記録ID: 2217751
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ハイキング
丹沢
途中まででもツラかった＠春ノ木丸-丹沢三峰縦走尾根-本間ノ頭-栂立尾根
2020年02月11日(火) [日帰り]
トプ・ガバチョ
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:12
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,464m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 10:09
16:55
ゴール地点
各ピークでは小休憩しています。高畑山では行動食を取りつつしばらくベンチで休みました。本間ノ頭では昼食を取っていますので、長い時間休んでいます。
なお、ヤマレコで「御殿森」となったところが、現地の道標では「御殿森ノ頭」になっていますので、それを踏襲して本文を書いています。逆にヤマレコで「御殿森ノ頭」となったP653には登っていませんで、巻き道での通過になります。
なお、ヤマレコで「御殿森」となったところが、現地の道標では「御殿森ノ頭」になっていますので、それを踏襲して本文を書いています。逆にヤマレコで「御殿森ノ頭」となったP653には登っていませんで、巻き道での通過になります。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
春ノ木丸ハイキングコースは、入口からすぐのところで倒木があって通れず、ルートをショートカットするような形で直登気味に登る必要がありますが、それ以降は春ノ木丸南ルートともども、丹沢三峰縦走ルートまで問題ありません。 丹沢三峰縦走ルートも基本的に崩れたところはありませんが、各ピークを回避しない場合は御殿森ノ頭と高畑山以外はバリルート然としています。特に鈴原ノ頭は鉄塔新多摩線No.28以降、蔦や枝が複雑に絡み合った面倒な区間がありました。本線は金冷シがちょっとヤセ尾根になっている程度で、危険個所はありません。ただし、1000m付近から雪が残っていましたので、できればまだチェーンスパイクはあった方が良いでしょう。 栂立尾根は下りで使う時には各ピークで下降すべき尾根を間違えやすいので要注意です。特に鐘沢ノ頭とその次の小ピークは幅が広いので、ルートを見誤りやすいです。また、全体的に勾配の厳しい区間が多く、栂立からの下りは特に勾配があるので、脇の鹿柵も手に取りつつ下ると良いでしょう。途中岩がルートを阻むことがありますが、柵との間の方から岩に乗って降りる感じになります。岩を避けて反対側の急斜面の方から巻いても行けますが、下りだと危険かも知れません。 六百沢ノ頭やタロベエ峰の辺りは鹿柵越えを余儀なくされることが複数回あります。穴の開いたところや倒れたところ等を利用しますが、一ヶ所脚立で越えないといけないところもあります。適宜歩けそうな側を進むようにすると良いでしょう。 |
写真
6時45分に準備を済ませて登山開始。いつもより早めになりました。
春ノ木丸ハイキングコースは宮ヶ瀬湖南園地のトンネル側の駐車場の裏からスタートします。
入ってすぐに倒木で道が塞がれ、ちょっと高巻く形で抜けますが、本来のルートが判然としない形でショートカットするようになりました。ちょっとしたらこうしてはっきりした歩道になります。
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2/11 6:51
入ってすぐに倒木で道が塞がれ、ちょっと高巻く形で抜けますが、本来のルートが判然としない形でショートカットするようになりました。ちょっとしたらこうしてはっきりした歩道になります。
尾根に乘りました。さすがに朝の気温は-2℃でしたから寒いですが、ちょっと登っているとすぐに火照ってきますね。
トンネルの上の地点に到着。駐車場のすぐ脇ですが、登山道では思ったよりも時間が掛かります。まぁそれでもすぐですけどね。
木々の間から仏果山の尾根が見えますが、革籠石山の方から朝日が昇っています。
この卵みたいな岩を見て、さっきコンビニで生卵を買ったのに車に忘れてきたことに気付きました（＾∇＾）b
何か左にも行けそうな雰囲気ながら、そのまま尾根伝いに登ります。もう暑苦しかったので、上に着ていたウィンドブレーカーは脱いでおきました。
2/11 7:19
