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Yamareco

記録ID: 213871
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沢登り
尾瀬・奥利根

魚野川水系 登川 金山沢

2012年08月07日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:40
距離
10.1km
登り
1,588m
下り
1,316m

コースタイム

姥沢林道終点7:00 - 50m大滝上9:45 - 第1スラブ10:10 - 第2スラブ上11:35 - 1570m二俣12:15 - 稜線12:55 - 割引岳14:25 - 桜坂駐車場16:40
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
入渓点
しばらくはゴーロが続く
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:37
入渓点
しばらくはゴーロが続く
やがて白い巨岩のゴーロとなる
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:40
やがて白い巨岩のゴーロとなる
巨岩の間に小滝がかかる
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:37
巨岩の間に小滝がかかる
白っぽい岩が続くので何となくきれいだ
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
8/7 21:37
白っぽい岩が続くので何となくきれいだ
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:40
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:40
700mくらいを過ぎるところから徐々にスラブ滝が出てくる
F3 10m
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
8/7 21:37
700mくらいを過ぎるところから徐々にスラブ滝が出てくる
F3 10m
8m,8m,4mの連瀑
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:37
8m,8m,4mの連瀑
その上の7m滝
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:40
その上の7m滝
8m滝
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:37
8m滝
ナメやナメ滝が続く
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:37
ナメやナメ滝が続く
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:40
F7 30m多段滝
逆層で意外に渋い
2012年08月07日 21:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:40
F7 30m多段滝
逆層で意外に渋い
40m大滝
左岸から巻く
踏み跡は不明瞭
2012年08月07日 21:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:41
40m大滝
左岸から巻く
踏み跡は不明瞭
行く手に大スラブ帯が見えてくる
天まで続くかのようだ
2012年08月07日 21:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:41
行く手に大スラブ帯が見えてくる
天まで続くかのようだ
15mトイ状滝
2012年08月07日 21:37撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:37
15mトイ状滝
前衛の6m滝の向こうに・・
2012年08月07日 21:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:38
前衛の6m滝の向こうに・・
ドーンと第1スラブが姿を現す
2012年08月07日 21:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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8/7 21:41
ドーンと第1スラブが姿を現す
第1スラブ前半を振り返る
2012年08月07日 21:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:38
第1スラブ前半を振り返る
スラブはまだまだ続く
2012年08月07日 21:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:38
スラブはまだまだ続く
徐々に両岸が迫ってくると
2012年08月07日 21:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:41
徐々に両岸が迫ってくると
7m滝が出てきて、ここで第1スラブは終了
2012年08月07日 21:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:42
7m滝が出てきて、ここで第1スラブは終了
第2スラブを振り返る
実際は、写真以上に斜度も高度感もあるのだ
(第2スラブの下にいる時はガスっていて全く見えなかった)
2012年08月07日 21:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
8/7 21:38
第2スラブを振り返る
実際は、写真以上に斜度も高度感もあるのだ
(第2スラブの下にいる時はガスっていて全く見えなかった)
スラブの上でもナメ滝が続く
2012年08月07日 21:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:42
スラブの上でもナメ滝が続く
2012年08月07日 21:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
8/7 21:42
源流部のナメ床
2012年08月07日 21:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
8/7 21:42
源流部のナメ床
撮影機器:

感想

R291を清水集落に向かって進み、「上姥沢集落」という標識があるところを左に曲
がる。道なりに進むと「姥沢林道」という標識が出てくる。未舗装の林道を終点ま
で進んだところに駐車スペースがある。金山沢は正面の沢である。右岸沿いに踏み
跡があるので、そちらを進んでも良いがすぐに崩壊して進めなくなるので、早めに
入渓しても良い。

入渓してしばらくはゴーロであるが、やがて白い巨岩が出てくる。巨岩の間には滝
がかかる。沢全体が白っぽく、何となく雰囲気が良い。

巨岩帯を越えていき、700mくらいを過ぎるとスラブ状のナメ滝やナメ床が出てく
る。この辺りから大スラブまでが金山沢のハイライトである。

10m前後のスラブ滝が続き、とても美しい。沢は開けて、明るく、まさに上越の沢だ
なあって感じ。
快適に遡行を続けるが、徐々に空模様が怪しくなってくる。スラブ帯を越えられる
か不安になってくる。

