堂平山・笠山


- GPS
- 03:57
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 457m
- 下り
- 458m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道と交差するので少しわかりづらい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
地味山の季節がやって来ました!
前々から注目していた比企三々のうち、まだ未踏の二座をめぐることにしました。
出発は剣ヶ峰の駐車場です。
堂平山までは車で行けるらしいのですが、登山女子としましては、頑張って歩きます。
まずは、剣ヶ峰を目指し駐車場から標識通りに登りますが、これがひどい道で急斜面の上に踏みあとが薄い!
スタートから右往左往させられながら登り詰めるも、今度は山頂がわからない(´Д`)。
よくみると、フェンスの脇に石の標識が立つのが見えました。
さすが地味山と思いましたが、剣ヶ峰はまだ序章、堂平山への道を探すと、こちらにはしっかりした階段がありました。
落ち葉が滑る階段を下ると、白石峠方面との分岐にでたので、そこから堂平山方面へと向かいます。
一度林道に出て、再び登山道へ。
林道と登山道はほぼ平行に堂平山まで続いているようで、山頂手前では天文台の入口まで舗装された道が続くのが見えました。
そしてあっというまに明るい芝生の山頂に到着。
天文台を前に、山頂標識とベンチが並んでいます。まだ早いのか、誰もいない貸しきりの山頂でした。
山座同定盤があったので、まわりの山々を見渡してみました。
近くの山はよくわかりましたが、遠くの山は霞んで視界がききませんでした。
特徴的なギザギザがある両神山と、その前に広がる秩父盆地に湧く雲海が一番印象的でした。
山頂には風が吹いていて、汗が冷えていくのを感じたので、早々と先へと進むことにしました。堂平山には、またあとで戻ってくるつもりなので、そこでゆっくりすればよいのです。
天文台の脇にある標識に従い道を下っていくと、パラグライダー場に突き当たってしまいました。
しかも笠山へと書いてある標識の先には道が見えず、反対側に踏みあととピンクテープが見えています。
一度そっちへ歩いてみましたがやはり何かおかしくて、もとの道へ戻ろうとする途中に道を発見。軌道修正完了できました。
その道はパラグライダー場を迂回するように続いていて、やはり強い風が吹き付け体温を奪います。
体を暖めるために小走りに下り、やがて樹林帯へと入っていきます。
冬枯れの木々に、落葉が茶色い世界を作り出す渋い道。低山の醍醐味を味わいます。
途中、新道と旧道の分岐が二つほどありましたが、外秩父七峰縦走の標識がある新道へと進みました。
笠山峠で再び舗装道にぶつかります。
道を横切ったところに荒れた広場がありましたが、これを登るのかがよくわからず、舗装道の先に目をやると、白いワゴンが停まっているのが見えました。
そして、なにやらそのワゴンの前には白い服を着た怪しい雰囲気の人が数人。
わたしの頭の中では、山をアジトにする怪しい宗教の人たちかも‼️という恐怖しかありませんでした。
そう思った瞬間、体は無意識に荒れた広場を登り始めていました。
ところがこれはたぶん道なき道で、登りきるも向こう側に続く道が探せませんでした。
戻って舗装道を通り白い人たちをやり過ごすのか、このまま道なき道の反対で林道におりるのか悩みます。
でももう戻りたくはないので、そのまま斜面を下りきりました。
枝が体に刺さり痛い思いをしながら、舗装道にでると逃げるように先へと進みます。
するとすぐ左手に、登山道へ入る看板が見えたので、そのまま道を登ります。
ちょうどよく上から二人組がおりてきて、女性の方があかるい声で話しかけてくれました。
やっと人心地ついて、気を静めることができました。
そして道はまた舗装道にぶつかり、それを横切った反対側の道で登りが始まります。
急な坂で少し息が乱れます。
ただ短い区間なので気合いで上りきると、なだらかな道の先にこじんまりした山頂がありました。
笠山の山頂標識もひっそり。片側だけ開けて街の眺望が広がっていました。
そこから笠山神社までは尾根伝いに少し登ると到着します。
反対側に回り、鳥居の方から礼をして入りお参り。古びた社からは、歴史を感じるようでした。
しっかりお参りもできたところで、今日のメインイベントである山ごはんをするべく、元来た道で堂平山まで戻ります。
笠山を過ぎて下りはじめにさしかかると、「六根清浄〜」という声とともに登ってくる白い装束の人たちがいました。
思わずあっ、と思い、怪しげな宗教を思い浮かべた自分を反省。
恐らく笠山神社へとお参りに向かっているものと思われ、信心深い人たちだったんです。
道の端に避けるように立ち、顔の前で手を合わせました。
「六根清浄」の声にあわせて、わたしも心の中で唱えました。それだけで、なにか清らかな気持ちになったような気がしました。
先へ進み、パラグライダー場では、ベンチに座り談笑している人たちがテーブルを囲みたのしそうにしているのを横目に、わたしの楽しみを満喫するべく、黙々と堂平山へ。
朝は貸しきりだった山頂には、ソロの人たちが5人くらい、それぞれに過ごしていました。
気持ちのよい、広々とした芝生に陣取り、わたしのお楽しみの時間を始めることにします♪
大好きなふっかちゃんのシートをしき、簡易チェアを組み立てました。
それから次は山ごはんの準備♪今日のためにおろした、ストーブと鉄板を組み立て固形燃料に火をつけます。
ふだん使いなれないライターに苦戦しながら火をつけ鉄板を暖める間に、ガスでお湯を沸かして、先にレトルトスープをつくりました。
そしてあたたまった鉄板でベーコンを炙ったらステーキ肉をのせ、クッカーでは冷やごはんで作るクリームリゾットに取りかかります。
すべてが無駄のない流れ作業のようにできました。
出来上がったすべてを写真におさめ、いざ実食(///ω///)♪
どれも最高の出来映え(^-^)v♪
冬のわりに暖かく、最高のゆるキャン日和♪
食べ終わっても名残惜しく、リゾットで余った牛乳を使いロイヤルミルクティーを作りしばらくのんびり過ごしました。
楽しすぎて帰りたくなくなってしまうほどでした。
とはいえ、次の予定が気になりだし後片付けを開始。
撤収できたら、一気に舗装道を下り駐車場へと向かい、無事下山。
愛しいふっかちゃんに会うために、車を走らせて道の駅はなぞのへ。
今年も残すところあと少し。悔いのないよう、ふっかちゃんにも会えて、楽しい時間を満喫できた1日でした(///ω///)♪
コメント
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yukorikaiさん こんにちは
山でステーキを焼く発想はなかった!
早速マネしたいと思います (^-^)
ワインがあったら尚サイコーですかね
goma-tanさん、はじめまして!!
ワイン、ほしいですね、サイコーですよね( ☆∀☆)
日だまりの山頂で食べるステーキ、野性味溢れていて気分もよかったです♪
ぜひ、試してみてくださいね(*´ω`*)♪
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