北アルプス唐沢岳幕岩大凹角ルート
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その他1人 
体力度について
- GPS
- 50:47
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 2,439m
- 下り
- 2,431m
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6:15 七倉ダム
6:30-35 高瀬ダム下広場
7:15-25 堰堤越えアルミハシゴ通過
7:40-8:05 金時の滝左ルンゼの巻き
9:25-40 ワシの滝の巻き
10:00 大町の宿
10:30-13:30 大凹角ルート取付き&広島ルート取付き偵察
14:00 大町の宿
7/31
4:30 大町の宿
4:55 右稜のコル
6:00 大凹角ルートスタート
13:40 登攀終了
14:30 懸垂下降開始
16:55-17:10 右稜のコル
17:30 大町の宿
8/1
6:00 大町の宿
7:25-8:15 金時の滝左ルンゼ懸垂下降
9:10 高瀬ダム下広場
10:10 七倉ダム
| 天候 | 全日晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・大町の宿までや、各ルートの取付きまで、踏み跡は不明瞭なところが多い。 ・大町の宿までのアプローチは沢靴の方が楽かも。 ・藪漕ぎも多く夏の時季は毛虫にも注意が必要。(気にならない人は良いが！) ・金時の滝は左のガレたルンゼを巻いた。フィックスあり。上部は急。 ・大凹角ルートは草付き部が多く、あまりすっきりしていない。 しかし、ピンはそれほど悪くなかった。 ・壁は午前中日陰なので、夏でも涼しく登攀できた。 ・大町の宿は噂通りの広い岩小屋。すぐ脇にパイプで水も引いてある。(ビールも冷やせる) |
写真
拍手
フィックスは上まで続いているが古いのがほとんどなので注意。
細いので、はじめまさかと思い通り過ぎてしまった。
焚き火もテントのすぐ前でできる。
大凹角ルート1P目スタート。(相棒リード)
最初はスラブから。
はじめ洞穴左の壁をA1で。
(フォローならA0で行ける)
ボサテラスから左にトラバースし、この後岩を回り込みピッチを切る。
上部で左のスラブに移り大テラスまで。
8P目(トポルートから外れる)の激藪漕ぎ。適当に右上して岩とのコンタクトラインまで。
7P目でスラブを上がりすぎてしまったため、ルートを外してしまう。
あるトポによるとこちらからも上部壁まで行けるとあったので、全くのルートミスでもないか？！
適当に右上して岩とのコンタクトラインまで。
7P目でスラブを上がりすぎてしまったため、ルートを外してしまう。
あるトポによるとこちらからも上部壁まで行けるとあったので、全くのルートミスでもないか？！
やや迷ったがなんとか正規ルートの8P目に合流。
1ピン目が遠くハーケンを打ち足す。(回収)
ラインがジグザグでロープの流れが悪くTOPは苦労する。
こんな感じのところを懸垂するので、回収不能にならないようにシングルで数ピッチ降りた。懸垂支点は古いのもあり補強もしたが数は多い。
懸垂支点は古いのもあり補強もしたが数は多い。
途中から下を見て右方向に踏み跡があるのでそれを辿ると最後の懸垂支点に辿り着く。これをダブルで降りると右稜のコルの少し上に降り立ち、懸垂終了。
これをダブルで降りると右稜のコルの少し上に降り立ち、懸垂終了。
この後、タクシーは捕まらず、七倉ダムまで歩いた。
感想
【山行報告】
北アルプス唐沢岳幕岩大凹角ルート登攀
期間：2012年7月30日〜8月1日
