ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8555076
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白根三山縦走

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月15日(金)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
ジュピタ その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:05
距離
26.2km
登り
2,465m
下り
3,167m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
1:23
合計
8:13
距離 7.4km 登り 1,704m 下り 344m
4:14
21
4:35
4:41
39
5:20
5:26
25
5:51
5:58
48
6:46
7:07
94
8:41
8:52
5
8:57
9:09
62
10:11
19
10:30
24
10:54
11:12
23
11:35
23
11:58
12:00
27
12:27
2日目
山行
7:45
休憩
1:08
合計
8:53
距離 10.1km 登り 700m 下り 1,871m
5:01
39
5:40
5:41
75
6:56
7:27
71
8:38
8:53
60
9:53
9:54
41
10:35
10:49
35
11:24
11:30
144
3日目
山行
3:13
休憩
0:04
合計
3:17
距離 8.7km 登り 61m 下り 952m
6:03
86
7:29
7:30
29
8:20
24
8:44
8:45
17
9:02
9:03
9
9:12
6
9:20
ゴール地点
天候 12日:強風・雨
13日:曇りのち晴れ。のち曇り
14日:曇りのち晴れ。のち、曇り
15日:晴
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🅿: 奈良田(関西からは、新名神→伊勢湾岸道→新東名ルート)
🚌:奈良田から広河原まではバスで移動
コース状況/
危険箇所等
大門沢の降下のルートはかなり急&荒れてて、疲れ果てた体には堪えます。
大門沢小屋を越えたところで2か所ほど下りでは道迷いしやすいところがあります。
大門沢の丸太橋は個人的には怖かったです。
その他周辺情報 🍴:広河原山荘、北岳山荘では、夕食と朝食を付けてもらいました(夕食写真あり)

