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Yamareco

記録ID: 2134574
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光・冬の修験道〈冬峯〉(その一部区間の視察ハイク))

2019年12月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:35
距離
14.7km
登り
1,019m
下り
1,613m

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:00
合計
6:35
8:46
395
中禅寺温泉バスターミナル
15:21
やしおの湯
中禅寺温泉BT8:46—9:30茶ノ木平10:10—細尾峠11:05—11:25薬師岳11:30—13:25三ノ宿山13:35—15:21やしおの湯
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
「まるごと日光 東武フリーパス」を利用。
登山口の中禅寺温泉バスターミナルや下山口のやしおの湯バス停にアクセスできます。
コース状況/
危険箇所等
詳細は、写真コーナーのコメント文をご参照ください。
その他周辺情報 やしおの湯 大人510円
日光のルーツである修験道。今日は、古文書にしるされた冬のトレーニングルート「冬峯」の一部を辿る修行です。

↓全ルート完全版のヤマレコはこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3868928.html (2021.12/29〜1/1記録)
2009年11月27日 18:52撮影
11/27 18:52
日光のルーツである修験道。今日は、古文書にしるされた冬のトレーニングルート「冬峯」の一部を辿る修行です。

↓全ルート完全版のヤマレコはこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3868928.html (2021.12/29〜1/1記録)
中禅寺温泉バスターミナルから、茶ノ木平や半月山への登山口にアクセスします。まずは階段の多い自然遊歩道を登って、尾根に乗り上げます。
2019年12月07日 09:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 9:13
中禅寺温泉バスターミナルから、茶ノ木平や半月山への登山口にアクセスします。まずは階段の多い自然遊歩道を登って、尾根に乗り上げます。
標高1300〜1600mぐらいには溶けきれない薄雪や霜柱が残っています。
2019年12月07日 09:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 9:40
標高1300〜1600mぐらいには溶けきれない薄雪や霜柱が残っています。
茶ノ木平にて。今日は化繊素材テーラードジャケットでバリエーションルートを進みます。AXESQUIN社のヤマニノボッタカモシレナイinsulated.
2019年12月07日 10:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 10:21
茶ノ木平にて。今日は化繊素材テーラードジャケットでバリエーションルートを進みます。AXESQUIN社のヤマニノボッタカモシレナイinsulated.
初冬らしいトレイル。茶ノ木平から細尾峠までは、比較的勾配のやさしい区間です。
2019年12月07日 10:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 10:48
初冬らしいトレイル。茶ノ木平から細尾峠までは、比較的勾配のやさしい区間です。
明智平からの分岐点。コースタイム的には明智平からの方が登山口として近いのですが、ロープウェー始発が9:00からです。
2019年12月07日 10:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 10:55
明智平からの分岐点。コースタイム的には明智平からの方が登山口として近いのですが、ロープウェー始発が9:00からです。
篭石の遺跡。これは8月に歩いた「禅頂行者みち」の時にも通過したので、既視感あり。
このあたりの登山道情報は、その時のヤマレコを参考にしてください。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2010117.html
2019年12月07日 11:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 11:01
篭石の遺跡。これは8月に歩いた「禅頂行者みち」の時にも通過したので、既視感あり。
このあたりの登山道情報は、その時のヤマレコを参考にしてください。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2010117.html
鉄塔からの眺め。高曇りの天気。太平洋側が雨や霙の予報だったので、日光まで北上して逃げて来ました。
2019年12月07日 11:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 11:15
鉄塔からの眺め。高曇りの天気。太平洋側が雨や霙の予報だったので、日光まで北上して逃げて来ました。
急登をこなして、4ヶ月ぶりに薬師岳に登頂。日光連山が冬枯れの向こうに見えます。
2019年12月07日 11:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/7 11:31
急登をこなして、4ヶ月ぶりに薬師岳に登頂。日光連山が冬枯れの向こうに見えます。
薬師岳から先は、登山道が整備されていません。
踏み跡はありますし、わずかに目印もあります。メルクマールとなる人工物も。
2019年12月07日 12:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 12:14
薬師岳から先は、登山道が整備されていません。
踏み跡はありますし、わずかに目印もあります。メルクマールとなる人工物も。
冬枯れの尾根をひたすらアップダウンして進みます。いちど巻道を期待した箇所がありましたが、ルートから外れていくので、登り返して復帰しました。奇をてらわず尾根上を踏破していきましょう。
2019年12月07日 13:19撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 13:19
冬枯れの尾根をひたすらアップダウンして進みます。いちど巻道を期待した箇所がありましたが、ルートから外れていくので、登り返して復帰しました。奇をてらわず尾根上を踏破していきましょう。
丸山を下り、こんどは大木戸山への急登に耐えます。屋久島へ向けてのトレーニング…
2019年12月07日 13:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/7 13:26
丸山を下り、こんどは大木戸山への急登に耐えます。屋久島へ向けてのトレーニング…
登頂しますが、地味!
というか登る山頂どこもかしこも展望なし、草花なし、登山者なしです。
『ヤマノススメ』のあおいも、渋すぎるルートに無口になります。
2019年12月07日 13:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/7 13:32
登頂しますが、地味!
というか登る山頂どこもかしこも展望なし、草花なし、登山者なしです。
『ヤマノススメ』のあおいも、渋すぎるルートに無口になります。
三ノ宿山に到着! ここまでけっこう長かった!
そして、やしおの湯までもまだまだかかります。
2019年12月07日 13:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/7 13:42
三ノ宿山に到着! ここまでけっこう長かった!
そして、やしおの湯までもまだまだかかります。
三ノ宿山から少し進んだポイントで、高原山とその向こうに白く冠雪した那須連峰が見渡せました。
2019年12月07日 14:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/7 14:21
三ノ宿山から少し進んだポイントで、高原山とその向こうに白く冠雪した那須連峰が見渡せました。
女峰山もほどほどに雪が付いています。
2019年12月07日 14:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 14:22
女峰山もほどほどに雪が付いています。
男体山も。この後の長期予報では例年よりも高温で推移するというので、12月は溶けるのか、はたして積もるのか。
2019年12月07日 14:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 14:26
男体山も。この後の長期予報では例年よりも高温で推移するというので、12月は溶けるのか、はたして積もるのか。
日光白根山もチラリと見えました。こちらはだいぶ白い。
2019年12月07日 14:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/7 14:18
日光白根山もチラリと見えました。こちらはだいぶ白い。
三ノ宿山〜やしおの湯はアップダウンが続きますが、特にこの時期の下りは捗りません。枯葉に埋もれたり、滑りそうになったり。やや慎重になります。
2019年12月07日 15:04撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/7 15:04
三ノ宿山〜やしおの湯はアップダウンが続きますが、特にこの時期の下りは捗りません。枯葉に埋もれたり、滑りそうになったり。やや慎重になります。
この日は霜柱がたくさんありました。トレランシューズでざくざく。
2019年12月07日 15:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 15:07
この日は霜柱がたくさんありました。トレランシューズでざくざく。
三角点のある場所に案内板が。うーん、読めない。ここが分岐点だから気をつけて、ぐらいのことは分かります。迷いやすいところにはピンクや赤のテープを付けてくれた人がいますので、大丈夫ですが。
2019年12月07日 15:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/7 15:08
三角点のある場所に案内板が。うーん、読めない。ここが分岐点だから気をつけて、ぐらいのことは分かります。迷いやすいところにはピンクや赤のテープを付けてくれた人がいますので、大丈夫ですが。
やしおの湯への出口を知らなくて少しルート外しましたが、無事に下山しました。なかなかタフなルートでした。やしおの湯は超濃厚なぬるぬる温泉でした。
2019年12月07日 15:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/7 15:26
やしおの湯への出口を知らなくて少しルート外しましたが、無事に下山しました。なかなかタフなルートでした。やしおの湯は超濃厚なぬるぬる温泉でした。
清滝の集落まで散歩。スイスの田舎にでもありそうな小さな教会を発見。
2019年12月07日 16:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/7 16:34
清滝の集落まで散歩。スイスの田舎にでもありそうな小さな教会を発見。
ここに来たかった。れんがyaさんで、名高い焼きそばをテイクアウトします。そして、清滝のバス停から、神橋バス停へ移動。
2019年12月07日 16:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/7 16:41
ここに来たかった。れんがyaさんで、名高い焼きそばをテイクアウトします。そして、清滝のバス停から、神橋バス停へ移動。
日光のクラフトビール工房murmur biiru standさんで、絶品の一杯を。持ち込み自由なので、焼きそばといっしょにいただきます。
2019年12月07日 17:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/7 17:14
日光のクラフトビール工房murmur biiru standさんで、絶品の一杯を。持ち込み自由なので、焼きそばといっしょにいただきます。
締めのデザートは、ホットビールとバニラアイスのアフォガード。コーヒーみたいに苦くて美味しい。客の多くはインバウンドの外国人。日光の現在進行形をあらわしているようなお店でした。
2019年12月07日 17:40撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/7 17:40
締めのデザートは、ホットビールとバニラアイスのアフォガード。コーヒーみたいに苦くて美味しい。客の多くはインバウンドの外国人。日光の現在進行形をあらわしているようなお店でした。

