[信州の里山] 有明山 裏参道中房コース


- GPS
- 05:59
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ(夕立あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北穂高の信号を左折 あとは有明荘に着くまで道なり 市営第3駐車場奥が登山口 有明荘、中房温泉へ通じる県道は、道幅が狭く観光バスなどの往来もあり。 朝方でも登山者を降ろした回送のバスが山の方から下りてくるので、時間帯によらず運転は慎重に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ・水場 登山口近くに、有明荘あり 登山道には水場などはなし ●登山ポスト 第3駐車場奥の登山口にあり ●コース状況 一部踏み跡が不鮮明な箇所がある。 ●危険箇所 全体を通して、概ね危険 降雨の後の登山はできるだけ避けたい。 |
写真
感想
松本平の北にそびえる有明山は、そのどこから見ても圧倒的な存在感がある。
いつかは、という思いがようやく実現した。
下調べでは、かなり厳しい山という認識があったので、最短ルートで登れる裏参道中房コースピストンを選択した。
早めの出立を心がけたが、寝坊してしまい予定より、一時間ほど家を出るのが遅くなってしまった。
中房温泉へ通じる県道は有明荘手前より、路肩駐車の車が列をなして続々と登山者が中房温泉方面へ歩いており、改めてアルプスの人気の高さを痛感した。
これで、第3駐車場が満車だったたら、撤退を考えたが、意外にもまだ10台程余裕があった。
満車の場合は、入口に満車の札が置かれるので、それを目安にしたら良いと思う。
準備運動をしている方、入残前に談笑されている方、ナウでヤングな山ガールは皆、燕方面へ行くらしく、駐車場奥の有明山の登山口はひっそりとしていた。
そんな中、丁度入山のタイミングが一緒だった男性ペアがいらっしゃった。
登り始めは、踏み跡のしっかりした笹道を登っていく。
途中、藪っぽくなっているが、道をロストするほどではない。しかし、笹露で下半身が濡れる。まぁどうせ汗で全身濡れてしまうので、構わず前進。
三段の滝の分岐を過ぎたあたりから、徐々に登りがキツくなり、木の梯子を合図に噂の急登が始まる。
殆ど急登の記憶しか残っていないのだか、もちろん緩やかになるところもある。
メジャーな山ではないらしく、案内板などに乏しく、所々変な踏み跡があったりで、周囲の目印などに注意して歩かないと、正規の登山道からそれてしまう。
地形図、GPSなどは必須。
実際何度も登山道を外れては、踏み跡が無くなっていて引き返すという事があった。
最大のミスは、稜線に乗ってから左の清水岳の方にに登っていってしまったことだ。
このルートも途中から踏み跡がなくなっていた。
正規の登山道に復帰して、程なく山頂、三角点を踏んで奥社まで行ってみたが、この稜線歩きも足元が悪く厳しかった。
残念ながらガスで眺望はなかったが、個人的には、変化に富んだ登山道で登り甲斐があった。急登続きとはいえ、裏参道の場合、行程的に短いので、それだけでも気が楽であった。
しかしながら、アキレス腱のびのび、膝ガクガクは免れないので、安易に登れる山ではないことは確かである。
今回の山行を糧に、また違うルートで登ってみたい。
それだけ素晴らしい山であった。
下山後は、有明温泉(600円)で汗をながした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する