奈良田の駐車場。トンネル超えてすぐ右。
2025年08月12日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
8/12 13:30
奈良田の駐車場。トンネル超えてすぐ右。
紙のバス券。クラシック。奈良田から広河原まで 1300円 + 協力金300円で合計 1600円也。交通系カード使えます
2025年08月12日 15:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
8/12 15:26
紙のバス券。クラシック。奈良田から広河原まで 1300円 + 協力金300円で合計 1600円也。交通系カード使えます
広河原のテント場。風で飛ばされそうです。グランドシートの上にたまった雨水で浸水。グランドシートの張り方を考えないといけません。
2025年08月12日 16:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/12 16:59
広河原のテント場。風で飛ばされそうです。グランドシートの上にたまった雨水で浸水。グランドシートの張り方を考えないといけません。
広河原山荘の夕食。豪華です。
2025年08月12日 17:36撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/12 17:36
広河原山荘の夕食。豪華です。
夕食時。トップテンというレースが丁度開催されていて、そのスタッフの方と同席。背中の写真を撮らせてもらいました。
2025年08月12日 17:53撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
5
8/12 17:53
夕食時。トップテンというレースが丁度開催されていて、そのスタッフの方と同席。背中の写真を撮らせてもらいました。
こちらは、クライマーズゲートラウンジ という名前の建物
向かい側(写真の反対側)に広河原山荘があります
2025年08月12日 18:03撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
1
8/12 18:03
こちらは、クライマーズゲートラウンジ という名前の建物
向かい側(写真の反対側)に広河原山荘があります
白根御池小屋に到着
2025年08月13日 06:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
8/13 6:39
白根御池小屋に到着
逆さ北岳 (白根御池の御池から)。御池の小屋の方に教えてもらいました。ここから、草すべりというらしいですが、尾根にでるまで、急登が続きます。
2025年08月13日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/13 7:02
逆さ北岳 (白根御池の御池から)。御池の小屋の方に教えてもらいました。ここから、草すべりというらしいですが、尾根にでるまで、急登が続きます。
2025年08月13日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
8/13 7:17
草すべりの急坂。遠くには青空が見えます
2025年08月13日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/13 7:18
草すべりの急坂。遠くには青空が見えます
2025年08月13日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 7:18
2025年08月13日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 7:19
2025年08月13日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 7:22
鳳凰三山と、広河原山荘の建物が見えます。
2025年08月13日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 8:48
鳳凰三山と、広河原山荘の建物が見えます。
もうすぐ、尾根です。富士山が見えます
2025年08月13日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
8
8/13 8:59
もうすぐ、尾根です。富士山が見えます
丁度こっちを向いてくれました
2025年08月13日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
8
8/13 9:12
丁度こっちを向いてくれました
肩の小屋に来た時にはすでに北岳はガスの中
2025年08月13日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/13 10:08
肩の小屋に来た時にはすでに北岳はガスの中
北岳の三角点。北岳でなく「白根岳」というのにびっくり
2025年08月13日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
8
8/13 11:10
北岳の三角点。北岳でなく「白根岳」というのにびっくり
北岳から、北岳山荘へのルート。かなり急です。
2025年08月13日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
8/13 11:24
北岳から、北岳山荘へのルート。かなり急です。
雲の切れ目で、稜線が見えます
2025年08月13日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/13 11:53
雲の切れ目で、稜線が見えます
2025年08月13日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 12:00
北岳山荘は、この先?
2025年08月13日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/13 12:08
北岳山荘は、この先?
北岳山荘に到着
2025年08月13日 12:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
8/13 12:23
北岳山荘に到着
今日のテント(左端が私の)。3000m を超えると、シュラフなしはきつかったです。多分朝は,8-9℃位?
2025年08月13日 13:17撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/13 13:17
今日のテント(左端が私の)。3000m を超えると、シュラフなしはきつかったです。多分朝は,8-9℃位?
北岳山荘の晩御飯
2025年08月13日 16:31撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/13 16:31
北岳山荘の晩御飯
間ノ岳からの北岳
2025年08月14日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 7:18
間ノ岳からの北岳
農鳥岳。素晴らしい。
2025年08月14日 07:24撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/14 7:24
農鳥岳。素晴らしい。
農鳥小屋が見えます
2025年08月14日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 7:36
農鳥小屋が見えます
農鳥小屋から間ノ岳を望む
2025年08月14日 08:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/14 8:35
農鳥小屋から間ノ岳を望む
農鳥小屋から農鳥岳方面。和タオル買いました。水なども売ってます。トイレ使わせてもらいました(とってもワイルドなトイレです)
2025年08月14日 08:48撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
8/14 8:48
農鳥小屋から農鳥岳方面。和タオル買いました。水なども売ってます。トイレ使わせてもらいました(とってもワイルドなトイレです)
オヤマリンドウ
2025年08月14日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 8:53
オヤマリンドウ
農鳥小屋
