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Yamareco

記録ID: 2172372
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雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

厳寒の南アルプス 農鳥岳

2020年01月04日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.5km
登り
2,326m
下り
2,325m

コースタイム

日帰り
山行
9:50
休憩
1:40
合計
11:30
6:25
6:25
40
7:05
7:10
15
8:00
8:05
70
登山道脇
9:15
9:30
60
10:30
10:40
55
登山道脇
11:35
11:40
40
登山道脇
12:20
12:25
55
稜線
13:20
13:50
15
14:05
14:05
60
15:05
15:20
70
16:30
16:40
25
17:05
17:05
25
奈良田第一発電所
適当に食事、お風呂に立ち寄りつつ都留の道の駅で22:00頃爆睡・・・
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田へのアクセスは中部横断道の中富ICあたりで降りて50分程度になると思います。今回は道の駅みのぶで前泊、そこからでもやっぱり50分程度でした。道中に積雪は見られませんでしたが、凍結しているのは確実なので冬タイヤ必須になると思います。
この時期だと奈良田の駐車場はガラ空き状態でした。駐車場そばにはトイレ、自販機等があります。
コース状況/
危険箇所等
全体的に異常は無いと思いますが、思いのほか雪はありました。何なら奈良田発電所のあたりから雪は見られます。今回自分がアイゼンを装着したのは標高2100m付近から、下山時は大門沢小屋で外しています。標高2600m付近のハイマツ帯あたりからはかなりの急傾斜でこのあたりはピッケルも持っていました。時期的にトレースはあるだろうなと想像していて、案の定かなりしっかりトレースがついていたのでかんじきの類は必要無かったです。
概ね技術よりかは体力勝負、標高差は2200mを超えるので十分な補給を持って臨みましょう!
その他周辺情報 奈良田の温泉はこのパターンだと無理だと考えていて、帰路の途中で適当に見かけた風呂にしよう・・・と考えていたら結局都留まで帰ってきちゃっていました。おなじみのより道の湯でのんびりしましたが、普通は無い選択肢な気がします。。
奈良田の七不思議の湯は14:00~16:00、奈良田の里温泉は18:00までやっているので行ける時間であればこのあたりかなぁと思います。
まだ暗くて寒い奈良田を出発します。世界が緑になるカメラ・・・
2020年01月04日 05:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 5:59
まだ暗くて寒い奈良田を出発します。世界が緑になるカメラ・・・
けっこう雪はありそう
2020年01月04日 06:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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けっこう雪はありそう
よーく見ると渡る必要の無い吊り橋(森山橋)
2020年01月04日 07:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 7:05
よーく見ると渡る必要の無い吊り橋(森山橋)
オレンジになってる
2020年01月04日 07:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 7:10
オレンジになってる
ゲームみたいな地形
2020年01月04日 07:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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ゲームみたいな地形
本当に思っていたより雪はありました。ただ当面は普通に歩けます
2020年01月04日 07:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 7:29
本当に思っていたより雪はありました。ただ当面は普通に歩けます
明るくなってきた
2020年01月04日 07:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 7:47
明るくなってきた
現状は流れてきそうな雰囲気のある箇所は皆無でした
2020年01月04日 08:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 8:50
現状は流れてきそうな雰囲気のある箇所は皆無でした
何か建物が見えた
2020年01月04日 09:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 9:10
何か建物が見えた
大門沢小屋に到着
2020年01月04日 09:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 9:16
大門沢小屋に到着
ロケーションはかなり良好!
冬季小屋は居心地も良さそうで、近くには沢もあって良い感じです。ただここからだと農鳥岳の山頂はまだかなり遠いのが難点か・・・
2020年01月04日 09:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/4 9:17
ロケーションはかなり良好!
冬季小屋は居心地も良さそうで、近くには沢もあって良い感じです。ただここからだと農鳥岳の山頂はまだかなり遠いのが難点か・・・
大門沢小屋の裏からさらに登っていきます。雪も増えてきました
2020年01月04日 09:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 9:37
大門沢小屋の裏からさらに登っていきます。雪も増えてきました
青と白の組み合わせが期待出来そう
2020年01月04日 09:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 9:42
青と白の組み合わせが期待出来そう
今日登山者はほとんど見かけませんが、トレースは立派なものがありました
2020年01月04日 10:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/4 10:00
今日登山者はほとんど見かけませんが、トレースは立派なものがありました
見えてきた
2020年01月04日 10:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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見えてきた
少し開けたと思ったらまた樹林に戻ります。このあたりからアイゼン装着
2020年01月04日 10:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 10:27
少し開けたと思ったらまた樹林に戻ります。このあたりからアイゼン装着
この樹林あたりから斜度がどんどんきつくなってきます
2020年01月04日 10:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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この樹林あたりから斜度がどんどんきつくなってきます
登る。割ともう疲労困憊・・・
2020年01月04日 11:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 11:38
登る。割ともう疲労困憊・・・
マツが出てきた
2020年01月04日 11:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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マツが出てきた
かなり立派な富士山が背後にいる
2020年01月04日 11:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
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かなり立派な富士山が背後にいる
斜度がきつい。でもこの光景、好きです
2020年01月04日 12:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 12:03
斜度がきつい。でもこの光景、好きです
もうちょっと!
2020年01月04日 12:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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もうちょっと!
とりあえず急傾斜が終わりました
2020年01月04日 12:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/4 12:19
とりあえず急傾斜が終わりました
農鳥岳はあの先かな
2020年01月04日 12:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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農鳥岳はあの先かな
上がってくると強烈な寒さでしたが、圧倒的な光景が広がっていました
2020年01月04日 12:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/4 12:40
上がってくると強烈な寒さでしたが、圧倒的な光景が広がっていました
厳寒の塩見岳。見た目、まったく人間の近寄れない雰囲気です
2020年01月04日 12:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 12:41
厳寒の塩見岳。見た目、まったく人間の近寄れない雰囲気です
あれは・・・たぶんニセピーク
2020年01月04日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 12:48
あれは・・・たぶんニセピーク
凹状地
2020年01月04日 12:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
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凹状地
かなり上がってきました。あそこだ!
2020年01月04日 13:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/4 13:15
かなり上がってきました。あそこだ!
厳寒の南アルプス。雲の具合が怪しいな・・・
2020年01月04日 13:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/4 13:17
厳寒の南アルプス。雲の具合が怪しいな・・・
山頂です!雪煙で歓迎されました
2020年01月04日 13:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:21
山頂です!雪煙で歓迎されました
「もう、登らなくて良いんだ・・・」

