十勝岳(南日高・楽古川B沢遡行・A沢下降



- GPS
- 11:28
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本当はまずはいけないだろうと思っていた土・日曜日山行。当初はペンケ楽古川から楽古岳を目指す計画を組んだ。
ところが計画を表明すると2名の女性が参加表明をしてきたので初めて行く沢に二人を連れて行く技量はないだろうとなじみの深い楽古川B沢遡行A沢下降に切り替えた。
どんどんと日曜日の雑事は入ってくるもののまわりに任せて山行を優先させた。
土曜日前泊はいいのだが出発が遅かったので楽古川林道に行くまで迷って広尾市街近くまで行ってしまった。林道には狸が多数出没。鹿も多く飽きることもないが気が抜けない。
いつもの駐車場の100メートル前に倒木があり、路側に駐車・テントを張る。
翌日は朝早く5時前にテン場を出発。
一台。単独者の車が到着するがなんとShun1さんだった。
林道や鹿道があり順調に484二股に到着。もっと明るい感じの二股だった記憶は間違いだったかな?
C沢出合を越えてなめの美しい沢を抜けると570二股(AB沢出合)に到着。
美しい渓相は流木で埋め尽くされていた。
B沢に入ると直ぐに滝が待ち構えている。
先頭を行く女性メンバーは小樽赤岩での修行の成果からかアルパイン的な部分は本当にうまくなった。安心して下から見守ってられる感じだ。
結構滝は多いのかなと思ったら20メートルの大滝を左の枝沢に巻くとほぼ核心は終わってしまう。先頭を行っていた女性メンバーはまだまだ滝を上りたそうだったが、ないものはしょうがない。今度は知床で泣くほど登ってもらいましょう。
それにしても記憶というのはあいまいだ。
すっかりと細くなった沢の水であるがCo1000の二股を毎度の通り藪の少ない左をとり、草原を越えるとほぼ藪漕ぎなしで稜線に出た。
後は縦走路を行けば十勝岳頂上に到着する。ここで先に着いていたShun1さんが下山するのを再び見送る。
ここから見るオムシャヌプリは最高にカッコいいと思っていたのだが、今回はそれほど心に響かなかった。なんかかわいらしく見えてしまう。とても意外な感じだった。
頂上直下のテン場からオムシャ方面のコルの手前のコブを目指す。
潅木帯の鹿道に惑わされて少し東に寄ってしまって、戻すために藪を漕ぎながら西にトラバース。無事稜線に戻った。
先頭を歩く女性メンバーはしっかりと下降点を発見し、着実にA沢にあてた。
A沢に難しいところは何もないのだが、意外と時間を食ってしまった。
AB出合から1時間半で車に戻る。何回も行っている沢ではあるが、今回はパーティメンバー一人ひとりの成長を確認できたことが一番の愉しみといえたかもしれない。
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