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Yamareco

記録ID: 2197200
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アフリカ

キリマンジャロ(レモショルート7日間)

2019年02月07日(木) 〜 2019年02月13日(水)
 - 拍手
ikomochi その他4人
GPS
152:00
距離
61.2km
登り
4,704m
下り
5,305m

コースタイム

1日目
山行
3:25
休憩
0:00
合計
3:25
13:15
48
スタート地点(Londrossi Gate))
14:03
14:03
157
Lemosho Gate
2日目
山行
8:37
休憩
1:11
合計
9:48
7:00
300
12:00
13:11
217
Shira 1 Camp
16:48
Shira 2 Camp
3日目
山行
7:34
休憩
0:53
合計
8:27
7:25
315
Shira 2 Camp
12:40
13:33
139
Lava Tower
15:52
Barranco Camp
4日目
山行
4:50
休憩
0:00
合計
4:50
7:20
290
Barranco Camp
12:10
Karanga Camp
5日目
山行
3:40
休憩
0:00
合計
3:40
7:20
220
Karanga Camp
11:00
Barafu Camp
6日目
山行
8:39
休憩
2:33
合計
11:12
23:30
0
Barafu Camp
6:34
7:05
41
Stella Point
7:46
7:56
22
Uhuru Peak
8:18
8:23
140
Stella Point
10:43
12:15
155
Barafu Camp
14:50
15:05
161
Millennium Camp
17:46
Mweka Camp
7日目
山行
3:07
休憩
0:00
合計
3:07
7:43
187
Mweka Camp
10:50
ゴール地点(Mweka Gate)
天候 晴れときどき曇り(7日間雨なし)
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
往路
2月5日JAL北九州空港16:45発→羽田空港18:10着/カタール航空ドーハ行23:50発
2月6日ドーハ6:10(現地時間)着/カタール航空9:10発→キリマンジャロ空港15:40着 →車でMoshi市内のホテルに移動
復路
2月18日カタール航空キリマンジャロ空港17:10発→ドーハ23:40着/カタール航空2月19日1:55発→成田空港17:55着 リムジンバスで羽田空港に移動
2月19日SFJ羽田空港22:55発→北九州空港24:55着
コース状況/
危険箇所等
レモショルートは行程が長く、徐々に高度を上げるので高山病にかかりにくいと言われている。急こう配、危険な岩場はほとんどなく、安全に歩ける
その他周辺情報 市内に土産物店多数
サファリが各地にあり、日程に応じて楽しめる
移動日。カタール航空便で羽田からドーハ乗り継ぎでキリマンジャロ空港へ。さすが赤道直下。暑い!
2019年02月06日 21:31撮影 by  D5788, Sony
1
2/6 21:31
移動日。カタール航空便で羽田からドーハ乗り継ぎでキリマンジャロ空港へ。さすが赤道直下。暑い!
麓のMoshi市内のQWINEホテルで一泊。翌朝出発します
2019年02月07日 14:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 14:27
麓のMoshi市内のQWINEホテルで一泊。翌朝出発します
ホテルから眺めたキリマンジャロの雄姿。ワクワクします
2019年02月07日 00:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 0:37
ホテルから眺めたキリマンジャロの雄姿。ワクワクします
今回のルート図。レモショルートは行程がどこよりも長く、全行程テント泊。山頂アタックは6日目の早暁の予定
2020年01月26日 12:44撮影 by  TS6130 series, Canon
1
1/26 12:44
今回のルート図。レモショルートは行程がどこよりも長く、全行程テント泊。山頂アタックは6日目の早暁の予定
1日目。レモショルートには管理事務所がないため、ロンドロッシゲート(2,250m)で受付をします
1
1日目。レモショルートには管理事務所がないため、ロンドロッシゲート(2,250m)で受付をします
ポーターの担ぐ荷物は20kg以内と規則があり、係員が一つずつ計量します。計量待ちのポーターで長い行列が出来ており、出発は2時間後でした
2019年02月07日 06:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
2/7 6:50
ポーターの担ぐ荷物は20kg以内と規則があり、係員が一つずつ計量します。計量待ちのポーターで長い行列が出来ており、出発は2時間後でした
受付終了後、車でスタート地点のレモショゲート(2,100m)に移動。ここから歩き始めます
2019年02月07日 19:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 19:51
受付終了後、車でスタート地点のレモショゲート(2,100m)に移動。ここから歩き始めます
トレッキング開始。今日は気持ちの良い密林の中を7km歩きます
2019年02月07日 20:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 20:10
トレッキング開始。今日は気持ちの良い密林の中を7km歩きます
キリマンジャロは珍しい植物がいっぱい。これはファイヤーボールリリー
2019年02月07日 21:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/7 21:58
キリマンジャロは珍しい植物がいっぱい。これはファイヤーボールリリー
尾長猿(ブラックアンドホワイトコロブスモンキー)も歓迎してくれました
2019年02月07日 22:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 22:19
尾長猿(ブラックアンドホワイトコロブスモンキー)も歓迎してくれました
初日の宿泊地MTI MKUBWAキャンプ(2,650m)に到着
