北八甲田 小滝沢で涼しい沢歩き
- GPS
- 08:06
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 663m
- 下り
- 653m
コースタイム
08:07 入渓
08:41 井戸沢と小滝沢の出合い
12:07 最後の滝の上部にて昼食
12:48 出発
13:12 標高1130m付近より藪に突入
13:37 目的の涸れ沢に入る
13:50 登山道に合流
15:12 雛岳分岐
16:01 田代平駐車場 到着
天候 | ソコソコの晴れ でも、そんなに暑くはなく、涼しく気持ちの良い天気でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料でトイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※この沢は比較的簡単な沢ですが、あくまで沢登りですので装備と技術はしっかりとお願いします。 ※小滝沢は井戸沢との出合い付近では水が涸れている事があり、そのために井戸沢に間違って入った人もいるようです。 地図の準備と現在位置の確認は怠らないようにしましょう。 ※比較的簡単な小滝沢ですが、雨の影響で水量が増える事があるようです。 通常は楽に突破できる滝でも、少し水量が増えると水の抵抗はだいぶ増えます。 十分注意して進みましょう。 ※最後の滝を過ぎてから登山道に出るルートは、どこも藪漕ぎになり、 そのうえハッキリとした枝沢などではないため、ルート取りが難しいところです。 今回のルートは少し登りすぎてしまっていますが、目標は高田大岳からの涸れ沢です。 ※涸れ沢と登山道の交差地点付近は、登山道と言っても廃道寸前の藪道です。 見逃さないように十分注意して下さい。 ※登山道は標高を下げるにしたがって登山道らしくなっていきますが、 途中で数回沢を横切るため、その沢に引っ張られないように注意してください。 基本的に沢を下りる事はありません。 ※下山後の温泉 付近の温泉施設は、八甲田温泉と深沢温泉があります。 ・八甲田温泉 日帰り入浴 大人500円 http://www.hakkouda-onsen.com/ ・みちのく深沢温泉 日帰り入浴 大人400円 (ボディーソープ類は持参のこと) |
写真
感想
昨年あたりから少しずつ道具を揃えてはいたのですが
やっとのことで沢デビューする事が出来ました
なかなか予定が合わない事と、沢に対する怖さや
沢泊まりの怖さがありなかなか参加できずにいました
今回のキッカケは・・・お盆のまとまった休みに青森へ行こう!
青森へ行くならしゅんちゃんに声をかけて同行してもらおう!!
そんな思いでしゅんちゃんと連絡を取り合います
んで・・・・あれよあれよと決まったのが小滝沢(笑)
当日・・・全身の肉が緩んでいたのがすぐバレてしまっていたのはしょうがない(笑)
さて本題の沢ですが
駐車場での準備段階から緊張しっぱなし
なんやかんやでいざ入渓
ドキドキしながら足元を確認してバシャバシャと・・・
たがじょのなかに入り込んでくる水の感触に『いよいよ始まるんだ』
ふと前方を見ると私と同じく今回初沢のYさんが元気にバシャバシャやってます
遅れをとらないようにと足を速めようとするけどなかなか不安定な足元に四苦八苦
普段の整備された登山道やかっちりと足元を固めてくれる登山靴に
ずいぶん助けられていたのだなと思います
気付くと足は水に濡れ、だんだんと抵抗がなくなってきたころ・・・
ちょっとした深みとちょうど良さそうな広さが・・・(笑)
こりゃもしかして(^ω^)
Yさんがためらいもなく「ザッブーン」!!!!
気持ち良さそうに泳いでいます
それに続いて私も・・・・多少ためらいながらも控えめに「ザッブーン」!!!!
流れのあるところで泳ぐのは久しぶり
服を着てザックを背負って泳ぐのは初めての経験でした
ドップリと泳いでしまってからはなんとなく吹っ切れた?
怖いという感覚は残しつつも楽しい!!!
その後の遡行もなんだかルンルン気分(笑)
そうしているうちに滝が見えてくる
ん?これ?登るのか???