感想

(日光〈冬峯〉全ルート完全版のヤマレコは以下のリンクより。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3868928.html )


冬の屋久島・宮之浦岳にむけて、なによりも登山によってトレーニングをしなければ。
けれど、12月は二回しか山に向かえるチャンスがない…。

南関東も日本海側も悪天候予報のこの日。
せめて北関東で無雪期トレーニングだけでもしよう。そう思いました。
いつもの修行の場、日光へ。

勝道上人がひらいたとされる日光の歴史。
その後、三峯五禅頂と呼ばれる修行の道が定められていったと考えられているそうです。
今回、初冬のトレーニングという連想で、その中の「冬峯」の一部区間を歩くアイデアに白羽の矢が立ちました。
着る登山服は、和のテイストや近代アルピニズム黎明期のクラシックスタイルなどを採り入れている、AXESQUIN社のテーラードジャケットとミトングローブを久しぶりに纏ってみました。
モチベ上昇効果はありますw

さて、薬師岳から先は登山道未整備エリアでしたが、藪漕ぎもなく、踏み跡や目印など人の痕跡がじゅうぶんにあったので、大きな問題はなく先へ進めました。
ただし、枯葉積もる季節なので、いささか足元は不明瞭になること。特に、三ノ宿山から下降していく際の落葉スリップに気を遣いました。
だって、ジャケット汚したくないもんw
慎重さ増幅効果もあります。

展望には乏しい地味な山々でしたが、なかなかの距離があるタフなコースでもありました。
下山後の温泉、焼きそば、クラフトビールが楽しくなる、充実した修行となりました。

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