by  ILCE-6000, SONY
1
初日の宿泊地MTI MKUBWAキャンプ(2,650m)に到着
我々はオレンジのテント(3張り)で寝ます。緑のテントがガイド、ポーター用
2019年02月07日 23:06撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/7 23:06
我々はオレンジのテント(3張り)で寝ます。緑のテントがガイド、ポーター用
食事用テントでお疲れさんのティータイム
2
食事用テントでお疲れさんのティータイム
専属のコックさんが作る夕食は豪華で美味しいです
2019年02月08日 00:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/8 0:44
専属のコックさんが作る夕食は豪華で美味しいです
星空を撮ってみました
2019年02月08日 02:23撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/8 2:23
星空を撮ってみました
2日目。朝食もなかなかのもの。元気が出ます
2019年02月08日 12:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/8 12:03
2日目。朝食もなかなかのもの。元気が出ます
お猿さんが見送りに来てくれました
2019年02月08日 12:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/8 12:59
お猿さんが見送りに来てくれました
今日は宿泊地まで17km歩きます
2019年02月08日 13:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/8 13:39
今日は宿泊地まで17km歩きます
日本では見たことのない花
2019年02月08日 14:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/8 14:31
日本では見たことのない花
キリマンジャロは雲の中
2019年02月08日 17:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/8 17:31
キリマンジャロは雲の中
7km歩いて昼食地のShira1キャンプ(3,610m)に到着。傘を持っているのが旅行社オーナー兼チーフガイドのデビッド。他の二人はサブガイドです
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7km歩いて昼食地のShira1キャンプ(3,610m)に到着。傘を持っているのが旅行社オーナー兼チーフガイドのデビッド。他の二人はサブガイドです
珍しく小さな川がありました
2019年02月08日 19:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/8 19:49
珍しく小さな川がありました
今日は行程が長いです
2019年02月08日 20:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/8 20:51
今日は行程が長いです
キリマンジャロ名物のジャイアントセネシオ(サボテンの一種)とじゃれるサブガイド
2019年02月08日 22:07撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/8 22:07
キリマンジャロ名物のジャイアントセネシオ(サボテンの一種)とじゃれるサブガイド
今夜のテント場、Shira2キャンプ(3,850m)に到着
2019年02月08日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/8 10:49
今夜のテント場、Shira2キャンプ(3,850m)に到着
夕焼けもきれいです
2019年02月09日 00:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/9 0:51
夕焼けもきれいです
3日目。キリマンジャロからの日の出。左のピークが最高峰のUhuru Peak。今日は10km歩きます
2019年02月09日 13:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/9 13:33
3日目。キリマンジャロからの日の出。左のピークが最高峰のUhuru Peak。今日は10km歩きます
きれいに晴れてキリマンジャロの全景が見えました。右側から回り込んで登頂します
2019年02月09日 16:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/9 16:27
きれいに晴れてキリマンジャロの全景が見えました。右側から回り込んで登頂します
高度順応のため4,600mのLava Towerキャンプで1時間休憩
1
高度順応のため4,600mのLava Towerキャンプで1時間休憩
ガスの中を歩いて宿泊地Barancoキャンプ(3,900m)に到着
1
ガスの中を歩いて宿泊地Barancoキャンプ(3,900m)に到着
明日は正面の岩壁を上がっていきます。朝食後すぐに取り付くのでブレックファストウォールと呼ばれています
2019年02月09日 22:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/9 22:05
明日は正面の岩壁を上がっていきます。朝食後すぐに取り付くのでブレックファストウォールと呼ばれています
ポーターたちによるキリマンジャロ歓迎の歌と踊り
2019年02月09日 22:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/9 22:40
ポーターたちによるキリマンジャロ歓迎の歌と踊り
4日目。最初で最後の岩登り。難しくはありませんが、落ちたら大変なので慎重に登ります
2019年02月10日 13:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 13:38
4日目。最初で最後の岩登り。難しくはありませんが、落ちたら大変なので慎重に登ります
登り終えると平坦な道が続きます。今日はKarangaキャンプまで6kmで楽勝
2019年02月10日 17:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 17:02
登り終えると平坦な道が続きます。今日はKarangaキャンプまで6kmで楽勝