また緊張でドキドキし始める
しゅんちゃんがトップで登る
手足の置き場所を見逃さないようにしっかりと確認しておく
ここでロープを使い確保してもらいながらの滝登り
体のかかる水圧もヘルメットにぶつかる水圧も初体験
予想していた以上に体が動かせないものなんですね
水圧を浴びながらだとホールドを探すのも大変だし
足場を確認しようにも水流があって直視できないし
そんなこんなでなんとか登りきったときの安堵感
ほんのちょっとの滝なんですが心の中で「やったー」!!って叫んでました
途中一箇所は巻いて対処
最後の滝はOさんが巻いて出してくれたお助け紐に助けられて登る
その後の昼食は景色もよく気持ちも爽快
けどこの時点で足首と太ももが悲鳴を上げ始めていました
昼食後はいよいよ沢を離れ藪漕ぎ
藪へ入るポイントを探します
地図・コンパス・高度計・そして他の方の記録
五感を研ぎ澄ましながらもやはり通り過ぎてしまった感じだったが
目的の涸れ沢に合流し登山道を発見
雛岳分岐の手前までは登山道なのか?状態でしたが
分岐から先は整備された歩きやすい登山道になり快適
後半はもう足元がふらつきペースを上げられず
先行したOさんYさんにすっかり置いていかれてしまいましたが
しゅんちゃんが後ろからサポートしてくれたおかげで
最後まで楽しく下山する事が出来ました
今回の山行でまだまだ筋力が不足している事を再確認できました
これからの課題も多々発見する事が出来ました
これからも機会を見つけてご一緒させていただきますので
その時にはまた宜しくお願いいたします
ちょっとしたすれ違いで、みのちゃんとは一年と少し一緒に山を歩いていない時を過ごしていました。
そのすれ違いも何とかより合わせる事ができたんですが、みのちゃんは例の骨折。
こりゃー、しばらく一緒には歩けないなーと思っていたところ、なんとリハビリで岩手山に行きやがった(笑)
その勢いに乗って、お盆に青森遠征をするとのこと・・・・・本当に足は大丈夫なのか?
確かに金具で補強というか、強化しているのは確かだけど(笑)
一応登りたい山の希望を聞いてみたところ、無難な岩木山と八甲田とのこと。
そこで私が別な案を出してみた・・・・・沢!(爆)
さすがに骨折あがりのみのちゃんにとっては少々酷かと思ったので、沢泊まり案はボツにした。
なんせみのちゃんは、まだ沢デビュー前という事もあったし〜(爆)
で、初心者大歓迎の展望がよくて、そんなに厳しくない沢の小滝沢を提案してみた。(あくまでも沢か (^^ゞ)
そこにまんまと乗っかってきたみのちゃん。誘う方も誘う方だけど、乗っかってくる方も似たようなものだと思う(笑)
当日の朝、集合場所に行ってみて久々のご対面〜
第一印象は・・・・・まんまと太りやがった、それも下半身がパンパン(笑)
まあ、あれだけの骨折をして、足にチタン製の金具を入れる手術をしていれば、それもしかたないかと思ったが、
プクプク太ったのは退院してからの自宅療養中のときだったらしい。
内科的には問題はないので食事制限は一切なし、食っちゃ寝〜、食っちゃー寝、その成果がアノ体型を復活させたらしい。
まあ、絶好調のプクプクを知っている私にとっては、さほど珍しい体型の変化でもなかったけど(笑)
今回の山行では沢デビューがもう一人いて、メンバーは初心者2名と女性が1名、それに言いだしっぺの私で合計4名。
去年歩いた感じでは、このメンバーでも楽にこなせる沢だと思ったので、私が言いだしっぺになってみたんですが、
まさかロープを出す事になるとは出発時には思ってもいませんでした。
そんな呑気な気分で駐車場を出発し、沢に入ってから前半のナガーイ沢歩きが始まりました。
一応、沢デビューの二人の様子を見ながら歩こうと思ったので、先頭は去年もこの沢を歩いているOさんに任せ、私は最初から一番最後を歩きました。
やっぱり沢歩きは一般の登山道と違い、なかなか思うように歩けない様子がよ〜くわかりました(笑)
こればっかりはしかたないんですよね、ゴロゴロした石の上や、時には水の中の石の上を歩かないといけませんからね、慣れるしかないんですよね。
そんな二人の様子を見ながら歩いていくと、泳ぐにはちょうどよさそうな場所がありました。
聞くところによると、去年私が泳ぎだした所のようです・・・・・完全に記憶がありませんが (^^ゞ
そこで沢デビューの二人に「泳いでみたら?気持ちいいよ〜!」と勧めると、二人ともドボ〜ン!
