岡山市北区 小遠藤山麓〜赤岳〜まつだ牧場 紅葉以外の動植物も
- GPS
- 05:51
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 532m
- 下り
- 535m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:48
歩行距離13.5km、歩行時間4時間30分、歩行数14,900歩、消費カロリー1,680Kcal
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長田集落&小田川分岐から北上し、標高150mの地形図の破線の道入口から赤岳頂上<写真10〜12>をピストンして西のまつだ牧場<写真29〜36>に向かい、引っ付き虫取り地点のモミジ<写真26>撮影地点のすぐ北東でアスファルト道に合流するまでが土道、それ以外はアスファルトやコンクリート道です。 赤岳西尾根に合流するまでは、ピンクテープや踏み跡を辿りますが、標高250mからは完全にルートファインディングです。幸い、木の枝をかき分けることはほとんどありませんでした。 長田集落&小田川分岐から赤岳西尾根に合流するまでは、途中からルートファインディングが必要になります。 長田集落&小田川分岐から北上するコンクリート道に入ると、道はすぐに西に向かい始めました。周辺を探すと、ちょうど地形図の白い太線の道上に草の生えた土道の入り口がありました。東の七曲峠に向かう道もありそうでしたが、見落としてしまったのかもしれません。 シダや草の間の細い踏み跡は、ほぼ地形図の破線通りに北上していました。途中からは小石がゴロゴロしてきましたが、気になるほどではありませんでした。 標高190mで少し怪しくなりましたが、1m程上るとすぐ北に低い石垣と明瞭な細道、ピンクテープがありました。ここからは迷いそうな所にピンクテープがあり、ほとんど涸れた沢を左右に渡りながら歩きました。 標高250m辺りで黄色いテープが現れ、前方(北)はヤブになりました。東側の斜面は植林帯のようだったので、ここからは楽勝だろうと、北東に進路を変えました。ところが、倒木や切った木が散乱し、それらをよけながら崩れやすい斜面を登る羽目になりました。 標高270mを過ぎると、まっすぐ北上する細踏み跡が見つかりましたが、喜んだのもつかの間、標高280mでなぜか途絶えてしまいました。結局、そこから谷に向かって西に下りました。すると、なぜか黄色いテープがありました。テープはここだけで、ぬかるみをよけながら北上、最後は木の間をぬうように少し崩れやすい斜面を登り、無事に尾根道に合流できました。 尾根道合流点から赤岳頂上<写真10〜12>までは、分岐がわかりにくい所がありますが、たまに倒木をまたぐくらいで歩きやすいです。 尾根道合流点から東に向かいましたが、分岐を見落とし、七曲峠へと南下する道に入って引き返しました。この分岐には何の印もありません。引き返しながら注意深く探すと、ちょうど北から北東に進路を変える辺りに低い石の標柱と側の木にピンクテープ、さらに、木が茂ったほうを覗き込むと、白いビニール袋が木の枝に縛り付けてありました。東からだと迷いようがないのですが、西からだとスルーしやすいです。 七曲峠へと南下する道との分岐より東は倒木もなく、ピンクテープも多く歩きやすくなります。赤岳頂上<写真10〜12>と尾根道との分岐には、白い発泡スチロールの道標があり、ピンクテープやビニール紐が頂上まで続いています。三角点<写真12>はヤブの中ですが、ピーク標<写真10>のすぐ右(南)のヤブに一歩踏み込むと見えます。周辺はトゲトゲだらけなので要注意です。 尾根道合流点から西に向かい、引っ付き虫取り地点のモミジ<写真26>撮影地点のすぐ北東でアスファルト道に合流するまでは、最初は細い踏み跡レベルですが、途中からは広く歩きやすい道になります。舗装道路に出る直前のほんの1m程はヤブで、この時季は「引っ付き虫軍団」が待ち構えています(-_-;) 尾根道合流点から西に向かいましたが、北上してくる地形図の破線の道の入り口はよくわかりませんでした。ここを過ぎるとシダやササの間の細踏み跡でしたが、すぐに終わり、たまに倒木をまたいで歩きました。 標高335m峰のすぐ西の鞍部からはピンクテープが現れ、シハイスミレ<写真15>撮影地点辺りからは道が広くなり、空も見えるようになりました。 たまに分岐もあり、標高330m峰<写真17>からは北に延びる踏み跡、標高320mの地形図の破線の道が二手に分かれる地点では、道が両方ともありました。ただし、この2本の道が再び合流する地点には、南側にロープが張られていました。南西の小田集落に下る道は消滅しているのかもしれません。その後は、地形図の破線の道の南側のほうの道はなさそうでした。 小田集落北の標高340m峰の南側を巻き標高320m辺りから、道は伐採地の間を通り抜けるようになりました。標高305m&270mには北東に延びる道との分岐がありました。 アスファルト道に出る直前で、道は不意に引っ付き虫に覆われてしまいました。ほんの1mですが、突破する間に全身にまといつかれ、ちょろちょろ流れをまたぐと、少し東寄りにロープが張られた道の入り口があり、無事にアスファルト道に出られました。 |