2012年7月30日（月） 晴れのち曇り
〈コースタイム〉
七倉ダム6：15−タクシー−6：30高瀬ダム下広場6：35−7：15堰堤アルミハシゴ7：25−7：40金時の滝8：05−9：25ワシの滝9：40−岩場へのルンゼ出合い9：55−10：00大町の宿−10：30大凹角ルート取り付き偵察−12：00大町の宿−12：40大洞穴ハング下（広島ルート偵察）13：30−14：00大町の宿
前夜川崎から車で七倉ダム駐車場に向かい車中泊。 駐車場には思った以上に車が多い。
翌朝、登山指導センターに計画書を提出しタクシーで高瀬ダム下まで行く。
タクシーの運転手さんによると、今年幕岩に行くと言ってタクシーに乗ったのは我々を含め3パーティーだけのようだ。 Web上でも近年の記録はあまりなく唐幕の人気は無くなっているようだ。
ほんの15分程でダム下の広場に到着。 料金は確か1500円だったと思う。
タクシーから降り、遠くに見える幕岩に向け早速出発。 沢への下降点は広場のどん詰りからの踏み跡を辿る。
沢にはすぐ降りられ、そこから更に左岸の踏み跡を辿り一旦堰堤？の上に出る。 そこから更に踏み跡を辿って行くと再び沢に降りる。 沢に出たほぼ正面の対岸とやや上流の対岸に踏み跡がある。
正面の踏み跡を辿るとすぐに、どこまでも続いているようなハシゴがあるが、それは送電線巡視路なので登らないように。
我々は、行きはやや上流に付いた踏み跡、帰りに正面の踏み跡を辿った。
踏み跡は途中何度も分からなくなるが、沢の水量が少なければそのまま沢沿いを歩ける。
沢沿いを歩けない時は踏み跡っぽい所を、藪を掻き分け進んでいく。 この時期は藪の葉っぱに毛虫がいっぱいいるので注意。 かなり気持ち悪く、これで少々嫌になる。
程なくして写真で見た堰堤越え用のアルミハシゴに到着。 ハシゴの下は沢の中に浸かっており靴を濡らしたくなければ脱ぐ必要がある。 我々は靴を脱いでハシゴを登った。 靴を脱いだ方が登りやすいかも？
ハシゴは見た目変形していてなんだか心配だが、登ってみると結構しっかりしていた。 しかし、ほぼ垂直なのでナメてはいけない！
ハシゴを登り終え靴を履く。 対岸の急斜面にはこの先の金時の滝の大高巻き用だと思われるフィックスが垂れ下がっている。 我々は金時の滝右岸のルンゼを登る予定なので、そのまま沢を詰める。
すぐに金時の滝に着く。 写真でも見ていたがなかなかの滝である。
右岸にすぐ分かる巻き用のルンゼが見え、フィックスもある。
フィックスはかなり古いものばかりであるが、1本だけ今年付けられたのではと思われる物があった。
このルンゼは100mくらいあり、上部に行くに従い傾斜も強くなりガレも酷くなる。
落石させる可能性大なので、後続がいる場合は距離を開けないで登らないと危ない。
前記したが上部は傾斜が強く、フィックス頼りの危険な腕力登りになってしまった。
このルンゼを登るのに30分くらいかかった。
この先も沢沿いを歩いたり藪の中の踏み跡を探りながら歩いたり、たまにヌメる石を飛び石に使い対岸に移動したりしながら先に進む。
今回の荷物は約25kg、そろそろ疲れてきたところでBルンゼの出合いであるワシの滝に着いた。
ここまで来れば宿までもう少しである。
ワシの滝の巻き道は左岸にあり、途中フィックスもあった。
ワシの滝を巻き終わり、ここから右に入る岩場に向かうルンゼを探す。
すぐに小さいルンゼは見付かったが、細く汚く、まさかこれがと思い更にBルンゼを詰めていく。
相棒が先行しそれらしいルンゼがないか確認しに行ってくれるがないとのこと。
引き返しやはり最初に見た細いルンゼしかないと判断し登っていく。
