黒戸尾根から甲斐駒の頂へ

2012年08月04日(土) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,628m
• 下り: 2,633m

コースタイム

尾白川渓谷駐車場(04:50)⇒笹平分岐(06:10)⇒刃渡り(07:12)⇒刃利天狗(07:38)⇒五合目小屋跡(08:05)⇒七丈小屋(08:45)⇒八合目(09:31)⇒甲斐駒ヶ岳山頂着(10:33)⇒小休憩⇒山頂発(10:53)⇒八合目(11:31)⇒七丈小屋(11:51)⇒五合目小屋跡(12:30)⇒刃利天狗(13:04)⇒刃渡り(13:18)⇒笹平分岐(13:58)⇒尾白川渓谷駐車場(14:59)
total時間：10時間9分

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白州の道の駅の信号から20号を外れて山の手へ入ります。
駐車場は、舗装されているところが5,60台位はとめられる感じで、満車になってもその手前に砂利道の臨時駐車場があるみたいなので路肩駐車になることはなさそうです。トイレ棟もあって出発準備には困りません。

コース状況／危険箇所等

登山道の状況：
　・刃渡りは岩場に鎖が通してあるので特に危険とは感じませんでした。
　・刃利天狗の直下くらいから梯子や鎖場が出てきます。雨の日は、滑りやすい
　　かもしれません。
　・八合目から先は、岩場の連続に鎖場も2，3カ所、なかなかの高度感です。

下山後の温泉：登山口のある尾白川渓谷の公園に日帰り温泉尾白ん湯があります。

今回は、長野県に戻って国道20号線沿いにある道の駅、信州蔦木宿の中にある日帰り温泉蔦木の湯に入りました。
露店風呂にサウナ、泡風呂もあってそれなりに満喫できます。
URL:http://www.tsutakijuku.jp/spa/index.html

