山岳気象予報士・猪熊さんと行く白馬岳

2012年08月03日(金) 〜 2012年08月06日(月)

• GPS: 52:56
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,841m

コースタイム

4日0815ビジターセンター〜0955天狗原〜1120乗鞍岳〜1235白馬大池山荘
5日0530白馬大池山荘〜0715船越ノ頭〜0840小蓮華山〜0940三国境〜1050白馬岳〜1130白馬山荘
6日0400白馬山荘〜0510三国境〜0610小蓮華山〜0740白馬大池山荘〜1000天狗の庭〜1155白馬岳蓮華温泉ロッジ

天候

4日＝快晴　5日＝快晴　6日＝快晴、晴れ、突然の大雨、晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路はツアーバスで3日深夜に新宿発、栂池高原まで直通。復路は蓮華温泉ロッジツアーバスからツアーバスで新宿に直行

コース状況／危険箇所等

　ルート全体を通して、危険な箇所はあまりありません。天狗原の先の雪田2カ所、急勾配の岩場、三国境から白馬岳山頂までの岩場が要注意箇所です。下りの蓮華温泉への道は、濡れて滑りやすい岩の連続。転倒に注意しましたょう。
　トイレは、栂池自然園近くの公衆トイレ、白馬大池山荘にあります。

写真

8/4 6:20

栂池高原に着きました。北アルプスの山々が迎えてくれました

8/8 12:57

ゴンドラ・ロープウェイの駅に向かいます

8/4 7:23

栂池ロープウェイの駅

8/4 7:39

栂池パノラマウェイの自然園駅

8/4 7:39

国立公園の看板です

8/4 7:55

立派なトイレでした

8/4 8:15

登山道入口

8/4 8:21

実際の空を見ながら天候の解説をする気象予報士の猪熊さん

8/4 8:51

雲海

8/7 12:51

お花畑

8/4 9:36

8/4 9:46

雪が残ります。すべらないように歩く

8/4 9:54

天狗原

8/8 13:03

ワタスゲ

8/4 9:56

8/8 13:04

急勾配もありました

8/8 13:04

雪田を歩きます

8/4 11:31

昼飯はパン。ランチパックの注意書きを見ると食べるのを躊躇してしまうのだが…。

8/4 12:05

白馬大池

8/8 13:18

船越ノ頭をのぞむ

8/8 13:19

透明度がハンパでない

8/4 12:53

8/8 13:20

8/4 14:35

8/8 13:20

8/8 13:21

8/4 14:36

8/4 14:37

8/4 14:38

8/4 14:41

8/4 17:04

白馬大池山荘の夕食はチキンカツカレー

8/4 17:04

フルーツが付いていました。食べきれない人の分も食べたので、二人前は食べた

8/5 4:58

朝食です。ハムがおいしかった

8/5 5:26

白馬大池山荘。山小屋は大混雑で、四畳間に8人で寝ました。個人的には苦になりませんでした。が、小屋泊まり初めての友人は「二度と山小屋には泊まらない」と言ってました。ちょっと残念

