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Yamareco

記録ID: 220137
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

真夏の雲取山(鴨沢からのピストン)

2012年08月03日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
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GPS
06:55
距離
21.1km
登り
1,564m
下り
1,564m

コースタイム

7:25鴨沢駐車場7:30-8:00登山口-9:00水場(1150m)9:05-9:15堂所-10:00七ツ石小屋10:05-10:25七ツ石山山頂10:30-11:35雲取山山頂12:00-14:25鴨沢駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青梅街道を奥多摩方面へ向かい、鴨沢のバス停近くの駐車場へ
コース状況/
危険箇所等
道はそれなりに広くしっかりとした道標が立っていて道中には水の貰える山小屋と二ヶ所の水場があり、最後の方にやや急な登りがある以外はこれといって危険箇所も無い、登ろうという意思さえあれば誰でも登頂できる山です。
ただし、歩く距離が長いのでそこだけは注意。近隣に住んでいなければ日帰りは厳しいと思います。
基本的に林の中を歩くので途中まで展望はあまりありません。しかし尾根にさえ出れば西に大きく開けているので景色は最高です。その代わり昼頃からは陽がガンガン当たるため、夏はかなり暑くなります。
下山後は奥多摩駅近くの日帰り温泉「もえぎの湯」へ。大人750円です。足湯だけなら100円で浸かれます。
鴨沢から小袖乗越までの道はずっとこんな感じ
鴨沢から小袖乗越までの道はずっとこんな感じ
こんな道を行きます
こんな道を行きます
このすぐ傍に水場があります
このすぐ傍に水場があります
そこからは左手にブナ、右手にスギを見ながら
そこからは左手にブナ、右手にスギを見ながら
しっかりした道標があるので安心
しっかりした道標があるので安心
その道標の場所からの景色
その道標の場所からの景色
ラミネートではなくビニール袋というのがいかにも手作りという感じの案内板
ラミネートではなくビニール袋というのがいかにも手作りという感じの案内板
その分岐。左はそのままブナ坂へ。ここは右へ
その分岐。左はそのままブナ坂へ。ここは右へ
七ツ石小屋。水もらえます。冷たくて美味しい。
七ツ石小屋。水もらえます。冷たくて美味しい。
小屋から数分の分岐。左は先程の分岐と合流、右は七ツ石山方面。ここは右へ
小屋から数分の分岐。左は先程の分岐と合流、右は七ツ石山方面。ここは右へ
数分で道標
石尾根縦走路 安心の道標 左へ向かいゆるやかな道を行きます
石尾根縦走路 安心の道標 左へ向かいゆるやかな道を行きます
たまにちょいと気合入れて登るところも
たまにちょいと気合入れて登るところも
そしてここが山頂のすぐ下にある七ツ石神社。一言で言うとボロい。一応神主さんもいるらしいのですが、今も定期的に来ているのかは不明。近年丹波山村の氏子さんが高齢の為にここまでやって来れないので、今は小袖の羽黒神社にある分社で年に一度の祭礼が行われているそうなので。
そしてここが山頂のすぐ下にある七ツ石神社。一言で言うとボロい。一応神主さんもいるらしいのですが、今も定期的に来ているのかは不明。近年丹波山村の氏子さんが高齢の為にここまでやって来れないので、今は小袖の羽黒神社にある分社で年に一度の祭礼が行われているそうなので。
七ツ石神社を別角度から。社のすぐ後ろにある巨石が御神体です。ちなみにここの神社の御札は狼が描かれているそうな
七ツ石神社を別角度から。社のすぐ後ろにある巨石が御神体です。ちなみにここの神社の御札は狼が描かれているそうな
2、3分で七ツ石山山頂。雲取へはここから一度降ります
2、3分で七ツ石山山頂。雲取へはここから一度降ります
北に石尾根、右上の木に隠れてしまっているのが雲取山
北に石尾根、右上の木に隠れてしまっているのが雲取山
七ツ石山頂、何も無い、ガスってて北以外が見えない状況
七ツ石山頂、何も無い、ガスってて北以外が見えない状況
ブナ坂の交差点。奥へ進みます。帰りは鴨沢方面へ行く予定
ブナ坂の交差点。奥へ進みます。帰りは鴨沢方面へ行く予定
林を抜けます
西側が開けた尾根道
西側が開けた尾根道
振り向けば七ツ石
振り向けば七ツ石
雲取山のヘリポート コンクリートの円柱を並べてマークを描いてます
雲取山のヘリポート コンクリートの円柱を並べてマークを描いてます
登り切って振り向けばヘリポートと七ツ石
登り切って振り向けばヘリポートと七ツ石
またしても急登
マルバダケブキ・・・だったと思う
マルバダケブキ・・・だったと思う
登りきれば分岐点
登りきれば分岐点
奥に見えるのが山頂の避難小屋
奥に見えるのが山頂の避難小屋
雲がかかり始めた
雲がかかり始めた
山頂の避難小屋が見える
山頂の避難小屋が見える
避難小屋の前の急登を登ったその先に道標
避難小屋の前の急登を登ったその先に道標
道標から50m程東が山頂。ここは山梨
道標から50m程東が山頂。ここは山梨
ブナ坂から鴨沢方面に降ったところ
ブナ坂から鴨沢方面に降ったところ
同じく鴨沢方面への道
同じく鴨沢方面への道
ここは七ツ石小屋のすぐ先の分岐から合流するところです。もちろん小屋には寄らずにそのまま降ります。
ここは七ツ石小屋のすぐ先の分岐から合流するところです。もちろん小屋には寄らずにそのまま降ります。
小袖の登山口まで降りて来ました
小袖の登山口まで降りて来ました