2025年08月14日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 9:17
農鳥小屋
西農鳥岳。このあたりまではガスも時々切れる
2025年08月14日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 9:45
西農鳥岳。このあたりまではガスも時々切れる
友人の姿。一瞬足が無いように見える😱。
2025年08月14日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/14 10:05
友人の姿。一瞬足が無いように見える😱。
農鳥岳到着。これ見よがしにくっついている二人がおられたので、せっかくなので記念として一緒に撮ることにしました😄
2025年08月14日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/14 10:38
農鳥岳到着。これ見よがしにくっついている二人がおられたので、せっかくなので記念として一緒に撮ることにしました😄
花も多いです
2025年08月14日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4
8/14 10:53
花も多いです
イワギキョウ?
2025年08月14日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
2
8/14 11:04
イワギキョウ?
2025年08月14日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/14 11:07
大門沢降下点に到着 この目印は昭和43年にご子息さまを遭難で亡くされたご両親が、今後の遭難を防ぐために建てたもの。
2025年08月14日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
8
8/14 11:23
大門沢降下点に到着 この目印は昭和43年にご子息さまを遭難で亡くされたご両親が、今後の遭難を防ぐために建てたもの。
木村将也 二十五才
昭和四十三年一月四日 吹雪のため下降点を確認し得ず、この地にビバークしこれより下方縦走路にて力尽き永眠す
父 木村長三
母 木村かつ
千葉県銚子市 銀嶺山岳会
昭和四十三年七月二十八日建立
2025年08月14日 11:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
8/14 11:26
木村将也 二十五才
昭和四十三年一月四日 吹雪のため下降点を確認し得ず、この地にビバークしこれより下方縦走路にて力尽き永眠す
父 木村長三
母 木村かつ
千葉県銚子市 銀嶺山岳会
昭和四十三年七月二十八日建立
荒れております
2025年08月14日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
1
8/14 11:39
荒れております
荒れてます。ヘトヘトになって大門沢小屋へ
2025年08月14日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/14 12:22
荒れてます。ヘトヘトになって大門沢小屋へ
大門沢小屋到着
2025年08月14日 14:17撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4
8/14 14:17
大門沢小屋到着
大門沢小屋にて、ざるそば食べました
2025年08月14日 14:17撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/14 14:17
大門沢小屋にて、ざるそば食べました
大門沢小屋のテント場の夕方。いい景色です。
2025年08月14日 17:07撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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8/14 17:07
大門沢小屋のテント場の夕方。いい景色です。
朝。遠くに富士山が見えます。
2025年08月15日 05:01撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
5
8/15 5:01
朝。遠くに富士山が見えます。
ツルツル滑って、へっぴり腰です
2025年08月15日 06:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7
8/15 6:04
ツルツル滑って、へっぴり腰です
踏み跡があって、間違った方向に、行き過ぎてしまった。
2025年08月15日 06:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/15 6:19
踏み跡があって、間違った方向に、行き過ぎてしまった。
引き返す。
ここで一回目の道間違い。左側をとりあえず木の枝でふさいでおきました。
2025年08月15日 06:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/15 6:24
引き返す。
ここで一回目の道間違い。左側をとりあえず木の枝でふさいでおきました。
2025年08月15日 06:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/15 6:24
2回目の徒渉。振り返って撮影。なかなか怖い。
途中から足がすくむ。正直どうしたものかと考え、
一旦しゃがみ込み、ロープを掴み、もう一度立ち上がって歩き出しました。
2025年08月15日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/15 6:27
2回目の徒渉。振り返って撮影。なかなか怖い。
途中から足がすくむ。正直どうしたものかと考え、
一旦しゃがみ込み、ロープを掴み、もう一度立ち上がって歩き出しました。
2回目の道迷いポイント。まっすぐ行かずに上に登ります。
ここも、落ち枝で対応。
2025年08月15日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/15 6:41
2回目の道迷いポイント。まっすぐ行かずに上に登ります。
ここも、落ち枝で対応。
綺麗な森です
2025年08月15日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/15 6:56
綺麗な森です
急斜面
2025年08月15日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/15 7:24
急斜面
橋?・・・私は橋を通り、友人は石を飛んでわたりました
2025年08月15日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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8/15 7:26
橋?・・・私は橋を通り、友人は石を飛んでわたりました
日の光が美しい
2025年08月15日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/15 7:51
日の光が美しい
吊り橋を渡るともうすぐ林道に出ます
2025年08月15日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
5
8/15 7:56
吊り橋を渡るともうすぐ林道に出ます
振り返って撮影。降りてきた稜線は見えません。
2025年08月15日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
3
8/15 8:14
振り返って撮影。降りてきた稜線は見えません。
奈良田湖に到着。ここで終わりです。
2025年08月15日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
6
8/15 9:12
奈良田湖に到着。ここで終わりです。
奈良田の湯(女帝の湯)
2025年08月15日 09:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/15 9:35
奈良田の湯(女帝の湯)
奈良田の湯の縁側。いい景色です。
2025年08月15日 10:25撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
6
8/15 10:25
奈良田の湯の縁側。いい景色です。

