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記録ID: 2138361
全員に公開
沢登り
飯豊山

飯豊山 胎内川 本源沢より先は残雪多く二ノ沢へエスケープ

2004年08月01日(日) 〜 2004年08月04日(水)
 - 拍手
桃奈々 その他2人
GPS
80:00
距離
17.9km
登り
1,440m
下り
1,437m
過去天気図(気象庁) 2004年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下流部の河原ではアブ柱が立つ・・
じゃんけんで先頭を交代して進みますが、とても不快です。
2004年08月01日 09:43撮影 by  DSC-U60, SONY
8/1 9:43
下流部の河原ではアブ柱が立つ・・
じゃんけんで先頭を交代して進みますが、とても不快です。
ゴルジュ内はアブが居なくなるので快適です!(^^)!
2004年08月01日 10:31撮影 by  DSC-U60, SONY
8/1 10:31
ゴルジュ内はアブが居なくなるので快適です!(^^)!
団子河原までのゴルジュは容易でした。
2004年08月01日 10:52撮影 by  DSC-U60, SONY
8/1 10:52
団子河原までのゴルジュは容易でした。
2004年08月01日 11:06撮影 by  DSC-U60, SONY
8/1 11:06
2004年08月01日 14:36撮影 by  DSC-U60, SONY
8/1 14:36
団子河原はアブだらけ・・
水を汲みに行き、天場に戻るとアブが付いてくるので・・
全員でアブ退治をしてからでないと落ち着けません( ゜Д゜)
2004年08月02日 07:17撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 7:17
団子河原はアブだらけ・・
水を汲みに行き、天場に戻るとアブが付いてくるので・・
全員でアブ退治をしてからでないと落ち着けません( ゜Д゜)
2004年08月02日 08:08撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:08
2004年08月02日 08:22撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:22
2004年08月02日 08:23撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:23
2004年08月02日 08:35撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:35
2004年08月02日 08:48撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:48
2004年08月02日 08:54撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:54
2004年08月02日 08:58撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 8:58
2004年08月02日 09:18撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 9:18
2004年08月02日 09:23撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 9:23
2004年08月02日 10:03撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 10:03
2004年08月02日 10:13撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 10:13
2004年08月02日 12:07撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 12:07
2004年08月02日 12:29撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 12:29
2004年08月02日 15:48撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 15:48
一つ目の大高巻き。
初級者連れなので、下向きに生えた灌木帯全てザイルだしたのですごく時間がかかった(@_@。
懸垂下降点が発見出来て
2004年08月02日 15:51撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 15:51
一つ目の大高巻き。
初級者連れなので、下向きに生えた灌木帯全てザイルだしたのですごく時間がかかった(@_@。
懸垂下降点が発見出来て
2004年08月02日 16:14撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 16:14
またまた泳ぎで突破。
流れが弱かったので助かりました。
2004年08月02日 16:14撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 16:14
またまた泳ぎで突破。
流れが弱かったので助かりました。
2004年08月02日 16:24撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 16:24
2004年08月02日 16:25撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 16:25
水がめっぽう冷たい・・
2004年08月02日 16:32撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 16:32
水がめっぽう冷たい・・
高さは無いが流れが強く進めない・・
またまた大高巻き。
既に4時を回っていた。
側壁の取り付きで初級者はなかなか登れず、5回以上落ちるし、岩盤に下向きに生えた灌木帯も全てザイル出して行ったので・・日が暮れた( ゜Д゜)
2004年08月02日 18:01撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 18:01
高さは無いが流れが強く進めない・・
またまた大高巻き。
既に4時を回っていた。
側壁の取り付きで初級者はなかなか登れず、5回以上落ちるし、岩盤に下向きに生えた灌木帯も全てザイル出して行ったので・・日が暮れた( ゜Д゜)
灌木帯なのにいくら登っても腰を下ろす場所も無い・・
2004年08月02日 20:38撮影 by  DSC-U60, SONY
8/2 20:38
灌木帯なのにいくら登っても腰を下ろす場所も無い・・
半中吊でビバークする羽目に(*_*)
2004年08月03日 04:50撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 4:50
半中吊でビバークする羽目に(*_*)
夜が明けると・・
なんか雪渓が!
2004年08月03日 07:42撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 7:42
夜が明けると・・
なんか雪渓が!
2004年08月03日 08:01撮影 by  DSC-U60, SONY
1
8/3 8:01
2004年08月03日 11:05撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 11:05
懸垂は40m以上あった様な・・
2004年08月03日 11:17撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 11:17
懸垂は40m以上あった様な・・
2004年08月03日 11:17撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 11:17
2004年08月03日 11:59撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 11:59
2004年08月03日 12:05撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:05
本源沢出合から先は、ず〜と雪渓の模様・・
なので下は潜れません。
上に乗るにも、スラブの側壁が厳しそうで、雪渓との隙間をかなりあります。
アイゼン/ピッケル/アイスハンマーも無く、フエルト靴での雪渓
登りは困難と判断し、二の沢にエスケープすることにしました。
2004年08月03日 12:14撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:14
本源沢出合から先は、ず〜と雪渓の模様・・
なので下は潜れません。
上に乗るにも、スラブの側壁が厳しそうで、雪渓との隙間をかなりあります。
アイゼン/ピッケル/アイスハンマーも無く、フエルト靴での雪渓
登りは困難と判断し、二の沢にエスケープすることにしました。
二の沢の情報は持ち合わせていません。
困難な滝が出てきたら・・と、心配していましたが、突破出来る範囲でした。
2004年08月03日 12:16撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:16
二の沢の情報は持ち合わせていません。
困難な滝が出てきたら・・と、心配していましたが、突破出来る範囲でした。
2004年08月03日 12:21撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:21
二の沢を少し登って本流方面の雪渓を見下ろします。
やはり先までビッシリ埋まっています。
2004年08月03日 12:24撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:24
二の沢を少し登って本流方面の雪渓を見下ろします。
やはり先までビッシリ埋まっています。
2004年08月03日 12:27撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 12:27
今日中に下山は無理と判断し、天場を探しますが、ろくに平らなところが無い・・
2004年08月03日 17:41撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 17:41
今日中に下山は無理と判断し、天場を探しますが、ろくに平らなところが無い・・
ツエルト人張というか、二人分の背中がなんとか平な所を見つけました。
2004年08月03日 17:41撮影 by  DSC-U60, SONY
8/3 17:41
ツエルト人張というか、二人分の背中がなんとか平な所を見つけました。
私は、ツエルトが張れないので、そのまま就寝です。
雨が降ったら完全アウトな状況ですが、昨日の中吊りビバークよりは遥かに快適な夜でした。
2004年08月04日 05:20撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 5:20
私は、ツエルトが張れないので、そのまま就寝です。
雨が降ったら完全アウトな状況ですが、昨日の中吊りビバークよりは遥かに快適な夜でした。
2004年08月04日 05:22撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 5:22
ツエルトを張った僅かなスペースです。
2004年08月04日 07:41撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 7:41
ツエルトを張った僅かなスペースです。
2004年08月04日 08:02撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 8:02
2004年08月04日 08:13撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 8:13
2004年08月04日 08:20撮影 by  DSC-U60, SONY
1
8/4 8:20
支尾根に出ましたが、硬い藪でなかなか進めません・・
2004年08月04日 13:01撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 13:01
支尾根に出ましたが、硬い藪でなかなか進めません・・
かんとか登山道に出ましたが、日陰が無く熱中症寸前・・
水も底をつき、もうヘロヘロ。
遅々として進まず、ヘッ点寸前で下山・・
2004年08月04日 20:10撮影 by  DSC-U60, SONY
8/4 20:10
かんとか登山道に出ましたが、日陰が無く熱中症寸前・・
水も底をつき、もうヘロヘロ。
遅々として進まず、ヘッ点寸前で下山・・