感想

5時起きして準備を整え6時に出発。途中コンビニで朝と昼のごはんを買って7時25分に鴨沢のバス停からちょっと先に行ったところにある駐車場に到着。
ちなみに鴨沢のバス停傍の駐車場は3、4台しか止まってませんでした。
本当は小袖乗越の駐車場に止めるつもりだったのですが、道がわからなかったので・・・。

7時30分から歩き始めて8時に登山口に、そこからは植林されたスギの中をゆるゆると登り。この時点ではまだ暑いです。
そういえば、小学生の頃に父に連れられて登った時はこの辺りに猿の頭蓋骨が転がってました。当時は少し怖がったんじゃないかと。今はもう「おっ、骨発見」って普通に写真撮りそうですが。
途中で山小屋泊と思われる下山中の方数名とすれ違いながらひたすらスギ林の中を歩きます。

9時に1150m地点に到着。ここには水場があるので喉を潤しつつ少し休憩。
先日購入したカシオのプロトレックに付いている高度計の機能を遂に使う時が来たか! と説明書をザックから出して正しい高度に修正。
気圧から高度を算出しているらしいので、天候で大きく高度がズレるのです。酷い時は100mくらい平気でズレます。
使い方くらい頭に叩き込んでおけばよかったと思いましたが、まだ買ったばかりだったので仕方が無い。
この先に“堂所”の道標があり、そこからは山梨側に広葉樹、東京側にスギを見ながら進みます。

10時に七ツ石小屋に到着。小屋の方に挨拶して水をいただき、登山地図で道と時間を確認。
実は雲取山に登る、とだけは決めてましたがどこをどう通って行くかは全く決めてませんでした。この時もまだ七ツ石山を経由して行くか決めてません。
5分程度休憩して、小屋の方にお礼を言ってから出発。

そしてすぐにやって来た分岐。左が雲取山・ブナ林、右が七ツ石山・鷹ノ巣山、と書かれてます。
またしても地図を取り出して確認。七ツ石山を経由しても雲取山へ行けることを再確認して右の道へ。
ちょっと登るとすぐに“七ツ石小屋上分岐”の道標があります。今度はちゃんと七ツ石山・雲取山と書かれていて一安心。

