ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 220908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

[信州の里山] 有明山 裏参道中房コース

2012年09月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:59
距離
7.3km
登り
1,105m
下り
1,103m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

0645市営第3P登山口-0700三段の滝分岐-0920稜線出会い-1000有明神社-1005中岳-1030奥社-1040中岳-1106稜線分岐-1225三段の滝分岐-1235市営第3P登山口
天候 曇り時々晴れ(夕立あり)
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
豊科ICを下りて、国道147号線を穂高方面へ
北穂高の信号を左折
あとは有明荘に着くまで道なり
市営第3駐車場奥が登山口

有明荘、中房温泉へ通じる県道は、道幅が狭く観光バスなどの往来もあり。
朝方でも登山者を降ろした回送のバスが山の方から下りてくるので、時間帯によらず運転は慎重に。
コース状況/
危険箇所等
●トイレ・水場
登山口近くに、有明荘あり
登山道には水場などはなし

●登山ポスト
第3駐車場奥の登山口にあり

●コース状況
一部踏み跡が不鮮明な箇所がある。

●危険箇所
全体を通して、概ね危険
降雨の後の登山はできるだけ避けたい。
これから登る有明山。
雲が切れ始めていたので、期待大
3
これから登る有明山。
雲が切れ始めていたので、期待大
市営第3駐車場を奥(登山口)から。
まだ、台数に余裕り。
市営第3駐車場を奥(登山口)から。
まだ、台数に余裕り。
最奥が関係者用駐車場兼ヘリポート
最奥が関係者用駐車場兼ヘリポート
偶然にも男性ペアと入山が一緒になる。
登山届は、そこにあったものに記入し投函。
記入は、日帰り単山ピークハントなので簡単。
偶然にも男性ペアと入山が一緒になる。
登山届は、そこにあったものに記入し投函。
記入は、日帰り単山ピークハントなので簡単。
男性ペアに先行していただく。
男性ペアに先行していただく。
最初は緩やかな笹薮道
最初は緩やかな笹薮道
所々プチ藪こぎ。
踏み跡はしっかりしているので安心。
所々プチ藪こぎ。
踏み跡はしっかりしているので安心。
三段の滝分岐
徐々に傾斜がきつくなる。
徐々に傾斜がきつくなる。
このはしごを合図に、急登がはじまる。
1
このはしごを合図に、急登がはじまる。
ロープ場多数。
急登すぎて登りでは殆ど使わなかった。
ロープ場多数。
急登すぎて登りでは殆ど使わなかった。
足元は滑りやすいが、急登ゆえぬかるんでいる所はない。
足元は滑りやすいが、急登ゆえぬかるんでいる所はない。
終始杉脂に悩まされた。
1
終始杉脂に悩まされた。
一旦登りが緩やかになり、景色が明るくなる。
一旦登りが緩やかになり、景色が明るくなる。
ブナ林か?
この景色には感動
1
ブナ林か?
この景色には感動
標識はまばらで、しかも分りにくい
標識はまばらで、しかも分りにくい
ダイナミックに生える大木
ダイナミックに生える大木
急登や難所の写真しか撮れていない。
急登や難所の写真しか撮れていない。
ガイドブックなどで紹介されている最初の鎖場。
岩の足元には足場用のボルトが打ち込んであり、慎重に足を運べば問題無い。
3
ガイドブックなどで紹介されている最初の鎖場。
岩の足元には足場用のボルトが打ち込んであり、慎重に足を運べば問題無い。
不安定な天気ながら、青空が顔をのぞかせ、頂上の展望が期待できる。
不安定な天気ながら、青空が顔をのぞかせ、頂上の展望が期待できる。
ダイナミックダイクマならぬダイナミック急登
1
ダイナミックダイクマならぬダイナミック急登
ダイナミック難所
4
ダイナミック難所
ダイナミック倒木
根こそぎ倒れていた。
左のガレ場を行く。
ダイナミック倒木
根こそぎ倒れていた。
左のガレ場を行く。
これも急登写真
ガスが上がってきた。
ガスが上がってきた。
2番目だか3番目の鎖場。
ここが一番足運びに慎重を期した。
2
2番目だか3番目の鎖場。
ここが一番足運びに慎重を期した。
本当に変化に富んだ登山道である。
本当に変化に富んだ登山道である。
宙に浮いた木。
ロープは使わず三点支持で。
2
ロープは使わず三点支持で。
松川コースとの出会いが有明神社
松川コースとの出会いが有明神社
ピカピカの鳥居。
存在感と同時に違和感もあり。
3
ピカピカの鳥居。
存在感と同時に違和感もあり。
だそうです。
奥社方面へ向かうには、有明神社の祠の裏手に回る。
奥社方面へ向かうには、有明神社の祠の裏手に回る。
空は覗くが、景色はダメ。
空は覗くが、景色はダメ。
稜線の東側からは絶えずガスが上がってきていた。
稜線の東側からは絶えずガスが上がってきていた。
岩面トラバース
快適な稜線歩きを期待していたが、結構厳しい。
快適な稜線歩きを期待していたが、結構厳しい。
中社の広場に咲く花。
中社の広場に咲く花。
さらに奥へ。
盆栽の様な杉。
奥社へ行く途中で。
盆栽の様な杉。
奥社へ行く途中で。
奥社の祠
有明神社に戻ってきた。
有明神社に戻ってきた。
有明荘から登山ルートを臨む。
1
有明荘から登山ルートを臨む。
有明温泉で汗を流した。
登山口の近くに温泉があると、本当に便利。
600円なり。
有明温泉で汗を流した。
登山口の近くに温泉があると、本当に便利。
600円なり。
里に降りてきて、有明山を臨む。
別名、有明富士とも呼ばれ、圧倒的な存在感がある。
4
里に降りてきて、有明山を臨む。
別名、有明富士とも呼ばれ、圧倒的な存在感がある。

