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Yamareco

記録ID: 2121714
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

新地平-雁峠-(原生林)-雁坂小屋(泊)-みとみ道の駅

2019年11月23日(土) 〜 2019年11月24日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:18
距離
20.2km
登り
1,528m
下り
1,502m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
0:45
合計
6:00
9:40
10
9:50
9:50
156
12:26
12:32
38
13:10
13:11
44
13:55
14:19
25
14:44
14:58
42
15:40
2日目
山行
2:34
休憩
0:05
合計
2:39
8:45
34
9:19
9:20
40
10:00
10:00
27
10:27
10:27
26
11:06
11:06
13
11:19
11:21
3
11:24
ゴール地点
・倒木などは処理されているので、それで時間がかかるということはないです。
ただ、渡渉があるので、渡れるところを探してうろうろして時間をとることはあります。
・雁坂小屋出てちょっとしてからログを取り始めたはずなんだけど、雁坂峠から始まっていますね・・・。小屋は8時位にでて、そこからいったん水晶山方向の分岐に出て、ぐるっと周って雁坂峠まで来て、何も見えない峠を堪能してるんですけれども。
天候
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは塩山駅からバスで新地平バス停へ。帰りはみとみ道の駅からバス。隼上バス停で下車し、バス停直ぐのはやぶさ温泉に寄り、そこから歩いて数分の放光寺バス停から塩山へ。
コース状況/
危険箇所等
<新地平から雁峠>
林道が酷くやられている印象ですが、歩けます。橋が流されていて、以前通ったルートとは別のルートを通りました。道自体は元からあるようで、しっかりした道です。もっとも、土砂崩れ跡などもあります。
何箇所か渡渉があります。
道はわかりにくいところもありますが、リボンがちゃんとあります。
<雁峠から雁坂小屋>
道はハッキリしています。危険箇所もありません。
<雁坂小屋からみとみ道の駅>
道はほぼハッキリしています。通行止めのロープやリボンがあります。
岩の上を歩く箇所(ロープあり)や渡渉があります。(写真参照)
その他周辺情報 笛吹きの湯に寄るには良いバスがなくぶーたれていたら、バスの運転手さんが「はやぶさ温泉」を紹介してくれました。
山梨市行きバス路線の隼上(はやぶさかみ)バス停下車すぐ。
内湯と露天風呂あり。畳敷きの大広間で食事もできます。露天からはちょっと外も見えます。地場産物が売っていて、柿とプチトマトを購入しました。入浴料700円。
林道を進んでいくと、青碧の広瀬湖が落葉した木々を通して見えた。
2019年11月23日 09:49撮影 by  SH-M04, SHARP
1
11/23 9:49
林道を進んでいくと、青碧の広瀬湖が落葉した木々を通して見えた。
確か前はこんなとこなかったぞ。橋を渡ったような。写っている土管のような鉄管登るとその先にちゃんと道があったけれど。ちょっとうろちょろして、別の道を見つけたのでそっちへ(ログ参照)
2019年11月23日 09:57撮影 by  SH-M04, SHARP
11/23 9:57
確か前はこんなとこなかったぞ。橋を渡ったような。写っている土管のような鉄管登るとその先にちゃんと道があったけれど。ちょっとうろちょろして、別の道を見つけたのでそっちへ(ログ参照)
ずっと沢沿いに行くと、先に丸太橋?近づいてみたけれど、落ちたらちょっとヤバイ感じだし、しなるので強度も不安。この丸太は渡らず、もっと先まで行って見ることに。
2019年11月23日 10:12撮影 by  SH-M04, SHARP
11/23 10:12
ずっと沢沿いに行くと、先に丸太橋?近づいてみたけれど、落ちたらちょっとヤバイ感じだし、しなるので強度も不安。この丸太は渡らず、もっと先まで行って見ることに。
その先にちゃんと誰でも安全に渡れる丸太の橋。さっきの丸太橋まがいを渡らなくて良かった。
2019年11月23日 10:24撮影 by  SH-M04, SHARP
11/23 10:24
その先にちゃんと誰でも安全に渡れる丸太の橋。さっきの丸太橋まがいを渡らなくて良かった。
陥没箇所なんてあったっけ?やっぱり台風かなあ。
この先の沢も、なんか岸がえぐれてるような。
2019年11月23日 11:10撮影 by  SH-M04, SHARP
11/23 11:10
陥没箇所なんてあったっけ?やっぱり台風かなあ。
この先の沢も、なんか岸がえぐれてるような。
雁峠が見えてきた。ここまで来ると、ほっとするよね。
2019年11月23日 12:19撮影 by  SH-M04, SHARP
11/23 12:19
雁峠が見えてきた。ここまで来ると、ほっとするよね。
稜線を歩く。今日は富士山どころじゃないw
2019年11月23日 13:46撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 13:46
稜線を歩く。今日は富士山どころじゃないw
茶色いのは草だけど、基本、苔の世界。
2019年11月23日 14:07撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
11/23 14:07
茶色いのは草だけど、基本、苔の世界。
明らかに人工物なんだけど苔むして、自然に還っていく感じ。
2
明らかに人工物なんだけど苔むして、自然に還っていく感じ。
倒木が多い。小屋の人だと思うけれど、切断してあって、通行には支障ない。
2019年11月23日 14:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
11/23 14:58
倒木が多い。小屋の人だと思うけれど、切断してあって、通行には支障ない。
そして、もふっていうか、わさっていうか、苔苔苔。
2019年11月23日 14:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 14:58
そして、もふっていうか、わさっていうか、苔苔苔。
2019年11月23日 15:02撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:02
2019年11月23日 15:04撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:04
2019年11月23日 15:05撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:05
2019年11月23日 15:10撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:10