その他周辺情報 | 近くの宇甘渓(うかんけい)の赤橋辺りは有名な紅葉スポットで、ちょうど見頃のようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
前回、赤岳を訪問したのは1年程前でした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1625533.html
そのときに、他にもルートがいろいろありそうだったので、またいつか別ルートで登ってみたいと思っていました。今回の出発点は徳倉(とくら)城址の案内板がある小遠藤集落。徳倉城址も登りたかったのですが、今回のコースタイムが読めなかったので、次の機会にしました。
最初は小田川沿いの舗装道路を歩きました。ここはハイペースでスルーするつもりが、野鳥、道端に咲く花、小田川の魚を見つけては立ち止まり、いつものことながら、スムーズに進みませんでした(*_*;
長田集落から北に延びている谷沿いの道にチャレンジしました。このルートを登った人の記録を事前に見つけることができませんでしたが、地籍調査は行われているようで、途中まではピンクテープを頼りに踏み跡レベルの道を辿りました。
標高250m辺りからはそれもなくなり、頻繁にルートファインディングしながら、
赤岳の西尾根まで出てきました。
赤岳の西尾根は大半は歩きやすい道です。七曲峠から上ってくる道とこの西尾根との分岐に道標がなく、西からアプローチすると、この分岐に気付かず、少しだけ七曲峠に下りる道に入ってしまいました。
赤岳頂上に南からアプローチする道は道標がついているので迷うことはありませんが、三角点設置場所は少しだけヤブに入りました。
赤岳からまつだ牧場までは、赤岳の西尾根を下っていきました。下ると言っても、標高331mの赤岳に対し、松崎牧場は標高310m程あり、高度差がほとんどなく、アップダウンを繰り返しました。途中から道が広くなり、昔は自動車が通っていたことがうかがえましたが、一部、道の真ん中にまだ小さな松の木がたくさん生育しており、このまま人がほとんど入らなければ、自然に帰することになりそうです。
ここではフユイチゴ<写真19>の群生など、想定外の風物詩もいくつか見られました。ヤブコギはありませんが、油断していると、広い道の真ん中に生えているカラスザンショウ<写真18>など、トゲのある植物に痛い目に遭わされることも度々でした。また、舗装道路に出る直前ほんの1m程の距離で、センダングサやキンミズヒキなどの「引っ付き虫軍団」に全身まとわりつかれ、これを取り払うのに、15分ぐらいの時間を費やしました(-_-;)
まつだ牧場に着くと、紅葉しているモミジがいくつか見られました。
また、高原に広がる25haの放牧地や牛舎では、完全自家育成により子牛のときからこの地で生まれ育った健康な牛たちが、ゆったりと草を食んでいるシーンが見られました。
さらに、他の小動物とのふれあいスペースには、インドクジャクやヤギなどもいました。特にヤギのみるくちゃん<写真32>はホルスタインのような牛模様をしており、えさをおねだりして近づいてくるので、愛嬌たっぷりで可愛かったです。油断していると、MAPケースをなめたので、もしかしたら、このケースの中に紙の地図が入っているのがバレていたのかもしれません(*_*;
楽しんだ後は、まつだ牧場ミルク工房でジェラート<写真35>を購入しました。牧場が運営しているので、乳牛からとれる新鮮なミルクを活かして作られているのでしょう。しぼりたてミルクのコクとすっきり上品な甘さが程よい味となっていました。
ちなみに、山行後、松崎牧場(ジェヌイーノ)にも寄り、やはり、ここの名物であるジェラートとパフェ<写真47>を食しました。ここも搾りたてのミルクを使って作られているようでした。
実はこの日は「岡山市米粉&乳製品スタンプラリー」の最終日でした。期間内に3店舗分のスタンプを集めて応募すると、抽選で136名に希望する乳製品か米粉製品がもらえるそうです。最後の松崎牧場は閉店前に急いで食し冷たさに悶絶しましたが、
たまには、寒い日のジェラートもいいものです。こんな日は本能的に脂肪分を求めているのかもしれません。秋は花より団子、いや、紅葉よりアイスでしょう(*^^*)
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