5分程登って石尾根縦走路と合流。再び道標があるので案内通りに左へ。
広く明るくなだらかで歩き易い道をてくてくと。途中鳥が何匹か近くにいたので写真を撮りました。頭の上が黒くて顔周りからお腹にかけては白く、背中は灰色で尾羽が濃い灰色。名前がわからないのが悔しい。

石尾根を5分程で七ツ石神社に着きました。一言で言うとボロい。そんな神社です。
トタン張りのやや傾いた社が哀愁を誘います。その社の裏手には10mくらいはある大岩が。周りにもかなり大きな岩が数個。これが七ツ石の由来なんでしょうか、数は数えてませんが多分七つあるんじゃないですかね。
(後日調べたところ、七つの巨石が名前の由来であり、同時にそれらが神社のご神体だそうです。平将門絡みの伝承もあるそうです)

そこから更に2、3分。10時25分くらいに七ツ石山の頂上です。
山頂には何もありませんが、北へと伸びる石尾根縦走路が良く見えます。
ここから雲取山へはブナ坂の交差点まで100m程降りる必要があります。
折角あれだけ登ったのにふざけんな! と心の中で叫び声を上げながら少し急な下りを軽快に進みます。

そして10時35分、ブナ坂へ。
西が鴨沢、東が日原、北が雲取山で南が七ツ石山の交差点です。
広い空間になっているのでここで休憩を取る人も結構いるのではないでしょうか。
僕が行った時は一人だけでしたが。まぁ、平日なので。

ここからはひたすら尾根道をゆるゆると登ります。
時に急登がありますが、それを登ってから振り向けば絶景が待っているのでがんばります。
振り向けば七ツ石山、そして絶景。
そこからまたゆるゆると登り、最後に再び急登が待ち構えていますが、それを登り切って雲取山山頂に到着です。
本当の山頂はそこから50mくらい東に行った所にあり、東京・埼玉・山梨の境目にあるので山頂の標も三つあります。

そしてここから見える景色の素晴らしい事! 正に絶景!
ただし、晴れていればの話ですが。
さっきまであんなに晴れてたのに、ここに着てガスっちゃうってどういうこった、ふざけんな! と心の中で叫びます。
何も見えねー。

昼食はコンビニのおにぎり。定番の赤飯おにぎりと梅ちりめんです。
そしてマッチを忘れたのでお湯が沸かせませんでした・・・。
何やってんだ俺、ふざけんな! と心の中で叫びながらもおにぎりの味をしっかりと堪能。
山頂でカップラーメンを食べるために登ってる訳ではありませんが、楽しみの一つが減ってしまいました。

ご飯を食べ終えて12時に下山開始。
スタコラサッサと降りていきます。
ブナ坂で鴨沢方面に進み、ひたすら降りる、降りる、降りる。
何せ日帰りなので悠長な事は言ってられません。
それでも行きに通って無い道はちょこちょこ写真を撮りつつ行きます。
途中で山小屋で一泊する方々とすれ違いました。中には小学校低学年と思われる子も。
僕も雲取山はあれくらいの年頃に登ったものです。そしてあれくらいの年頃の可愛らしくも小生意気な時期があったのだと思いました。
その直後、「あ、今の考え方っておっさんの考え方だ」と落ち込みましたが。

14時25分、無事に下山して駐車場に戻ってきました。
ああ、小袖乗越に止めていれば・・・。たぶん50分は短縮できたと思います。
この後は奥多摩駅の近くのもえぎの湯に寄ってから帰ります。
大人750円とちょっと高い気もしないでもないですが、温泉の魅力には勝てません。
ゆっくり温まって体の疲れを癒し、コーヒー牛乳を飲んだところで全行程終了。
青梅街道を東京方面に向かって車を走らせて帰宅しました。

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