まだまだ道は続きます
2019年02月10日 17:35撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 17:35
まだまだ道は続きます
7時20分に出発して12時10分にKarangaキャンプ(3,995m)に到着
1
7時20分に出発して12時10分にKarangaキャンプ(3,995m)に到着
ランチも豪華版
2019年02月10日 18:56撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 18:56
ランチも豪華版
一面の雲海が広がっていました
2019年02月10日 19:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 19:39
一面の雲海が広がっていました
今日の夕食
2019年02月10日 23:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/10 23:53
今日の夕食
これも夕食
2019年02月11日 00:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/11 0:08
これも夕食
ツアー中は毎晩、夕食後に酸素濃度と心拍数をチェックして異常があれば登頂させないことになっています。我々は高度が上がるにつれて心拍数が上がり、酸素濃度が下がりますが、ガイド、ポーターたちは平地と差がないのにビックリ
2019年02月11日 00:53撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
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2/11 0:53
ツアー中は毎晩、夕食後に酸素濃度と心拍数をチェックして異常があれば登頂させないことになっています。我々は高度が上がるにつれて心拍数が上がり、酸素濃度が下がりますが、ガイド、ポーターたちは平地と差がないのにビックリ
幻想的な夕景。右手はタンザニア第二の高峰メルー山(4,562m)
2019年02月11日 01:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/11 1:00
幻想的な夕景。右手はタンザニア第二の高峰メルー山(4,562m)
5日目。今日はアタック基地のBarafuキャンプまで4km歩きます。キリマンジャロがずいぶん近くなりました
2019年02月11日 13:43撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/11 13:43
5日目。今日はアタック基地のBarafuキャンプまで4km歩きます。キリマンジャロがずいぶん近くなりました
向こうの稜線上に今夜のキャンプ場があります
2019年02月11日 15:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/11 15:37
向こうの稜線上に今夜のキャンプ場があります
7時20分に出発して11時にBarafuキャンプ(4,673m)に到着。昼食−仮眠−夕食−仮眠して夜中からのアタックに備えます
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7時20分に出発して11時にBarafuキャンプ(4,673m)に到着。昼食−仮眠−夕食−仮眠して夜中からのアタックに備えます
いつも陽気なガイド、ポーターたち
2019年02月11日 23:28撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
3
2/11 23:28
いつも陽気なガイド、ポーターたち
いつも笑顔のコックさん。サファリツアーにも同行してくれました
2019年02月11日 23:28撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
2
2/11 23:28
いつも笑顔のコックさん。サファリツアーにも同行してくれました
夕暮れのキリマンジャロ。あと数時間後にアタックするから待ってろよ!
2019年02月12日 00:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/12 0:29
夕暮れのキリマンジャロ。あと数時間後にアタックするから待ってろよ!
6日目(実際は5日目の夜) 23時半に出発して山頂を目指しました。酸素不足による疲労から途中の写真ナシ。山頂手前で日の出を迎えました
2019年02月12日 12:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/12 12:27
6日目(実際は5日目の夜) 23時半に出発して山頂を目指しました。酸素不足による疲労から途中の写真ナシ。山頂手前で日の出を迎えました
出発後7時間で最初のピーク、Stella Point(5,756m)に全員到着。ここまで登ると登頂証明書が貰えます
by  ILCE-6000, SONY
3
出発後7時間で最初のピーク、Stella Point(5,756m)に全員到着。ここまで登ると登頂証明書が貰えます
向こうに見える最高峰のUhuru Peakまで700m。ここで二人脱落。3人で向かいます
2019年02月12日 12:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/12 12:42
向こうに見える最高峰のUhuru Peakまで700m。ここで二人脱落。3人で向かいます
出発から8時間後に最高峰Uhuru Peak(5,895m)に登頂!やったー!!!無事登れたのは両脇にいるガイドのおかげです
by  ILCE-6000, SONY
6
出発から8時間後に最高峰Uhuru Peak(5,895m)に登頂!やったー!!!無事登れたのは両脇にいるガイドのおかげです
山頂下のクレーター跡。雪が少ないですね
2019年02月12日 13:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/12 13:52
山頂下のクレーター跡。雪が少ないですね
山頂付近の氷河も地球温暖化の影響で以前の写真よりずいぶん小さくなっていました。右奥の山はメルー山
2019年02月12日 13:55撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/12 13:55
