初登りで西穂高→山荘・丸山間でホワイトアウト+時間切れ撤収
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- GPS
- 03:07
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 353m
- 下り
- 353m
コースタイム
天候 | 雪、曇り 西穂山荘手前〜稜線は強風でホワイトアウト多発 日中気温 零下10度程度(実測) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(観光バスのような車だが路線バスなので運賃箱へ現金支払OK 片道2200円) 〇新穂高ロープウェイ 往復2900円 (私はコンビニで2600円の割引前売り購入) 6kg以上の荷物は、別途往復600円の荷物券が必要 高山までは観光旅行なので新幹線、JR在来線利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ西穂高口駅から西穂山荘まではトレースがあります。 ただし中盤の急登区間が終わりゆるい勾配に入って風が強くなってくる箇所で、4〜5分前に離合した方のトレースが消えかけている(埋まっている)ことがありました。前後の状況と道標、リボンでご確認を。 山荘〜丸山間はブリザードで稜線の踏み跡が消えていたりホワイトアウトがあるのでリボンにお気をつけを。 |
その他周辺情報 | 【クルマご利用の方】 幹線国道はだいたい除雪されていますが、早朝や夜間は除雪が追いついてない部分があります。 また側道や大型駐車場内は除雪されていないところがかなりあるのでスタックにご注意を。 AWD+スタッドレスにプラスしてチェーンを巻いている方もたまに見かけました。 |
写真
感想
皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。
2020年初登りは西穂高へ行きましたが、強風とホワイトアウトで途中撤収しました。
もとの計画は年末年始休暇を使った岐阜県高山〜金沢の観光でしたが「高山市まで行くのならば」ということで西穂へちょっと寄り道しました。ピッケルや登山靴は予約したホテルへ気付けで送っておき、身一つの気軽な移動です。
1月2日にてんくらを見ると登る日、3日は1日中C判定です(泣) どうしようかと思いましたが、まあ一瞬でも景色が見られればと・・・結果、C判定の壁は厚かったです、ホワイトアウトはいっぱいありましたが(笑)
西穂へ行く1月3日は夕方に金沢へ移動する日で、指定を取った列車のつごうで16時には高山駅に戻っていたかったのですが、バスは1時間おきで所要1時間半ぐらいかかります。
逆算すると余裕を見込んで13時にはロープウェイで降り始めていないといけません。
山荘まで行き、ひと休みして稜線へ向けスタートしたのですが、風が強烈で吹き溜まった箇所では10分ほど前に前任の方が通った踏み跡が完全に埋まっている部分がありました。
ヒザ〜股した位のラッセルが必要になりペースが上がらないうえ、稜線へ出て耐風姿勢で進むものの体を揺すられるぐらいの風が続きます。
さらに踏み跡も消えがちなので「このまま丸山へ行って白い壁を見てもしゃあないな、帰りの時間のつごうもあるし」ということで撤収を決定。 山荘で休憩してロープウェイ駅へ戻って下山し、金沢までのあと行程を予定通り進めました。
私は冬の西穂しか知らないのですが、それでも今回の強風+ホワイトアウトは強烈でした。 でも自分的に残念な気持ちは全くなく「これが冬の穂高なんや」「冬山は晴れたら儲けもん」と勉強できたと思います。ええ、往復のバス代+ロープウェイ代は安くありませんが、それぐらいは今年の安全登山で何とか回収できるんじゃないでしょうか(笑)
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