岡山市 瀬戸町総合運動公園〜展望の丘〜願興寺〜今池 鳥見ング



- GPS
- 04:25
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 402m
- 下り
- 409m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:24
歩行距離13km、歩行時間3時間50分、歩行数20,700歩、消費カロリー1,800Kcal
連れの足が完治していないので下りは少しゆっくりです。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼアスファルト道です。展望の丘<写真05>へは、最後5分程、地形図にはない丸太の階段状の枯れ草道を歩きました。ルートは他にもありますが、これが一番歩きやすいようです。その他、ほんの一部、あぜ道を歩きました。 |
その他周辺情報 | 瀬戸町総合運動公園から吉井川沿いに自動車で10分程南下すると、国道2号線と合流する辺りにおさふねサービスエリアがあります。日帰り入浴可能な温泉施設があり、レストランでは土日祝日はランチバイキング<写真38,39>が楽しめます。 |
写真
くちばしと首が短く、丸っこい体から伸びる長い尾羽が特徴的です。目の上の眉斑がそのまま背中まで太く黒い模様になっていて、翼と尾も黒い色をしています。複数で餌を探している可愛い動きを動画にも撮りました。
冬羽はオスも薄い色になるので、オスとメスの見分けがつきにくくなります。オスはくちばしの付け根から目にかけて黒い部分があり、目の上の黄色っぽい眉斑がありません。動画ではオスとしましたが、顔つきも含めて考えると、メスのようです。
寺に通ずる道のコーナーに設置されていました。かつては一帯に十有五の僧坊や三重塔、鐘楼が点在しており、釣鐘もあったのですが、一説には幕末の頃、岡山藩が大砲の材料にするために持って行ったといわれています。
中津山願興寺は奈良時代に備前四十八ケ寺の一つとして報恩大師により創建されました。現在の本堂は文政元年(1818年)に再建されたものです。本尊の千手観音像は快慶の作と伝えられ、秘仏であるため33年に一度の御開帳の時にだけ、そのお姿を拝むことができます。次は2051年か⁉
天井絵「龍」の一部
本堂の外陣の天井には大きな龍などが描かれていました。これは胴体のほんの一部で、トゲのようなものがあるのが背中側です。天井板を少しずつずらして絵柄に喰い違いを作っています。竜が夜な夜な水を飲みに出るので、それを封ずるため天井板をずらして打ちかえたという伝説があります。
創建は孝謙天皇の御宇(奈良時代)、奥州黒川郡の天足大明神(宮城県の鹿嶋天足別神社)を勧請したと伝えられています。ここは降雨の御利益がある神社なので、雨乞いのために雨垂布勢神社が創建されたのかもしれません。御祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)ですが、氏子は同じく大己貴命をお祀りする鳥取県の大山(だいせん)にはお参りしない習わしだそうです。
冬鳥です。オスの色彩はカラフルですが、メスは茶色系で地味で細かい模様をしています。オスの顔は正面から見ると、覆面レスラーのようでおもしろいのですが、動画を撮りながら狙っていてもこちらを向いてはくれませんでした。
御祭神は天兒屋根命(あめのこやねのみこと)です。天岩戸より天照大神を招き出す祝詞を申し上げた神で、藤原氏の祖先中臣氏の遠祖です。土壁が残っていました。境内に坂根古墳という直径12mの円墳があるそうですが、よくわかりませんでした。境内全体が少し盛り上がっていたので、古墳の上に神社が建っているのかもしれません。
おさふねサービスエリアのトイレ近くの高架下に展示されていました。倉敷市の茶屋町と味野を結んでいた下津井軽便鉄道の車両です。1990年12月31日に廃線となりました。右から木造客車のホハフ2、鋼鉄車輌のクハ6、貨車のホワ10です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
出発点は瀬戸町総合運動公園です。園内の西池からは熊山山系の一部も見えていました。