何か左にも行けそうな雰囲気ながら、そのまま尾根伝いに登ります。もう暑苦しかったので、上に着ていたウィンドブレーカーは脱いでおきました。
ここから右に折れて下るとまた湖畔園地の方に戻ります。道標の裏に進むと丹沢三峰縦走路に向かう南側の尾根になります。
山頂は木々に覆われて見晴らしはあまり良くないです。見えるのも宮ヶ瀬湖周辺の低山ばかりになります。
ちょっとしたスペースがありますが、ここが汁垂沢ノ頭と言う超マイナーピークです。
すると石祠がありました。かつては林業や狩猟で生計を立てていた宮ヶ瀬の集落の里山信仰の地だったのかも知れませんね。
途中から古い鹿柵沿いの道を下っていくと、ほどなく丹沢三峰縦走路に合流します。あちら側から下ってきました。
この道は基本的に小ピークは避けるように巻き道が本道になっていますから、長いけれどもそれなりに楽できるようになっていますね。
小ピークを脇から抜けたと思ったら、そこに戻る形で御殿森ノ頭への道標が。今回は登ったことがない名前付きピークをきっちり踏破する予定なので、ここは登っておきます。
2/11 8:06
小ピークを脇から抜けたと思ったら、そこに戻る形で御殿森ノ頭への道標が。今回は登ったことがない名前付きピークをきっちり踏破する予定なので、ここは登っておきます。
御殿森ノ頭を往復して本道に戻って進むと、また小ピークを巻いてトラバースする道になります。ヤマレコではここのピークを「御殿森ノ頭」としていますが、やはり先ほどのところにはっきり道標があったので、こちらはパス。
2/11 8:15
御殿森ノ頭を往復して本道に戻って進むと、また小ピークを巻いてトラバースする道になります。ヤマレコではここのピークを「御殿森ノ頭」としていますが、やはり先ほどのところにはっきり道標があったので、こちらはパス。
ここでルートが分かれます。左が巻き道、右が高畑山山頂ですので、ここは右へ。
最初だけちょっとしっかりした登りですが、すぐに穏やかになります。
広い草地のピークに至ります。ベンチがありますので、しばしゆっくりします。
三角点もあります。昔は展望台があったそうですが、周囲の木々が育ってしまい、仮に今もあったとしても遠景は遮られてしまい、見晴らしはイマイチのままな感じですね。
1
2/11 8:53
三角点もあります。昔は展望台があったそうですが、周囲の木々が育ってしまい、仮に今もあったとしても遠景は遮られてしまい、見晴らしはイマイチのままな感じですね。
しばらく休みつつ、おにぎりを食べて腹の足しにしてから下ります。すぐに巻き道と合流します。
次の鞍部も巻き道になっていますが、東電の径路が尾根に続きますので、真っ直ぐ進みます。
ほどなく鉄塔新多摩線No.28に到着。かなり大きい鉄塔で、エレベーター付きです。
鉄塔から先は登山道になっておらず、蔦や枝がウザいもじゃもじゃ地帯になります。雪もちらほら出てきました。
なるべく歩きやすいところを探しながら蛇行しつつ、ピークに到着。鈴原ノ頭と言う誰も気に留めないであろう山頂です。見晴らしもペケ。
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2/11 9:28
なるべく歩きやすいところを探しながら蛇行しつつ、ピークに到着。鈴原ノ頭と言う誰も気に留めないであろう山頂です。見晴らしもペケ。
鈴原ノ頭からの下りは結構気を遣う個所もあります。こんな岩のところを下ってきました。
この下で丹沢三峰縦走路の本道と合流しますが、向こうから歩いてきてここをわざわざ登る気にはなりませんね。
そこからは本道もちょっとワイルドに。岩の脇をトラバースしますが、さすがは一般登山路。不要ながら鎖も用意されています。
すると痩せた鞍部に至りますが、そこが金冷シです。大倉尾根の塔ノ岳の手前にも同名の地点がありますが、あっちの方が間違いなくメジャーですね（＾∇＾）。
1
2/11 9:48
すると痩せた鞍部に至りますが、そこが金冷シです。大倉尾根の塔ノ岳の手前にも同名の地点がありますが、あっちの方が間違いなくメジャーですね（＾∇＾）。
ヤセ尾根に出っ張った突起を避ける形なので、径路自体も狭いために、ところどころ木道が必要です。
次のピークも巻き道が本道になっていますが、ここも真っ直ぐ尾根を進みます。
なだらかながらうあっぱりもじゃもじゃ地帯はありますので、ちょっと面倒。
そしてピークに到着。松小屋ノ頭と言う名のこれまたマイナー過ぎるピークでした。標高はまだ903mですので、ここから100m弱を下ってから1350mほどの本間ノ頭まで登るのですから、400mの一気登りになります。
2
2/11 10:11