登るとすぐに右へルンゼから外れて踏み跡が付いていたのでそれを辿っていくと、大町の宿に辿り着いた。
噂通り立派な岩小屋で、すぐ横に鉄パイプで引かれた水道も完備されている。
日本三大岩小屋というランク付けが有るとすれば、絶対に入るのでは？と思うほど立派である。
貸切りの大町の宿にテントを張り、明日登攀する大凹角ルートの取り付きと、明後日1P目だけ登る予定の広島ルートの取り付き偵察に向かう。
大凹角ルートへは大町の宿からほんの少し踏み跡を戻った所から右に延びる踏み跡をこれまた少し進むと例の細いルンゼに出る。 このルンゼは細いだけでなくガレていて更に石や倒木が滑り登り難い。
おまけに藪も両岸に迫っていてまた毛虫の心配をしなければならない。
踏み跡は途中からルンゼを外れるが、20分ほど登っていくと平坦な所に出る。 どうやらこれが右稜のコルの様だ。
最初はここがコルダと思わずに更に微かな踏み跡らしき道を藪こぎしながら登って行ってしまう。
すると岩にぶつかり先に進めなくなり、間違っていることに気付く。（あとから分かったがどうやら右稜の懸垂ルートの最終ピッチを登っていた様だ。）
ということは、先程の平坦な所が右稜のコルだと考えそこまで戻る。
トポではコル付近から左にトラバースすれば大凹角の取り付きに行けると書いてある。
コルから少し登ると確かに左に向かう微かな踏み跡がありそちらを辿ってみる。
やや藪漕ぎもするが、そのまま進むと壁に出て、写真で見覚えのある大凹角の取り付きに辿り着いた。
これで明日はスムーズにスタートできる。
大凹角取り付きを確認できたので次は広島ルート取り付きの偵察に行く。
広島ルート（洞穴ハング）には大町の宿からのルンゼを少し登ったところから左に入る踏み跡を行くとトポに書いてあるがその踏み跡が見付からない。 ほとんど大町の宿のそばまで降りてしまったので、一旦宿に戻って荷物を全て置いてから再度広島ルートの偵察に行く。
ほとんど人が入っていないので踏み跡が藪で消滅しているようだ。
それでもなんとなく・・・という所を激藪こぎしていくと洞穴ハングの下に出た。
ここから先、ハングの中の取り付きに行くにはザイルが必要のようだが、荷物を全て宿に置いてきたので、ここから何となく1P目をうかがう。 ルーフにピンは何個か確認できるが遠目なので全ては分からない。 ルーフもどれくらいの奥行があるかここからでは分からないので登れるか不安である。
取り敢えず今日予定した行動はこれで全て終了したので宿に戻る。
宿には14時くらいに戻り、まだ全然明るいし寒くもないが焚き火をすることにする。
焚き火をする場所や薪もこの岩小屋内にあり、凄く楽である。 相棒が小枝や追加の薪を拾ってきてくれそれらを使って無事に火を熾すことができた。
火が安定したところでそれぞれ担ぎ上げてきた貴重な缶ビールで入山の乾杯。
陽が沈む前に外で夕食を作って食べ、暗くなったところでテントに入り少し飲んで19時半頃就寝した。
2012年7月31日（火）快晴
〈コースタイム〉
大町の宿4：30−4：55右稜のコル−大凹角ルートスタート6：00−3P目スタート7：25−5P目スタート9：05−7P目スタート10：00−9P目スタート10：55−11P目スタート11：50−終了点（登攀終了）13：40−懸垂下降開始14：30−16：55右稜のコル17：10−17：30大町の宿
今朝は3時半起床。 夜中に雨は降らなかったようなので、岩のコンディションも良いだろうと期待する。
各自朝食をとり4時半に出発。
朝露でルンゼの石はツルツル感が増し、周囲の藪も濡れている。
右稜のコルで登攀準備をしながら休憩。
今日は昨日の偵察の甲斐あってあっさり取り付きへ到着。
岩も乾いていて登りやすそうだ。
6時、いよいよ登攀開始。