総合運動公園からは天神山の西側に南東方向に延びている道を歩き、三谷山の南方にある瀬戸町森林公園内の「展望の丘」と呼ばれる標高237.9m峰<点名:南方>に到着しました。生憎の曇天でしたが、文字通り、瀬戸町およびその周辺エリアの360度パノラマ展望を楽しめました。
この辺りは「健康の森」、「やすらぎの森」といった具合に「○○の森」と名付けられたゾーンがいくつかあります。何か施設があるわけではなく、純粋に自然を楽しむためのゾーンです。園内は土道ですが、小石や落ち葉もなく非常に歩きやすかったです。人がほとんどいないせいか、コゲラやカワラヒワ、メジロなどの野鳥の鳴き声が途切れることなく、かわいいエナガの姿が見られました。詳細は写真や動画で紹介しています。
願興寺から大鳥井、竜王山の東を北上し総合運動公園に戻るコースは、神社仏閣やため池がいくつかあり、史跡巡りとカモウォッチングを楽しむことができました。詳細は写真や動画で紹介しています。
今回は少し遠くから撮影した鳥が多かったので、画像をトリミングしました。そのため、拡大してみると、画像が不鮮明になります。4K画像で撮影することも考えましたが、メモリーをかなり食うので、画質を落としたものをさらにトリミングしました。これらの作業をやっているうちに、バードウォッチング=鳥見んぐ=トリミングという言葉遊びを思いつきました(^_^)
今池では久しぶりにカワセミ<写真30,31>を目撃しました。漢字で翡翠と書いてカワセミと読むのは、宝石のヒスイにも似た美しさからでしょう。カワセミの羽は構造色といい、光によっておきる干渉で時間によってエメラルドグリーンのような輝くブルーや濃いブルーに変化して見えるのも魅力のひとつです。
初めて見たのは笠岡のため池で、木の枝に青いプラスチックごみが引っかかっているのかと思いきや、それが池に飛び込み、小魚をくわえてコンクリート岸に戻ってくると、獲物をガンガン叩きつけて丸呑みしてしまいました。とてもいいシーンだったのですが、ロマンチックには程遠い、ある意味衝撃的な出会いでした(*_*;夕方で薄暗かったので、独特の光沢がなく、プラスチックごみと見間違えたようです(-_-;)
この日も曇りだったので、残念ながら「プラスチックごみ色」に近かったです。(カワセミさん、久しぶりなのに失礼なことを言ってごめんなさい。)ここはカワセミ観察ポイントとして、季節や天候の異なる時期に再訪しようと思います。
山行を無事終えると、まだ午後1時過ぎでした。ビール好きな方は近くのキリンビール岡山工場で無料の試飲を楽しむのでしょうが、我々は共に下戸のため、工場前をスルーし、第2の目的地(⁉)に向かいました\(^o^)/
吉井川沿いに10分ほど下流に進んだ「おさふねサービスエリア」のランチバイキング<写真38,39>は、最近は野菜を使った料理が増えて、ヘルシー路線になったので、気に入っています。
トイレ近くの高架下に下津井軽便鉄道の車両<写真37>が展示されているのには、今回初めて気づきました。鉄道ファンはこれらを見学し、一人、300円追加で「新幹線ジオラマルーム」でジオラマや目の前を通過する新幹線を楽しみながら食事するそうです。
山行の翌日・・・
我が家の前にクール宅急便の車が停まりました。冷凍ものなんて頼んだっけ⁉と、送付状を見てみると、依頼主が岡山市役所農林水産課となっていました。そういえば、11月24日(日)に「岡山市米粉&乳製品スタンプラリー」に応募したことを思い出しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2121122.html
なんと、松崎牧場ジェヌイーノの「カップアイス6個セット」<写真40>が当選\(^o^)/プレミアムミルク3個、岡山県産苺1個、岡山県産すもも1個、プレミアムチョコラータ1個という内訳でした。ジェヌイーノのジェラートは「全国お取り寄せジェラートベスト10」にも選ばれており、濃厚で味わい深いジェラートを食べることができ、幸せでした(*^^*)
山(牧場)に行っていなければ、こうしたイベントも知らずじまいでした。アフター登山の楽しみも増えました(^^♪
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