富士山吉田ルート往復山小屋一泊

2012年08月02日(木) 〜 2012年08月03日(金)

• GPS: 31:15
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,702m
• 下り: 1,716m

コースタイム

9:00五合目レストハウス前-10:00六合目-15:00七合目（アクシデント有り）-16:44八合目太子館到着-5:30太子館出発-7:30本八合目-8:46九合目-9:32吉田口頂上鳥居-11:14剣ヶ峰-12:30下山開始-16:28五合目到着

天候

二日共晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日の8月1日PM8：00にスバルライン五合目駐車場に到着して車中泊（子供の高山病対策）

コース状況／危険箇所等

吉田ルートの下山道は想像以上に滑りやすく、多くの方が転んでいました。自分も息子も転びました。できるだけ歩幅を狭くした方が転びにくいと感じました。
また、お子様にはスパッツを着けてあげたほうが無難です。我が家は小六の息子が靴の中に小砂利が何度も入り結構時間をロスしました。後半奥様のスパッツをはかせて切り抜けました。自分と中二の息子はスパッツなしでも大丈夫でした。

写真

8/2 9:13

いよいよ登山開始、息子二人もこのときは元気いっぱい

8/2 9:30

まだまだ元気

8/2 9:37

木々の木漏れ日で快適に歩けます

8/2 10:00

六合目で次男が馬に遭遇、乗りたそうでした

8/2 10:04

六合目から頂上をみて、いよいよ登山開始の気分が盛り上がってきました

8/2 10:04

二人とも若干トーンダウン

8/2 10:26

気を取り直して登山再開

8/2 11:24

七合目手前で休憩中、ブルを発見。実はこのとき長男と次男がけんかして長男が勝手に下山したことが判明。驚いて自分が下山して探すことになりました。

8/2 14:09

なんと五合目の駐車場で長男を発見！ 再び二人で最初から登山開始（マジか〜）七合目手前で奥様と次男に合流、二人とも待ちくたびれていました。

8/2 15:08

七合目の鎌岩館で休憩

8/2 15:31

鳥居荘手前の坂を登る奥様

8/2 16:44

いろいろありましたが、ようやく太子館に到着。本当は13:00頃の予定でした。まあ結果オーライです。

8/2 17:06

太子館から眺め、まさに雲の上です。

8/3 3:45

太子館かの星空です。星は数が多いというよりも非常に一つ一つの光がきれいです。

8/3 3:46

頂上をみるとご来光待ちの方々のライトが見えます。平日のため休日よりは少ないそうです。

8/3 3:47

下界の様子です。

8/3 4:55

ご来光は太子館の前で見ました。宿の人の先導で万歳三唱をいたしました。（実は期待していた）

8/3 6:33

八合目元祖室前です。

8/3 7:44

本八合目で休憩です。奥様が写真を撮っているのに気づきポーズをとっています。

8/3 7:59

八号五勺御来光館前です。長男も少し疲れ気味の様です。

8/3 8:34

頂上を見上げると九号目の鳥居が見えます。長男はまだかとぶつぶつ言っています。

8/3 8:35

次男が高山病気味です。ちょくちょく水を飲ませて様子を見ています。この辺に来ると登山道のコーナーごとに具合の悪い人が見受けられます。また下山してくる人も結構います。

8/3 8:46

ついに九号目の鳥居に到着、長男は頂上に着いたらすぐに下山しようといっています。甘いね、本当の頂上はまだまだ先とは知らないのである。

8/3 9:32

吉田須走ルートの頂上の鳥居です。外国人も大勢います。

8/3 9:35

頂上浅間大社奥宮前です。長男は下山したくてうずうずしています。

8/3 9:56

頂上の山小屋風景です。まさに観光地です。外国人も多くちょっと異国風ですね。ここはチベットかという感じ。（あくまで個人的感想です）

8/3 10:17

長男を説き伏せておはち巡り開始、次男は高山病気味なので山小屋で休憩中。火口をのぞいてみました。

8/3 10:37

富士宮ルート山頂の郵便局です。奥様の目的地です。さっそくあっちこっちに葉書をだしていました。こっちの頂上は吉田口ほどの賑やかさはなくおちついた感じでした。ただ疲れ果てて寝転がっている人が結構いました。

8/3 10:59

いよいよ剣ヶ峰が見えてきました。うへーまた結構きつそうな坂です。非常にすべりやすく強風時は無理そうです。またここを逆に下るのはあまりいい気持ちはしませんね。時計回りがベストのようです。

8/3 11:12

山頂の二等三角点です。

8/3 11:14

ついに日本の最高点に到達しました。平日のため並んだ人も10人程度ですぐに写真をとれました。

8/3 11:25

お鉢巡りの後半、長男の様子がすこし変です。（後でシャリばてが判明、山小屋でラーメンを食べると復活しました）

8/3 13:31

12:30に下山開始、途中で雪が残っているところがあり、みんな子供たちがさわっていました。ただし砂埃で表面は真っ黒です。ここは登山道からすぐ見えていました。

8/3 16:28

16:30なんだかんだでようやく到着、お疲れ様でした

撮影機器：

Canon PowerShot S90 Canon

感想

jinnana3

今回の富士登山は若干の準備期間をかけました。5月のゴールデンウィークに筑波山に登りました。これが我が家の最初の登山です。次に6月に日光男体山に登山、これが非常にきつい山で、このときの苦労が今回の富士登山に非常に役にたちました。男体山に登れれば富士山は絶対に登れます。（高山病は別です）最後に7月に日光白根山で2600m程度の山頂で高所の気分を味わいました。そして今回の富士登山です。準備期間を設けたために今回の登山は体力的には問題ありませんでした。また高山病対策としてまず、登山前日の夜20:00にスバルライン五合目駐車場で車中泊し、五合目の高所順応を行い、次に八合目の山小屋でさらに高所順応です。山小屋で就寝中に若干手のしびれはありましたが、深呼吸するとすぐに回復しました。しかし、次男は高山病にやられました。下山を開始すると九号五勺ぐらいから回復してしまいました。
子供たちの感想ですが、外国人で高山病で苦しんでいる人はいなかった、外国人は体のつくりが違う、超人だそうです。
今後はもっといろいろな山に家族で登山するつもりです。