鳳凰三山

2011年07月19日(火) 〜 2011年07月20日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,242m
• 下り: 1,906m

コースタイム

Day1(歩行距離：約7.5km　歩行時間：3時間35分）
10:45夜叉神峠登山口-11:25夜叉神峠11:33-13:40苺平-14:20南御室小屋

Day2(歩行距離：約10.5km　歩行時間：7時間20分）
南御室小屋5:40-638薬師岳小屋-6:48薬師岳-7::18観音岳7:25-地蔵岳（オベリスク）-9:20鳳凰小屋9:30-9:50五色滝-10:15白糸の滝-11:20南精進ヶ滝-13:00青木鉱泉

Total（歩行距離：約18.7km、歩行時間：10時間55分）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

9:00甲府駅-10:10夜叉神峠（バス）
3連休なのでゲロ混み。甲府駅ではバス待ちの長蛇の列。
バスの地べたに座って乗りこみました。

コース状況／危険箇所等

道の状況：下山時の土砂崩れで迂回の表示。この看板がやたらとわかりずらい。
猛暑と疲労と足の痛みで思考回路も麻痺状態、泣きたくなった。 他の登山客を探して聞いて何とか無事下山。

温泉：この青木鉱泉は、ただの風呂だった。しかもシャンプーもないし湯船はえらくせまいし、湯船にお湯をいれて、はいどうぞってな感じ。これで1,000円は詐欺だ。しかも、ここの人は感じも悪いので、もうここで風呂には入りたくない。今まで、いろんな温泉に行ってるが、コスパは最低ランク。おススメできない。

写真

7/16 10:33

電車にバスにとえらく疲れたが、登山口を見るとやる気が沸く！！
ここは鳳凰三山縦走の登山口となる夜叉神峠登山口

7/16 10:33

ここの標高は1,380m。予定より少し遅れたので、簡単に準備運動。

7/16 10:33

ここでちょいと水を補給して計画の15分遅れでの10:45登山開始！！

7/16 11:26

まず目指すは夜叉神峠。遅れて焦っているせいもありかなりのハイペースで
息は切れ、既にバテバテ。60分のコースTimeを40分で夜叉神峠に到着。

7/16 11:26

標高1,770m。いやー白峰三山が実に綺麗だ。多くの登山客が一息入れていた。自分はのんびりせずに7分の休憩で先を急ぐ。

7/16 13:46

杖立峠の看板もわからず、気がつけば、非常にわかりずらい苺平に到着。 ここまでが急な山道でえらくきつかった。朝から強い日差しで暑いため、汗が滝のようだ。 4時間かかるはずのコースが約2時間の13:40到着。少しは早いと思ったが、2時間も早いなんて、何だかこのコースTime本当なのか？と疑問。

7/16 13:46

途中で看板標識があり、あと30分で山小屋だ。もうひと頑張りだ。いやー今年初だけあってキツイ山登りだ。

7/16 14:17

予定してた16:30着より約2時間早い14:20に標高2,430mの南御室小屋に到着。

7/16 15:05

あまりに早い時間でもったいないので、ここから1時間半先の山小屋に予約変更可能か聞いたら、既に一杯とのことで諦め、予定通りここで宿泊し長い時間のんびりとすご過ごすことになった。

7/16 15:06

南御室小屋の全体像。何かいい感じ。

7/16 16:13

宿泊代金1泊2食7,800円を支払い割り当てられた寝床へ。 たまたま2階の一番はじでラッキー。今回は山小屋にしては結構広いスペースだ。
隣の人とも多少のゆとりがある。でも3連休で良い天気ということもあり満室のようだ。

7/16 16:14

こんな雰囲気です。丸太小屋のようで、♪あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜♪と北の国からを連想してしまった。

7/16 17:10

17:30までの夕食時間が待ちきれない。やる事もなく1人なので話し相手もいなくえらく暇だ。
そういやー山小屋泊まりの1人は初めてやなーと実感。 飲んじゃうと夕食前に寝ちゃいそうなので、お酒は我慢して、 終始、まわりの人を観測して時間をつぶす。

