飯豊山 胎内川 本源沢より先は残雪多く二ノ沢へエスケープ
- GPS
- 80:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,437m
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
真夏に行くところではありません。
アブと雪渓が無くなる秋に行くところです。
アブの攻撃はすさまじく、立ち止まることを許してくれません。
天場で楽しく焚火を囲む事も出来ず、熟睡も出来ませんでした。
この時期だと上部に雪渓が多く残っていた為、水が冷たく泳いで取りつくと震えてしまい登攀困難となりました。
東俣沢に入ると両岸が迫る滝が多々出てきて、流れが速いので取り付けず、高巻きとなりますが、側壁をかなり上まで巻き上げられます。
側壁50m位から灌木帯になりますが、急な岩盤に雪で下向き生えた灌木は足を滑らせれば落ちてしまうので、初級者の相棒の奥方を確保して登ったら、恐ろししく時間を消耗しまし、途中で行き暮れ中吊りビバークする羽目になりました。
本源沢出合から完全に雪渓で埋まっていました。
ピッケル/アイゼン/アイスハンマーなど持ってこなかったので二の沢に逃げました。
二の沢も真面な天場はありませんでしたが、中吊りよりはマシでした。
二の沢にも脆く渋い滝が出てきますが、側壁は無く通過不能ではありませんでした。
支稜は硬藪で通過にものすごく時間を要します。
登山道は日陰が無く、標高が低いので気温は35度位まで上がり熱中症になりかけました。
水が切れ、度々裸になってお互いを扇いで熱を下げないと動けない程になってしまいました。
絶対真夏に行ってはいけません(*_*)
また、高巻きで灌木帯に入っても岩盤に下向きに生えた灌木帯は、技術的には簡単でも落ちれば死ぬので、初心者/初級者を連れて行くとザイルを出す羽目になり、極端に時間が掛かります。
桃奈々ブログ
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