いくつかのスラブ滝の後に30m多段滝が出てくる。水量も多くないので取り付いてみ
たが、逆層で意外に悪かった。その後の40m大滝は圧巻。巻きは右だが、踏み跡はあ
まりはっきりしない。

スラブ滝群を過ぎて、しばらく進むと行く手の遥か上方にスラブ帯が見えてくる。
デカい・・しかも結構傾斜がある。身が引き締まる思いがする。

前衛の6m滝を越えるとドーンと目の前に大スラブ帯が現れる。西ゼンをちょっと難
しくしたくらいかなと思っていたが、斜度もあり、そう簡単にはいかなそうだ。
慎重に足を運ぶ。傾斜が出てくる辺りからはブッシュとのコンタクトラインを登
る。この辺りからガスが出てきて、先が見えにくくなってくる。ルート取りが難し
い。
他の記録でも書かれているが、フェルトソールだと結構厳しい。ラバーソールかク
ライミングシューズで臨むことを勧めます。今回はフェルトソールだったので、大
変だった・・

徐々に傾斜を増すスラブを登って行くと、両岸が迫ってきて7m滝が出てくる。ここ
で第1スラブは終了。
続いて第2スラブ。こちらはさらに傾斜がきつい。ロープを使わないと登れそうもな
い。1人の時に無理に登ることも無いので、おとなしく草付きとのコンタクトライン
を斜上して、第2スラブ終了。

スラブの上からはいくつかナメ滝が出てくるが、沢筋も狭まり源頭の様相となる。
地図をにらみながら1781mピークの鞍部に出る。ここからは廃道となっている登山道
をたどって上姥沢の集落に下りるつもりだったのだが、詰めのヤブで地図を落とし
てしまったことと、ガスで見通しが悪いことから、不安定な廃道ではなく、遠回り
でも巻機山経由で下山することとした。
しかし、1781mピークの鞍部から割引岳までが相当大変だった。熊笹と石楠花と這松
の藪漕ぎ三重奏。今までで一番大変だった。あまりに進まないために「ビバーク」
の文字が頭に浮かんだほどだ。



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コメント

藪漕ぎ三重奏!!
それはあまり出会いたくない状況ですね〜〜
地図がなくなったのは大変でしたね。。バリエーションぽい所へ行くときは、条件が整ってないとですね。
自分も鳥屋待沢の下りで宝尾根を使う予定でしたが、途中で暗くなる事が見込まれたためメンバーで話し合って、遠回り登山道を選択しました。
状況に応じた判断って重要ですよね。
沢はやっぱり一人ではいけないな〜〜
2012/8/10 1:15
最大のヤブ漕ぎ
今回の藪漕ぎは本当にきつかったです。
まさしく藪の中泳いでいるようで、遅々として進まず、
マジ泣きでした

地図を落としたのはミスでした
ガスで視界が悪くなければ、廃道を下りても良かったの
ですが、安全策を取りました。食料を十分に持っていな
かったのでビバークは避けなければという判断でした。
2012/8/10 8:16
上越らしい景色
yoshi629さん、こんばんは。

7日の夜から実家へ帰っていて、訪問が遅れました。
(今回、北海道の山は登りませんでした)

写真を拝見しているだけだと上越らしいとても
きれいな滑や滝の景色にうっとりな感じですが
なかなか大変だったようで。。。

このようなルートで地図がない。。。かなりこわい
状況ですね。お疲れ様でした。

石楠花と這松の藪ですか。私はそんなに長い距離を
格闘したことはないですが、それでもヘトヘトでした
2012/8/12 22:47
まさに上越
youtaroさん、こんにちは。

山行記録がアップされないので、ひょっとして帰省?
と思ってましたが、やっぱりそうでしたか。
しばらく登らないとうずうずしてしまうのでは

今回は(私にとっては)ややグレードの高い沢だったの
で大変でした。疲れてきて思考能力が落ちていたことも
あって地図を落としたのかな、と思っています。

沢は、開けて明るく、まさしく上越の沢って感じで、
満喫してきました

やっぱり上越の沢は手強いです。次は越後駒の険谷に行
ってみようと考えていますが、さてどうなるか・・
2012/8/13 12:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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