7/17 5:37

山小屋奥にはテントを張った登山客が大勢いた。
合宿のような学生さん達は楽しそうに夕飯の支度をしていた。何だか非常に羨ましい。
夕食17:30　その後20:00消灯まで山小屋にあった本を読んで過ごす。
いざ寝ようと思ったら、いびきや歯軋りの大合唱。
予想はしていたが、また今回も寝れないく悪戦苦闘。

7/17 5:37

山の朝は早い。4:45あまり眠れなかったので非常に眠い状況のまま起床、5:00朝食。
そうそう、この山小屋の良い所は冷たい美味しい湧き水が飲み放題！！　外での歯磨きがめちゃくちゃ気持ちよかった！！

7/17 6:08

今日はいよいよ鳳凰三山登頂だ！！
予定より20分早い5:40出発！！やはり朝は涼しい。少し肌寒いくらい。気温15度くらいかな。
長袖で出発したが、10分も山歩きするともう汗が出て暑い。

7/17 6:09

少し歩くと白峰三山がきれいに見えた。

7/17 6:20

さらにさらに、富士山が雲海の上に綺麗にお目見え！！
見えた瞬間超感動！！　雲海の富士山は初めて見た！！

7/17 6:20

何とも美しい！！　昨日の疲れや苦労が吹っ飛ぶ！！

7/17 6:20

やはり富士山に登るより、アルプスから富士山を見る方のがいい！！
以前、この雲海の富士を見るために北岳に登ったのに天候悪く何も見えなかったので、今回は綺麗に見れてようやく1つ夢の光景が現実となった。

7/17 6:21

天気が良かったし、まだ朝早い時間なので実に綺麗に白峰三山も美しい！！

7/17 6:21

更に先に進むと富士山のアングルが変わるのも楽しい。

7/17 6:21

目指す薬師岳の方向。岩山が綺麗だ！！

7/17 6:22

人が多くいた絶好の撮影ポイントで自分撮りをしていたら、そばにいたお姉さんが
撮りましょうか？と撮ってくれた1枚。　富士山にご満悦なのかお姉さんの笑顔にご満悦なのか笑顔（笑）

7/17 6:28

ここに立っていると風も気持ちいいし最高の気分だった！！　写真の何倍もの感動だ。

7/17 6:28

さらに登ると、さっきいた眺望の良い岩がこんな綺麗だ。

7/17 6:37

ここから少し下ると、薬師岳小屋に6:38到着。予定より早く順調。

7/17 6:37

この小屋、かなり小さい感じで水場もないし、南御室小屋に泊まったのは正解かな。
でも、ここに泊まって早朝のご来光を見るというのは利点かも。それは次回にしよう。

7/17 6:42

薬師岳小屋を写真だけ通り先に進む。再度登り。
富士山が、目線より下になりつつあるし位置が少しずつ遠くなったような気がする。
だいぶ標高も高くなってきた証拠だろう。

