比良岳
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- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 498m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 雨の予報が出ていたが降らず。朝のうちはガスで視界が悪い。午後は晴れ間も見えたが雷注意報は終日出ていた模様。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
びわ湖バレイの敷地内は登山道というよりもゲレンデを歩く。比良岳へは普通の登山道になり特に危険箇所は見受けられない。ただし人がそれほど多くないので、ルートを見誤らないようにしなければならない。ガスが出ていると木の目印が見えにくくなっているため注意。 小女郎ヶ池への道も特に危険な箇所はないが、崖沿いの道は冬場には雪庇になるので注意。 びわ湖バレイは家族連れやカップルなど登山客ではない人も多く訪れるところなので、迷惑にならないようにしよう。建物内のトイレを利用するときは靴の土を落としてから利用するなどしたほうがよい。 下山後は比良とぴあという日帰り温泉が近い。車だと15分ぐらいか。 http://www.hiratopia.com/ |
写真
感想
京滋地方でお手軽に登れる山ということで、比良岳へ行ってきた。
今回はびわ湖バレイのロープウェイを使って打見山山頂まで上がり、打見山⇔比良岳、打見山⇔小女郎ヶ池のピストンとした。
終日雷注意報が出ており降水確率も非常に高く、朝の時点で山頂は雲に覆われて視界が悪い。有効視界は20m弱といったところか。
30mほど離れると完全に姿が見えなくなるので、声をかけながら離れないように気を付けて歩く。
びわ湖バレイの敷地内は登山道と言うよりもゲレンデなので勾配がきつい。登りも下りも注意が必要である。また一般的な登山道よりも幅が広いため、脇に入る登山道を見失いがちである。
びわ湖バレイの敷地を抜ければ普通の登山道が現れる。ロープウェイを降りた打見山山頂ですでに標高1,108mもあるので、ややアップダウンはあるものの高低差はそれほどでもない。比良岳まではゆっくり歩いて40〜50分程度か。ちなみに比良岳山頂は林の中にあるため眺望は望めない。
比良岳で休憩しているとあっという間にガスが晴れた。そこで来た道を引き返していると登りでは気付かなかった水場を見つけることができた。それほど豊富に水があるようには見えなかったので、当てにはしない方が無難。
打見山山頂まで戻ってきてトイレを済まし、昼食をとる。
屋台のような簡易店舗の周囲にイスとテーブルが置いてあるのでそれを使わせていただく。商品を買わずに座っていても何も言われなかったので、混雑していなければ解放しているのかもしれない。
また山頂周辺にはリフトが何線も走りアスレチックなどがあるため、座る場所はそこらじゅうにあるだろう。
打見山山頂から蓬莱山までは基本的にゲレンデを歩くこととなる。非常に眺望がよく、晴れていれば比良山系全体を見渡すことができるので、景色を楽しみながらゆっくり歩きたい。
蓬莱山山頂も開けていて眺望がよく、比良山系唯一の一等三角点があるのでタッチを忘れないようにしよう。武奈ヶ岳や琵琶湖はそれほど天気がよくなくても見えるが、伊吹山はさすがに確認できなかった。
蓬莱山からは小女郎峠を経て小女郎ヶ池へと続く。尾根上を歩くので展望がよく、琵琶湖が真下に見える。また比良山系から琵琶湖へと切れ込む急峻な谷あいは独特で、高度感満載である。
小女郎ヶ池の伝説については各自調べていただくとして、割と大きな池である。ベンチ等はない。人通りはそれほど少なくないようだが、イモリの群生がいたり野生の鹿が水を飲みに来ていたりと、このあたりの生態系を支えているようである。
また来た道を蓬莱山まで戻り、蓬莱山山頂で小休憩をして打見山へ戻る。
その途中で野生の鹿の群れを遠くに見つける。10頭ぐらいが群れて固まっていた。立派な角が生えたオスの鹿も見えた。基本的に鹿はこちらが近づく前に逃げてしまうが、野生の動物なのであまり刺激しないようにしよう。
びわ湖バレイのロープウェイを使えば簡単に登ることができるので、初心者向きと言える。蓬莱山の景色は一度見ておいた方がいいだろう。また途中で山行を続けることが困難となった場合でも、びわ湖バレイの敷地内はリフトが走っているので心配はない。
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