燕岳 【燕山荘泊・合戦尾根ピストン】
長野県
hayamanbow
その他3人 - GPS
- 24:50
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,400m
- 下り
- 1,380m
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■8月22日
10:02 中房登山口
10:37 第一ベンチ（小休止）
11:13 第二ベンチ（小休止）
11:57 第三ベンチ（昼食休憩）
12:46 富士見ベンチ（小休止）
13:58 合戦小屋（中休止）
14:20 合戦山
15:32 燕山荘
■8月23日
4:30 燕山荘
4:55 燕岳（5:09山頂でご来光）
5:45 燕山荘
〜朝食、休憩、荷造り、散策〜
7:20 燕山荘
10:52 中房登山口
（移動復路 13:30有明荘-20:00自宅）
| 天候 | 晴時々曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■道の状況 登山口〜第一ベンチが一番キツイので最大限ノロノロペース推奨。 登山道はよく整備され、危険箇所は特になし。 合戦山〜山頂は高山植物の宝庫。 燕岳山頂は狭いので、他の人とぶつからないよう注意。周囲は急傾斜なので転落したら大変危険。 下山時、すれ違いのための待機多し。学校の集団登山に出会うとかなり長時間の待機となる。“登り優先山側待機”の原則を守って譲り合いを。 ■登山ポスト・・・登山口の分かりやすいところにあり。 ■温泉・飲食店・・・中房温泉と有明荘があり。有明荘の温泉と食堂を利用しましたが、清潔感もありとてもよかったです。 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
キレイなトイレ、登山ポスト等もあります。
木陰で風も通るので気持ちイイ！
今回は個室を予約しました。窓から燕や下界が見渡せる10畳のお部屋です。一人14,000円とちょっと高めですが、充分にその価値はアリ！
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窓から燕や下界が見渡せる10畳のお部屋です。一人14,000円とちょっと高めですが、充分にその価値はアリ！
道端に咲く花。その21高山植物の女王、コマクサだ！
一輪の花を咲かせるまでに15年もかかるらしい。長年の保護のおかげで群生していました。
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高山植物の女王、コマクサだ！
一輪の花を咲かせるまでに15年もかかるらしい。長年の保護のおかげで群生していました。
稜線上の道をずっと、ずっと行けば、辿り着くのは・・・、
お待ちかね、赤沼オーナーのお話。山荘の事だけでなく、山の自然やマナー、楽しみ方など、勉強にもなる楽しいお話をありがとうございました。
山荘の事だけでなく、山の自然やマナー、楽しみ方など、勉強にもなる楽しいお話をありがとうございました。
一応、登頂の証。燕岳（76位）。北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山、などなど、主要な山が数え切れないほど眺められる、素晴らしい山頂です。人気がある訳さね。
感想
ついに憧れの北アルプスへ！
友達3人と燕山荘に一泊しつつ燕岳へ登りました。
神奈川県の自宅を4時に出発し、友達を拾いつつ、横浜横須賀道路→保土ヶ谷バイパス→八王子バイパス→中央道→長野自動車道で豊科インターへ。そこから県道57号→国道147号→県道25号で中房温泉へ向かいました。渋滞もなく順調です。
市営第一駐車場はほぼ満車でしたが、ラッキーなことに1台分空いていました。1日目は燕山荘まで登れればいいので、ゆっくりゆっくり、合戦尾根を登っていきます。さすが「北アルプス三大急登」と言われるだけあり、初めは急な登りが続きます。でも「そろそろ一休みしたいな」と思って段をあがるとベンチが見えてくる感じで、休憩テンポを作りやすいし、ペースも落として登ったのでバテることなく登ることができました。（汗は大量にかきましたが…）
合戦小屋から上は傾斜も比較的ゆるく、背の高い木も減っていきます。林の切れ目から時々大天井方面の山々が見えてきます。そして、新田次郎の「孤高の人」や「槍ヶ岳開山」を読んでからずっと憧れていた槍ヶ岳も！やっぱり槍はどこか違いますね。
合戦山から山荘にかけて、色々な種類の花を見ながら歩いていると、気温も低いせいか汗もすっかり引きました。そして最後の登りを上がると、いきなり稜線上に飛び出しました。目の前には立山から槍穂高までの山並みが一望！感動です！
燕岳の山頂が呼んでいる気がしましたが、1日目はここまで。山荘前のテラスに座り、キンキンに冷えた生ビール(大1,000円)で乾杯！最高の気分です。山荘の周りでは写真を撮ってもらったり撮ってあげたり、順天堂の医学生のみなさんとしゃべったり、色々な人との出会いがありました。夕食は一品一品全て美味しく、オーナーさんの話もアルプホルンの演奏も心に染みました。
2日目、ご来光に合わせて燕岳山頂へ。山荘からは30分ほどで着きました。徐々に明るくなっていく空、朝日に染まる山々、富士山、剱、八ヶ岳などなど、360°の展望を満喫します。下界は雲海の下でしたが、山には雲がかかってない、素晴らしい天気でした。山の朝は最高です。雑誌やTV、ヤマレコで随分見たような光景ですが、自分がそこにいて、自分の目で見て、自分の顔で日の光を受けたあの瞬間は、一生忘れられないと思います。
山荘に戻り、しっかり朝食をとり、一休みして下山しました。途中で中学生の集団登山に遭遇し、百数十名の生徒さんと先生方とのすれ違いがあり、かなり長い時間道を譲る場面がありました。でも、子どもたちも気持ちよく挨拶してくれるので、こちらも「こんにちは」を100回は言ったと思います(笑)こういうやり取りも都会じゃあんまり無いので楽しいもんですね。
下山後は有明荘で温泉とソバを楽しみ、長い道のりを戻ります。小仏トンネルの渋滞は大したことありませんでしたが、保土ヶ谷バイパスを抜けるのには随分時間がかかりました。。
この2日間、天気や混雑具合などもこの時期としてはかなり恵まれていたようです。ライチョウと満天の星空が見られなかった点を除いて、全てが揃った山行となりました。まったく、こういう経験しちゃうと山がさらに好きになっちゃいますね。困ったなあ(笑)
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