そしてピークに到着。松小屋ノ頭と言う名のこれまたマイナー過ぎるピークでした。標高はまだ903mですので、ここから100m弱を下ってから1350mほどの本間ノ頭まで登るのですから、400mの一気登りになります。
松小屋ノ頭は少し細長いピークで、先はちょっとだけ右寄りと言うかほぼ直進の方を下ります。完全に右側は別の尾根になります。
青いサルノコシカケ。分厚くて普通に座っても全くビクともしませんでした。
尾根が細まってきましたが、右側の北面は雪がたっぷり掛かったままですね。
そしていよいよ尾根の上にも雪が多く残った標高まで上がってきましたので、チェーンスパイクを装着。もう固まった雪ですから、トレッキングシューズだけでは滑りますね。
1
2/11 11:33
そしていよいよ尾根の上にも雪が多く残った標高まで上がってきましたので、チェーンスパイクを装着。もう固まった雪ですから、トレッキングシューズだけでは滑りますね。
日当たりさえ良ければこのように踏み跡のところ以外は解けている場合もあります。
そして正午過ぎにやっと本間ノ頭に到着。5時間半も掛かりましたが、かなりゆっくり歩いていた上に、各ピークでしっかり休んでいましたから、こんなもんでしょう。
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2/11 12:18
そして正午過ぎにやっと本間ノ頭に到着。5時間半も掛かりましたが、かなりゆっくり歩いていた上に、各ピークでしっかり休んでいましたから、こんなもんでしょう。
早速ベンチで昼食タイム。今回は「ラ峰・辛そば柚子辣油仕立て」ですが、ちょっと酸味があってあまり好みじゃなかったかな。寒いので、ガス缶を手で温めないと火力が弱くて沸騰まで時間が掛かります。
1
2/11 12:31
早速ベンチで昼食タイム。今回は「ラ峰・辛そば柚子辣油仕立て」ですが、ちょっと酸味があってあまり好みじゃなかったかな。寒いので、ガス缶を手で温めないと火力が弱くて沸騰まで時間が掛かります。
本間ノ頭も展望はほぼダメ。木々の合間からやっと丹・蛭がチラ見できるレベルです。
ゆっくり休んでから1時頃に下山します。帰路はまず本間ノ頭北尾根に入って、ちょっとしてから別れる栂立尾根で宮ヶ瀬に戻ります。まずは道標の真向かいの尾根を進みます。
1
2/11 12:58
ゆっくり休んでから1時頃に下山します。帰路はまず本間ノ頭北尾根に入って、ちょっとしてから別れる栂立尾根で宮ヶ瀬に戻ります。まずは道標の真向かいの尾根を進みます。
ストックを差し込むと、3段のうち2段目の真ん中まで潜りました。50�儷瓩�はありますね。
栂立尾根への分岐は、尾根を直進する形です。ロープが張られたところを真っ直ぐ進みますが、逆に本線になる本間ノ頭北尾根はそこを左側に少し下って行く形になります。
2/11 13:08
栂立尾根への分岐は、尾根を直進する形です。ロープが張られたところを真っ直ぐ進みますが、逆に本線になる本間ノ頭北尾根はそこを左側に少し下って行く形になります。
その後で緩く登り返して鐘沢ノ頭に到着。1108mになります。
少しするともう雪は少なくなってきましたが、まだまだ時折現れるので、スパイクはそのままにしておきました。途中こんな木がありますが、前に歩いた時もこの中に入って記念写真を撮りましたっけ（＾∇＾）v
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2/11 13:50
少しするともう雪は少なくなってきましたが、まだまだ時折現れるので、スパイクはそのままにしておきました。途中こんな木がありますが、前に歩いた時もこの中に入って記念写真を撮りましたっけ（＾∇＾）v
次の小ピークは1043mで名無しです。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、1960年製のコーワフレックスで、コルゲンコーワで有名な興和が初めて作ったレンズシャッター式一眼レフカメラです。レンズは固定ですから、標準レンズだけで撮影していました。
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2/11 13:55
次の小ピークは1043mで名無しです。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、1960年製のコーワフレックスで、コルゲンコーワで有名な興和が初めて作ったレンズシャッター式一眼レフカメラです。レンズは固定ですから、標準レンズだけで撮影していました。
