三方分山（パノラマ台からの絶景！ 存分に富士山の眺めを楽しみました！）

2020年02月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 9.4km
• 登り: 831m
• 下り: 834m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:42

7:49 県営精進湖駐車場
7:55 7:55 精進バス停
8:43 8:48 阿難坂
9:35 10:05 三方分山
10:18 10:32 精進山
11:15 11:21 精進峠展望地
11:21 11:22 精進峠
12:04 12:09 根子峠
12:48 12:58 パノラマ台
13:06 13:06 根子峠
13:27 13:27 パノラマ台下バス停
13:31 県営精進湖駐車場

天候

晴れ、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜精進湖 他手合浜駐車場＞
精進湖北西にある、50台ほど駐車可能な無料の駐車場です。
湖畔に車で下りることもできます。
24時間利用可能なトイレがあります。

以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2452 ）からの引用です。

緯度経度：35.491912 138.603964

精進湖北西の県道沿いにある県営の無料駐車場。
アクセスは中央道の河口湖インターチェンジを下りて国道139号線（富士パノラマライン）の富士河口湖・富士山方面へ向かい、西湖の分岐を過ぎて赤池の交差点で国道358号線（精進ブルーライン）の甲府・中道支所方面へ右折、湖畔沿いに1.5kmほど進み県道706号線へ左折すると850mほど先の右手にある。
トイレは道路を挟んで反対側に設置されており、湖畔も駐車可能。
駐車場すぐ西側の山田屋ホテル手前の路地を進むと精進峠・精進山の登山口がある他、県道を150mほど進むとパノラマ台入口の案内があり根子峠・烏帽子岳の登山口となる。

コース状況／危険箇所等

道は明瞭で、危険箇所もありません。
阿難坂までの途中、凍結箇所がありましたが、基本的に避けて通ることが可能なので、アイゼンは付けませんでした。
阿難坂〜三方分山と三方分山〜パノラマ台の稜線には何ヵ所か崩落箇所がありますが、ロープも張られており、近づかなければ問題なく通過できます。
パノラマ台手前は比較的積雪がありますが、よく踏まれて締っているので、歩きやすいです。

