西上州の深山縦走（大山〜天丸山〜帳付山）

2019年12月21日(土) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,222m
• 下り: 1,202m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:14

距離 11.9km 登り 1,222m 下り 1,222m

6:53 天丸橋登山口
8:41 8:59 大山
9:19 9:22 倉門山
9:41 10:01 天丸山
10:24 10:30 馬道のコル
11:37 12:07 帳付山
12:48 馬道のコル
13:37 13:38 社壇乗越
14:07 天丸橋登山口

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天丸橋そばに10台くらい置ける駐車スペースあり
野栗沢から天丸橋までの林道は台風の影響で所々荒れています

コース状況／危険箇所等

天丸橋〜大山
前半はとにかく沢伝い。右岸と左岸を行ったり来たりしますが、必ず目印があるのでそれを辿れば大丈夫。すると巨岩にロープが横へ渡している場所に出ます。ここで沢が二筋に分かれますが、ロープを右に行くこと。すると足場や階段が出てきます（左へ行くとハマります）。ここからが後半。ひたすらつづら折れの我慢の登り。すると稜線が見えてきます。大山と天丸山の分岐を左へ。大山の取付きはなかなか険しいですが手掛かり足掛かりあり大丈夫。

大山〜天丸山
迷うことはまずない。ひたすら尾根伝いに天丸山を目指せば大丈夫。ただし、天丸山への取付きは急角度でかなりの高度差のある岩場を登る。ロープがあり、手掛かり足掛かりもしっかりあるので、こちらも落ち着いて登れば大丈夫です。

天丸山〜帳付山
ひたすら尾根伝い。ただし尾根上を歩いたり、尾根を巻いたりと、若干ルートが不明瞭。また途中に数か所難所もある。とにかくあれっと思ったら、いったん戻って目印を探せば必ずあるはずなので、目印を外さずに行けば大丈夫。帳付山への最後の登りは結構な急登でした。

帳付山〜社壇乗越
馬道のコルから社壇乗越までは快適なロングトラバースルート。ただし落ち葉だまりにハマり腰まで埋まったり、谷筋を渡渉する際崩落している箇所が多く注意は必要。

社壇乗越〜天丸橋
舗装路の林道。途中本日辿った大山や、更に向こうの焼山、大ナゲシ、赤岩岳などが堪能できナイスビューロードです。

その他周辺情報

国道２９９号線から野栗沢方面へ入る付近に「ヴィラせせらぎ」で入浴可（今回は利用せず）

写真

12/21 6:53

スタート地点の天丸橋。

12/21 6:54

コース図もあります。

12/21 6:55

砂防ダムの右岸を進みます。

12/21 6:57

こんな感じ。

12/21 7:20

ずっと沢筋を行きます。右岸と左岸を行ったり来たり。台風19号の爪痕でしょうか？巨木が根こそぎ横たわっています。

12/21 7:39

しばらく行くと沢が二筋に別れ巨岩にロープが横たわってます。

12/21 7:39

左の沢はこんな感じ。最初こっちに進んだのですがだんだん踏み跡が不明瞭に。いったん戻ります。

12/21 7:39

さっきの巨岩にかかったロープを辿り右へ進むと、、

12/21 7:40

ルートが開けてました。

12/21 7:42

ハシゴもあります。

12/21 8:11

つづら折れの登りがしばらく続きます。すると、、、　ここだ！　半年前に迷った場所。大ハマりした所に到着。感慨深い。

12/21 8:20

更に登ると稜線が見えてきた。

12/21 8:21

大山と天丸山への分岐を大山方面へ。空が見えてきた。

12/21 8:29

大山の取付き。ストックをデポして登ります。すると視界が開けてきた。そして、、

12/21 8:32

絶景かな〜！！　大山の東側は雲海で西上州の山々が島のように顔を出していました！！！

12/21 8:39

大山山頂到着。

12/21 8:40

証拠写真。

12/21 8:42

西側の風景も素晴らしい！！

12/21 8:42

絶景かな〜！！

12/21 8:54

これから登る天丸山がまるで雲の海に浮かぶの小島のよう。

12/21 8:55

少し姿を現した。

12/21 8:43

本日のラスボス。帳付山。

12/21 8:43

稜線の木々が霧氷〜

12/21 8:54

遠くに立派なお山が。北アルプス？

12/21 8:55

浅間山。

12/21 9:18

大山を後にして天丸山を目指す。天丸橋の下降点。半年前に通過した懐かしい場所。

12/21 9:18

今日はここから更に西を目指します。

12/21 9:20

すぐに倉門山に到着。

12/21 9:22

稜線の木々は霧氷化してます。

12/21 9:21

むひょぉ〜ん♪

12/21 9:30

天丸山の分岐。

12/21 9:30

こっちの尾根へ進みます。

12/21 9:35

天丸山取付き。

12/21 9:37

切り立つ斜面を登ります。ザックとストックはデポして登りました。

12/21 9:45

天丸山ゲット！

12/21 9:47

年期の入った三角点。

12/21 9:53

険しい下り。落ちたら終わり。

12/21 10:08

天丸山分岐へ帰還。

12/21 10:23

霧氷の中進む。

12/21 10:24

馬道のコル

12/21 10:37

コース上に三角点発見。おそらく1475地点。

12/21 10:37

渋い！

12/21 10:45

帳付山が迫ってきた。

12/21 11:25

きつい上りを過ぎるとまたまた三角点（？）　ここが頂上？　でも標識がない。

12/21 11:25

振り返えるとガスはすっかり晴れ、今日辿ってきたルートが一望できた。

12/21 11:25

真ん中のトンガリが大山。そこから右の稜線を伝い、枝尾根を経て左の天丸山へ行ったことになる。トンガってますなぁ。

12/21 11:28

さらに進むと頂上らしき場所が見えてくる。

12/21 11:35

あそこか？

12/21 11:35

本日の最高点。帳付山山頂。

12/21 11:36

証拠写真。

12/21 11:50

頂上は眺望なく少し西へ進むとナイスビューポイントが。遠く北アルプスが見える。右にあるトンガリは槍ヶ岳？

12/21 11:51

その右側にも雪山が。鹿島槍や五竜かなぁ？　よくわからない。

12/21 11:51

もすこし南へ視線を移すと八ヶ岳連峰（？）

12/21 11:54

北側には浅間山が存在感抜群。

12/21 11:53

パノラマ写真。

12/21 12:09

🍙2つ食べ山頂を後に。再度本日辿ったお山たちを堪能。

12/21 12:09

更にその向こうには半年前にお世話になったお山たちが顔を連ねる。

12/21 12:38

下りは快適！　1475地点を通過。

12/21 12:49

馬道のコルへ到着。

12/21 12:49

尾根を巻く左のルートへ。社壇乗越を目指します。

12/21 12:51

木々の隙間から天丸山がご挨拶。お世話になりました♪

12/21 12:54

神秘的な谷。

12/21 12:57

落ち葉に埋もれた巻き道を快適に進みます。

12/21 13:08

こんな感じで沢の渡渉箇所が崩落している場所多数あり。

12/21 13:10

標識あり。その上の木の形状が、なんともユニーク。お猿さんみたいですね。

12/21 13:10

ふかふかの落ち葉のじゅうたん。気持ちがいいです！

12/21 13:36

林道が見えてきた。

12/21 13:36

ここを降りてきた。

12/21 13:38

舗装された林道を右へ。

12/21 13:38

する時「社壇の頭」なる標識が。この上にもルートがあるようですが、素直に林道を進みます。

12/21 13:43

二子山が見えた。かっこいい！

12/21 13:44

そしてこの辺一帯のお山たちが勢ぞろい。

12/21 13:44

これは大ナゲシさんですか？

12/21 14:09

30分ほど林道を下り、無事天丸橋へ帰還。

撮影機器：

EX-ZR300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

ニット帽 ダウンジャケット 長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

johro

　先月上州武尊山へ行って以降ご無沙汰していたので、今週末は天気もよさそうだし山登りを計画。前から狙っていた西上州の大山、天丸山、帳付山へ。ここは半年前、野栗沢から登り大ナゲシや宗四郎山を経て天丸橋へ帰還した隣のコースとなる。あの時は大ハマリし「あわや遭難か？」といった状況になった、何とも思い出深い場所。標高は低いが「なめたらあかん」山域であることを肝に銘じ準備を整える。

　今回のスタート地点は天丸橋。半年前はさらにここから野栗沢まで林道をひたすら下った。その標高差はおよそ400m。今回はこの標高差を車で稼いだことになる。楽だけど、とてもズルい気もする、何とも複雑な心境。付近には車が止められるスペースもあり。

　7時前にスタート。天気予報は晴だったが辺りは薄暗い曇り空。若干ガッカリしながら登り始める。けれども大山付近から雲を抜け素晴らしい眺望が現れました！！　まさに「絶景かな〜！！」です（笑）。雲海の上に顔をのぞかせる山々は雲の海に浮かぶ島のようで、この世の物ではないような、幻想的な眺めでした。

　もろもろの詳細は写真のコメントを参照願います。

　最後に、こんな西上州の深山なので、今回も誰にも会わない孤独満喫登山になるかと思いきや、なんと私と同じコースを辿る男性がいらして、要所要所でご一緒し、楽しい会話をさせて頂きました。なにより、この素晴らしい景色を、一緒に共有できた仲間がいたということが、個人的にすごく嬉しかったです。お名前をお聞きしませんでしたが、とても誠実で山が大好きな方と拝察しました。どうもお世話になりました。これからも気を付けて、お互い山登りを楽しみましょう！！

コメント

SanadamaruG

雲海素晴らしいですね。
johroさん。
大山?天丸山?帳付山のコースはなかなか登り甲斐のあるコースですよね。苦労さまでした！
私のレコのコメントも大変ありがとうございました。

昨日は雲が低くて雲海がよく見えたみたいですね。雲の上に登る登山者の特権って感じですよね。昨日は自分も、より近くで北アルプスを眺めていましたからよく分かります！
自分もまだ登ってない西上州の山がたくさんあるのでこれからも頑張ります。
怪我にお気をつけ下さいませ。それでは失礼します。

johro

Re: 雲海素晴らしいですね。
sanadamaruGさん、コメントありがとうございます。
sanadamaruGさんの昨日のレコ拝見しました。
「すごい！」の一言ですね。
また登りたい山が増えました。
早速「お気に入り」に登録させて頂きました。
今後もsanadamaruGさんのことをフォローさせて頂きます！