装備

個人装備
クロスオーバードーム シュラフカバー(シュラフなし)代わり エスケープライトヴィヴィ 防寒着(化繊の保温用上着) ダウンパンツ スポーツドリンク粉(3日分 毎朝 1L 分作成) 行動食(プロテインバー) 14本 装備:グレゴリー STOUT(65 L) + SIRIO 443 + CW-Xと短パン + 半袖Tシャツ + 帽子 水分補給(広河原で水 0.5L/白根御池で スポーツドリンク 0.5L/肩の小屋で 0.5L)

感想

移動&前泊+3日で白根三山縦走をしてきました。

天気予報では、天候が微妙でしたが、日程変更もそう簡単にはできないので、そのまま突入していくことにしました。距離的にどうかとかアップダウンのきつさ等あり、今回、シングルウォールのクロスオーバードームを購入してそれをつかうことにしました。浸水することはわかっていましたがやはりその通りになりました。グランドシートをうまく使うことで、もう少し浸水がないようにできそうですが、これからです。あと、夏なので、シュラフを持っていきませんでしたが(代わりに化繊ダウン+下はダウンパンツ)、それとシュラフカバー代わりのエスケーブライトヴィヴィ1枚だけでは寒かったです。本当のダウンにするか、シュラフカバーも本格的なものに替えるなど要検討かと。
 クロスオーバードームは、1日目、2日目は、内側が結露することはありませんでした(強風で風が中を通ったからかも)、三日目は内部がかなり結露しました。何度もタオルでふきました。

体調面で、注意したこと
今回、久しぶりに 3000m を超える山に登ることになりました。今まで、何度か軽い高山病になった記憶がありますが、驚いたことに、高山病の気配は全くありませんでした。気を付けたことは次の三点
1) 睡眠時間を十分とること(なので、夜行で強行せず前泊をテント泊にした)
2) 標高の高い山ではアルコールを飲まない(大門沢で初めて飲みました)
3) 広河原(標高 1500m) で一泊し、かつ、一日かけてゆっくりと 3000m まで上げた。また、行動中は、決して急がず息苦しくなったら深呼吸(完全に肺から空気を追い出し吸い込む)をする。
 また、最近は、スポーツドリンクを高山であっても夏山・秋山に持っていくようにしています。ミネラル・エネルギの両方を素早く取れることとで、蓄積する疲労(エネルギー不足で足があがらない、ミネラル不足で足が攣るなど) を防ぐことができるようです。今回は昼食を行動食にしたこともあり、スポーツドリンク以外の水分は持ちませんでした。

[テント場に夕方に予約なしでやってくる人]
北岳山荘で、夕方の5時頃にテント場に到着した同年代と思われる男性。予約せず、無理やりテント場にテントを張った。もう少しちゃんと計画し、昼過ぎに到着するということをしてはどうかと思いました。
 予約できてないため、わざとその時間にやってくるのかどうかわかりません。が、そうだとすればかなり悪質です。

[予約] 南プスリザーブで1か月ほど前に、北岳山荘と広河原山荘のテント場を予約。その後、夜と朝のご飯も付けられるということで、予約追加。予約時丁度2張分のみ空いていました。

[12日] 広河原山荘のテント場で泊。雨が降っている中、テントを設営。設営中に強風で何度もテントが飛ばされそうになり、雨の中、テントを広げたり、強風にあおられ慌てて畳んだりを繰り返し、なんとか張り上げる。夜も雨が降り、朝、気が付いたらテント(クロスオーバードーム) の端の方は水浸し。上にマットを敷いていたので助かりました。

[13日] さあ、出発です。朝暗いうちから登り始めます。急登を登りきると、白根御池小屋に。小屋で働いている可愛らしいお嬢さんに「今ちょうど、逆さ北岳が見られますよ」と言われ、御池から映る北岳を撮影。北岳がどれかを知らずに眺めていましたので、ありがとうございました。
 その後草滑りを歩いている途中までは快晴が続くものの、夏のガスは早く立ち上がり、稜線に出たころにはガスガス。肩の小屋でカレーライスを食べてエネルギー補給し出発
北岳に到着するも、もうそこはガスの中。何も見えません。北岳から先、知りませんでしたが、結構急なザレ場を通り、北岳山荘へ(標高2900m)。夕食は 4:30 から開始。3杯ご飯食べました。

[14日~15日] 北岳山荘~大門沢小屋泊~奈良田
ガスの中出発するも、途中で雲が突然切れはじめ、間ノ岳近くで快晴に。北岳も、農鳥もきれいに見えました。晴天はしばらく続き、ガスが張り出してきたものの、農鳥小屋あたりまでは快晴が続く。西農鳥~農鳥の岩場を超え、農鳥から大門沢降下点の間の広々とした空間がとっても素敵な場所でした。とっても静かでした。
 大門沢降下点から先は、とっても急。しかも上の方は大きな岩が多くおまけに濡れてツルツルします。雲ノ平から薬師沢へ降りるルート(そこまではひどくないが)を思い出しました。何度か足を滑らせました。降下点から小屋まで約3時間ほど。
 小屋はトイレもきれいになっていて、テント場も使いやすく素敵な場所でした。大門沢小屋(標高1700m) からは朝、富士山がよく見えました。
 大門沢小屋から下で2か所ほど道に迷いやすいところがあります。そのまま突き進むと危険です(ここは素人の方は通らないと思いますが)ので、道が見当たらないなと思ったら、まずは引き返すようにしましょう。決して強引に進んではいけないです。
 奈良田では、奈良田の湯(女帝の湯) に入りました。700円。気持ちよかったです。孝謙天皇(女性)がここで湯治されていたとのことで、この名前がついています。だんだんとよくなってくるという天候に恵まれ素晴らしい3日間でした。

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コメント

雨に加えて、風がきつい時もあったのですね😣
私、歩いている時は必死で景色楽しむ余裕なかったですが、ジュピタさんのレコ拝見して、「いい所やったな〜」と思いました😅
お疲れ様でした。
2025/8/15 20:02
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1
はなたれねこさん、ありがとうございます。
一緒に行ったブルーの服の(劔も一緒に登った)彼が、やたらと立ち止まって写真を撮るので😁
私もどうしても立ち止まって撮影してしまいます😏。
 ほんと、いいところですね。
2025/8/15 20:23
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1
昨年の北アルプス剱岳に続き、今年は南アルプス白根三山縦走‼️しかもテン泊装備で‼️
農鳥岳から青空がきて良かったですね👍
北岳山荘はテン泊でも食事を頂けるのはいいですね。それにテン場は気温低いんですね。北岳は未踏の山なので参考にさせて頂きます。
お疲れ様でした⛰️
2025/8/15 21:11
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1
junjun11030401さん、劔に登った友人と一緒に計画しました。北岳山荘までは、ほぼガスガスの中なので、もう一度来なければいけなくなるか・・・と考えて歩いていました。が、間ノ岳以降ではかなりよく見えたので、満足です。夏でも外は気温が低くて、大門沢でも、夜晴れたからでしょうが、朝方冷え込んで寒かったです。いいところです。特に農鳥小屋以降はほんと静かで。。。
2025/8/16 5:41
お疲れ様でした。
体調に気をつけたこと、流石、山に対する真摯な気持ちがよくわかり、賛同できました。
今良く見る、早いだけの登山は経験積んだ方ならいざ知らず、若さだけで突入される方もあるようで危惧しています。
南アルプスは縦走でも高度差が大きいから大変ですよね。もう私には無理ですが、若いときに登っておいて良かったです。高い山ベスト20で塩見だけ残しました。
2025/8/16 13:27
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紫さん、今回は久しぶりに3000mを超えるところを登るだけでなく一泊することから、普段高所では心臓がバクバクいう自分としては、不安でした。
 ということで、出来ることとして、ヤマレコ社長のYouTubeでも言ってられるのを守らないと、と思った次第です。
特にアルコールはいつも山だけでなく平地でもバクバク心臓が言うので、控えました。結果、全く高山病の気配もなかったのは、ありがたかったです。天候も比較的良く、無事歩き切れて大満足です。
2025/8/16 14:01
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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5

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