いやほんと疲れましたね!でもすごい達成感。サンキュー、農鳥岳
2020年01月04日 13:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:26
「もう、登らなくて良いんだ・・・」

いやほんと疲れましたね!でもすごい達成感。サンキュー、農鳥岳
ここまで来てようやく姿を現した日本のTOP2, 3。流石にすごい迫力でした
2020年01月04日 13:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:29
ここまで来てようやく姿を現した日本のTOP2, 3。流石にすごい迫力でした
鳳凰三山、右後ろは瑞牆・金峰。いずれも雪はあんまり無さそうに見える
2020年01月04日 13:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/4 13:29
鳳凰三山、右後ろは瑞牆・金峰。いずれも雪はあんまり無さそうに見える
富士山も雲に沈みそう
2020年01月04日 13:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/4 13:30
富士山も雲に沈みそう
南部の山々には雲がかかりはじめていました
2020年01月04日 13:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/4 13:30
南部の山々には雲がかかりはじめていました
西農鳥岳。あわよくば・・・と考えてはいましたが流石に行ったら下山が真っ暗になる、と言うかもう疲労困憊で登れません!
2020年01月04日 13:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:30
西農鳥岳。あわよくば・・・と考えてはいましたが流石に行ったら下山が真っ暗になる、と言うかもう疲労困憊で登れません!
もう一度北岳、間ノ岳
2020年01月04日 13:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:31
もう一度北岳、間ノ岳
北岳のピラミダルな姿。この時期この色で見れたのは自分にとってとても大きな収穫でした
2020年01月04日 13:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:34
北岳のピラミダルな姿。この時期この色で見れたのは自分にとってとても大きな収穫でした
山頂から少し離れた風を避けられる岩場で休止。雲がどんどん広がってきています
2020年01月04日 13:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:45
山頂から少し離れた風を避けられる岩場で休止。雲がどんどん広がってきています
富士山は明瞭です。今年もよろしくお願いします!mm
2020年01月04日 13:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 13:45
富士山は明瞭です。今年もよろしくお願いします!mm
3000m級の稜線にしては穏やかな気候ではあったのですが、流石にむき出しのペットボトルは凍りました。今年初の事象にちょっと感動
2020年01月04日 13:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 13:52
3000m級の稜線にしては穏やかな気候ではあったのですが、流石にむき出しのペットボトルは凍りました。今年初の事象にちょっと感動
撤退します
2020年01月04日 14:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 14:06
撤退します
急傾斜の下降の始まり
2020年01月04日 14:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 14:10
急傾斜の下降の始まり
割とあっという間に大門沢小屋まで戻りました
2020年01月04日 15:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 15:05
割とあっという間に大門沢小屋まで戻りました
人形氷
2020年01月04日 15:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 15:30
人形氷
発電所のちょっと上の沢まで戻りました。これはギリギリ明るいうちに戻れそう
2020年01月04日 16:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 16:18
発電所のちょっと上の沢まで戻りました。これはギリギリ明るいうちに戻れそう
なんだか雲は怪しげ
2020年01月04日 16:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/4 16:34
なんだか雲は怪しげ
なんとかヘッドランプは付けずに奈良田に戻れました。ってか疲れたー!
2020年01月04日 17:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/4 17:24
なんとかヘッドランプは付けずに奈良田に戻れました。ってか疲れたー!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー フリース ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 目出し帽 スノーゴーグル ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 三脚

感想

今年の年末年始は九州の山を楽しむ・・・つもりではいたものの、やっぱりがっつり雪山にも行っておきたい。ならまた南アルプスだ!ということで来ておきたかった農鳥岳を目指してみました。
いや遠かったですね!大分からの移動という意味でも奈良田からの日帰りという意味でも・・・。しかしやっぱり山頂直下あたりからの充実感はヤバい。登頂時にはすごい達成感で呆然としていました。天気にも恵まれて厳寒の南アルプス、存分に満喫出来ました。
しかし実は北岳も間ノ岳もいずれも日帰りピストンなのでこれで白峰三山は全部日帰りピストンされたというちょっと残念な状態。いやどれも良い天気の中楽しく歩けた思い出の山になるのですが、やっぱり縦走したいのが正直なところ。西農鳥岳が残っている事もありますし、次は絶対に白峰三山縦走です。ほんと絶対です!

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