感想

真夏に行くところではありません。
アブと雪渓が無くなる秋に行くところです。

アブの攻撃はすさまじく、立ち止まることを許してくれません。
天場で楽しく焚火を囲む事も出来ず、熟睡も出来ませんでした。
この時期だと上部に雪渓が多く残っていた為、水が冷たく泳いで取りつくと震えてしまい登攀困難となりました。
東俣沢に入ると両岸が迫る滝が多々出てきて、流れが速いので取り付けず、高巻きとなりますが、側壁をかなり上まで巻き上げられます。
側壁50m位から灌木帯になりますが、急な岩盤に雪で下向き生えた灌木は足を滑らせれば落ちてしまうので、初級者の相棒の奥方を確保して登ったら、恐ろししく時間を消耗しまし、途中で行き暮れ中吊りビバークする羽目になりました。

本源沢出合から完全に雪渓で埋まっていました。
ピッケル/アイゼン/アイスハンマーなど持ってこなかったので二の沢に逃げました。
二の沢も真面な天場はありませんでしたが、中吊りよりはマシでした。
二の沢にも脆く渋い滝が出てきますが、側壁は無く通過不能ではありませんでした。

支稜は硬藪で通過にものすごく時間を要します。
登山道は日陰が無く、標高が低いので気温は35度位まで上がり熱中症になりかけました。
水が切れ、度々裸になってお互いを扇いで熱を下げないと動けない程になってしまいました。

絶対真夏に行ってはいけません(*_*)

また、高巻きで灌木帯に入っても岩盤に下向きに生えた灌木帯は、技術的には簡単でも落ちれば死ぬので、初心者/初級者を連れて行くとザイルを出す羽目になり、極端に時間が掛かります。


桃奈々ブログ
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