8/8 13:24

朝方の月

8/5 5:36

8/5 5:36

8/5 5:36

8/7 12:57

輝く白馬大池

8/5 6:17

雷鳥坂

8/5 6:34

8/5 6:37

8/5 6:46

8/5 6:47

8/5 6:47

8/5 6:47

8/5 7:04

8/5 7:06

8/8 13:30

船越ノ頭

8/5 8:04

有名な大雪渓が見えてきました

8/5 8:07

8/5 8:40

8/5 8:44

小蓮華山の鉄剣

8/8 13:32

美しい稜線。ここを歩くのかと思うとうれしくなりました

8/8 13:32

東京都のマークのような残雪

8/5 10:04

8/5 10:33

雲が湧く

8/8 13:33

稜線を歩く

8/5 10:53

山座同定板はかすれて字が読めない。なんでお金があるのだろう

8/5 11:19

白馬山荘が見えてきた。紺屋の宿

8/8 13:35

白馬山荘から白馬岳山頂を見る

8/5 11:48

レストランの醤油ラーメン。1050円もしますが、日本百名山の直下で食べられるラーメンです

8/8 13:36

白馬山荘のお弁当。鶏そぼろの三色弁当でとてもおいしかった。ボリュームも満点。いろいろな山小屋の昼飯を食べたが、上位にランクインする

8/5 12:35

白馬山荘のレストラン。3000メートル近くにホテルのような贅沢な施設です。海の家なんかより遙かに上等

8/5 12:38

8/7 12:58

お天気の座学をする猪熊さん

8/8 13:37

登山＋座学はあまりない経験ですが、勉強になりました

8/5 17:03

高山植物を大事に

8/5 17:04

8/8 13:39

8/5 17:14

8/5 17:46

白馬山荘の夕食。鶏肉と揚げ物が主体です

8/5 18:20

ライチョウの親。拡大してご覧ください。初めての対面でした

8/5 18:22

ヒナ。どこにいるのかわかりにくいので拡大してご覧ください

8/5 18:43

夕焼け

8/6 4:32

夕闇が迫る

8/6 5:06

わかりにくいのですが、日本海の向こうに能登半島が見えます

8/6 5:18

三国境

8/6 5:49

堂々とした白馬岳

8/6 6:09

小蓮華山から白馬岳を見る

8/6 6:12

珍しい彩雲

8/8 13:46

お花畑から白馬岳から見る

8/8 13:47

白馬山荘の朝食弁当の包み紙。センスいい

8/8 13:48

鮭弁当。内容が豊富で、これもおいしかった。量も十分。「食べられない」という方の分もいただき、2人前を平らげました

8/6 8:12

白馬山荘の昼食のパン弁当。パン2個のほか魚肉ソウセイジ、チーズやら栄養補助ドリンクやら内容豊富。他の山小屋も見習って欲しい

8/6 10:01

天狗の庭

8/6 10:07

8/6 10:08

8/6 12:04

蓮華温泉ロッジ

8/6 12:44

蓮華温泉ロッジのカレーライス750円。食事はカレーで始まり、カレーで終わりました

撮影機器：

D3000 ニコン

感想

negi-ono

　アルパインツアーの「お天気ハイキング　白馬岳」に参加しました。山岳気象予報士・猪熊さんの解説を実地で聞けるのと、高山植物咲き乱れる白馬岳に期待しました。
　結果は、期待通りでした。猪熊さんの解説はとても分かりやすい。著書「山岳気象大全」と座学「お天気講座」で勉強した上で参加したため、話してくれた内容がよく分かりました。天気図や予想天気図を見ながら、実際の空の動きを説明してくれます。勉強になりました。
　ルートのほとんどの場所で高山植物が咲いていました。花にはまったく興味のない私ですが、小さく可憐な姿を写真に収めました。
　また、好天に恵まれたため、雄大な稜線、堂々とした白馬岳を楽しめました。遠くに日本海と能登半島を見た時は感激しました。
　稜線は、雪渓からの冷たい空気が運ばれてくるせいか、天然のクーラー状態でした。日差しは強いものの、寒いくらい。白馬岳山頂は、私の腕時計は24・7度を示していました。かなり涼しかった。
　人気の山域、さらに危険箇所が少ないせいか、登山道も山小屋も高齢者でいっぱでした。元気な人、元気すぎてうっとうしい人、装備がしっかりした人、怪しげな装備の人、酒に酔って大声の人、たしなめる人といろんなお年寄りがおられました。年寄りが元気で楽しそうなのは、日本が平和な証拠だと思いました。年寄りと子供が暗い顔をした国はいいわけありません。
　今回のコースは歩きやすい反面、やはり距離的にはやや長めです。栂池自然園から白馬岳を歩き通すとしたら、8時間はかかるでしょう。我々の帰路は白馬岳から蓮華温泉に下りましたが、朝4時に出て到着は正午前でした。ゆっくり歩いたとはいえ、長めのコースでした。それだけの体力が必要なコースといえるでしょう。　
　今度は大雪渓を歩くルートで挑戦したいですね。

コメント

koma0314

良いですねえ
北アルプス縦走お疲れ様でした
お天気も上々で良かったですね。お花畑も綺麗で、うらやましいです。今度またご一緒したいですね。

snowman

超ジェラシい
俺もライチョウに遭いたいよ〜。それに「花には全く関心ない」とか言いつつ、これだけ写真撮ったら十分関心があるってことじゃないですか……で、頼まれもしないのに調べました。違っているかも知れないけど、11、29、31はチングルマ。15、28はミヤマリンドウかタテヤマリンドウ。23と53はウサギギク（57も？）、25はオトギリソウかイワオトギリ。30はハクサンコザクラだと思うが青味が強すぎるから違うかも。37は難しいけど、イブキトラノオかムカゴトラノオ。38はミヤマウイキョウ。39はヒオウギアヤメ。42、43はたぶんリンネソウ。44はミヤマキンポウゲ？　45〜47は高山植物の女王コマクサ。48はクルマユリ、49イワギキョウ、67はミツバオウレン？　71はイワツメクサ、73はタカネシオガマ、91はシモツケかな。他は残念ながらわかりません。え……やはり関心ないって？　「名前なんてどうでもいい。美しければいいって」って？　確かに。失礼しました。

negi-ono

コメントありがとう
koma0314さん、スノーマンさん、コメントありがとうございます。
大雪渓を含めて再訪したいですね。でも山小屋も登山道もものすごい混みようでした。
高山植物を撮影したのは、やはり綺麗だったことが一番の理由です。団体行動だったため、撮り切れない花もありました。
いずれご一緒しましょう。