1P目 �卦�A1 相棒リード
まずは目の前のスラブの左端をフリーで登り、その上のコーナー部をA1混じりで抜け半畳テラスまで。
スラブは特に問題なくコーナー部も含めピンもさほど悪くはない。
2P目 3級 私リード
確保支点から右に巻くように登っていき、洞穴テラスまで。
ピンは少ないがスラブを右から巻くように洞穴テラスを目指し登っていくと比較的簡単だった。
3P目 A1�元蕁〜衙瀬蝓璽�
洞穴の左壁をA1で越え、洞穴上部の壁に乗り移り右上気味にフリーで登る。 本来ボサテラスまでだが途中に確保支点があり、そこで切る。
洞穴左壁はフォローであればA0で可能。 途中で切ったので20mくらい。
4P目（トポ3P目） �元蕁〇筌蝓璽�
途中迷いながらボサテラスまで。
初め右上気味に登りちょっとしたテラスがあったのでボサテラスだと思ったのだが、なんだかボサ？という感じがしないため、そこから左にトラバース気味に登っていく。 （ボサテラスのボサってどんな意味なのかは？？である） するとやや右上にボサテラスに違いないと感じられるテラスがあり、そこに向かいたいがここにピンがあればなーという感じで一段上がるのに思い切って行けない。 仕方なく時間はかかるがリングボルトを打ち込む。 10分くらいで打ち終わり、これをA0で使いボサテラスでピッチを切る。
このピッチ、結構迷っているパーティーが多いようなのでルートファインディングが要求される。
5P目（トポ4P目） �元蕁〜衙瀬蝓璽�
ボサテラスからコケだらけのスラブをほぼ左にトラバースして行き、ちょっとした藪を越え、岩を回り込みジェードルの下まで。
6P目（トポ5P目） �元蕁〇筌蝓璽�
正面の壁を一段乗り越えるとその奥にビレー点からは見えないジェードルが現れる。
このジェードルまでの10mくらいはピンが無く、木で1箇所ランニングを取る。
ジェードル内は下部はスタンス豊富で簡単だが、上部でやや細かくなる。 ピンはそこそこあるのであまり恐怖感はなかったのだが、TOPの私は1手A0してしまう。
ジェードル最上部は壁に突き当たるので、ギリギリ届く左上にあるガバホールドを掴み、左に数手スメアリングし大テラスへ。
7P目（トポ6P目） �卦蕁〜衙瀬蝓璽�
大テラスから一段登りスラブへ。
トポでは40m程であるが、ロープいっぱい（50m）までロープが出てしまう。
このルート、スラブの途中から上部壁を目指すようだが、スラブ奥にある樹林帯までロープが延びており、その中でピッチを切った。
あるトポによるとこの樹林帯の中からも微かな踏み跡を辿って上部壁に出られるようだ。
8P目（トポ7P目相当 トポルートから外れる） 藪こぎ特級！ 私リード
ビレー点から右上気味に激藪を突き進む。 踏み跡などない。
黙々と藪こぎし適当に上部壁とのコンタクトラインに出てここで切る。 この先になんとなく踏み跡がある。
激藪こぎで疲れた。
9P目（トポ7P目相当 トポルートから外れる） �元蕁〜衙瀬蝓璽�
ビレー点より微かな踏み跡をやや下り気味に進むが、やはり途中から藪こぎになる。
藪を超えるとルンゼっぽいラインに出、登り易いラインを辿って行き、大チムニーの基部っぽいところに着いた。
10P目（トポ7P目相当 トポルートから外れる） �卦蕁〇筌蝓璽�
ここから先、正規ルートはどこか周囲を見回し話し合う。
どうやら右のカンテ状の岩を乗り越えた向こう側に大チムニー1P目の取り付きがありそうだ。
カンテは簡単に越えられ、予想通り大凹角1P目の取り付きがあり、これで正規ルートに戻ることができた。 このピッチは短く15mくらいか？
11P目（トポ8P目） A1�元蕁〜衙瀬蝓璽�
