北八ツ、三ツ岳、大岳、大岩だらけ、昆虫と友達!
- GPS
- 05:08
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 579m
- 下り
- 576m
コースタイム
9:35坪庭-10:01雨池山-10:49三ツ岳主峰-11:40北横岳北峰-12:25大岳12:55-13:47北横岳北峰-14:36山頂駅
(14:50山頂駅-15:20駐車場-16:00自宅)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三ツ岳、大岳、ともに大きな岩がごろごろしており、ちょっとだけ危険。山初心者と小学生は、避けたほうが無難と感じた。 逆に、北横岳は、小学生も多数来る、よいお手軽登山コースです。 |
写真
感想
本日は、朝から天気がよい。八ヶ岳も全山見えている。朝、ゴミを分別収集に出し、さらに、妻の実家のお墓参りをしてから、山に行きます。8時すぎと遅いので、どこに行こうか考えましたが、八ヶ岳でまだ登っていない、三ツ岳、大岳に行きたいと思います。本来なら、無料の麦草峠駐車場から五辻を通って行くところですが、時間もないので、北八ヶ岳ロープウエイに乗り、効率よく回りたいと思います。
●ロープウエイから雨池山
9時にロープウエイに着き、9時20分に乗車。乗車定員100名の満員に近いです。9時半すぎからスタート。ロープウエイは往復で1800円。ちなみに、始発は8時、終発は17時です。
縞枯山荘を通り雨池峠の分岐から、いよいよ登山開始。雨池山の頂上までは、大きな岩がごろごろし、かなりの急登です。逆バンクの岩も多く、雨で濡れていたら、かなり要注意です。途中登り切ったところで、縞枯山が見える岩場がありますが、他は眺望なし。頂上も標識のみ。三ツ岳との鞍部へ降りるところは、普通の登山道。なお、雨池山もコケは多数あり。でも、本気でコケと友達になろうと見始めると、10m進むのに30分以上かかりそう。これでは三ツ岳に着かない、と思って途中でコケ観察はストップ。
● 三ツ岳
三ツ岳への登りは、雨池山の登り同様、大きな岩がごろごろの急登です。鎖場こそないが、結構ハード。ここで思わぬサプライズが。キレイなマダラチョウがふわふわ寄って来て、私の腕に止まりました。これは可愛い!! さらに飛び立つも、今度はストック、その後は顔に止まりました。妙に好かれている! 10分程度、マダラチョウと戯れてました。
登り切ると、頂稜東端に到着、景色がよいです。これから向かう東峰、中央峰もよく見えます。大岩の上を飛び跳ねながら、東峰を通過、中央峰に到着。休憩です。本日は山バナナは1本のみ。貴重な山バナナをここで食べます。もう3日前に買ってあったバナナで、すでに食べて1本しか残ってなかった。
中央峰から降りる鎖場にペットボトルが落ちてました。ふと、”自分が持ってきたものより、持って帰るものは、多くしよう”という言葉が浮かび拾いました。
まだまだ岩を乗り越え、飛び跳ね歩き、西峰も通過。北横岳への道と合流。本日、このルートは前に単独、後ろにファミリーのかたがおり、また、単独から5名程度まで、8組ほどとすれ違いました。マイナーなルートの割には結構な人出です。
● 北横岳、大岳
北横岳への道は、人人人です。渋滞するほどではないですが、山頂駅と北横岳間は、数100名規模の方が歩いていました。子供づれのファミリーも多いです。南峰の頂上も人が沢山。お天気もよく、眺望も最高で、皆さん、山を楽しまれたものと思います。北峰に行き、いよいよ、大岳へ向かいます。ふと、観光客用のパンフレットを見ると、三ツ岳同様、ケガ、迷いが多い、注意、と書いています。まずは、大岩の急な下りが続きます。鎖場も1箇所あり。さらに後半の稜線歩きも、三ツ岳のような、大岩ごろごろで、乗り越え、飛び跳ねながら進みます。確かに、三ツ岳と同レベルです。双子池の分岐から10分弱で頂上到着。写真にあるよう、ここも眺望が楽しめました。ここでまた、トンボが私の腕に止まります。また、カミキリムシがザックに飛んできました。今日は、昆虫と友達の日のようです。うれしいな!
● 帰路
お昼を食べ、いよいよ帰路に着きます。岩岩の稜線を歩きながら、大岳や山々に名残を惜しみます。行きは気がつかなかった、亀甲池や七つ池の眺望を楽しみながら歩きます。このコースは、天気がよければ眺望に優れたコースです。でも、マイナーなルートで、三ツ岳の半分ぐらいの人出でした。単独x3組、ペアx2組とすれ違いました。
北横岳からは、そこそこ人がいます。来たときほどではないですが、まだまだ人とすれ違います。坪庭に着き観光客と一緒に、坪庭めぐり。ここでもポテトチップスのふたが落ちていたので、拾い、持って帰ります。
ロープウエイに着くと待っている人の多さにびっくり。外まで人があふれています。登山客も多かったですが、観光客の多さは圧倒です。観光客20名に登山客は1−2名程度か。運行は15分間隔かと思いましたが、どうも13分程度の間隔で最速での運行をしています。上りも下りも100名事前に切符を切って入場し、着次第乗り込み、乗り込み次第スタート、となっています。一時間あたり400名以上のペースで人を運んでますね。3時だというのに、上りも一杯、すごい人出。
2時半に山頂駅について、2時48分に乗り込み、3時前に到着。下でこけももソフトを食べました。こけもも味とは何ぞやと思いましたが、登山のあとのアイスはうまい! まだ、時間があるので寄り道したい気に駆られましたが、明日からお仕事、帰って仕事の準備もあるので、まっすぐ帰りました。
● まとめ
本日は、八ヶ岳で登ってなかった三ツ岳と大岳に登り、ごろごろ大岩を沢山乗り越え、コケを愛で、昆虫とも友達に、快晴で眺望も最高の、安全で楽しい登山でした。人出も最高でしたが、皆さんも楽しめたことと思います。
なお、このコースは水場がありません。私は、水は1.3L持参と、山頂駅で0.5Lのクウを250円で購入、計1.8L消費しました。
コケの話ですが、私も本日通院した帰りにツタヤに寄って、コケの図鑑でも買ってこようと思ったのですが、それらしい本がなかったです。
盆栽みたいなので、石にコケを生やすのあるじゃないですか、あれ結構おもしろそうです。大きな園芸ショップに寄って、買ってみようかなと思いました。
DSAさん、私も探したのですが、コケの本はマイナーすぎるようで、近所の本屋や図書館ではありませんでした。田舎では無理そう、amazonだよりしかないかと。
今回、山を歩いて思ったのは、花や木や昆虫は登山と両立するが、コケは両立しそうにないです。地面に這いつくばってコケを見るのは時間がかかり、とても登山はできそうにないです。次回コケを見るなら、登山はやめて、コケ観察に専念したいと思います。
盆栽でのコケ栽培もおもしろいかも。
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