写真

8/4 4:51

4時半前に登山口、尾白川渓谷の駐車場に到着
これから登る人達の車で半分ほど駐車場が埋まってました。

8/4 4:54

駐車場から駒ケ岳神社までの林道

8/4 4:57

甲斐駒と駒ケ岳神社についての説明板

8/4 4:57

駒ケ岳神社の入り口

8/4 4:59

尾白川に架かる橋を渡って登山口へ

8/4 5:00

吊り橋なのでよく揺れます。

8/4 5:11

黒戸尾根ルートと尾白川渓谷との分岐

8/4 5:21

日も登ってきました。

8/4 5:51

登りはじめて最初の小さな祠

8/4 6:08

8/4 6:10

笹の平分岐、横手駒ケ岳神社ルートとの合流点です。もうすっかり汗まみれ

8/4 6:18

笹の平分岐からさきもまだ登りは続きます。

8/4 6:32

石仏と石碑その1

8/4 7:07

石仏その2

8/4 7:11

刃渡り手前から展望が開けてきます。
富士山と鳳凰三山方向

8/4 7:12

刃渡り
鎖もついてるんで特に危険ではありません。

8/4 7:25

八ヶ岳の眺めもサイコーです。

8/4 7:35

急なはしごや階段を登った先に

8/4 7:38

刃利天狗

8/4 7:47

ギンリョウソウがあちらこちらに見られました。

8/4 7:49

5合目までの登山道は苔むしたルート

8/4 8:05

五合目小屋跡
今は、何もありません

8/4 8:05

見上げるはるか先に山頂？気が遠くなります。

8/4 8:07

屏風岩

8/4 8:08

あふれんばかりの石仏

8/4 20:29

屏風岩から右奥に進むと先へ進む長ーい梯子があります。

8/4 8:09

屏風岩の横にもかつては小屋があったようです。

8/4 8:27

途中にはこんな橋も

8/4 8:27

なかなかスリリング

8/4 20:29

武田菱の紋が入った剣を発見
さびもほとんどなくて

8/4 20:29

急なはしごの連続

8/4 8:35

〆は垂直梯子

8/4 8:35

少し八ヶ岳方向の展望が開けます。

8/4 8:36

鎖付きの岩場を乗り越えて

8/4 8:44

小屋の手前に七丈小屋の案内

8/4 8:44

七丈小屋到着

8/4 8:48

小屋の水場で顔を洗ってスッキリ爽快

8/4 8:48

缶ビールもたくさん冷やしてありました。

8/4 8:59

外のトイレ

8/4 8:59

奥に七丈第二小屋

8/4 8:59

まだまだ上に続く

8/4 9:02

小屋から梯子を登った先にテント場

8/4 9:03

砂地で平らなんで張りやすそう

8/4 9:04

好展望地もあり

8/4 9:22

と、そろそろまわりの樹木の背丈が低くなってきたと思ったら雲の中へ入ったり出たり

8/4 9:25

でもまー上は晴れの様で

8/4 9:31

抜ければ雲の上です。

8/4 9:32

八合目御来迎場

8/4 9:32

良い眺めだ〜

8/4 9:35

北岳方向もよく見えます。

8/4 9:35

あのてっぺんのさらに奥に山頂がるようです。

8/4 9:39

最初の岩場の登りは、足場に鎖も付けられていて登りやすいです。

8/4 9:47

立て続けに鎖岩です。

8/4 9:50

それにしても急峻な岩壁です。

8/4 9:51

奇岩もあちこちに

8/4 20:30

岩場をえっちらおっちらと

8/4 9:55

たまには花を愛でたりして

8/4 20:31

剣の刺さった大岩に太陽さんさん

8/4 10:02

剣の刺さった大岩に鳳凰三山

8/4 10:07

奇岩その2

8/4 10:07

8/4 10:08

8/4 10:25

北岳に間ノ岳

8/4 10:25

仙丈ヶ岳

8/4 10:25

山頂

8/4 10:26

大国主命

8/4 10:27

登ってきた尾根を見下ろします。
圧巻です。

8/4 10:28

8/4 10:29

北沢峠方向との分岐点

8/4 10:30

砂地で滑りやすい

8/4 10:33

甲斐駒山頂
北沢峠側からの登山客で大賑わいでした。

8/4 14:31

下山途中にであったカモシカの親子?兄弟？

撮影機器：

D40 ニコン

感想

idetti

過去甲斐駒には2回ほど登ってるけど、どちらも北沢峠からのルートでした。
近いうちに黒戸尾根からも目指してみたいな〜なんて思ってたら、ちょうど山と渓谷の8月号で日本の名急登100の特集をやってて、黒戸尾根からのルートが紹介されてました。これは行ってみるしかないでしょうって事で天気も申し分なさそうな感じだったの行けそうなとこまで行ってダメなら途中で戻ってくる計画で行ってみました。
自宅から登山口のある尾白川渓谷までは、下道でも1時間弱なのでアクセスはしやすい登山口でした。まだまわりの暗い4時半前くらいに駐車場に到着、先着の車は30台程度、舗装された駐車場の7割くらいが埋まってました。

思ってた以上に黒戸尾根から甲斐駒に登る人がいたので少し驚きでしたが、道中ボッチ登山でもにぎやか過ぎずさびしすぎずのちょうどよい静かさで山歩きができました。南アルプス登山のいいとこと感じてます。

登り始めから、汗はたっぷりかいて喉も渇きまくりでしたが七丈小屋でしっかり冷たい水の補給も出来るので助かります。
樹林帯歩きに、苔むした樹林帯、刃渡りからの展望、梯子に鎖場、森林限界を超えてからの岩場の連続と終始変化があって山頂まで長〜い工程だったけど飽きることなく登れるのがよかったです。

往復10時間ちょっと、下ってくに従ってセミの鳴き声に暑さに汗だらだらだったけど充実した登山を楽しめた感じでした。