山頂付近の氷河も地球温暖化の影響で以前の写真よりずいぶん小さくなっていました。右奥の山はメルー山
Stella Pointまで下って軽食をもらったけど、疲れすぎて喉を通りません
2019年02月12日 14:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/12 14:37
Stella Pointまで下って軽食をもらったけど、疲れすぎて喉を通りません
急こう配のザレ場を滑るように一気に下ります。砂塵がもの凄かった
2019年02月12日 15:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/12 15:30
急こう配のザレ場を滑るように一気に下ります。砂塵がもの凄かった
出発から11時間でBarafuキャンプに戻ってきました
2019年02月12日 16:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/12 16:34
出発から11時間でBarafuキャンプに戻ってきました
朝食兼昼食。ひどい疲労で食欲なし
2019年02月12日 17:24撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/12 17:24
朝食兼昼食。ひどい疲労で食欲なし
疲れすぎてグロッキー気味の最長老76歳のIさん。レスキュー用の一輪車に乗る気満々だけど、要予約。しかも結構高いらしい
2019年02月12日 19:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/12 19:04
疲れすぎてグロッキー気味の最長老76歳のIさん。レスキュー用の一輪車に乗る気満々だけど、要予約。しかも結構高いらしい
やっとHighキャンプ(3,950m)に到着。15分だけ休憩して更に下ります
2019年02月12日 20:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/12 20:52
やっとHighキャンプ(3,950m)に到着。15分だけ休憩して更に下ります
出発から18時間でようやくMwekaキャンプ(3,100m)に到着。いや〜長かった
2019年02月12日 23:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/12 23:49
出発から18時間でようやくMwekaキャンプ(3,100m)に到着。いや〜長かった
さすがに夕食はたくさん食べました
2019年02月13日 00:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/13 0:29
さすがに夕食はたくさん食べました
7日目。今日はほとんど密林の中を10km歩きます。キリマンジャロが見えるのもここが最後
2019年02月13日 13:21撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/13 13:21
7日目。今日はほとんど密林の中を10km歩きます。キリマンジャロが見えるのもここが最後
密林の雰囲気も良いですね
2019年02月13日 13:50撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/13 13:50
密林の雰囲気も良いですね
貫禄のある巨木
2019年02月13日 15:28撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/13 15:28
貫禄のある巨木
もうゴールも間近。足取りも軽いです
by  ILCE-6000, SONY
1
もうゴールも間近。足取りも軽いです
お猿さんともお別れ
2019年02月13日 16:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/13 16:46
お猿さんともお別れ
ゴールのMweka Gate(1,630m)に到着。お疲れさんでした!
by  ILCE-6000, SONY
3
ゴールのMweka Gate(1,630m)に到着。お疲れさんでした!
山中では7日間禁酒だったのでホテルで乾杯!。もちろんキリマンジャロビール
by  ILCE-6000, SONY
3
山中では7日間禁酒だったのでホテルで乾杯!。もちろんキリマンジャロビール
キリマンジャロ登頂証明書
2019年02月20日 19:43撮影 by  Canon TS6130 series Network, Canon
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2/20 19:43
キリマンジャロ登頂証明書
サファリツアーの様子。アフリカ象の家族
2019年02月14日 21:12撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/14 21:12
サファリツアーの様子。アフリカ象の家族
キリンさん
2019年02月15日 17:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/15 17:32
キリンさん
ハイエナ君
2019年02月15日 20:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/15 20:05
ハイエナ君
シマウマ
2019年02月15日 22:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/15 22:27
シマウマ
雄ライオン
2019年02月17日 13:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/17 13:43
雄ライオン
レパード
2019年02月16日 17:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 17:28
レパード
水牛
2019年02月18日 14:24撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/18 14:24
水牛
土産に買ったティンガティンガの絵
2019年02月23日 15:29撮影 by  D5788, Sony
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2/23 15:29
土産に買ったティンガティンガの絵