ここらへんは幅広尾根なので間違いやすいです。GPSでしっかり方向を確認しながら歩きますが、そのGPSが変な方向を向いて一度右の斜面を下りかけて気付き、軌道修正しました。
2/11 13:58
ここらへんは幅広尾根なので間違いやすいです。GPSでしっかり方向を確認しながら歩きますが、そのGPSが変な方向を向いて一度右の斜面を下りかけて気付き、軌道修正しました。
その先は雪が消えたので、ここでチェーンスパイクはお役御免です。
再び幅広尾根になりつつ、そのまま登りますと、後半で勾配が強くなります。
その先のピークが栂立。前は手製の山名表示板が針金で幹にくくり付けられていましたが、いつの間にか外れてどこかに行ってしまいました。この基準点が目印です。
1
2/11 14:35
その先のピークが栂立。前は手製の山名表示板が針金で幹にくくり付けられていましたが、いつの間にか外れてどこかに行ってしまいました。この基準点が目印です。
山頂の右側の尾根に大きな岩がありますので、ちょっと見学に。右側に鹿柵がありますが、そちら側から裏に進めますが、その先にも大岩が続いていました。
2/11 14:39
山頂の右側の尾根に大きな岩がありますので、ちょっと見学に。右側に鹿柵がありますが、そちら側から裏に進めますが、その先にも大岩が続いていました。
本道に戻って下りますが、こちらも鹿柵脇を進みます。勾配はかなりキツく、土も落ち葉と合わさってふかふかな感じで、グリップが良くないので、時折柵を掴んで下ります。
2/11 14:45
本道に戻って下りますが、こちらも鹿柵脇を進みます。勾配はかなりキツく、土も落ち葉と合わさってふかふかな感じで、グリップが良くないので、時折柵を掴んで下ります。
岩が道を塞ぐ箇所があります。右は急斜面ですから、柵の側を越えないといけませんが、岩との間はほとんど隙間がないので、岩によじ登る必要があります。結構難義しますね。
2/11 14:49
岩が道を塞ぐ箇所があります。右は急斜面ですから、柵の側を越えないといけませんが、岩との間はほとんど隙間がないので、岩によじ登る必要があります。結構難義しますね。
鞍部には鹿柵が横切っていて、そこに壊れた脚立がありますが、幸いその下は柵に穴が開いていて、そこからはいつくばって抜けられます。
2/11 15:03
鞍部には鹿柵が横切っていて、そこに壊れた脚立がありますが、幸いその下は柵に穴が開いていて、そこからはいつくばって抜けられます。
そこにある倒木が折れ曲がり地点の目印になります。ここを左側に下ります。
と思ったら、もじゃもじゃ地帯になってきたので、鹿柵を越えて向こうに移ります。
するとタトベエ峰に到着。山名表示板の裏側の方に出ましたが、この板は表も文字が飛んでいたので、とりあえずマジックで書いておきました。
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2/11 15:40
するとタトベエ峰に到着。山名表示板の裏側の方に出ましたが、この板は表も文字が飛んでいたので、とりあえずマジックで書いておきました。
すぐに鹿柵を越えて平坦になったところを進むと、鉄塔新多摩線No.32が立ったところに出ます。
遠目で見たら何か花が咲いているのかと思ったら、しつこく枯れ葉がたっぷり残った木でした。山ではまだまだ春は遠いですね。
尾根を進んで行くと、踏み跡が明らかに尾根から逸れて右に下るところがあります。そちらに進みます。
金沢橋の脇に出てきます。栂立尾根はこれで終了。午後4時過ぎです。
そこからは早戸川林道の閉鎖区間を延々と歩きます。考えてみるとここは歩いたことがなかったですね。
宮ヶ瀬湖畔園地が近づいたところで幹の上に何やら動くものが。よく見たらエテ公の群れでした。
そして駐車場に戻ったのが午後4時45分。丹沢三峰縦走路は最後の丹沢山まで歩けば11�劼砲覆蠅泙垢�、その2/3しか歩いていないのに、かなり疲れました。やっぱりしょっちゅう歩いていないとすぐに体力が落ちるのを実感しちゃいますね。
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2/11 16:58
そして駐車場に戻ったのが午後4時45分。丹沢三峰縦走路は最後の丹沢山まで歩けば11�劼砲覆蠅泙垢�、その2/3しか歩いていないのに、かなり疲れました。やっぱりしょっちゅう歩いていないとすぐに体力が落ちるのを実感しちゃいますね。
撮影機器：
感想