感想

松本平の北にそびえる有明山は、そのどこから見ても圧倒的な存在感がある。
いつかは、という思いがようやく実現した。

下調べでは、かなり厳しい山という認識があったので、最短ルートで登れる裏参道中房コースピストンを選択した。

早めの出立を心がけたが、寝坊してしまい予定より、一時間ほど家を出るのが遅くなってしまった。

中房温泉へ通じる県道は有明荘手前より、路肩駐車の車が列をなして続々と登山者が中房温泉方面へ歩いており、改めてアルプスの人気の高さを痛感した。

これで、第3駐車場が満車だったたら、撤退を考えたが、意外にもまだ10台程余裕があった。
満車の場合は、入口に満車の札が置かれるので、それを目安にしたら良いと思う。

準備運動をしている方、入残前に談笑されている方、ナウでヤングな山ガールは皆、燕方面へ行くらしく、駐車場奥の有明山の登山口はひっそりとしていた。

そんな中、丁度入山のタイミングが一緒だった男性ペアがいらっしゃった。

登り始めは、踏み跡のしっかりした笹道を登っていく。
途中、藪っぽくなっているが、道をロストするほどではない。しかし、笹露で下半身が濡れる。まぁどうせ汗で全身濡れてしまうので、構わず前進。

三段の滝の分岐を過ぎたあたりから、徐々に登りがキツくなり、木の梯子を合図に噂の急登が始まる。

殆ど急登の記憶しか残っていないのだか、もちろん緩やかになるところもある。
メジャーな山ではないらしく、案内板などに乏しく、所々変な踏み跡があったりで、周囲の目印などに注意して歩かないと、正規の登山道からそれてしまう。

地形図、GPSなどは必須。

実際何度も登山道を外れては、踏み跡が無くなっていて引き返すという事があった。

最大のミスは、稜線に乗ってから左の清水岳の方にに登っていってしまったことだ。
このルートも途中から踏み跡がなくなっていた。

正規の登山道に復帰して、程なく山頂、三角点を踏んで奥社まで行ってみたが、この稜線歩きも足元が悪く厳しかった。

残念ながらガスで眺望はなかったが、個人的には、変化に富んだ登山道で登り甲斐があった。急登続きとはいえ、裏参道の場合、行程的に短いので、それだけでも気が楽であった。

しかしながら、アキレス腱のびのび、膝ガクガクは免れないので、安易に登れる山ではないことは確かである。

今回の山行を糧に、また違うルートで登ってみたい。

それだけ素晴らしい山であった。


下山後は、有明温泉(600円)で汗をながした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2702人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
有明山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら