイレの利用料は200円だそうです。

11/17 9:03

避難小屋で休憩ののち出発。天気が天気なのでとりあえず下山ルートの始点である五地蔵を目指します。まずは一不動。

11/17 9:12

二釈迦。

11/17 9:14

少し雲がとれてむこうの尾根が見えてきた。

11/17 9:15

かわいい。

11/17 9:16

少し外界が見えてきました。

11/17 9:21

三文殊。

11/17 9:34

あれが四番かな。

11/17 9:35

四普賢。

11/17 9:50

ついに到着五地蔵、と思いきや、地形図上では2つ手前のピークにこの祠がありました。

11/17 10:03

そして次のピークになぜか山頂標識が。

11/17 10:06

そして六弥勒。

実はこの六弥勒が地形図上の五地蔵山です。

11/17 10:06

帰りはこちらから降りるのね。だいぶ視界もよくなってきたし、予報通りにこのまま収まってくれそうだという判断で、先に進むことにしました。

11/17 10:11

七薬師。

11/17 10:34

八観音。

11/17 10:49

九勢至。

11/17 10:50

九勢至からが高妻山本峰となります。

11/17 11:02

だんだんガスがとれてきた。

11/17 11:02

もうすっかり雪山ですね。想像以上に積もっててテンション上がってる同行者。私もテンションはあがってますが、ペースは上がりません。(；・∀・)

11/17 11:12

急傾斜部分にさしかかりました。ここからが核心続き

11/17 11:24

3シーズン靴にストックとチェーンアイゼンで、スリングはあるもののロープはないので、帰りのことを考えながら登ります。降りられそうにない斜面が出てきたら、引き返すつもりで。

11/17 11:32

2箇所位、ここは下りは気をつけないとヤバそうだなという所（ロープなし）がありましたが、慎重にこなせば何とかなりそうなので、登り続け、

11/17 11:39

ついに急登を抜けて頂上稜線の平な部分へ。

11/17 11:43

そして十阿弥陀に到着。この先で先行の2人組に会いました。今日高妻山に来たのはこのPTとうちのPTの4名のみ。先行のPTは私達と同じルート取りのようでした。

11/17 11:48

そしてついに高妻山山頂なう。いやーしんどかった。でも最後は雪も風も止んで良かった。景色は見えないけど心眼で見ます。

11/17 11:56

いつものやつを撮ってから、

11/17 12:18

ゆっくり休憩して下山します。

11/17 12:46

慎重に降りました。

11/17 12:51

降りる頃になると晴れてくる。あるあるです。

11/17 12:51

これから戻る道と戸隠方面への稜線。

11/17 12:51

黒姫山にはまだ雪雲が。

11/17 13:06

タカツー山肌めっちゃかっこいい。

11/17 13:06

昨日もかっこよかった西岳。

11/17 13:07

全容が見えそうで見えない、じらしタカツー。

11/17 13:10

ホシガラスがいました。

11/17 13:12

だいぶ近くまで接近できて観察していましたが丸くて可愛かった。模様もかわいい。

11/17 13:45

それから急速に晴れてきて、こちらは妙高方面。雪が積もっているのがわかります。

11/17 13:49

六弥勒まで戻ってきました。

11/17 13:49

さあ下山しましょう。

11/17 14:08

あっという間に雪が消え、気持ちの良い尾根道です。が、途中から支尾根に乗っかり、その支尾根は木の根っこが多くてなかなか歩きづらかった。（汗）

11/17 14:58

牧場に到着しました。足裏を地面に敷いてあった石灰できちんと消毒しました。

11/17 14:58

こちらにも同じ表示が。

11/17 15:11

牧場を歩いてると、芝生の上に猿の群れがいました。

11/17 15:11

ボスらしきやつ。牧場も冬支度をしていました。

台風19号被災義援金のgive my climbが5000円を超えたので振り込んできました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

Lynn_Kato

同行者の長野出張に合わせて長野の山を登る被災地応援プランを立てました。
残念ながら土曜日は天気が悪く、予定変更し、鬼無里の里山＋戸隠観光に変更、
日曜日は、予報を信じて高妻山を狙っていました。
しかし無情にも予報は悪いほうへ転じ、午前は暴風＋雪とのこと。
転戦も考えましたが、行けるところまで行ってみようということで、遅めに出発。
行ってみると、稜線に雪がついていたり、滝にベルグラが張っていたりと、もうすっかり雪山の様相でした。
チェーンアイゼンにストック、ビナにシュリンゲ、ある程度の冬装備の服装ではありましたが、前爪ありのアイゼンやピッケル、万が一のためのロープなどを持たずに入山してしまったことを反省し、運良く無事に登って降りてこられたのは、道中の仏様観音様菩薩様のおかげと感謝します。

台風19号義援金用Give my climb メモ
10月 2山
11月 4山
合計　\5190-　
うち　\5180-円振り込み済み（振込時勘違いで10円不足）

本日の　高妻山　登り累積1267m=\1267
小計　\1277-　（未振り込み）