記録ID: 219136
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
早月尾根から剱岳
2012年08月25日(土) 〜
2012年08月26日(日)


- GPS
- 29:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 2,246m
- 下り
- 2,237m
コースタイム
8/25
08:00 馬場島登山口
11:10 標高2000m道標
11:45 早月小屋
(テント設営 昼寝など)
8/26
04:30 早月小屋
06:00 標高2800m道標
06:40 剱岳山頂 07:15
09:30 早月小屋 10:15
(テント撤収)
13:00 馬場島登山口
08:00 馬場島登山口
11:10 標高2000m道標
11:45 早月小屋
(テント設営 昼寝など)
8/26
04:30 早月小屋
06:00 標高2800m道標
06:40 剱岳山頂 07:15
09:30 早月小屋 10:15
(テント撤収)
13:00 馬場島登山口
天候 | 8/25 登山口から早月小屋付近は曇り 8/26 剱岳山頂付近は快晴(但し、am9:00ころまで?) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
徒歩5分くらい戻ったところにいくつか駐車場が点在している ので、そこに駐車。特に不満なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長大な早月尾根ということで、区間別に要点をまとめてみた。 ・登山口から早月小屋までは急登の連続であるが、樹林帯の中なので、夏場は 日除け効果もある。いたるところ木の根が露出しており、下山時要注意。 ・早月小屋から2800m付近までは、危険箇所は少ないものの、露岩帯が続くた め、ゆっくりと歩きたい。 ・2800m付近から剱岳山頂は、鎖場の連続である。しかし、ガイド本にあるよ うな絶望的な危険度はない。カニのハサミの岩場は、確かに切れ落ちた崖に 付けられているが、ステップは広く形成されており、危ない足場にはボルト が打ってあるので、3点確保でしっかりあるけば良い。その上の山頂直下の 垂直な登りは、岩が階段状態になっているので、これも3点確保でクリアでき る。また、高度感は思ったほど無い。何故なら岩場が広いため、下まで見通 せないからだ。ルートの全体を見渡し、自分の立ち位置をしっかり理解する ことができれば、自ずと集中力が身についてくる。 全体的に、中央アルプス宝剣岳の岩場を、両方向からしっかり通過できる人 であれば大丈夫でしょう。但し、下山時は要注意で、少しの躓き、落石は120 %許されない。慎重に慎重を期して歩くこと。 ※鎖場では、3点確保していても、どうしても体が岩に密着する箇所がいく つかあります。ウエストポーチなど、体から飛び出しているものは極力身 につけないほうが良いでしょう。私はポーチを付けていましたので、結構 、煩わしかったです。 |
写真
感想
ここ数年、早月尾根から剱岳の登山を計画していたが、天候や仕事の関係
で実行にはいたらなかった。今年のお盆休みは最大の候補であったが、これ
も天候不順で実施できなった。しかし、8/12は晴れた様子、中々上手くいか
ないものだ。そんなかんだで漸く今回実行できることとなった。
珍しく、思い入れも強く、若干、緊張し登山に挑んだ。26日は、どうせ早
朝しか晴れは期待できない。am4:30にヘッドランプにて出発。星空を眺めな
がらの登山、これも私にしては珍しい行動だ。
鎖場も慎重にこなし、頂に立つ。さぞや奮い立つだろうと思ったが、不思
議なくらい冷静に素晴らしい景色を眺めている自分に気がつく。恐らく、人
が多く、荘厳さに欠けているように感じたのであろう。そうこうしているう
ちに、どんどん人が増えてくる。良く見ると、皆、良い顔をしている。良い
顔をしている人が多い山はきっと良い山なのだろう。魅力ある良い山は、騒
がしくても荘厳さが減るわけではない。そこに気がついてからもう一度景色
と山頂の祠を見る。やはり大した山だ。改めて、いい山だ、剱岳は。
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