7/17 6:42

先ほどの良い眺望の岩がこんな感じ。この写真の下が先ほどの薬師岳小屋。

7/17 6:43

富士山とは逆の左側には、白峰三山がだいぶ大きく見え迫力がある。さーもうすぐ鳳凰三山の1つ薬師岳の山頂はすぐそこだ！！

7/17 6:48

薬師岳2,780m　6:48山頂到着

7/17 6:49

結構広い山頂だ。

7/17 6:50

360度パノラマの眺望！！

7/17 6:51

白峰三山をバックに先ほどのお姉さんに撮ってもらった。

7/17 6:52

ここからは富士山は隠れて見えなくなっている。

7/17 6:52

遥か遠くに見える山々。そばにいたおじさんが赤岳だか赤石岳だか・・・と言っていたような。

7/17 6:59

これから向かう、観音岳の山頂方面！！　約40分であの山頂に行けるはず。

7/17 6:59

左には白峰三山が綺麗！！

7/17 7:11

観音岳への登りの時に後ろを振り返ると、再度、富士山がお目見え！！富士山と稜線が息を呑むほどの綺麗さです！！

7/17 7:11

稜線歩きは最高に気持ち良く縦走登山の醍醐味です。

7/17 7:11

天気も良く、雲海に山々が連なっている光景はいいもんですな。

7/17 7:18

鳳凰三山最高峰の観音岳2,840m　7:18山頂到着
予定より1時間も早い到着でゆとりが生まれていい調子だ。

7/17 7:19

ここの山頂は狭い。人が多く写真撮るのも大変。

7/17 7:20

さっきの薬師岳より60m高いだけあって、雲海が素晴らしいです！！

7/17 7:20

雲海に浮かぶ富士山と歩いてきた稜線。素晴らしい美しすぎる光景！！

7/17 7:28

先ほどいた観音岳から下りてきました。

7/17 7:28

これから向かう地蔵岳方面です。
遠くに地蔵岳のオベリスクが見えました。

7/17 7:29

振り返って富士山だけをズームで撮って見ました。
遠くて人の影は見えないけど、富士山登っている人もいるんだろうなーと想像してみた。

7/17 8:18

分岐点いさしかかる。観音岳1時間10分、地蔵岳10分とあるが何だか嘘っぽい。
他の登山客も、そんなわけないだろーと言っていた。

7/17 8:19

地蔵岳の象徴オベリスクが綺麗だ！！　
この距離を10分で行くのか？？？

7/17 8:26

実際は約10分でここに着いた。地蔵がたくさんある。ここが地蔵岳の山頂なのか？？

7/17 8:26

看板見ると下山の標識

7/17 8:28

目前にあるオベリスク！これは地蔵岳の山頂ではないのか？？ なんだかわけわからない。　他の登山客に聞くと、おそらく地蔵があるとこ一体が地蔵岳であり、このオベリスク地蔵岳の象徴のシンボルにすぎないのか？？
ガイドブックでもオベリスクのてっぺんに登るのは熟練のクライマーだけと記載されていた。

7/17 8:33

確かにあんなとんがったてっぺんになんて登れるはずがない。

7/17 8:33

良く見ると、途中まで登っている人がいたので、疲労もかなりあったが、
せっかくここまで来たんだしと登ることにした。

7/17 8:33

迫力ある岩だ！！　誰かのBlogでチューリップに似てると言っていたが、そういわれてみるとそうかも。

7/17 8:34

途中左手の白峰三山をパチリ。

7/17 8:34

7/17 8:41

オベリスクの岩を登っていくと、下では見えなかった富士山とずっと歩いてきた観音岳方面が見えた。

7/17 8:42

さっきいた下のところから半分くらい登ってきた。高度感もあり結構怖い。

7/17 8:47

天気が良く綺麗な山々。

7/17 8:47

オベリスクのてっぺんはあんな感じだ。誰も人がいない。まわりの人もここから先は無理だとぼやいてる。

7/17 8:47

下を見るとちょっと足がすくんでしまう。落ちたら死ぬな・・・。　

7/17 8:53

悪戦苦闘の末、下りてきた。

7/17 8:56

何とも勇ましいオベリスクだ！！

7/17 8:56

7/17 8:56

雲海の見納め。これから下山します。

7/17 9:51

下山後、しばらう下ると5色滝の看板。ここで9:50

7/17 9:51

滝の下まで見に行けるのだが、そんな下ってまた登る元気もなく遠めから見て先に進む。

7/17 10:14

今度は白糸の滝。少し脇道を下るだけで見れた。

7/17 11:15

滝の音が迫力あります。

7/17 11:18

下山がやたらと長い。景色もなくひたすら下るのみで、疲労もピーク。
朝稼いだ時間がここに来て、苦戦。なかなか目的の標識が出てこず1人だし心が折れそうになる。
やっと南精進ケ滝の看板発見。すでに11:20。　参考Timeより遅いペースだ。その後、ひたすら下山。凄く長かった。

撮影機器：

u780,S780 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

takewoody

これは2011年7月の登山記録です。

ずっと憧れていた鳳凰三山に登ってきた。
天気が最高に良く、富士山や白峰三山が綺麗で最高だった。

南御室小屋は、なかなか良い雰囲気で良かった。

下山時の土砂崩れと青木鉱泉は最悪だった。
青木鉱泉は風呂の他、のバスを待つ間の休憩所も外だし、
暑いし、ここは最悪で退屈だ。

まーでも無事我が家に到着はもう夜。非常に疲れたけど、
憧れだった鳳凰三山を制覇できて、また1つ夢が叶った。

今度はどこの山に登るかな？　翌日、筋肉痛が半端なかった。まるでハーフマラソン走った後のよう。 少し歳をとったのか1週間も筋肉痛が続いた。