「うひゃ〜気持ちいい〜!」と言ってましたが、水から出る時の体の重さに少々驚いたようです。
これも経験ですよね、体力が衰えてくると、不必要に泳ぐと後で泣きが入るんです。ですから私は今年、無駄な泳ぎはしていません (^^ゞ
そんな感じで順調に歩いていき、いよいよ最初のそれらしい滝の所にやってきました。
去年は気持ちよく滝の真ん中をフリーでシャワーを浴びながら直登した滝ですが、なんか今年はチョット水量が多いようでした。
とりあえず私がトップで登ってみたんですが、ホールドはしっかりしているものの、滝の中に入り込んだ時の水圧というか冷たさというか、へたに動くと手足に力が入りきらないような感覚もあったので、滝の中で少しの間固まってしまいました。
少しするとその感覚にも慣れ、その後は順調に登ることができましたが、後に続くメンバーの安全を考えるとロープを出して確保するしかないと思いました。
前回の山行で確保は任されて経験済みでしたが、自力で支点をとって自力で後続を確保するのは初体験です!
そりゃもー一人で緊張したというか、必死に思い出しましたよー (^^ゞ
たぶん、いつもの山行でビシバシ登ってる人達に見られると、絶対なんだかんだ言われるような確保だったと思いますが、なんとかそれなりに後続を確保することができ、全員無事に直登させることができました。
やっぱり沢はそれなりのしっかりした装備で入らないといけませんね。\(__ ) ハンセィ
その後は小滝沢独特のナメを順調に歩き、最後の滝にやってきました。
ここ最後の滝は、去年は高巻いた人にお助け紐を下してもらった滝です。一応フリーで直登を試みましたが、やっぱり微妙に水量が多く、去年より難しいのがすぐにわかりました。
結局今年もお助け紐のお世話になり、男衆は直登で無事に最後の滝を越え、見晴らしの良い場所で昼食としました。
昼食後はいよいよ登山道に出るための藪こぎです。
去年は高度計に頼りすぎ、一時間も藪と格闘した経験がありましたので、今年は…と思って慎重になったんですが、
右手に現れると思っていた高田大岳からの涸れ沢が、まんまと左手に出てきてしまいました。
やっぱり難しいですね、まだまだ修行が足りません(^^ゞ
まあ、それでも去年よりは遥かに短い藪こぎだったので、今回のメンバーでは上出来だったと思います。
その後は例のごとく廃道寸前の登山道(爆)
一回経験していると何とか見つける事ができるんですが、初体験だと・・・・・どうなんでしょうねぇ〜
青森市民ながら、まったくもって恥ずかしいというか、情けないというか。。。。。そんな登山道を見つけての下山です。
これが実は長いんです (^_^;)
おそらく沢初体験の人にはしんどかったのではないかと思いますが、なんとかマイペースで無事に下山することができました。
こんな感じでアマチャンの私が言いだしっぺになった山行も、無事に終わることができました。
こんな私のお誘いに乗ってくれた皆さん、どうもありがとうございました。
そして、みのちゃん
ちょっと遠回りをしたけど、何とかめでたく50回目のお付き合いをすることができましたね。
これからもよろしくね!
ようやく沢登り(歩き)をすることが出来ました。
いろいろ休みの調整がつかず、気がつけば盆になってしまいました・・・。
当日は天気にも恵まれ、さほど気温も高くなく絶好の山日和。
スタート時に「今日はハーネスもロープいらないんじゃ・・・」というSさんの声を
「初沢登りなんで気分だけでも!」と押し切り見た目はフル装備でスタートです^^;
折角なんで楽しもうかとジャブジャブ水の中に入っていきます。
もう、泳ぎまくってます。
小さなとこも直登しちゃいます。
とても楽しみました^^ノ
しかし、楽しいのは登りだけで下りが飽きるのはどこでも一緒。
藪漕ぎ少々、荒れた登山道少々、快適登山道少々で無事下山。
そして「そんな泳ぐと荷物川臭いぞ」との忠告通り、思いっきり生臭い僕の荷物・・・
ちょっと反省・・・。
これからの時期もまだまだ沢に行く機会があるとのことなので、
都合を付けて是非またご一緒させて頂きたく思います。
コメント
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とはいいつつ自分はまだまだ初心者だしゴーロ歩き苦手です あ、藪漕ぎも 得意分野はあるのか?といったところですがね
ゴーロ歩き・・・大変でしたね
藪漕ぎ・・・タケノコ採りを思い出しましたよ
Yokkeさんにはクロール泳ぎがあるじゃないですか!!
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