その他周辺情報

この後すぐに足和田山へ向かったため、立ち寄り温泉はなし。

写真

2/8 6:38

精進湖からの逆さ富士。
風はほとんどなく、水面に綺麗に富士山が映っています。
素晴らしいですね！

2/8 6:39

少しアップで。
この時期であれば、湖面が凍っていそうなものですけどね。
まあ、そのおかげでこうして逆さ富士が拝めたわけですが。

2/8 6:39

ここからだと、富士山が下の大室山を抱いているように見えることから、「子抱き富士」と呼ばれます。

2/8 6:54

ここは、湖畔まで車で下りてくることができるので、撮影しやすいですね。

2/8 6:57

明るくなってきました。

2/8 6:57

もう少しかな？

2/8 7:01

ご来光です！

2/8 7:01

そろそろ、光芒が綺麗に撮れるフィルターを買おうかな？

2/8 7:02

ボートで漕ぎ出した人たちが立てた波で水面が乱れ、カメラを構えている人たちからヒンシュクを買っていましたw。

2/8 7:04

薄く雲があるので、まん丸には見えませんね。

2/8 7:05

よし、そろそろ切り上げますか。

2/8 7:26

振り返ると、この後に登る三方分山が見えました。

2/8 7:27

三方分山をアップで。

2/8 7:48

精進湖県営無料駐車場に車を停めて出発です。

2/8 7:56

しばらく車道を歩き、ここを左に入っていきます。

2/8 8:03

住宅地を進むと舗装路が終わり、ここから登山道になります。

2/8 8:09

道は明瞭で歩きやすいです。

2/8 8:16

いくつか砂防ダムを越えていきます。

2/8 8:33

ところどころ雪が残っていて、凍結していましたが、アイゼンを付けるほどではありませんでした。

2/8 8:43

木々の後ろに三方分山の山頂が見えました。

2/8 8:48

阿難坂（女坂峠）に着きました。
ここで標高1,210mあります。
三方分山まで、1.5kmです。

2/8 8:49

阿難坂（女坂峠）の案内板。

2/8 8:49

お地蔵様はすべて頭が無く、角ばった石にすげ替えられていました。
おいたわしや・・・。

2/8 8:51

三方分山までは、幾つかの崩落箇所を通ります。

2/8 8:52

最初の崩落地。
こんな感じで崩れています。

2/8 8:53

ここも、

2/8 8:53

こんな感じで崩れてます。
淵に近づきすぎなければ大丈夫でしょう。

2/8 9:24

傾斜が緩みました。
登山道脇に若干雪が残っています。

2/8 9:27

山頂が見えました。
山頂標はちょうど木の裏にあって、ここからだと見えません。

2/8 9:33

三方分山に登頂です。
標高は1,422m。
自分にとって山梨百名山81座目です。
※この山頂標、立てる向きが逆だと思うのですが・・・。

2/8 9:29

三角点タッチ。

2/8 9:36

山頂はそれほど広くありません。
富士山を眺められる位置に簡素な丸太のベンチが一つ。

2/8 9:37

下には精進湖。
キラキラと光って若干の波が立っています。
綺麗ですね。

2/8 9:39

富士山に抱かれた大室山。

2/8 9:48

今日はコレ。
先月新発売されたもので、初めて食べました。

2/8 9:58

味は、カレーうどんの汁にご飯を入れたような感じ？
確かに和風な味がしました。

2/8 9:55

南アは、ここからだと木々の隙間からしか見えません。

2/8 10:04

ベンチから見た富士山。
下の精進湖と一緒に。

2/8 10:04

今の時間はちょうど逆光なので、若干霞んでしまうのは仕方がないですね。

2/8 10:05

ですがちょっと霞んでいたって、富士山は変わらず美しいのです。

2/8 10:05

お腹も膨れたし、パノラマ台に向けて出発です。
途中に、南ア方面への展望が開けた場所があるといいのですが。

2/8 10:13

ヤセ尾根をアップダウンしながら進みます。
自分は付けませんでしたが、結構ガチガチな雪だったので、軽アイゼンがあったほうがいいかも。

2/8 10:40

木の枝越しに竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山。
左手前にはこれから向かうパノラマ台と、その隣に烏帽子岳と城山。

2/8 10:40

あの裏側がパノラマ台かな？

2/8 10:40

竜ヶ岳をアップで。
ダイヤモンド富士狙いで登ったけれど、ガスガスだった苦い思い出の山です（笑）。

2/8 10:41

雨ヶ岳と毛無山をアップで。

2/8 10:41

特に名前はないようですが、目立つピーク。

2/8 10:49

聖岳、赤石岳、小赤石岳、荒川岳。
やっと木に邪魔されずに姿を拝むことができました。

2/8 10:51

聖岳をアップで。
左のピークが前聖岳、右のピークが奥聖岳ですね。

2/8 10:51

赤石岳、小赤石岳をアップで。

2/8 10:51

荒川岳をアップで。
左から前岳、中岳、東岳。
右手前は別当代山です。

2/8 10:58

白峰三山は木々の後ろです。

2/8 11:09

白峰三山。
木の枝が・・・。

2/8 11:09

間ノ岳をアップで。

2/8 11:10

北岳の山頂部は雲に隠れてしまいました。

2/8 11:10

広河内岳（左）と農鳥岳（右）をアップで。

2/8 11:11

蝙蝠岳（左）と塩見岳（右）をアップで。

2/8 11:11

大籠岳（中央）、広河内岳（右）をアップで。

2/8 11:12

辻山、鳳凰三山（薬師岳、観音岳、地蔵岳）をアップで。
地蔵岳のオベリスクも確認できました。

2/8 11:17

ここにも崩落箇所が。

2/8 11:19

結構崩れてますねー。

2/8 11:23

この辺りが精進峠かな？

2/8 11:44

正面、遠くに八ヶ岳が見えますが、雲がかかって霞んでいます。

2/8 11:44

八ヶ岳をアップで。
左端の西岳、編笠山は山頂部が見えますが、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳は雲に隠れて全貌は見えません。