右の壁をA1で登り、その後壁の基部の草付きをトラバース気味に左上していき、大チムニー内の安定したテラスへ辿り着く。
1ピン目が遠く、リードの相棒は前進用としてハーケンを一枚打ち足す。（回収）
フォローである私はスタートの右の壁をフリーで挑戦。 初め頑張って登るが結局ダメ。 しかし、アブミは使わずA0で越えられた。
12P目（トポ9P目）最終ピッチ A1�元蕁〇筌蝓璽�
始め右の壁をA1で登っていき、チョックストーンを右に越えていく。 チムニー上部に行くと反対側の壁に背中（ザック）が付き休憩できる。 そこを越えると左に大きなルンゼ、右にルンゼっぽい壁が現れどっちに行くのか迷う。
左はルンゼ内に降りるのが難しそう。 右はガバホールドが結構グラついていて怖い。
また、左は右稜の頭に直接出る感じで、右は右稜の頭と右稜の懸垂下降点の中間に出そう。
トポでは右稜の頭に直接出ていないので、右から登ることにする。
グラつくガバホールドにだましだまし体重を掛けていき、若干レイバック調に登るところもあり緊張する。
途中ピンは少なくカムを使いながら切り抜ける。
また、ルートが結構ジグザグでロープの流れが悪く引っ張られる。
上部に行くとバンドに乗り上がるところがあり少し難しく思い切りがいる。
ロープの流れがそろそろ限界なくらい悪くなったので、このバンドで切ろうとしたが右に踏み跡が有ったのでその踏み跡を少し辿ったところの潅木でセルフを取りピッチを切り登攀終了。
終了点からは上に右稜の頭に行く踏み跡と向かって右下に懸垂点に向かう踏み跡がハッキリ見える。
相棒を迎え入れ、懸垂に必要ないギヤをしまいながら暫く休憩する。
休憩後懸垂点に向けハッキリした踏み跡を下っていく。
懸垂1P目は途中から空中懸垂になり楽しい。
その後、壁を降りるというより、急な樹林帯の中のルンゼを降りるという感じ。
そのため、50m一気に降りると回収ができなくなる可能性があるため、シングルで数ピッチ降りる。
シングルでも懸垂支点はあり、回収不能で登り返すことを考えればこの方が早いと思う。
ただ、懸垂支点は古いものも多く、数箇所補強した。
途中、ルンゼじゃなくなりこのまま真っ直ぐ降りたら藪の中に突っ込むんじゃないの？っていうところでピッチを切り、そこから下を見て向かって右に向かう踏み跡があるので辿っていくと、杉の大木に懸垂支点があり、これをダブルで下ると右稜のコルの少し上に降り立ち、懸垂終了。 ここからは急だが右稜のコルまで歩いて下る。
コルでギヤを片付け靴を履き替え少し休憩して大町の宿に戻る。
宿に戻るや早々に冷やしておいたビールで乾杯し、完登の喜びを分かち合う。
明日は帰る前に広島ルートの1P目だけを登る予定であったが、今日の懸垂で支点補強をしたのでギヤが足りなくなったのもあるが、私がもう藪漕ぎが嫌だから明日は帰るだけにしたいと相棒に反発し、渋々受け入れてくれた。
2012年8月1日（水）快晴
〈コースタイム〉
大町の宿6：00−7：25金時の滝8：15−高瀬ダム下広場9：10−10：10七倉ダム
今朝は6時に大町の宿を後にし、下山にかかる。
途中の金時の滝は往路で使った巻道を懸垂する。 途中の懸垂支点の発見の都合で3Pで滝下に降り立つ。
その後は適当に踏み跡や沢筋を辿り高瀬ダム下広場に無事到着。
車道に出てタクシーがこないか七倉ダム方向へ歩きながら待ったが、とうとうタクシーは通らず、歩いて車まで戻った。
林道歩きは暑くて熱中症になるかと思ったが、トンネルが何個かあり、その中は涼しかったので少しフラフラしたが、なんとか車まで歩けた。
帰りの温泉はマンネリだが大町温泉郷の薬師の湯で汗を流し帰路についた。
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