感想

【プロローグ】登山の半年前、元勤務先の山岳部OBから、キリマンジャロ遠征を計画していたが欠員が出たので一緒に行かないかとお誘いがあった。ちょうど1年前、剣岳で滑落して膝を骨折しリハビリ中で、満足に山歩き出来る状態ではなかったので不安はあったが、アフリカ最高峰の魅力に負けて参加することにした。メンバーはOB4人、その知人女性の計5人である。航空券、現地ガイド、ビザの手配などは旅慣れた女性が全部やってくれたので、おんぶにだっこで助かった。ちなみにタンザニアに行くには、黄熱病の予防接種を受けること、マラリア予防薬の携行などが必須となる。男性4人の平均年齢70歳。ロートル軍団の挑戦が始まった。

【ルート】キリマンジャロのトレッキングルートはいくつかあるが、今回選んだレモショルートは一番行程が長く、すべてテント泊となる。他のルートではロッジ泊も選べるし、日数も短いので日本からのツアーで人気がある。レモショルートは行程が長い分、高度順応に有利で登頂成功率が最も高いそうである。

【パーティ】我々5人にガイド3人、コック1人、ポーター14人が付き、総勢23人のパーティとなった。テント、寝具、食材、調理器具などはすべてポーターが運び、全行程で食事付きなので自分で持つのは着替え、嗜好品、カメラなど必要最小限で済むのは助かる。
ポーターは我々とガイドの出発後、テントを撤収して我々を追い越し、昼食ポイントでお昼を準備。その後、また追い越して宿泊地にテントを設営し、水を入手して夕食の準備をするという超人的な働きをしてくれる。頭が下がる思いである。それでいていつも陽気で、歩くときはポレポレ(ゆっくりゆっくり)、朝起きるとジャンボ(こんにちは)!楽しい連中で良かった。

【キャンプ場】キャンプ場は低高度では広く平坦な場所にあるが、高度が上がるにつれて岩場が増えるので場所取りも苦労するようだ。概してトイレはきれいで、不満のある場所はなかった。当然シャワーはなく、せいぜい洗顔程度の水しか貰えないので、下山後のホテルのシャワーは有難かった。テントでは貸与されたシュラフで寝る。ダウンではなかったものの結構温かく、高地でも寒さは感じなかった。また、世界中から来た多くのパーティが泊まるのだが、概して就寝は早く、日本のように遅くまで騒いだり大声で喋ったりする不心得者がいないのには感心した。また、縦走路にもテント場にもゴミがまったく落ちておらず、こちらも感心した。

