快晴の阿弥陀岳独り占め
長野県
mamepyon
体力度について
- GPS
- 05:05
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,243m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 7:24
| 天候 | 晴れ。 風も比較的穏やかで絶好の山日和でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
雪は多少ありましたがこのぐらいなら車高のそれなりにある車ならノーマルでも行けちゃうんじゃないかと。 無料。 詰めれば15台ぐらいいけそう。 ポストあり。 トイレなし。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回は御小屋尾根をピストン。 一般ルートですが夏の感じとは結構違うので雪山に入る準備はしっかりと。 雪山の入門からステップアップによく紹介される赤岳に登るぐらいの感覚だとトレースしだいではありますが人も少ないし難度も少し上がります。 ＜船山十字路登山口〜御小屋山＞ 特筆することはありませんが登山口から雪。前半は凍結個所もチラホラ。 積雪は少ないところで5�冂�。多いところは30�冂�先週末のトレースがあっったのでそこそこ踏まれていて歩きやすかったです。 ＜御小屋山〜2293＞ 少々のアップダウンがありますがこちらも歩きやすい尾根です。 道はわかりますが樹林帯の最後の方はトレースは消えかかっていました。 多少踏み抜きあり。深くて膝上程度。 この辺りまでツボ足で歩きましたが軽アイゼンやチェーンスパイクなんかが歩きやすいかも ＜2293〜肩〜山頂＞ 斜面はクラストした雪。 夏道ではロープなんかがあるところですが一部出ている程度でほぼ使えないと思って歩いたほうがよいでしょう。森林限界以上はアイゼンピッケルの出番です。 肩からは高度感のある両方が切れ落ちた稜線歩き。岩場も巻いたり乗り越えたりします。高いとこ怖いと高度感あるので怖く感じるかもしれませんね。 落ちたら一発アウトですがさほど難しいわけではないので気を付けて歩きましょう。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ゴーグル
|
|---|
感想
さて少し前に寒気も入ってようやく厳冬期っぽくなってきましたね。
今年は冬山シーズン短そうなので行ける時に行っておかないと。
毎年この時期は行き場に困ったら八ヶ岳なんて言ってます。
雪もしっかり積もるし易しい山から険しい山まで揃ってて、メジャールートには通年営業の小屋まである。アルプスの山と違ってアクセスもいいしね。
今回は阿弥陀岳に向かうことにしました。
予定では中央陵を登るはずでしたが到着時間が少し遅くなってしまったのと忘れ物しちゃったので元々下りで使うはずだった御小屋尾根のピストンに変更。
登山口には車三台。
到着したときに一組が出発して行きましたが装備見る限りバリエーション組かな。
登山口からずっと雪道なので軽アイゼン付けてもよかったんだけどしばらく様子見でそのまま歩きました。
おそらく週末ぐらいの方のトレースが残っているのでツボ足でも歩きにくくはなく、快適です。先行者の足跡はないのでやはりバリエーションに向かったようです。
御小屋山まではじわじわと標高を上げ地味な感じですが森は綺麗です。
朝の静かな感じがよいですね。
この時間で先行者がいないとなると後から来る方はいないだろうし今日は貸し切りかな。太陽が高くなってくるにつれ尾根は風も無いし快調なペースなので汗が垂れてきます。でも髪の毛はバキバキに凍ってるから気温はそれなりに低いのかな。
御小屋山の山頂で一息ついて汗をふき取り先に進みます。しばらく同じような感じの道が続きますが、少しずつ傾斜がきつくなってきます。
風の影響か、雪質の問題か徐々にトレースが消えてゆき、踏み抜くと膝上ぐらいまでなんてところも出てきました。樹林帯を抜け、森林限界よりも上に出る手前で装備チェンジ。
久々の冬山フル装備で気合いが入ります。
って言っても今日は穏やかな天気で風を避けるところが少ない森林限界上でもそれ程厳しい感じはないです。時折風に巻き上げられた雪がキラキラして綺麗。
景色も素晴らしく、南北アルプスがハッキリとみえます。
南八ヶ岳からの甲斐駒を中心にした南アルプスの眺めが好きなのでテンション上がります。おかげでペースはダウンしますが…。
夏道だとちょっとガレていてロープがかかっている斜面もこの時期だとアイゼンピッケルで登る感じです。傾斜はあるけど自分はこのぐらいの方がかえって歩きやすいかも。
西の肩まで上がると富士山が雲の上に顔を出しています。
ここから先は高度感たっぷり。
両サイドが切れた痩せ尾根を一歩一歩進んでゆきます。
大きな岩を回り込んだり乗り越えたりするところが核心部でしょうかね。
そこさえ過ぎれば最後に一登りで山頂に到着。
朝赤岳の方から人が来ていたのかな？一人二人登ってきたアイゼンの爪痕がありました。
山頂で行動食を頬張り、この素晴らしい景色を独り占め。食事どうしようかな？と思ったけど穏やかとはいえ風を遮るものもないし、じっとしてればそれなりに寒いので少し下ったとこでお昼にしようかな。
美濃戸口に車停めときゃまだまだ時間はあるから赤岳方面に周回もできたかな。
下りも高度感あるとこは慎重に進み、安全地帯へ。途中、中央稜登ってるパーティーが見えました。
朝の人達だね。
この時間であそこまでならペース早い自分ならさほど変わらない時間で登れたかもな。まぁ今日は満足したからいいや。
で、お昼ご飯食べてコーヒーのんで一息。
あとは一気に下るだけです。
標高が下がってくると上にいたときの装備のままだと暑い💦
バラクラバもゴーグルもハードシェルも外し身軽になりました。
下山後は温泉に浸かり早々と帰宅して自宅でのんびりする時間もありました。
冬山らしい雰囲気を存分に楽しめた良い1日でした。
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