薬師山〜天城（てしろ）山〜妙音寺〜観龍寺 千曲市の里山＆信濃三十三観音

2020年01月16日(木) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 18.2km
• 登り: 520m
• 下り: 523m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:49

10:11 親水公園
10:11 10:24 薬師山登山口
10:33 10:34 薬師山
10:42 10:42 土口将軍塚
10:51 10:52 斎場山
11:32 11:46 天城山
12:24 12:25 唐崎城山
12:38 12:39 唐崎城山登山口
13:37 13:41 妙音寺
14:30 14:47 観龍寺
16:00 親水公園

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

親水公園（千曲市土口）に駐車
3台程の駐車スペースがあります

コース状況／危険箇所等

・薬師山登山口〜斎場山〜天城山
薬師山登山口が分らず、神社の右手に行ってしまい引き返しました
神社の左上方の動物除け柵の出入り口が登山口です
薬師山から斎場山の間に藪っぽくなっている箇所がありますが
踏み跡あり、問題なく歩けます
斎場山を過ぎると林道に合流し、未舗装の林道歩き
林道から登山道に入る箇所は標識があり、
以降良く踏まれた登山道です
・天城山〜唐崎城跡〜唐崎城登山口
標識、踏み跡ともに明瞭です
・唐崎城登山口〜妙音寺〜観龍寺〜親水公園
車道歩き

写真

1/16 10:11

古大穴神社

1/16 10:12

先ずはお参りします

1/16 10:12

古大穴神社の謂れ

1/16 10:24

登山口
間違えて神社の右手の巻き道を進んでしまい、引き返しました('_')神社左手の祠上方のゲートが登山口。登山口標識は見当たりませんでした。登山口標識は別の場所にあるかもしれません。

1/16 10:26

急斜面
つづれ織りに道が付けられ、歩き易くなっています。落ち葉でふかふか♪

1/16 10:28

親水公園駐車場に停めた自分の車が足元に見え、急坂を実感

1/16 10:34

薬師山山頂に近づきました

1/16 10:35

瑠璃殿
三角点が近くにあった筈なのに、見るのを忘れました(^^;

1/16 10:36

日差しが気持ち良く、平坦な尾根道が幸せ♪

1/16 10:36

樹間に青く千曲川

1/16 10:37

土口将軍塚古墳

1/16 10:51

五量塚古墳

1/16 10:52

妻女山山頂（斎場山山頂）は川中島合戦の名所

1/16 10:56

妻女山展望台から登ってくる未舗装車道に合流。ここからしばらく車道歩き。以前はマラソントレーニングの方に行き会ったのですが、今日はひっそりとしていて、全く人には出会いませんでした。

1/16 10:57

車道脇に標識

1/16 11:02

タイヤ痕が続いているので、車の通行可能の様子

1/16 11:03

堂平大塚古墳入口
ここにも古墳(*_*)この辺りは沢山ありますが、山頂付近の古墳は麓に比べ、人手を要して大変だったのではないかと思います

1/16 11:09

大きく蛇行する千曲川の右に松代市街

1/16 11:23

家を出る時には、綺麗に見えていた北アルプスは次第に雲に覆われてきました。天気は下り坂のよう(/_;)

1/16 11:23

巻道分岐
この標識に従って右の急坂を登ると数分で山頂

1/16 11:27

天城山山頂
お久しぶりです(^.^)パワースポットの標識も健在でした！

1/16 11:28

坂山古墳
石は運び上げたのか、それとも付近の石を使ったのでしょうか？麓の集落と標高差が300mあり、山頂の墓は権力の象徴だったと想像

1/16 11:29

三等三角点

1/16 11:34

今日のランチ♪
ミニチキラーメンスープ、コーヒーロール、コーヒー饅頭、きんかん

1/16 11:45

この標識に従い、雨宮方面目指して下山開始

1/16 11:48

分岐標識がしっかりあるので安心です

1/16 11:51

稜線上に大岩
右側を巻きました

1/16 11:52

又もや岩稜

1/16 11:53

今度は乗り越えました

1/16 12:03

以降、快適な緩い下りです♪

1/16 12:07

冬の散歩道
暖冬で冬とはとても思えない暖かさ(*_*)