2019年11月23日 15:12撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:12
2019年11月23日 15:14撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/23 15:14
小屋につくと、ぼたん鍋がっ!食べかけすみません。おいしくいただきました。
2019年11月23日 16:38撮影 by  SH-M04, SHARP
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11/23 16:38
小屋につくと、ぼたん鍋がっ!食べかけすみません。おいしくいただきました。
翌日、水場(冬に備えて小屋脇の水道は使用禁止になっている)の林がきれいなのでパチリ。水場は、小屋から「30m」って看板にあったけど、もっと近い感じかな。
2019年11月24日 07:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/24 7:34
翌日、水場(冬に備えて小屋脇の水道は使用禁止になっている)の林がきれいなのでパチリ。水場は、小屋から「30m」って看板にあったけど、もっと近い感じかな。
すっかり日が昇ったものの、小雨に煙る雁坂小屋脇の林をご覧ください。この時点で甲武信ヶ岳へ周る気が失せた・・・。
2019年11月24日 07:36撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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11/24 7:36
すっかり日が昇ったものの、小雨に煙る雁坂小屋脇の林をご覧ください。この時点で甲武信ヶ岳へ周る気が失せた・・・。
峠を下る。晴れてれば気持ちのよい笹原。
2019年11月24日 08:44撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 8:44
峠を下る。晴れてれば気持ちのよい笹原。
もうすっかり冬ですねぇ。でも暑い・・・。(下界は20度とか)
2019年11月24日 09:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
11/24 9:34
もうすっかり冬ですねぇ。でも暑い・・・。(下界は20度とか)
振り返って撮影。やっぱ濡れてる岩は嫌いだ。慎重に、ロープと岩につかまりつつ、ちゃんと足を置く場所を考えつつ渡る。
2019年11月24日 09:43撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 9:43
振り返って撮影。やっぱ濡れてる岩は嫌いだ。慎重に、ロープと岩につかまりつつ、ちゃんと足を置く場所を考えつつ渡る。
雨が降ると、雨粒が付くのが良いよね。
2019年11月24日 09:51撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 9:51
雨が降ると、雨粒が付くのが良いよね。
確かここは下がなめになっていて、渡る場所を選ばないと、失敗した時そのまま流される可能性があるなあと思いながら渡った。私が選んだのは、失敗しても濡れるだけの場所。なんとか落ちずに渡れてホッ。
2019年11月24日 10:02撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 10:02
確かここは下がなめになっていて、渡る場所を選ばないと、失敗した時そのまま流される可能性があるなあと思いながら渡った。私が選んだのは、失敗しても濡れるだけの場所。なんとか落ちずに渡れてホッ。
この急流を横切るだけなんだけど、滑りそうな岩だし、斜度あるし、細いロープだけど、ロープがあってほんとによかった。
2019年11月24日 10:13撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 10:13
この急流を横切るだけなんだけど、滑りそうな岩だし、斜度あるし、細いロープだけど、ロープがあってほんとによかった。
で、下まで来ると青空が。
青空の下、とぼとぼ歩く・・・。
2019年11月24日 10:34撮影 by  SH-M04, SHARP
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11/24 10:34
で、下まで来ると青空が。
青空の下、とぼとぼ歩く・・・。
紅葉は、バスの中から見たのが一番きれいだったかも。
2019年11月24日 11:33撮影 by  SH-M04, SHARP
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11/24 11:33
紅葉は、バスの中から見たのが一番きれいだったかも。
オマケ。はやぶさ温泉。このちょっと大きい民家みたいなのがそう。バス停で降りるとすぐ看板があって、絶対迷わない。
2019年11月24日 13:20撮影 by  SH-M04, SHARP
11/24 13:20
オマケ。はやぶさ温泉。このちょっと大きい民家みたいなのがそう。バス停で降りるとすぐ看板があって、絶対迷わない。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着(フリース ソフトシェル 薄手ダウン 手袋 ネックウォーマー) 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ バーナー コッヘル 食器 ライター ヘッドランプ 予備電池 テープ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 スマホ(GPS兼用) 時計(高度計兼用) ハイキング用地図 温泉セット チェーンアイゼン
備考 薄手ダウンは使用せず。タイツは夜寝るときに。でもあまり必要なかったかも。この季節にしては、随分暖かでした。
去年もその前もチェーンアイゼンのいる状態だったように記憶してますが(特に古礼山からの下りではないと死ぬ)、今回は全く必要なし。望遠レンズとともに、ボッカトレの道具と化していました。

感想

苔の色には年月がある、ような気がする。
その下には朽ちていく木がある。
ナウシカの腐海を思い出す。
一つの秩序を持って、めぐっていくもの。
本当の生態系は、長い年月を掛けて
この形に落ち着いた。
苔と微生物は木を分解し、
土にして、
そして土からはまた新しい命が出てくる。
多分、苔の色が深いとしたら、
そのせいだ。

今倒れて痛々しい白い木肌を晒しているのも、
やがて苔が覆うのだろう。
登山道に鹿の骨が散らばっていた。
その鹿もどこかで別の命になっているだろう。

その世界の傍を通りながら、
一つ一つは寿命の短い苔と原生林の
永遠を思う。
そしてずっと在りますようにと願う。

雁坂小屋の今年の小屋締めだった。
だから、今年はこれが最後。
また来年。
また来年見に来るね。

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