【食事】コックさんの作る食事は現地料理より洋風料理が多く、自分的には合っていておいしかった。ただ、量が半端なく多く、半分ほどは食べ残したのでポーターたちに食べてもらった。メンバーの中には食事が合わないという人もいて、日本から持ってきたインスタントラーメンなどを食べることもあった。自分も食材を持参したが、ほとんど食べる必要がなかったので、ツアーが終わってからガイドたちにプレゼントした。

【トレッキング】レモショルートというコース特性もあるかもしれないが、トレッキング自体はゆったりとして特別な技術も不要で、そこそこの体力と高山病対策さえできていればイモトのような登山素人でも登れる。最初は密林の中を気持ちよく歩いた。珍しい植物や動物も見られた。森林限界を越えると荒涼とした登山路になったが、岩場らしい岩場は一ヶ所だけで危険を感じるところはなかった。一番きつかったのはやはり頂上アタックの日で、4,673mのキャンプから5,895mの山頂まで標高差1,200m、5kmを一気に登るのは大変だった。低酸素がボディーブローのように効いて、高山病ではないものの足がなかなか前に進まなかった。他のメンバーも同様に苦労しており、結局OBのうち二人は5,756mのStella Pointでギブアップし、最高峰にたどり着けたのは3人だけだった。それだけに達成感は半端なかった。登頂後は3,100mのキャンプまで約2,800mを一気に下るのだが、これもきつかった。ガイドによると一気に高度を下げ、高山病を防止するためらしい。結局この日は行動時間18時間、歩行距離17.5km、累積標高差4,000mを歩いたことになる。7日間天候に恵まれ、おおむね晴れており、曇りやガスもあったものの雨に降られなかったのはラッキーだった。

【高山病】キリマンジャロの酸素濃度は平地の半分しかなく、高山病の発生が懸念される。アタック前日、山頂付近でドイツ人が倒れてヘリで救急搬送されたが、死亡したとガイドから聞かされた。キリマンジャロ登山においては、登山者の酸素飽和度と心拍数を毎日計測・記録して所管役所に提出することが義務付けられており、数値が基準を外れた登山者は下山しなければならない。自分の毎日の酸素飽和度は89→82→79→84→91→80、心拍数は92→106→115→110→105→110だった。通常の酸素飽和度は90〜95、心拍数は60〜70なので、高地では酸素を多く取り込もうと心臓が頑張ってくれていたのだろう。ちなみにガイドやポーターの場合、高地でも酸素飽和度90以上、心拍数60台だった。体質、生活環境、訓練度などの違いであろうか。それにしてもタフな人たちである。我々ロートル軍団が特段の高度障害もなく無事に登頂出来たのは、ルート選定が適切だったこと、ゆっくり歩いてくれたガイド、それに予防薬のダイアモックスのおかげだろうと思う。

【サファリ】下山翌日から5日間サファリツアーを楽しんだ。アフリカンサファリというとケニアが有名であるが、タンザニアのサファリもなかなかのもので、十分堪能した。最初5日間と聞いた時、そんなもの1日か2日見れば飽きるだろう、と思っていたがなんのことはない、飽きるどころか感動の連続だった。いつになるか分からないがこちらも別にまとめてみたいと思っている。

【費用】
航空券:日本〜キリマンジャロ往復:約14万円
キリマンジャロ登山(7日間)+サファリツアー(5日間):2,800$(約32万円)
その他:黄熱病予防接種、ビザ取得、マラリア予防薬、ガイド・ポーターへのチップ等
合計:50万円弱(日本発ツアーで行くより割安で行けた)

【エピローグ】なんやかんやで1年遅れになってしまい、賞味期限の切れた山行記になった。それでもメモ帳や大量の写真を眺めていたら当時の感動が思い出され、懐かしい。サファリも素晴らしかった。ヒマラヤや台湾の山も良かったし、たまには海外の山に行くのも悪くない。またいつか行けるように体力と財力を鍛えることにしよう。

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