1/16 12:14

空堀の向こうに城跡らしきピーク

1/16 12:15

三基の祠がありました

1/16 12:17

明聖霊神と刻まれた石碑

1/16 12:21

高妻山
写真では判然としません

1/16 12:28

城跡と思われるピークはイノシシのヌタ場。下山後、ここが唐崎城跡だったと知りました。

1/16 12:29

聖山（左）、高雄山、篠山

1/16 12:38

天城山登山口に下山
標識、案内板があります

1/16 12:39

振り返った登山口

1/16 12:49

高妻山
晴れていれば白い尖峰が一際美しく見える筈なのに、残念

1/16 12:49

振り返った唐崎城方面

1/16 13:04

大峯山
端正な形の山

1/16 13:05

田園地帯の右向こうに歩いて来た天城山からの稜線

1/16 13:11

鷲尾城跡を経由して天城山に至る登山口。登山道が良く整備されていた記憶があります。

1/16 13:12

道路標識に従い、先ず妙音寺を目指します

1/16 13:18

倉科ふれあい公園
駐車場、トイレがありました

1/16 13:19

名所が記された分かり易い案内板があり、地図は要らないくらいです

1/16 13:29

妙音寺と三滝の分岐
右折してセツブンソウを見に行った記憶がありますが、この分だと今年は早くから花が見られるかも？

1/16 13:36

妙音寺いこいの広場
参道手前に駐車でき、車で寺を訪ねるには有難いです

1/16 13:37

参道
綺麗に石畳が敷かれています

1/16 13:37

信濃三十三観音
妙音寺は5番札所。自然木を生かした良い感じの字体。

1/16 13:39

れれっ！
観音様はここにないそうです

1/16 13:40

立派な東屋もあるのに

1/16 13:40

寺は朽ちかけているようです、修復の見込みはないのかもしれません。お参りできず、残念(/_;)

1/16 13:41

禅透院で御朱印の受付をしてくださるそうです

1/16 14:08

分譲住宅地を抜けます。この辺りは手入れの行き届いた植栽もあり、歩道が立派(*_*)

1/16 14:23

道路標識に従って左折すると急な登り坂

1/16 14:30

観龍寺駐車場
奥にトイレがあります

1/16 14:30

案内板
観龍寺から大峯山に周回するコースがあるようです。知りませんでした！

1/16 14:30

急な石段
右に緩い登り坂のう回路があります

1/16 14:32

藁葺屋根のお寺は珍しくなりましたから貴重な建物だと思います。修復される見込みはあるのでしょうか？

1/16 14:33

安置されている観音像の案内板

1/16 14:40

日暮れが近づき、風も冷たくなりましたが、ちょっとコーヒーブレイク

1/16 15:43

下山した天城山登山口迄帰還

1/16 15:59

一里塚跡
知らないうちに北国街道を歩いていたのでした。駐車場まで後少し、結構長距離になりましたが、里山を巡り、信濃三十三観音にもお参りし、清々しい気分です！

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

感想

kyom4

前回、信濃三十三観音第21番常光寺にお参りし
引き続き、近くの札所を巡ってみたいと思っていました。
午後から天気が崩れそうなので、午前中に山歩きをして
下山後、のんびり麓の寺巡りをするには丁度良いと思い立ち、
もう少し早く家を出れば北アルプスが綺麗に見えたのに、と
後悔しつつ出かけました。

薬師山は、その真下を上信越自動車道が通り抜ける山。
車の騒々しい唸り声を聞きながら、急斜面をつづれ織りに登ると、
斎場山まで殆ど平坦な尾根歩きが心地良い散歩道です。
松代にも古墳が多いのですが、この付近にも沢山の古墳が点在し
古来住みやすい場所、永遠の眠りにつくにも理想の地だったのかと
つい、先人の思いに想像を巡らせます。

後ろから、カサッカサッとリズミカルな音がして振り向くと
大型犬が一匹、まるでトレーニングしているかのように
颯爽と走り去っていきました。
如何にも慣れた走り方が、毎日の散歩コースのように見てとれ、
驚くやら、感心するやら、しばらく眺めておりました。

天城山の山頂にはパワースポットの標識があり
パワーを頂けているのかどうかわかりませんけれど
見る度に、何故か嬉しく、心が軽くなる山頂です。
古墳パワーがやはり存在しているのでしょうか？

下山する途中から、やはり予報通りに雲が空を覆い始め
北アルプスも、高妻山もはっきりと見えなくなりました。
残念でしたが、信濃三十三観音巡りの道中で、
田園越しに美しく見えそうな場所を幾つか発見し、
あんずの花咲く晴れた日には、眺めが素晴らしいだろうと思われます。

妙音寺の観音様は近くの禅透院に安置されているそうで
御朱印の受付もそこで行っているそうです。
妙音寺自体は修復される見込みはないのでしょうか？
このまま廃墟と化してしまうのでは？と気がかりです。

親水公園駐車場に後少しという場所で、一里塚跡の標識を発見！
意外にも里山歩き、信濃三十三観音巡り、北國街道歩きと
一石三鳥のハイキングになりました。
遠出ができないので、次回も信濃三十三観音巡りを兼ね
里山歩きをしようと思います。