2/8 11:45

こちらは奥秩父山塊、主に茅ヶ岳、瑞牆山、金峰山が見えました。

2/8 11:46

奥秩父山塊南部。
金ヶ岳と茅ヶ岳をアップで。

2/8 11:46

奥秩父山塊主脈。
小川山、金峰山、鉄山、朝日岳をアップで。

2/8 11:53

こっちは登山道ではありませんが、登ってみると、

2/8 11:47

このように、若干開けた場所を見つけました。

2/8 11:47

素晴らしい眺めですが、木々が微妙に邪魔なのが惜しい・・・。
まあ、荒川岳から白峰三山までは綺麗に見えました。

2/8 11:49

赤石岳から左は木が邪魔して見えません。

2/8 11:48

蝙蝠岳（左）と塩見岳（右）。
右手前は笹山。

2/8 11:52

木に邪魔されずに白峰三山を眺められる場所を見つけたものの、若干ガスがかかってしまいました。

2/8 12:03

テングチョウが飛んでいました。
成虫で越冬する蝶です。

2/8 12:06

木々越しに三方分山と王岳、鬼ヶ岳などの御坂山塊西端の山々が見えてきました。

2/8 12:06

ここから近い、王岳の尖がりが目立ちますね。

2/8 12:08

五湖山から王岳へと続く稜線上にある、横沢ノ頭でしょうか。

2/8 12:09

ここから急に積雪量が増えますが、よく踏まれていて歩きやすいです。

2/8 12:09

木々の隙間から見えた大菩薩嶺。

2/8 12:15

積雪量が若干減りました。

2/8 12:16

ちょっと登って、

2/8 12:18

パノラマ台はあの向こうです。

2/8 12:20

パノラマ台に到着です。
先着は3名。

2/8 12:21

パノラマ台からの展望_1
御坂山地の山々。
王岳が頭一つ高く、目立ちます。
眼下には精進湖。

2/8 12:22

パノラマ台からの展望_2
さっきまで居た三方分山と、王岳から十二ヶ岳の連なり。
右奥には大菩薩嶺、小金沢山が見えています。

2/8 12:23

パノラマ台からの展望_3
そして、目の前には富士山がどーーん！

2/8 12:24

パノラマ台からの展望_4
いや〜、たまりませんな！
今日も見事な富士山が見られて幸せです。

2/8 12:24

パノラマ台からの展望_5
こっちは天子山地の竜ヶ岳と毛無山。

2/8 12:24

パノラマ台からの展望_6
竜ヶ岳をアップで。

2/8 12:25

パノラマ台からの展望_7
毛無山をアップで。
天子山地の最高峰です。

2/8 12:26

パノラマ台からの展望_8
この後に登る予定の足和田山をアップで。
左奥には赤鞍ヶ岳、右奥には大室山（丹沢）と御正体山、杓子山。

2/8 12:26

パノラマ台からの展望_9
王岳、鍵掛、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳。
十二ヶ岳の右後方に三ッ峠山。

2/8 12:26

パノラマ台からの展望_10
十二ヶ岳の稜線の向こうに見える三ッ峠山をアップで。
右下は奥にが河口湖、手前が西湖です。

2/8 12:27

パノラマ台からの展望_11
大室山（丹沢）をアップで。

2/8 12:28

パノラマ台からの展望_12
石割山（中央）と大平山（右）をアップで。

2/8 12:28

パノラマ台からの展望_13
唐突に富士山アップ。
積雪量はちょっと少なくなったような・・・。
解けたり風で飛ばされたりして、若干減ったのかな？

2/8 12:28

パノラマ台からの展望_14
山頂部アップ。
ここからだと、右の剣ヶ峰よりも左の白山岳のほうが高く見えますね。

2/8 12:30

パノラマ台からの展望_15
赤鞍ヶ岳（一番奥のピーク）をアップで。

2/8 12:39

パノラマ台にて、富士山をバックに。
ほんと、素晴らしい眺望です！

2/8 12:41

パノラマ台からの展望_16
奥秩父山塊主脈。
左から破風山、先週登った雁坂嶺、ちょっと下って雁坂峠、その右に水晶山と古礼山が重なります。

2/8 12:41

パノラマ台からの展望_17
奥秩父山塊主脈〜大菩薩連嶺。
左から大常木山、飛龍山、大菩薩嶺、右端奥に小金沢山。

2/8 12:51

パノラマ台からの展望_18
王岳をアップで。

2/8 12:49

パノラマ台からの展望_19
鬼ヶ岳をアップで。

2/8 12:48

パノラマ台からの展望_20
王岳と鬼ヶ岳の奥に見える、節刀ヶ岳をアップで。

2/8 12:49

パノラマ台からの展望_21
十二ヶ岳をアップで。

2/8 12:49

パノラマ台からの展望_22
三ッ峠山をアップで。
左が御巣鷹山、右手前が木無山、右奥が最高峰の開運山ですね。

2/8 12:50

パノラマ台からの展望_23
御正体山は杓子山は重なって見えます。
奥の御正体山と手前の杓子山をアップで。

2/8 12:51

パノラマ台からの展望_24
中央やや左の窪んだところが三国峠、右端に大洞山。

2/8 12:52

パノラマ台からの展望_25
手前の西湖と、奥の河口湖。

2/8 12:53

パノラマ台からの展望_26
木や草で隠れていますが、こちらの下には本栖湖が広がっています。

2/8 12:54

パノラマ台からの展望_27
大室山（富士）をアップで。
なだらかに見えますが、標高は1,468mあります。

2/8 13:28

パノラマ台口に下山です。
ここからは、車道を歩いて駐車場まで戻ります。

2/8 13:30

あらら、富士山の山頂部は雲に隠れてしまいました。

2/8 13:31

ただいま〜。
車の数がちょっとだけ増えていました。

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

サイバーショット DSC-RX100M6 SONY

装備

MYアイテム

MonsieurKudo

重量：10.20kg

個人装備

フリース 長袖インナー 厚手ズボン 靴下 雨具 毛帽子 サングラス 靴 ザック チェーンスパイク 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 カメラ 三脚

感想

MonsieurKudo

先週に続き、快晴予報の週末。
今回も山梨百名山を巡りました。

三方分山は精進湖から簡単に登ることができる山ですが、山頂からの景色よりも、先にあるパノラマ台からの絶景のほうが印象に残りました。
稜線上から南ア方面は基本的に木々に邪魔されて綺麗に見えないのですが、途中（少し登山道から外れてはいますが）展望がある場所を見つけたときは嬉しかったです。

パノラマ台からの眺めは、眼前に大きく見える富士山はもちろん、王岳や鬼ヶ岳などの御坂山地の山々、金峰山など奥秩父山塊の山々、大菩薩連嶺、竜ヶ岳、毛無山などの天子山地の山々が見えて素晴らしかったです。




天気は快晴、風も無く、楽しいハイクでした！