祝日の2月11日、このところかなり怠け気味なので、まだ歩いていないルートの中から、ちょっとキツめのルートを歩こうと言うことで、丹沢三峰縦走尾根に行ってきました。ここは宮ヶ瀬から丹沢山まで11�劼離蓮璽疋襦璽箸任垢�ら、最初から最後まではとても歩く気にはならず、いつも三峰には早戸川林道の丹沢観光センター側から登っていました。本間ノ頭から丹沢山までは歩いたことがありますが、宮ケ瀬側から三峰までは空白のゾーンでした。ただし、栂立尾根は登りで使ったことがあります。そこで、今回は往路でやはり歩いたことのない春ノ木丸を経由して、丹沢三峰縦走路を本間ノ頭まで進んで、帰路で栂立尾根で下って宮ヶ瀬湖に出て早戸川林道で宮ヶ瀬湖畔園地に戻ることにしました。
丹沢三峰縦走路は長い上にたくさんのアップダウンがあり、元々体力のない自分には時間が掛かるルートなので、たとえ本間ノ頭までしか行かなくても軽く7�勸幣紊呂△蠅泙垢�ら、なるべく早くスタートすべく、朝5時に自宅を出ました。宮ヶ瀬湖畔園地Pに到着して、登山の準備ができて歩き始めたのが7時前。駐車場裏から春ノ木丸ハイキングコースが始まります。松茸山などと同じく、手軽に周回できるコースとして整備されたのでしょうが、去年の大雨の影響か、入ってすぐのところで倒木のために一部直登を余儀なくされました。その後は普通に歩けますが、春ノ木丸山頂はこれと言って見晴らしが優れているわけでもなく、それなりの感じですね。
そこからハイキングコースとは別に南側の少々急になる尾根を下り、そのまま登り返して汁垂沢ノ頭を通過して三峰縦走路に合流します。これが春ノ木丸南ルートです。
三峰縦走路に合流して少し進むと三方向を示す道標が立っていて、それには戻る向きに「御殿森ノ頭」との表記があり、今回は名前の付いたピークは全部登る予定なので、行ってみました。ピークには小さな石祠がありましたが、見晴らしは全くないです。すぐに下ってルートを進みますが、先でP653を回避する巻き道になっています。このピークが「東丹沢登山詳細図」では御殿森ノ頭と記されていますが、先ほどの道標の方を信頼することにします。
次も名無しピークを巻き道でパスしますが、その先は高畑山になり、ここも山頂ルートと巻き道があります。丹沢山まで進む予定なら巻き道が良いでしょうが、ここはもちろん山頂に向かいます。高畑山は昔のガイドブックでは展望良しとなっていましたが、今はただの原っぱで四方が木々で覆われて展望は良くないです。そのまま下って登り返すところに巻き道があり、それを無視して尾根を直進します。東電の径路になっていて、途中で鉄塔新多摩線No.28が立っていましたが、先は蔦や木の枝まみれで歩きづらい区間になり、ピークの鈴原ノ頭にはほとんど誰も来ないようなところのようでした。下りもなかなか面倒なところがありましたので、確かに無理に行くところではないかなと言う感じ。その先は金冷シと言うヤセ尾根の鞍部になっていて、塔ノ岳の手前の本家（？）金冷シよりも質素な感じでした。そこから先もピークを迂回するルートになっていましたが、そこもちゃんと登りました。松小屋沢ノ頭と言う名のピークですが、やっぱり見晴らしはありません。その先はもう本間ノ頭までずっと登りです。
1000m以上で雪が尾根道にもちらほら残っていましたが、1100mほどからは踏み跡のところにバッチリ残っていましたんで、チェーンスパイクを着けて歩きました。もう結構歩いているので、かなり疲れましたが、このところあまり山歩きしてないのが如実に疲れとなって出てきますね。
休み休みゆっくり歩いて本間ノ頭に到着したのは正午過ぎ。ゆっくりラーメンを食べて休みました。
帰路は道標兼山名標柱の真正面からスタートする本間ノ頭北尾根に入り、途中から栂立尾根に向かいますが、こちらは北側だけに雪が全体に残っていて、結構深かったです。それでも1000mほどより下は雪はなくなりました。
栂立からの下りはかなりの勾配で鹿柵沿いに岩があるところは越えるのに難義します。六百沢ノ頭、タロベエ峰と続けてピークを越えて長い道を下り切ったらもう4時近く。栂立尾根は登りで使った時にえらく疲れた思い出がありますが、下りでもなかなか大変でしたね。
降り立った早戸川林道の閉鎖区間から宮ヶ瀬園地までもまだ結構ありますが、5時前に無事に駐車場に到着できました。計17�劼曚匹諒發�になりましたが、怠けた体には高低差1000m、累積1500m近くになると相当厳しいですね。もう少し鍛え直しておきます（＾∇＾）b
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